ミサイル、キンカイを中心に
あけましておめでとうございます。
シーズン終盤に入り、高重量に加え賞金別定での重量差が勝敗のカギを握る帯広記念。近年でもシマヅショウリキ、スーパーペガサスなど歴代の王者も、ここまでに賞金を稼いでいることで重量を課され、トップハンデで敗れた経験がある、最強馬にとっては鬼門のレース。
さて、気になるその重量だが、プラス20kgがサダエリコで、プラス10kgがシンエイキンカイとアンローズ。
今シーズン帯広初出走となるサダエリコは、前走の北見記念(優勝)でも岩見沢記念(2着)でもプラス10kgだったので、ここは中心には押しにくく狙いを下げる。
狙ってみたいのはミサイルテンリュウ。岩見沢開催からは安定したレースぶりで北斗賞2着、岩見沢記念3着。2カ月半ぶりとなった前走帯広緒戦もシンエイキンカイに競り勝った。重賞未勝利はやや不安だが、04年のミサキスーパーも4歳時にはまなす賞を勝っただけの実績だった。
もう1頭の軸は北見記念2着だったシンエイキンカイ。サダエリコとは北見記念と同じ10kg差は微妙だが逆転可能と見る。
シーズン終盤に力をつけてくるミサキスーパーまで押さえる。
アンローズは、帯広での2戦に精彩がない上に、そもそも帯広コースはデビュー以来一度も勝っていないことからも見送り。
昨年2着のコスモカップだが、今シーズンこれが3戦目では苦しいだろう。
◎ミサイルテンリュウ
○シンエイキンカイ
▲サダエリコ
△ミサキスーパー
×ヨコハマボーイ
馬券は例によってオッズ次第だが、◎→○▲△と○→◎▲△の馬単。過去の傾向からもサダエリコが頭の馬単はいらないように思う。サダエリコ一本かぶりならヨコハマまで手を伸ばす。