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7/5柏林賞予想 目黒貴子

大一番で力を発揮メムロボブサップ

 4歳世代の重賞、柏林賞。昨年3歳世代の三冠はメムロボブサップがすべてタイトルを奪い、このままの勢いで今季も勝っていくのかがポイントです。ところが今季はいまだ勝ち星なし。これをどうとらえるか?かなり悩みましたが、結論として◎はこのメムロボブサップにします。実はこれまでもいまひとつの成績が続いても重賞ではしっかりと勝ちきるというケースが多く、今季もこのレースで勝つための敗戦だったのかも・・・と考えています。中間は暑い日もあって調整には苦労したようですが、大一番でこそ力を発揮するこの馬なら4歳になっても先頭を走り続けそうです。

 ここ5戦の成績が、2、3、2、2、2着という勝ちきれないというか堅実というか複雑なインビクタを○とします。特に前走、前々走は勝ち馬とはたったコンマ1秒差。もう本当に勝利まではあと少しです!これだけの接戦を繰り返すことで地力強化にもなっているのでは?と期待します。

 2歳からの世代重賞で唯一、メムロボブサップが負けたのがヤングチャンピオンシップ。そのレースの勝ち馬がアオノブラックです。こちらは少しずつ力をつけてきた印象で、今季すでに2勝をあげています。充実ぶりは疑う余地なく本来ならもっと重い印も考えましたが、端枠が気になって▲まで。

 現在2連勝中のサクラドリーマー、そしてこちらも充実ダイリンファイターを△とします。

 買い目は悩みますね。印はつけたものの、実力はこれまでより接近している感があり、ボックスで。

◎4 メムロボブサップ
○8 インビクタ
▲1 アオノブラック
△2 ダイリンファイター
△7 サクラドリーマー

3連単ボックス
1,2,4,7,8 各100円 計6000円

7/5柏林賞予想 矢野吉彦

堅実駆け魅力のインビクタ

 ウギャーッ!!北斗賞は最後の△印をホクショウマサルにするかアアモンドグンシンにするかで迷ったんですよね。まぁよくある話と言えばそれまでですが、頭をかきむしりたくなるほど悔しいレースでした。

 さて柏林賞。この世代の重賞ではメムロボブサップが圧倒的に強いわけですが、近走を見ると人気を裏切ることも多くなり始めています。それには、重量差やほかの馬の成長など、いくつかの要因がありそう。ここも絶対的な存在とは言えないと思います。

 どんなレースでも堅実に走っているのがインビクタ。勝てないもどかしさはあるものの、勝ち馬からは僅差のレースを続けています。今回はこの馬を3連単1頭軸マルチの軸馬にしてみます。

 相手はメムロボブサップ、アオノブラックのほか、△印を付けた馬。絞りきるのに、北斗賞ほどは悩みませんでした。

 でもねぇ、前回のようなことが起きると、今回も"切った馬"が来てしまいそうな気がしちゃうんですよね(1つハズレただけでかなり弱気)。では、今回はこのへんで。

◎8 インビクタ
○4 メムロボブサップ
▲1 アオノブラック
△2 ダイリンファイター
△7 サクラドリーマー
△10 ギンノダイマオー

3連単軸1頭マルチ
8→4,1,2,7,10 各100円 計6000円

7/5柏林賞予想 赤見千尋

ダイリンファイターに初重賞制覇のチャンス

 4歳重賞柏林賞。この世代をけん引して来たメムロボブサップと、5月のすずらん賞を勝って前走A1級混合で勝利したアオノブラックが最も重い720キロを曳きます。そこをどう評価するかがポイントでしょう。

 一番直近の世代戦は6月のライラック賞。この時は680キロを曳いたメムロボブサップとアオノブラックがともに馬券圏外に敗れました。上位はものすごい大接戦で、先頭で第2障害をクリアしたインビクタが圧勝か?というところを5番手で第2障害を降りたサクラドリーマーがびっくりするような末脚で差し切りました。3着ダイリンファイターまでがコンマ3秒差という、とても見ごたえのあるレースでしたね。

 この時の上位3頭の斤量が、サクラドリーマー650キロ、インビクタ660キロ、ダイリンファイター650キロでしたが、今回それぞれプラス40キロで斤量差自体は同じ。メムロボブサップと30キロ差があれば、十分戦えると思います。

 3頭の中で本命にしたのがダイリンファイター。安定感のある馬で、大崩れせずに堅実に頑張ってくれます。着実に力をつけているように感じるし、ここは初重賞制覇のチャンスではないでしょうか。

 対抗は2連勝中のサクラドリーマーで、3番手評価がインビクタ。実力馬のメムロボブサップとアオノブラックまで。

◎2 ダイリンファイター
○7 サクラドリーマー
▲8 インビクタ
△4 メムロボブサップ
△1 アオノブラック

馬複
2-7,8 各2000円
2-4,1 各1000円 計6000円

今週の見どころ(7/4~7/6)

2020年7月 2日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 7月5日(日)のメインには、4歳三冠の初戦・柏林賞が行われます。2歳、3歳の三冠はメムロボブサップが5勝し、アオノブラックの勝利は2歳12月のヤングチャンピオンシップのみ。しかし今季2度の4歳オープン特別戦ではともにアオノブラックが先着しており、メムロボブサップ1強に黄色信号が灯りつつあるのかもしれません。とはいえ今回は目標となる重賞。王者の復活があるのか注目です。

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※開催日程/時刻についてはこちら

【第6回開催4日目】
 7月4日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。アフロディーテとスーパータイトルの初対決が注目を集めそうでしたが両馬とも回避しています。
 ◎コマサンダイヤは、A2級-1組予選で2着。スーパータイトルとの追い比べでわずかに劣りましたが、A2昇級初戦でも1番人気に推されたのは、今年3月のイレネー記念を制した明け3歳のチャンピオンということもあったでしょう。今回はスーパータイトルが回避。しかしA2級-2組混合予選で上位に入ったA1級の2頭がおり、相手は楽ではありませんが、期待感を抱かせる魅力にあふれています。
 ○カンシャノココロは、2組混合予選を逃げ切って今季初勝利。A1へ降級しても掲示板確保が精一杯だった鬱憤を晴らしています。これをきっかけに実力馬が復活なるか。
 ▲カネゾウは、1組予選で5着でしたが、前半43秒のハイペースでも障害をふた腰と立て直していた点を評価。5月にはA2級の特別戦で2着に粘り込んでいる戦歴からも軽視できません。
 穴は△ジェイファースト。2走前の特別戦、2組混合予選とも障害ひと腰と上向いています。もう少し前で立ち回れれば、追い込みが届く可能性もあります。

【第6回開催5日目】
 7月5日(日)のメイン第10レースは、BG3・第14回柏林賞(4歳・20:10発走予定)。出走メンバー10頭中8頭が6月8日のライラック賞(4歳オープン)で対戦。勝ったのはサクラドリーマーで、逃げてゴール線上で一杯になったインビクタをとらえコンマ1秒先着。ダイリンファイターが障害2番手から止まらず歩いて3着。単勝7→3→6番人気の決着で3連単は11万円台の波乱となりました。トップハンデ680キロを課されていた人気の両馬は、アオノブラックは4番手から勝ち馬にこそ交わされたものの2秒6の僅差5着に踏ん張り、障害で苦戦したメムロボブサップは6着でした。
 ◎アオノブラックは、重賞ではヤングチャンピオンシップ、ポプラ賞の2勝を含め8戦すべて3着以内と好成績。ライラック賞では、トップハンデ680キロで5着に敗れましたが、4番手から勝ち馬にこそ交わされたものの2秒6の僅差5着に踏ん張っています。前走のシルバーカップ(A1級混合)を勝って弾みをつけており、一冠目奪取に期待です。
 3歳三冠馬○メムロボブサップは、アオノブラックとともにトップハンデ680キロを課されたライラック賞では、追走に苦労しての6着。今回もトップハンデですが、基礎重量が増えたことにより、前回ほどペースが速くならなそう。大舞台に強いことから巻き返しが十分です。
 ▲ダイリンファイターは、ばんえいダービーでは6着でしたが、その後に挙げた8勝はメンバー中最多。上り馬の勢いで実績馬に挑みます。
 △アオノゴッドは、ライラック賞で2秒4差。同世代相手の別定戦ならチャンスはありそうです。

【第6回開催6日目】
 7月6日(月)のメイン第10レースは、天の川特別(オープン・20:05発走予定)
 ◎ウンカイタイショウは、今季初戦の青葉特別(A1級混合)では2着に敗れましたが、その後を3連勝。賞金ハンデ5キロが課された前走の旭岳特別(A1級混合)でも障害をひと腰で越え逃げ切る強い競馬でした。今回はオープン昇級戦で北斗賞組が相手。決して楽ではないですが、連勝中の勢いには注目です。
 北斗賞からは6頭が参戦。勝ったのは障害ひと腰先頭から押し切ったミノルシャープで、障害をふた腰2番手からしぶとく脚を伸ばしたアアモンドグンシン(今回が不出走)が2着。人気上位2頭のオレノココロ、コウシュハウンカイはそれぞれ3、4着でした。
 ○コウシュハウンカイは唯一、賞金ハンデがあり10キロ増だった北斗賞では、第2障害には7番手での到達。勝ちパターンである先行押し切りのかたちに持ち込めませんでした。今回もトップハンデですが、700キロで臨めるなら先行策がとれそう。ウンカイタイショウとは初対戦ですが、格の違いを見せたいところです。
 ▲ミノルシャープは、北斗賞では展開が向いた感がありますが、2着に6秒9差をつける快勝でした。引き続き好勝負を期待です。
 △オレノココロは、障害にふた腰要しましたが、695キロなら修正が可能。流れに乗れれば、差し切り勝ちを収めた2走前の再現もありそうです。

今週の見どころ(6/27~6/29)

2020年6月25日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 ばんえい十勝では、8月16日(日)に行われるBG2・ばんえいグランプリのファン投票を実施中です。締め切りは7月20日(日)18時(投票はこちらから)。出走メンバーを選んでみてはいかがでしょうか。
 また、6月27日(土)から7月6日(月)には、「答えて当たる!?ばん馬クイズキャンペーン」が実施されます。応募フォーム(6月27日(土)13:00に公開予定)にてクイズの答えを入力すると、抽選でばん馬パーカー、ばん馬Tシャツなど素敵な賞品が当たります。こちらも是非ご応募してみてください。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第6回開催1日目】
 6月27日(土)のメイン第10レースは、拓成湖特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 ◎コマサンブラックは、前走のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で3着。今回も出走するサカノダイヤを除く8頭が格上馬と厳しい条件でしたが、障害ひと腰3番手クリアから勝ち馬に1秒5差と肉薄しました。今季B2級では好成績で初の特別戦ですが、前走から10キロ課されるだけなら押し切りが期待できます。
 3歳馬○ブラックサファイアは、昨季ヤングチャンピオンシップで2着。今季はB3級からスタートし、前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、ハンデに恵まれたものの、障害ひと腰2番手から抜け出す快勝でした。少し間隔が空いての昇級戦となりますが、3歳の20キロ減を生かせばチャンスは十分にあります。
 ▲サカノダイヤは、前走のゴールドトロフィーが昇級戦でしたが、6着と人気以上の結果。相手が大幅に楽になる今回は前進必至です。
 △センショウニシキは、前走のB2級-1・2組決勝を含め、3戦連続で2着。レースぶりが安定しているだけにここも押さえておく必要がありそうです。

【第6回開催2日目】
 6月28日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(A1級混合・20:05発走予定)。オープン馬はやや精彩を欠く面々だけに、A1級馬にもチャンスは十分。
 ◎ハクタイホウは、今季も遅い使い出しになりましたが、A1・A2級の混合戦で2、1着とまずまずのスタートを切りました。昨季、オープン特別戦を勝ち、準重賞で2着という実績は今回の相手ならヒケを取らず、連勝が期待できます。
 ○ノエルブランは、前開催のシルバーカップ(オープンとA1級の混合)でメンバー最先着の2着。2走前のA2級を完勝した勢いを持続し、A1昇級初戦でも逃げ粘っています。前走よりオープン馬が骨っぽくなりますが、前述のとおり近走ひと息のため、まだやれそう。
 6頭いるオープン馬では▲ホクショウマサルに注目。重賞の北斗賞では大敗しましたが、2走前の大雪賞(オープン)くらい動ければ巻き返しも十分。
 △ブチオはA1昇級初戦でも近走内容がよく要警戒。シルバーカップ3着で、大雪賞5着△コウシュハレガシーも争覇圏でしょう。

【第6回開催3日目】
 6月29日(月)のメイン第10レースは、層雲峡特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 8頭が前開催はB1級-1組平場戦(6月14日)に出走。上位馬はムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝)と2走使いされ、2着アアモンドロシア、3着ホクトシンバ、4着オホーツクノタカラといずれも上位に入っています。
 ◎ホクトシンバに注目です。5月の黒岳特別(B1級-1組)で2着の実績があり、ムーンストーン特別では、障害3番手からじわじわと脚を伸ばし、2着アアモンドロシアにコンマ5秒差まで詰め寄っています。今季は9戦すべて3着以内と安定感抜群だけに連軸に最適といえるでしょう。
 ○アアモンドロシアは、今季初の特別戦だったムーンストーン特別では、障害ふた腰2番手からほぼ同時に越えた勝ち馬オレノタイショウと競り合って3秒4差の2着と好走。据え置きの660キロなら障害を早めにクリアして粘り込みが期待できます。
 ▲イズミクィーンは、6月14日のB1級-1組で出走メンバー中最先着の2着。決勝のムーンストーン特別を回避しましたが、今回は相手が楽。特別戦では障害で苦労している印象があるだけに前走からの重量増がカギですが、前走のような決め手が生きる展開ならチャンスはあります。
 ムーンストーン特別4着△オホーツクノタカラも先行策なら見せ場以上が狙えます。

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