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6月7日(日)のメインにはスタリオンカップが組まれています。昨季のリーディングサイヤー上位5頭の産駒による選抜戦。昨年のこのレースの上位3頭が揃って今年も出走予定です。特にオレノココロは18、19年と連覇中。次開催の6月21日(日)には、BG3・北斗賞が控えているだけに勝って弾みをつけたいところでしょう(※オレノココロは出走を回避しました)。
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【第4回開催4日目】
6月6日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A2級・20:10発走予定)。
◎キョウエイリュウは、2歳シーズンを12戦11勝(うち重賞2勝)という成績。3歳シーズン初戦の菖蒲特別(A2級)では、初の古馬対戦ながら1番人気に推されました。結果は4着でしたが、障害に重点を置いたレースぶりで、7番手でクリアし上々の末脚を披露しています。続く前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、最大70キロ差のトップハンデ640キロで4着と崩れなかったのは実力の証明。今回は2度目の古馬対戦ですが、自己条件に戻り若馬の20キロ減があることから勝ち負けが期待できます。
○カネゾウは、菖蒲特別2着とキョウエイリュウに先着。前走のエメラルド特別(A2級-1組)では、障害で止まるも、立て直してふた腰6番手からしぶとく伸びて5着と善戦しています。今回は前走の上位3頭が不在の組合せなら首位争いに加わるでしょう。
▲ノエルブランは同じ前走では障害をひと腰2番手で越えている巧者。今開催から基礎重量が10キロ増となるのは相対的に有利で、8着から巻き返しを狙います。
エメラルド特別4着△アフロディーテ、同6着△マツノタイガーはともに前走を障害ひと腰でクリアしており、この条件なら警戒が必要です。
【第4回開催5日目】
6月7日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイヤー(3歳以上)上位5頭の産駒から各2頭という条件のためか、例年、条件馬の出走も多く、今年のオープン馬は3頭。
9年連続のリーディングサイヤーに輝いたウンカイ産駒は、このレースを連覇していたオレノココロが回避したため、1頭のみ。◎センゴクエースが主役です。前走のさつき特別(オープン)では障害が切れず6着で、2着だった昨年ほどの状態にはなさそうですが、実績上位は間違いなし。
○メジロゴーリキ(父ニシキダイジン)は、昨年のこのレースの3着馬。好走した次のレースで惨敗するなど、アテにしづらいタイプとはいえ、相手関係からはやはり相手評価になります。
▲ミノルシンザンの父カネサブラックは、昨季リーディング(収得賞金額)2位でしたが、勝利数ではウンカイを上回りました。さてこの馬は前走で5歳シーズンの初勝利をマークし意気上がるところ。A2格付でオープン馬との20キロ差をいかせば、割って入るシーンがあるかもしれません。
△フナノクン(父ハマナカキング)は、昨年のこのレース5着でしたが、その後オープンへ昇級し地力強化。A2格付で臨む今年は昨年より10キロ軽いハンデだけに前進が期待できます。
【第4回開催6日目】
6月8日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)。
前回の4歳オープン・すずらん賞は、アオノブラックが1着で、メムロボブサップは10着。人気のオープン馬が明暗を分けました。今回は同レースから9頭が参戦しています。
◎メムロボブサップは、障害でつまずいたのが敗因で消化不良の結果。続く前走さつき特別(オープン)は、ひと腰2番手で越え、逃げたアオノブラックと追い比べを演じるところ、オレノココロに差し切られたとはいえ2着に健闘しています。今回はアオノブラックとともに最大60キロ差のトップハンデですが、3歳三冠の実績は断然。障害でミスさえしなければ首位争い必至です。
○アオノブラックは、3月のクリスタル特別、5月のすずらん賞とも障害2番手から抜け出しメムロボブサップに勝利。さつき特別でも同馬とコンマ8秒差(3着)と、同重量でも互角に戦えるくらいまで成長しています。
すずらん賞9着▲ジェイエースは、前走で障害を立て直されました。重量増は課題も、ばんえいダービー3着の実績どおりなら、巻き返しが狙えます。
△アオノゴッドは、10番人気でしたがアオノブラックと叩き合ってコンマ8秒差の2着。昇級したため多くの馬とハンデ差が10キロ縮まりますが、好騎乗を見せた村上章騎手へ戻るなら、狙ってみる価値はあります。