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5/10カーネーションカップ回顧

ナカゼンガキタが久々の重賞制覇

 5月10日(日)は重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)が行われ、ナカゼンガキタが単勝1.9倍の断然人気に応えての勝利となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ナカゼンガキタ(670) 1.9
 2.サンシルクラポピー(670) 107.4
 3.テツアズマ(660) 136.8
 4.シンエイボブ(670) 4.0
 5.フェアリースズ(670) 31.2
 6.イズミクィーン(660) 35.2
 7.ジェイカトレア(650) 10.6
 8.アフロディーテ(670) 12.4
 9.ヤマノホシ(660) 32.5
 10.ミスタカシマ(690) 5.0

 単勝1番人気に推されたのはナカゼンガキタ。昨季終盤はオープンに在籍していましたが、今季はA2級からスタート。初戦を快勝し、今回はトップハンデのミスタカシマと20キロ差の670キロならと高い支持を集めました。同じく今季初戦を勝利で飾ったシンエイボブが得意の軽馬場とあって2番人気。ここまで重賞を6勝し、準重賞だった昨年のこのレースを制したミスタカシマが3番人気で続きました。

 第1障害を越えた勢いで4歳馬ジェイカトレアが先行すると、シンエイボブ、ナカゼンガキタ、ミスタカシマら上位人気3頭も差なく追走。第1障害で手間取ったサンシルクラポピーとイズミクィーン、そしてテツアズマが少し置かれる展開となりました。降雨の影響で馬場が軽くなったこともあり、先行馬は息を入れることなく第2障害下に到達。ここまで44秒というペースでした。
 第2障害下でも止まらず仕掛けたヤマノホシが、ひと腰先頭でクリア。差なく仕掛けたシンエイボブはやや苦戦します。ナカゼンガキタは自分のペースで仕掛けるとスンナリとひと腰2番手でクリア。アフロディーテ、障害でヒザをついたミスタカシマがこれに続きました。
 ナカゼンガキタが障害を越えた勢いでヤマノホシを早々と交わして先頭に立つと、後続との差を広げる一方。2着に9秒8差をつける快勝となりました。
 2着争いは接戦で、しぶとく粘るヤマノホシに、じわじわと差を詰めたミスタカシマがゴール前でわずかに交わし先着しました。

 勝ったナカゼンガキタは、17年のばんえいオークス以来となる重賞2勝目。古馬牝馬戦線では引き続き注目の存在となりそうです。また、藤本匠騎手と管理する松井浩文調教師は、ばんえい十勝オッズパーク杯のコウシュハウンカイに続いて2週連続の重賞制覇となりました。

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藤本匠騎手「雨が降って軽くなってくれたので、(勝利した)前走同様に馬場を味方にできたと思います。いつもと変わらず馬も元気でした。流れが速かったのでついていくのに大変でしたが、第2障害下だけ大事に乗りました。今、新型コロナウイルスの影響で大変な状況ですが、僕たちも競馬を盛り上げていくので応援よろしくお願いします」

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