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6/21北斗賞予想 須田鷹雄

この条件と相性の良いオレノココロ

 北斗賞と旭川記念の時期が入れ替わっているのでややこしいが、今回のレースを「昨年までの旭川記念」と考えた場合、オレノココロとコウシュハウンカイはともにレースとの相性の良さを誇る。

 オレノココロは昨年までの旭川記念で2015年こそ9着だったが、その後は3、1、1、1着。コウシュハウンカイは2015年から1、1、2、2、3着。レース名よりは時期と重量で解釈すべきなのは明らかだし、10歳になったとはいえ2頭とも崩れるイメージは湧かない。

 ただ今回は◎オレノココロを優先すべきかと思う。10キロ差とここ3年の結果(旭川記念の)、さらに○コウシュハウンカイが10番枠となったことによる。オープンの頭数が揃わないことも影響しているのだろうが、「10頭立ての10コース」は実に2歳時以来(外詰めによるものは他にあるはず)のようだ。

 この2頭以外の順位付けは難しいので、◎を1着に固定して相手を広く取る。

◎8 オレノココロ
○10 コウシュハウンカイ
▲4 ホクショウマサル
☆1 アアモンドグンシン
△2 センゴクエース
△7 ミノルシャープ

3連単1着固定ながし
8→10,4,1,2,7 各300円 計6000円

6/21北斗賞予想 目黒貴子

北斗賞のタイトル奪取なるかオレノココロ

 久しぶりの重賞ですね。無事に競馬が続いていること、各方面に感謝したいと思います。

 さて今季早くもマイナスに転じてしまった予想ですが、早いうちに挽回しておきたいところです。

 北斗賞、ここではやはり調子に乗るとしばらくはその勢いをキープするコウシュハウンカイに◎とも思いましたが、今回は端枠ということで少し評価を下げました。またオッズパーク杯以来久々にもなります。もちろん一線級の馬ですから調整もバッチリとは思いますが、順調に使えている馬に較べると...少し不安も。また他の馬より10K重い斤量も気になりますね。コウシュハウンカイは○とします。

 意外にもまだこの重賞のタイトルがない◎オレノココロに期待します。最高が2着で、過去3年は5着が続いているという少々不甲斐ない成績です。オッズパーク杯2着から前走で今季初勝利。調子を上げつついい過程で臨めます。暑くなってくると調子が落ちてくるタイプですが、まだギリギリ許容範囲かな?なんとか力を出しきってタイトルをとってほしいものです。

 ▲にはセンゴクエース。こちらも前走で復調を示した感があります。もとより大きな舞台でこそ力を発揮する馬で、重賞になると馬券に必ず絡む印象があります。昨年の覇者としてのプライドも見せてもらいましょう。その前走でセンゴクエースを負かした△メジロゴーリキ、前走3着も内容がよかった△ミノルシャープ、だんだんよくなってきた△アアモンドグンシンも加えておきます。

◎8 オレノココロ
○10 コウシュハウンカイ
▲2 センゴクエース
△1 アアモンドグンシン
△5 メジロゴーリキ
△7 ミノルシャープ

3連単
8→2,10→1,2,5,7,10 各600円
3連単ボックス
2,8,10 各200円 計6000円

6/21北斗賞予想 斎藤修

2020年6月19日(金)

この時期安定感抜群のコウシュハウンカイ

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10コウシュハウンカイ
 ○5メジロゴーリキ
 ▲2センゴクエース
 △8オレノココロ
 △1アアモンドグンシン
 △4ホクショウマサル

 3連単1頭軸マルチ
 10→1,2,4,5,8 100円 計6000円

今週の見どころ(6/20~6/22)

2020年6月18日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今季ばんえいでは重賞の見直しが実施され、牝馬のカーネーションカップの重賞再格上げや、年明けには2歳シーズンのレースを新設。春の古馬路線では、6月の旭川記念をBG3からBG2にグレードアップし7月に移動。施行時期が入れ替わった 北斗賞(BG3)が6月21日(日)のメインに行われます。基礎重量770キロの賞金別定戦というのは昨年までの旭川記念と同じ。オレノココロは6月の旭川記念3勝に対し、7月の北斗賞は5回出走し2着が最高でした。時期的なものが敗因だったとすれば、10歳での北斗賞初制覇が期待できるかもしれません。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第5回開催4日目】
 6月20日(土)のメイン第10レースは、ムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 1組予選の1、2着馬が回避したものの、昨季オープンからA2格付でハイレベルなメンバー構成。しかし実力差は小さい印象なら、今季勝利を挙げている好調馬に注目します。
 ◎ホクトシンバは、前開催の黒岳特別がB1昇級初戦ながら障害をひと腰先頭で越え2着に粘り込みました。続く1・2組決勝戦、このレースの予選1組とも3着で、今季8戦すべて3着以内をキープしています。
 ○オホーツクノタカラ▲アアモンドロシアは今季すでに2勝。ともに1組予選がB1昇級初戦でも、早めの障害クリアから僅差の4着、5着に踏ん張っています。
 3頭とも8歳以上と高齢ですが、スピードが求められる春競馬で好成績を残していることから状態のよさがうかがえます。回避したのが4歳馬、牝馬とともに減量がある馬だっただけに、展開的な紛れも少なそうなのも好感触です。
 2組予選の勝ち馬△オレノタイショウは、予選のような逃げが打てればベストです。

【第5回開催5日目】
 6月21日(日)のメイン第10レースは、BG3・第28回北斗賞(20:10発走予定)。メムロボブサップが出走を回避し、コウシュハレガシーが繰り上がりでの出走。コウシュハウンカイのみ賞金ハンデ10キロが課され、他の9頭は基礎重量770キロ(牝馬は20キロ減)で争われます。
 ◎オレノココロは、今季初戦のスプリングカップ(オープン)は4着でしたが、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、前走のさつき特別(オープン)では勝利と使われつつ内容が良化。7月の北斗賞には5回出走して、15年の2着が最高着順でしたが、今回は昨年まで同時期に行われていた旭川記念と同じ条件。同レースでは3勝と好成績を残していることから6度目の挑戦で初制覇が期待できます。
 ○コウシュハウンカイは、昨季は6月の旭川記念2着で、7月の北斗賞1着。今季はスプリングカップを勝利すると、ばんえい十勝オッズパーク杯では障害で逃げ切って2着以下に大きな差をつけました。同レース以来1カ月半ぶりの出走。賞金ハンデ10キロを課されますが、重賞連勝のシーンまで。
 昨年7月の北斗賞の勝ち馬▲センゴクエース、770キロなら持ち味を生かせる△ミノルシャープが割って入れるかどうかにも注目です。

【第5回開催6日目】
 6月22日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:05発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦となっています。
 4歳が7頭と多く、うち5頭が出走していた前開催のライラック賞(4歳オープン)は、インビクタが逃げ切りをはかるところ、障害5番手からサクラドリーマー(今回は不出走)が鋭く差し切って勝利。2番手で降りたダイリンファイターが3着を確保し、4着アオノゴッドまで2秒4差の接戦。ここは同レースの上位馬が有力でしょう。
 ◎インビクタは、今季は4戦すべて3着以内と安定感が魅力。ライラック賞も障害をひと腰でクリアし、勝ち馬とはコンマ1秒差と見せ場十分。今回はもし雨の影響が残り、軽めの馬場になれば逃げ切りが期待できます。
 ○ダイリンファイターは、3着に敗れはしたものの、力のいる馬場を最後まで歩き切って勝ち馬とはコンマ3秒差。インビクタより先に障害をクリアできれば、逆転もあるでしょう。
 ▲アオノゴッドは、残り20メートルで一杯になりましたが、障害はひと腰3番手でクリア。終いの踏ん張り次第では好勝負が期待できます。
 △コマサンブラック△サカノダイヤは、前開催は自己条件戦で好成績を収めてきました。ハンデ差をいかし食い込みを狙います。

今週の見どころ(6/13~6/15)

2020年6月11日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 6月15日(月)のメインには、3歳オープンによる特別戦・とかちダービーが組まれています。5月に行われた3歳シーズン最初の特別戦・とかち皐月賞は、重量差が最大70キロもあり、トップハンデのキョウエイリュウは4着。しかし今回はハンデ差が40キロ(牝馬が出走した場合)に縮まることで、どういう結果になるのか。下級馬にとっては、8月2日に行われる三冠初戦・ばんえい大賞典へ出走するために少しでも賞金を稼いでおきたいところでしょう。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第5回開催1日目】
 6月13日(土)のメイン第10レース・ジュノー特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)は、A2とB1の混合戦です。
 8頭いるA2級馬のうち5頭が旭岳特別(オープン・A1・A2級混合)で対戦。そのうち最先着の2着だった◎ブチオに注目します。もったままで逃げ切ったウンカイタイショウ(A1級)には完敗も、障害3番手クリアからみせた末脚は見事でした。2走前にはエメラルド特別(A2級-1組)を勝利しており実績上位。B1級との混合戦では負けられません。
 ○スーパータイトルは、旭岳特別がA2昇級初戦ながら障害5番手から追い上げて3着と善戦。重量据え置きでの相手緩和なら、再び末脚を発揮し、前進に期待できます。
 ▲アアモンドヒューマは、B1級の平場戦を2連勝してのA2昇級初戦。今季開幕後しばらくはムラがある成績でしたが、近2走は障害がひと腰で切れています。ブチオと同様、昨季オープンで、まだクラス利は見込めます。
 旭岳特別8着のA2級馬△カネサスペシャルも、エメラルド特別3着の成績から巻き返せそうです。

【第5回開催2日目】
 6月14日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級混合・20:10発走予定)。21日の北斗賞に組まれていないオープン馬と、A1級馬による対戦です。
 ◎アオノブラックは、今季3戦目のさつき特別(オープン)で逃げ粘って3着。勝ったオレノココロと10キロ差で好勝負できたのは自信になったはずです。前開催の4歳オープン特別戦ではトップハンデでも、追ってしぶとく僅差の5着なら悪くありません。自己条件に戻って格下相手の今回は主役を演じます。
 ○ゴールデンフウジンは、さつき特別7着で、前開催の大雪賞(オープン)ではメンバー最先着の5着。オープン馬同士では、ためがきかないからか、今季1、2戦目のような末脚が発揮できません。相手有利なここは巻き返してきそうです。
 大雪賞8着▲ナカゼンガキタも、紅一点のここは見直し必至。2走前の五月雨特別(オープン・A1級混合)では2着に追い込んでおり力は劣りません。
 今季初戦の大雪賞(9着)を叩かれた△マツカゼウンカイや、A1級馬では五月雨特別4着△カンシャノココロに注目です。

【第5回開催3日目】
 6月15日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。とかち皐月賞を制したブラックサファイアとエンゼルフクヒメが出走を回避。出走メンバー8頭中、6頭がとかち皐月賞で対戦しています。
 ◎キョウエイリュウは、とかち皐月賞では、最大70キロ差のトップハンデ640キロという厳しい条件でしたが、障害ひと腰で4着と崩れませんでした。自己条件に戻った前走水無月特別(A2級)では、オープンやA1からの降級馬に交じって1秒5差の2着なら上々の内容。今回はトップハンデ660キロも最大40キロ差なら、ばんえい大賞典に向けて勝って弾みをつけたいところでしょう。
 ○コマサンダイヤは、とかち皐月賞では2番目に重い630キロを課されながら3着と善戦。今回もキョウエイリュウと10キロ差は変わりませんが、2着だったゴールドハンターとの差は30キロから10キロに縮まります。イレネー記念馬の底力を見せたいところ。
 ▲トワトラナノココロは、イレネー記念2着馬。今季はとかち皐月賞5着など6戦いずれも掲示板内を確保しています。とかち皐月賞では障害4番手からジリっぽくなっただけに、早めの仕掛けを心がければチャンスはあるでしょう。
 △ゴールドハンターは、キョウエイリュウとほぼ同時の7番手あたりで障害を越えると、互角の脚で追い込みました。同馬と40キロ差でコンマ7秒差だっただけに、20キロ差となるここでどこまでやれるか注目です。

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