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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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1/3天馬賞回顧

2008年1月 4日(金)

マルミシュンキ圧倒的人気にこたえる! 

 3日(木)は新設重賞・天馬賞(5歳オープン)が行われ、マルミシュンキが圧倒的人気にこたえて優勝。通算成績を18戦17勝としました。

 道中はメジロショウリキやニシキユウ、ヒロノドラゴンといったあたりが入れ替わりながら馬群をリード。しかし各馬つかず離れず追走し、ほぼ一団となって第2障害を迎えました。
 ニシキユウ、ヒロノドラゴンが早めに障害に挑み、抜群の登坂力で抜け出したのはヒロノドラゴン。ニシキユウ、ツジノコウフク、マルミシュンキがこれに続いていきました。
 必死に粘り込みを図るヒロノドラゴンですが、徐々にマルミシュンキが差を詰め、残り20メートル付近で2頭が並ぶ展開に。そこからマルミシュンキがわずかに前に出ると、追いすがるヒロノドラゴンを振り切って先頭ゴールを果たしました。2着争いは、懸命に脚を伸ばすヒロノドラゴンに、障害6番手から追い込んだホクショウダイヤが襲いかかり、並んだままゴール。同タイム決着の末、わずかにヒロノドラゴンが残して2着を確保しました。

 マルミシュンキは2歳時のイレネー記念、今季の柏林賞に続く重賞3勝目。デビュー時から素質を高く評価されて大事に使われてきた結果が、18戦17勝というほぼパーフェクトな成績に結びついている印象。今回も派手な勝ち方ではありませんが、2番手集団から抜け出す横綱相撲を演じ、着差以上の完勝だったと言えます。
 ヒロノドラゴンはばんえいダービー3着、銀河賞2着などの実績があり、世代でもトップクラスの実力の持ち主。740キロならば今回の2着好走も不思議ではなく、6番人気はやや軽視されすぎた印象です。ただ近走の成績から盲点になったのも確かで、今後も成績に関係なく注意を払う必要があるでしょう。
 ホクショウダイヤは、またしても重賞初制覇ならず。力を持っているのは何度も証明していますが、いつもあと一歩のところで栄冠を逃しています。末脚は切れるだけに、障害をうまく越えられさえすればタイトルの量産も可能でしょう。さらなる成長を期待したいところ。

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1/2帯広記念回顧

2008年1月 3日(木)

ナリタボブサップいよいよ本格化! 

 2日(水)に行われた重賞・帯広記念(4歳以上オープン)は、ナリタボブサップが優勝。北見記念に続く重賞連勝で、ばんえいの頂点をうかがう存在にまで成長しました。

 馬場水分5.5%と軽めの馬場でしたが、さすがに高重量戦だけあって、ゆったりとしたペース。サダエリコやアンローズあたりが先行し、ナリタボブサップもこの一角でレースを進めました。
 第2障害はスターエンジェルが先陣を切って挑みましたが、ここで圧巻の障害力を見せたのがナリタボブサップ。2番手で第2障害に挑むと、900キロを曳いているにも関わらず、ひと腰で天板まで上がり、そのままこれをクリア。ゆうゆうと障害を下りセーフティーリードを広げました。
 やや遅れてミサイルテンリュウ、カネサブラック、スーパークリントン、タケタカラニシキが一団となってクリア。なかではタケタカラニシキとカネサブラックの脚いろがよく、並んでナリタボブサップを追撃しました。しかし先頭のナリタボブサップは楽な手ごたえのままで歩き続け、他馬を10メートル後方に置き去りにしたまま、ゆうゆうとゴール線を越えました。
 タケタカラニシキとカネサブラックはゴールまで激戦を展開。しかし結局は0秒9差でカネサブラックが先着し、3着にタケタカラニシキが入線しました。

 ナリタボブサップは前述のとおり、北見記念に続く重賞連勝。馬場が軽くなったことで、この馬の先行力、障害力が生きたこともありますが、なにより高重量に対応できる力をつけたことが最大の勝因。さらに秋から冬にかけて毎年好成績を挙げており、力を発揮できる時期だったというのも大きいでしょう。今後、チャンピオンカップからばんえい記念へ、とても楽しみな1頭であることは間違いありません。
 カネサブラックは、岩見沢記念、北見記念に続いて2着。不安要素だった高重量にも対応できるようになり、スピード、パワー、障害力が高い次元で揃っている馬に成長した印象です。しかし、例えばミサイルテンリュウやナリタボブサップのような鋭い障害力、フクイズミのような爆発的な末脚がこの馬にはなく、端的にいえば決め手に欠けるとも言えます。ただ、全体的なレベルアップか、もしくはどれかの要素に磨きをかければ頂点奪取は容易とも思われ、さらなる成長に期待したいところ。
 あわや2着という見せ場をつくったタケタカラニシキは、ムラな面は否めないものの、重賞2勝の底力は確か。シンエイキンカイと似たようなタイプともいえ、いつでも押さえておく必要がありそうです。

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12/24ばんえいダービー回顧

2007年12月25日(火)

アローファイター悲願の頂点奪取 

 24日(振・月)に行われた重賞のばんえいダービー(3歳オープン)は、アローファイターが快勝。三冠戦線で3、2着と惜敗続きだった同馬が見事に最終戦を制し、世代の頂点に立ちました。

 道中はアアモンドヤワラ、アローファイターあたりが馬群をリード。これにニシキガールも加わり、ややバラついた状態で第2障害を迎えました。
 各馬じっくりタメたのち、真っ先に仕掛けたのはアアモンドヤワラ。しかし、それに呼応するように動いたアローファイターが抜群の登坂力を見せ、ひと腰でクリア。やや遅れてシベチャタイガー、ニシキガールの2頭が続き、後続は置かれ加減。勝負は3頭に絞られたように思われましたが、アローファイターの逃げ脚は快調。ゴール前で少し脚いろが鈍ったものの、セーフティーリードがものを言い、後続の追撃を完全に封じました。2頭による2着争いは、終始リードしていたニシキガールが先着。そのニシキガールがゴールした瞬間、シベチャタイガーの脚が止まり、さらにもう一度寸前でストップ。かろうじて3着を確保しました。

 勝ったアローファイターは、ナナカマド賞(特別)2着、ホクレン賞2着など、早くから世代のトップクラスとして活躍。しかし、その後もイレネー記念3着、そして前述の通りばんえい大賞典3着、ばんえい菊花賞2着と重賞で勝ちきれず、もどかしい結果が続いていました。ところが今回は、課題のゴール前を克服し、しまいまできっちり脚を伸ばす好内容。毎回こうしたレースを演じることができれば、さらにタイトルを積み重ねることも可能でしょう。
 ニシキガールはばんえいオークスでの勝利に続く好走で、牝馬の世代ナンバー1を強く印象づけました。ゴール前一杯になっていたばんえいオークスに比べると、さらに力をつけたのが明白で、過去のオークス馬と比べても遜色ない力を持っていると言えます。
 ばんえい菊花賞に続く二冠を期待されたシベチャタイガーでしたが、2歳時に課題となっていたゴール前での粘りが、この大一番で出てしまいました。ただ今回の走りからも、この世代を代表する1頭であることは確か。もう一皮むければ、古馬重賞を取れる器であることも間違いないでしょう。

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12/9ばんえいオークス回顧

2007年12月10日(月)

ニシキガール復活の重賞2勝目 

 9日(日)は牝馬三冠の最終戦・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝2番人気のニシキガールが優勝。2月の黒ユリ賞に続く重賞2勝目を挙げました。

 道中はアグリタカラやニシキガールらが交互に先頭に立つ展開でしたが、ほぼ一団のまま進み第2障害へ。
 真っ先に挑んだのは1番人気のペガサスプリティー。ひと呼吸おいてエリザベスライデン、アグリタカラも登坂を開始しました。各馬障害に苦しみ、エリザベスライデンもヒザを折るなど苦戦。そうしたなか、ようやく抜け出してきたのがアグリタカラ。これにヒカルアサヒ、やや遅れてニシキガールが続き、エリザベスライデンも立て直して障害を下っていきました。
 ここから一気に脚を伸ばしたのがニシキガール。残り30メートル標識の手前で先頭に立つと、後続との差を保ちながら、ゴールを目指します。残り5メートル付近からは脚が鈍りましたが、大河原和雄騎手がギリギリまでもたせてゴールイン。2番手追走のヒカルアサヒも、最後はギリギリ一杯。なんとかゴール入線を果たして2着を確保しました。道中何度か止まりながらも、エリザベスライデンが3着入線を果たしています。

 前述のとおり、ニシキガールは重賞2勝目。オープンで活躍したプリンセスサクラコの妹としてデビュー時から注目され、世代のトップクラスとして活躍。それだけに、これまでは重量を課せられたことも多く、厳しい戦いを強いられてきました。しかし定量戦となれば浮上の余地は十分にあったといえ、今回の結果も納得できるものと言えるでしょう。今後も、これまでのオークス馬に負けないような活躍を期待したいと思います。

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11/25北見記念回顧

2007年11月25日(日)

5歳世代3頭が上位を独占!

 25日(日)に行われた重賞・北見記念(3歳以上オープン)は、5歳馬ナリタボブサップが優勝。2歳時のホクレン賞(2着)以来、14回目の挑戦で重賞初制覇を果たしました。

 高重量戦とはいえ、馬場水分5.4%ということもあって道中はやや速めのペース。トモエパワーが積極策で馬群を引っ張り、サダエリコ、タケタカラニシキらも前々でレースを進めました。
 第2障害はタケタカラニシキが真っ先に挑戦し、それを合図とするように各馬も登坂開始。最初に登り切ったのはナリタボブサップで、やや遅れてミサイルテンリュウ、スーパークリントン、カネサブラックが続いていきました。残り30メートル付近で、いったんミサイルテンリュウが差を詰めましたが、ナリタボブサップの逃げ脚も軽快。差が詰まりそうで詰まらない展開が繰り広げられ、あれよあれよという間に残り10メートル。結局そのままナリタボブサップが逃げ切り、初タイトルをゲットしました。
 追ってきたミサイルテンリュウは、残り10メートル付近で微妙に脚いろが鈍り、これを追走していたカネサブラック、スーパークリントンの2頭がゴール寸前で交わして2、3着。障害8番手クリアからゴール直前で飛んできたフクイズミが、これらと差のない5着で入線しています。

 前述のとおり、ナリタボブサップは重賞初制覇。障害の巧さには定評がありましたが、しまいにこらえきれず惜敗といったシーンが多々ありました。今回の勝利は、軽めの馬場が味方しての逃げ切りという面も否定はできません。しかし860キロという自身の最高負担重量での勝利は、力をつけている証拠。まだまだ伸びしろがある5歳馬だけに、今後の活躍が十分に期待できそうです。
 カネサブラックは岩見沢記念に続いて2着。高重量でも力を発揮できるようになり、天性のレースセンスの持ち主がいよいよ本格化を迎えたように思われます。それを印象づけるためにも、今後はばんえい十勝オッズパーク杯に続く古馬重賞タイトルがほしいところでしょう。
 スーパークリントンは自身6回目の重賞3着。名バイプレーヤーを名乗るにはまだまだ若く、今後のさらなる成長を期待したいと思います。
 終わってみれば5歳世代3頭が上位を独占。ばんえいの未来図をかいま見た一戦と言えます。

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