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1/2帯広記念回顧

トモエパワー波乱の一戦を制す!

 2日(火)に行われた帯広記念(4歳以上オープン)は3番人気のトモエパワーが優勝。2着に9番人気のスターエンジェルが食い込み、波乱の決着となりました。
 道中は、高重量戦ということもあってゆったりした流れ。ほぼ横一線のまま第2障害を迎えました。
 まずはヒカルセンプーが障害に挑み、各馬も登坂開始。名うてのオープン馬といえども、今回は大苦戦となりました。そのなかからトモエパワーが天板まで上がりましたが、そこで体勢を立て直した隙に、ミサキスーパー、スターエンジェルがクリア。差なくトモエパワー、そしてアンローズが障害を下っていきました。
 障害を下りてからは、スターエンジェルが脚を伸ばして単独先頭。しかし残り30メートルでいったん脚が止まり、再び4頭が横に並ぶ大激戦に。アンローズが止まり、再度スターエンジェルが止まり、気づいてみれば終始歩き続けたトモエパワーが先頭へ躍り出ていました。完全に抜け出したトモエパワーは、ゴール線上で止まったものの、2番手のスターエンジェルも同時にストップ。かろうじて追撃を振り切り、先頭でゴールを果たしました。3着には、高重量戦の先行抜け出しという、この馬らしい競馬を見せたミサキスーパーが入線。
 トモエパワーはこれが重賞初制覇。今季の旭王冠賞で重賞初出走を果たした遅咲きで、しばしば取り上げているように800キロ以上の高重量戦は堅実に上位でフィニッシュしていました。障害を越えてからジワジワと伸びる堅実な末脚が持ち味。そうした持ち味が高重量戦に向いているのでしょう。さらなるビッグタイトル獲得に期待できそうです。
 2着のスターエンジェルは、健闘したのはもちろんですが、金星を目前にしていただけに悔しい一戦とも言えそう。この時期は好調を維持できるようで、目前に迫ったヒロインズカップ(1月14日)での活躍も期待できそうです。

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12/24ばんえいダービー回顧

2006年12月24日(日)

ナカゼンスピード悲願のタイトル奪取

 24日(日)に行われたばんえいダービー(3歳オープン)は、4番人気のナカゼンスピードが優勝。念願の重賞初制覇を果たすとともに、藤本匠騎手の2500勝達成に花を添えました。
 レースはニシキセンプーがハイペースで飛ばす展開。ツジノコウフクが続いたものの、後続は少し離れて追走。第2障害下はニシキセンプー、ツジノコウフク、ナカゼンスピードといった順で到達しました。
 真っ先に仕掛けたのはニシキセンプー。しかし遅れて仕掛けたナカゼンスピードがひと腰でこれをまとめ、先頭でクリア。差なくニシキセンプー、ツジノコウフク、ヒロノドラゴンの順で障害を越えていきました。しかしそこからナカゼンスピードが一気に差を広げると、完全にセーフティーリード。そのまま先頭でゴールしました。
 後続の争いは、残り30メートルあたりでヒロノドラゴンが2番手に浮上。これで決着かと思われましたが、外から障害5、6番手クリアのニシキユウがグイグイ伸び、ゴール寸前で交わして2着入線。3着ヒロノドラゴンという結果になりました。なお人気の一角ホクショウダイヤは障害でヒザを折り、よく追い込んだものの4着まで追い込むのが精一杯でした。
 ナカゼンスピードはこれが重賞初制覇。これまでの惜敗の鬱憤を晴らすような快勝で、見事に世代の頂点を射止めました。2着ニシキユウは7番人気と低評価でしたが、ばんえい大賞典勝ちの名に恥じない走りを見せたといえるでしょう。

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12/10ばんえいオークス回顧

2006年12月10日(日)

伏兵キキリンドウが大金星!

 10日(日)に行われた重賞ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)は、単勝最低人気のキキリンドウが優勝して重賞初制覇。混迷の3歳世代に、よりいっそう拍車を掛ける結果となりました。
 馬場水分5.8%の軽馬場だったため、道中は各馬早めの展開。ほぼ横一線のまま第2障害を迎えました。真っ先に仕掛けたのはサクラガサイタ。しかし重賞ということで“それなりの重量”。各馬苦戦を強いられました。
 ようやく抜け出したのはキキリンドウ。続いてエメラルド、キタノパワーと人気の一角がクリアして、以降は3頭の争いに。横一線のまま互いに譲らない激しい攻防を展開しました。いったんはエメラルドが前に出ていましたが、残り10メートルを切ってキキリンドウが再度先頭を奪い返すと、そのまま先頭でゴールイン。実績馬を差し返す勝負強さで、重賞初制覇を果たしました。2着は終いに力尽きたエメラルドで、3着にしぶとく歩き続けたキタノパワーが入線。2番人気に支持されたばんえい大賞典馬ニシキユウは、障害を越えられず競走中止となりました。
 キキリンドウはこれまで目立った成績がなく、事実上のステップとも言える北見の3歳牝馬限定戦で連続4着していたのが、わずかに強調材料。帯広コースでの実績も[0-0-1-10]で、今回も入着級と見られていました。ところがフタを開けてみれば、エメラルドを競り落としての完勝。3歳二冠を牝馬が制していることからも、牡馬を含めた3歳戦線が、まれに見る大混戦であることを証明する一戦となりました。

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11/26北見記念回顧

2006年11月27日(月)

アンローズ今季重賞3勝目

 26日(日)に行われた北見記念(3歳以上オープン)は、1番人気に推されたアンローズが優勝。04年に続いてこのレース2勝目、重賞通算10勝目を挙げました。
 高重量戦だけに道中はゆったりとしたペースで進み、第2障害へはアンローズ、スターエンジェル、シンエイキンカイの順で到達しました。真っ先に仕掛けたのはアンローズで、3腰ほどでこれをクリア。遅れて仕掛けたミサイルテンリュウも障害巧者らしい登坂力で続き、以下トモエパワー、シンエイキンカイと次々に越えていきました。
 先頭の2頭がやや抜けた状態でレースは進みましたが、ミサイルテンリュウは残り20メートルでストップ。そこからはアンローズの独壇場となり、ゴール寸前で少し脚いろが鈍ったものの、後続の追撃を退けて優勝しました。3番手でクリアしたトモエパワーがしぶとい末脚を見せて2着を確保。障害5番手から追い込んだサダエリコが3着入線を果たしています。
 前述のとおり、アンローズはこれで重賞10勝目。今季に限ってもばんえいグランプリ、岩見沢記念、北見記念と3勝を挙げており、充実したシーズンを送っています。今後はいまだ勝ち星のない帯広開催となりますが、いまの調子なら悲願の帯広初勝利を挙げることも可能ではないでしょうか。
 また2着に食い込んだトモエパワーは、アンローズには及ばなかったものの目立った末脚を繰り出しました。岩見沢記念(3着)に続く高重量戦での好走に、近い将来の初タイトルも期待できそうです。

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11/19ばんえい菊花賞回顧

2006年11月19日(日)

牝馬エメラルド、世代トップへ名乗り

Kikkasho_1  19日(日)に行われたばんえい菊花賞(3歳オープン)は、6番人気の牝馬エメラルドが優勝。ばんえい大賞典のニシキユウに続く牝馬優勝で、三冠ロードは混戦を極めることとなりました。
 道中はニシキセンプーが馬群をリード。馬場水分4.6%もあって、平均よりやや速めのペースで第2障害に到達しました。真っ先に仕掛けたのはニシキセンプー。各馬も続き、ニシキセンプー、ナカゼンスピード、エメラルド、ツジノコウフクらが一団となって障害をクリアしました。
 その後、残り30メートル付近でニシキセンプーの脚いろが鈍り、ナカゼンスピードが先頭へ。しかしエメラルドが徐々に差を詰めはじめ、10メートル手前でこれを交わすと、そのまま先頭でゴールしました。ナカゼンスピードも追いすがりましたが及ばず2着。最後まであきらめることなく粘ったニシキセンプーが3着。結果として岩本正好厩舎2頭のワンツーフィニッシュとなりました。
 今年前半の3歳戦は牡馬がリードしていましたが、ここへきてニシキユウ、エメラルドが台頭。三冠最終戦のばんえいダービー(12月24日)は、02年のアンローズ以来、4年連続で牝馬が優勝しており、非常に楽しみが増えたといえます。しかし、その前に行われるばんえいオークス(12月10日)が、なおさらクローズアップされることになり、3歳戦のすべてから目が離せなくなりました。
 なお、1番人気ホクショウダイヤは障害で詰まってしまい、7着に敗退。2番人気カネサテンリュウは障害6番手から追い込むも4着までと、ともに精彩を欠く結果となりました。

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細川弘則騎手
「馬の調子が上がっていたので、一発を狙っていました。ナカゼンスピードが先頭に立ちましたが、あの馬は末が甘くなるので勝てるかなと思って乗っていました。でも僕の馬も最後は一杯でしたね。湿った馬場だと、この馬は走りますよ」

岩本正好調教師
「馬場が軽くなると、この馬の持ち味が活きてきます。エメラルドの体調も上がってきていましたから、出走させた3頭のうちどれかが勝ってくれれば、と思っていました。次はばんえいオークスを目指したいと思います」

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