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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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11/27北見記念回顧

2005年11月27日(日)

サダエリコ勝負強さを見せる!

Kitamikinen 北見開催の最後を飾る伝統の一戦、北見記念(3歳以上オープン)は、27日(日)に行われました。2番人気のサダエリコがゴール前の接戦を制して優勝。北斗賞に続く、今季重賞2勝目を挙げました。
 高重量戦らしく、道中はゆったりとした流れ。1番人気のアンローズが第2障害へ真っ先に挑み、サダエリコが続いて仕掛ける展開。しかしアンローズは障害に手間取り、先頭で下りたのはサダエリコ。シンエイキンカイ、ヨコハマボーイが続いて、アンローズは4番手でクリアしました。
 その後は刻んでいくサダエリコ、しぶとく脚を伸ばすシンエイキンカイの一騎打ち。ゴール寸前ではシンエイキンカイのほうが前に出ていましたが、最後はサダエリコが伸びて先頭でゴール。際どい決着ながら、勝利をもぎ取ったあたりに、サダエリコの勝負強さがうかがえました。
 なおアンローズは4着入線かと思われたところ、ゴール前で力尽きて競走中止。幸い馬に異常はないとのことで、今後も元気な姿を見せてくれるでしょう。また脚部不安でこのレースを回避したスーパーペガサスは、立て直しにやや時間がかかりそうとのこと。復帰後の走りに期待しましょう。

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安部憲二騎手
「レース前は、牡馬より10キロ軽いだけでしたが克服してくれるだろうと思っていて、相手はアンローズだろうと思っていました。
 アンローズをマークするつもりだったので、第2障害は少し早いかと思いましたが仕掛けました。越えたあとはイメージしたより早く止まってしまいましたね。でもそれがゴール前での踏ん張りに生きたのでしょう。
 ゴール前は負けられない気持ちで一杯でしたね。最後は馬もフラッとヨレてしまって、苦しかったと思うのですが、よく頑張ってくれました。これからハンデも厳しくなって、出るレースも限られると思いますが、出るからには勝つつもりで乗りますので、これからも応援をよろしくお願いします」

金山明彦調教師
「前走のあとも状態はよかったです。レディースカップを回避したのは、ハンデがきつかったから。強めの調教をしても馬体は増えていたし、絶好調でしたね。これまでで一番重い重量でしたが、岩見沢と比べて馬場も軽いし、大丈夫だろうと思っていました。
 障害を越えたあとは、いままで差されたこともないし大丈夫だろうと思って見ていました。でも早めに止まったし、シンエイキンカイも下りてからが強いですから、残り30メートルくらいからはヒヤヒヤしながら見ていました。
 今後はハンデもきつくなるので、出られるレースが限られますね。目標はチャンピオンカップあたりになるでしょうか。850キロくらいまでなら克服できると思いますが、ばんえい記念の980キロは少しかわいそうかな。
 出るたびに人気になりますから、レースを選ぶことになりますが、これからもファンの期待にこたえられるよう頑張りたいと思います」

11/20ばんえい菊花賞回顧

2005年11月20日(日)

カネタマル復活の勝利!

Kikkasho 3歳三冠の第2弾、ばんえい菊花賞(3歳オープン)は20日(日)に北見競馬場で行われました。2歳チャンピオンのカネタマルが、単勝1.9倍の断然人気にこたえて復活の勝利。同世代、定量のここでは、やはり実力上位でした。ダービー制覇へ向けて態勢が整ったとも言えましょう。
 道中は牝馬のウィナーサマー、エンジュダイヤらが引っ張る展開。第2障害下にはエンジュダイヤ、スーパークリントン、ナリタボブサップ、ウィナーサマーらが早めにたどり着きました。真っ先に仕掛けたのはエンジュダイヤ。スーパークリントンも続き、ウィナーサマーもすぐさま障害へ。
 そしてトップで障害をクリアしたのはウィナーサマー。エンジュダイヤ、スーパークリントン、ナリタボブサップも続けて障害を越え、少し遅れて1番人気のカネタマルもクリア。
 粘り込みを図るウィナーサマーですが、脚取りは重く、エンジュダイヤが代わって先頭へ。そしてエンジュダイヤが止まると、今度はスーパークリントンが先頭に躍り出る、出入りの激しい展開となりました。しかし、じわりじわりと差を詰めていたカネタマルがいつの間にか先団へ。そして各馬がゴール前で苦しむなか、1頭だけ確実に脚を伸ばして、1着でゴールイン。激しい2着争いは、スーパークリントンがゴール手前でストップ。そこをエンジュダイヤが差し切って2着を確保。苦しみながらも刻んだウィナーサマーが3着で、牝馬勢が2、3着に健闘しました。

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大河原和雄騎手
「格も上だし、雨が降らなければ勝てるだろうと、自信を持って乗ることができました。第2障害ではほかの馬と差がありましたが、もともと中団から行くつもりでしたし、障害を下りた時点で、勝てるだろうと思っていましたよ。前の馬もバテてくるでしょうから。古馬にももまれているし、強い勝ち方をしてくれました」

久田守調教師
「今回は3頭出しでしたが、カネタマルで勝つ自信がありました。第2障害では前の馬と差があったので少し不安でしたが、強い勝ち方をしてくれましたね。
 2着のエンジュダイヤもがんばってくれました。まだクラスも下だし、帯広でもいい成績を残してくれるでしょう」

10/2岩見沢記念回顧

2005年10月 2日(日)

アンローズが連覇!

 2日(日)に行われた岩見沢開催の総決算、岩見沢記念(3歳以上オープン)は、アンローズが優勝。昨年に続く連覇を達成しました。
 レース序盤は1番人気のスーパーペガサスが終始先行。アンローズは、それを見るかたちで追走しました。そして第2障害に真っ先に挑んだスーパーペガサスですが、ひと腰目がまったく上がらず苦戦。その間に、障害巧者のミサイルテンリュウが先頭で第2障害をクリア。2番手でアンローズが続く展開となりました。
 ゴール20メートル手前あたりで先頭に躍り出たアンローズは、確かな脚取りでゴールを目指します。外から絶好調のサダエリコが猛追してきましたが、2番手に上がるのが精一杯。そのままアンローズが先頭でゴールを果たし、7個目の重賞タイトルをゲット。2着サダエリコ、3着にミサイルテンリュウが入り、王者スーパーペガサスは7着に敗れました。

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大友栄人調教師
「去年に比べると、調子はあまりよくありませんでした。動きはいいのですが、体調面がよくなかったですね。
 レースは第2障害を越えたところで前との差もなかったし、差しきれるなと思いました。でも、正直アンローズが勝つとは思わなかったですよ。北見記念も連覇できるように、それからケガをさせないように(苦笑)、がんばります。今季はばんえい記念も使うつもりです。
 スーパーペガサスは、ばんえいグランプリの時と同じくらいのレース間隔だったし、ローテーションは悪くなかったと思います。ただ今日は馬があせってレースをしていた感じでしたね」

藤本匠騎手
「今季は少しきつい調教をすると体調を崩してしまって、今回も体調面では万全とは言えませんでした。成績は安定していましたが、底力で勝っていた印象ですね。
 今回のレース前は流れに乗りつつ、この馬のレースができれば、と思っていました。ミサイルテンリュウが先に抜け出しましたが、アンローズはジワジワと平均に歩くタイプだから交わせると思いました。でも、うしろから追い込んでくる馬もいるから、ゆっくり交わしていこうと心がけました。残り10メートルくらいで外を見たら、差される感じはなかったから、勝てると思いましたね。
 時計が掛かってくれる馬場のほうが、この馬には合っています。いつもマジメ一筋。一生懸命走ってくれますよ」

9/18ばんえい大賞典回顧

2005年9月20日(火)

一冠目はカネサブラック

Daishoten 9月18日(日)に行われた3歳三冠の第1弾ばんえい大賞典は、重賞初出走のカネサブラックが優勝しました。
 ウィナーサマー、エンジュダイヤの牝馬2頭がほぼ並んで最初に第2障害をクリア。3番手に続いたカネサブラックが徐々に前の2頭との差を詰め並びかけると、最後まで粘っていたエンジュダイヤをゴール前で差し切りました。最後はややバテてこの2頭との争いから脱落したウィナーサマーが3着に入り、3連勝中で単勝1番人気に支持されたキョウワテンリュウは4着に敗れました。

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9/4クインカップ回顧

2005年9月 5日(月)

ギャンブラークイン、初タイトルゲット!

Queencap 9月4日(日)に行われたクインカップ(4歳牝馬)は、2番人気のギャンブラークインが優勝。待望の重賞初制覇を成し遂げました。
 プリンセスサクラコ、エンジュオウカンが先行する展開で、ギャンブラークインも2頭を見ながら差なく続きました。第2障害はエンジュオウカンが先頭で越え、ほぼ同時にプリンセスサクラコ、ギャンブラークインの2頭もクリア。3頭が横並びの好レースとなりましたが、エンジュオウカンは2頭と40~50キロの重量差があるだけに苦戦。その間にギャンブラークインが確かな脚取りで抜け出し、そのまま先頭でゴールしました。プリンセスサクラコは最後に脚いろが鈍って2着。エンジュオウカンは残り5メートル付近で脚が止まり、タケトップクインにも交わされて4着に敗れました。

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