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レース回顧(11/19~11/21)

2005年11月21日(月)

 ばんえい菊花賞は、じっくり溜めて仕掛けたカネタマルが格の違いを見せつけました。詳細は別掲の「ばんえい菊花賞回顧」をご覧ください。ところで、またまた矢野氏、斎藤氏ともに予想が的中。来週の北見記念も必見です。
 19日(土)のメイン常呂川特別(800万円未満)は、2番手で障害をクリアしたトップハンデのトモエパワーがゴール前で伏兵のライジングサンを差し切りました。今シーズンの北見では2、3着ばかりでしたがようやく勝利を挙げました。
 20日(日)の第8レース(470万円未満)では、ほぼ同時に第2障害をクリアしたギャンブラークインとトカチタカラが馬体をピッタリ併せたままゴールまで競り合いが続きましたが、わずかにギャンブラークインが先着。今シーズンの北見ではここまで5戦連続2着と惜敗を続けていましたがようやくうれしい勝利となりました。かなり遅れて障害を越えたフクイズミは後半追い上げたものの3着まで。
 続く第9レース(オープン)は、ばんえい記念4着馬キタノスサノオが直線でも力強い脚取りで勝利。今シーズン初のオープン勝ちとなりました。2着にスターエンジェルが伸び、単勝1番人気のツルマキシンザンは終始先行したもののゴール上で止まって4着に沈みました。800万未満では馬券的には絶対的な信頼が置けましたがオープンでは勝ちきれないレースが続いています。
 同日の北見産駒特別(2歳)は、断然人気のメダマが3番手で障害を越え堂々と差し切り快勝。トップハンデでもこのメンバーでは格が違いました。これでデビューから6勝目。マルミシュンキと並んで目下2歳の最多勝馬です。
 21日(月)のメイン雄阿寒岳特別(650万円未満)は、プランドルドラゴンがゴール前3頭横一線の接戦を制しました。先頭で障害を越えた1番人気のトミサトクイーンがわずかの差で2着。伏兵マコトファイヤーが惜しくも3着でした。

レース回顧(11/12~11/14)

2005年11月15日(火)

 12日(土)に行われたミントファーム特別(混合470万円未満)は、フクイズミが優勝。2着にギャンブラークインが入り、牝馬のワンツーフィニッシュとなりました。3番手で障害を抜けたフクイズミは、その後も確実な末脚を発揮。残り30メートルくらいで先頭に立つと、そのまま危なげなくゴールしました。これで9戦連続連対と好調で、今後も注目したいところ。
 同日の第10レースのオープンは、3番人気のホクリュウイチが優勝。2着に1番人気のヨコハマボーイで、人気サイドでの決着となりました。ホクリュウイチは、前走の3着に続く好成績で、徐々に調子が上がってきた印象。
 13日(日)のメインレースとして行われたのはレディースカップ(牝馬オープン)。これを制したのはトカチプリティーでした。当初予定のあったサダエリコの出走はありませんでしたが、7歳から3歳までの各世代2頭ずつ10頭が出走。トカチプリティーは第2障害を2番手で越えると、早めに先頭に立ってゆうゆうゴールイン。オープンの実力を見せつけました。混戦の2着は、最後に追い込んだエンジュオウカン。結局は久田守厩舎のオープン牝馬2頭の決着となりました。
 同日に行われたいちい賞(2歳牝馬)エメラルドが優勝しました。近走は惨敗が続いていましたが、牝馬同士なら実力上位。サクラガサイタとの接戦を見事制しました。1番人気に推されたキタノパワーは3着に敗れています。
 14日(月)のメインレースは釧北峠特別(混合320万円未満)。270万クラスで好走していたスーパーロイヤルが優勝、キクノルーラが2着とそれぞれ好走しました。2番手集団として障害を下ったスーパーロイヤルは、残り10メートルで先頭へ。そのままゴールまでしっかりした脚取りを見せました。

映像はこちら

レース回顧(11/5~11/7)

2005年11月 8日(火)

 今週は残念なニュースがひとつ。調教師リーディングでトップを走る久田守厩舎の牧草の中からコーヒー缶の破片が見つかり、公正競馬を確保するための措置として、土曜日の出走予定馬がすべて除外。日曜、月曜も出走を見送りました。検査の結果異常がなければ12(土)の開催から通常どおり出走します。

 5日(土)のメインレース天都山特別(800万円未満)は、タケタカラニシキが連勝、トモエパワーが2着に入り、1週間前の温根湯特別と同じ決着となりました。先頭で第2障害を越えたタケタカラニシキがそのまま逃げ切り。4歳馬ながらこのクラスで、あとは重量がどこまで耐えられるかでしょう。
 6日(日)に行われた2歳オープンは、先頭で障害をクリアしたメジロショウリキが最後まで粘りました。これで北見では3戦3勝。一気に頭角を現してきました。注目のメダマは3着に敗れましたが、5番手で障害をクリアしてゴール前では惜しいところまで伸びてきました。トップハンデだったことを考えれば、やはり力は上位です。3連勝中で1番人気となったウィナーハリケンは見せ場をつくれず8着に敗れています。
 6日(日)のメイン、知床賞(3歳以上オープン)は、期待されたミサイルテンリュウは残念ながら取消。単独先頭を行っていたツルマキシンザンをサンデーブライアンが一気に差し切りました。6月の旭川以来久々の今シーズン2勝目を挙げました。トップハンデながら単勝1番人気に推されたツルマキシンザンも最後に差し返す力強さを見せました。北見では好調を維持していて今後も楽しみです。
 同日の羅臼特別(混合650万円未満)は、ヤマノミントがニシキダイジンを差し切り、3着にホクショウファイトが押し上げ人気の4歳馬が上位を占めました。
 7日(月)の美幌峠特別(混合650万円未満)は、先行した人気のハマナカキングの脚が止まり、伏兵ライデンハルヒメが一気に伸びて波乱の結果となりました。

レース回顧(10/29~10/31)

2005年11月 1日(火)

 今回はイベントレース「マスターズカップ」が30日に行われました。優勝したのは“ミスターばんえい”金山明彦元騎手とサダエリコ(!)。重量差があるとはいえサダエリコを起用したあたりに、金山元騎手の意気込みを感じました。成績と映像はこちらをご覧ください。
 29日(土)に行われた温根湯特別(800万円未満)は、4歳馬のタケタカラニシキが優勝。4、5頭がほとんど同時に障害をクリアする混戦を、確実な末脚で見事に制しました。1番人気のトモエパワーは障害でわずかに後れを取ったものの、脚を伸ばして2着を確保しました。
 30日(日)のメインレースは、オータムカップ(3歳以上オープン)。これを制したのはトカチプリティーで、9月のオープンに続く今季2勝目を挙げました。隣枠のヨコハマボーイが終始追いすがる苦しい展開でしたが、それでも終いまできっちり脚を伸ばし、猛追を凌ぎきりました。2着に1番人気のヨコハマボーイ。今季は勝ち鞍がないのがものの、安定した成績を残しています。
 同じ30日に行われたききょう特別(2歳オープン)は、ウィナーハリケンが優勝しました。夏場は成績が安定しませんでしたが、ここへきて3連勝とデビュー直後の勢いを取り戻した印象です。また同日の第12レース(混合別定550万円未満)は、ヤマノミントが快勝。1番人気のギャンブラークインが2着、以下ホクショウファイト、トカチタカラと続き、好調馬が上位を占めました。
 31日(月)の川湯特別(650万円未満)は、4歳馬のキングファラオが優勝。近走は安定した末脚で好成績を残しており、今後の活躍が期待できそう。また2戦続けて2着のヤマトモンジューは、一時期の不振を脱した印象。このメンバーとの対戦であれば、毎回勝ち負けを演じられそうです。
 この日の第10レース(勝入別定390万円未満)は、3歳馬カネサブラックが優勝。フクイズミ、エンジュダイヤといった人気牝馬勢を一蹴しました。

映像はこちら

レース回顧(10/22〜10/24)

2005年10月24日(月)

 二世ロッシーニが残した優良種牡馬といえば、なんといってもマツノコトブキ。23日(日)に行われた二世ロッシーニ記念特別には、アンローズとヤマノキャプテンの、2頭のマツノコトブキ産駒が出走しました。さすがにワンツーフィニッシュとはいきませんでしたが、アンローズがきっちり優勝して、祖父の名に恥じない走りを見せてくれました。今後アンローズは、北見記念連覇へ向けていっそう力のこもった走りを見せてくれるはず。北見開催の中心的存在となることを期待しましょう。
 その二世ロッシーニ記念特別(3歳以上オープン)。前述のとおり、牝馬2強の一角アンローズが優勝しました。断然の1番人気に推されたサダエリコは、猛烈に追い込んだものの3着止まり。2着には最低人気のツルマキシンザンが入り、馬連単万馬券を演出しました。
 第2障害はツルマキシンザンが先頭でクリア。差なくアンローズが続き、この一騎打ちが最後まで続く展開。軽馬場だっただけに先行2頭は止まらず、サダエリコの末脚も不発に終わりました。驚いたのはツルマキシンザンで、相手関係から見れば苦戦が予想されましたが、あっさり障害をクリアしたあたりは条件戦時の勢いを彷彿させるもの。もともと軽馬場には強く、それが功を奏したのでしょう。
 なお同日に行われた第10レース(混合800万円未満)は、オープンのヒカルセンプーが優勝。待ちに待った今季初勝利を挙げました。
 22日(土)に行われたのは、いちょう特別(550万円未満)。好調馬が揃った注目の一戦でしたが、これを制したのは1番人気のプリンセスサクラコでした。第2障害を詰まることなく越えたのには目を瞠るばかりで、近走の好調ぶりもうなずけます。またヤマノミントも豪快に追い込み2着に奮闘。開催が北見に移ってから3戦1勝2着2回と好調です。今後も注目でしょう。
 24日(月)のもみじ特別(470万円未満)は、ミスターハヤサキが優勝。6頭がほぼ同時に第2障害をクリアする大激戦を制しました。これで2連勝として、相変わらずの好調ぶりをアピールしています。2着はギャンブラークインが食い込み、こちらも大崩れのない安定した成績を残しています。

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