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レース回顧(7/2~7/4)

2005年7月 6日(水)

 3日(日)のメインレース、マロニエ賞(3歳以上)は好調のサダエリコが快勝。3番手で障害を下りるとジワジワ脚を伸ばし、逃げるエンジュオウカン(2着)をきっちり捉えました。これで今季は8戦3勝、4着以下は一度だけで、絶好調を維持しています。2着のエンジュオウカンは終いもしっかりしてきており、重量次第では今後も牡馬と互角に戦えそう。
 翌4日(月)に行われたのはエルム特別(800万円未満)。圧倒的人気に推されたツルマキシンザンが3着に敗れ、今季初めて連対を外す結果となりました。勝ったのは、同着でキタノスサノオとヤマノキャプテンの2頭。両馬とも、終始ツルマキシンザンにリードを許しながら、ゴール前10メートルでこれに並ぶと、あとは勢いで先着しました。これでキタノスサノオは今季3勝目、ヤマノキャプテンは2勝目。
 2日(土)は650万円未満による一戦、ジュライ特別。これを制したのはホシマツリでした。前走の樽前山特別に続く好走で、好調ぶりをアピールしています。

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レース回顧(6/25~6/27)

2005年6月27日(月)

 26日(日)は、“2頭の”スーパーペガサスが出走しました。1頭はもちろんばんえいの王者スーパーペガサス。もう1頭は、宝塚記念が行われた阪神競馬場の第5レース・新馬戦に出走したスーパーペガサス。武豊騎手騎乗で1番人気に推されましたが、勝ち馬から0秒4差の3着に敗れました。
 さて、こちらのペガサスはどうだったのでしょう? 26日のメインレース・北海道競馬記者クラブ特別(3歳以上オープン)に出走したスーパーペガサスは、障害で苦戦して2着に終わりました。勝ったのはシンエイキンカイで、これが今シーズン初勝利。先頭で障害を下ると、持続的な伸び脚で後続を完封しました。岩見沢開催の台風の目となれるか、今後のレースぶりに注目しましょう。春から快調に飛ばしたスーパーペガサスは、収得賞金の関係から負担重量が増えています。他馬との斤量差に注意したいところ。
 25日(土)に行われた鳩が丘特別(800万円未満)は、ツルマキシンザンが優勝。これで今季は7戦3勝2着4回と絶好調で、連対パーフェクト。充実期を迎えているようで、今後も注目しましょう。僅差の2着はキタノスサノオ。オープン返り咲きまであとわずかのため、あと2戦くらいは踏ん張りどころでしょう。
 27日(月)のメインレースは樽前山特別(混合800万円未満)。ここ2戦連続2着だったカツテンリュウが優勝しました。3番手で障害を下りたカツテンリュウは、残り20メートルくらいで前を捉える完璧なレース。シーズン当初は苦戦が続きましたが、いまは勢いに乗っている印象です。2着ヤマノキャプテンは先頭で障害を下り、しぶとく脚を伸ばして2着確保。ここ2~3年は岩見沢開催で好成績を残しており、この夏も活躍が期待できそうです。
 そのほか26日の第4レースで、昨年のナナカマド賞馬コマヨシニセイが今季初出走。0秒9差で初戦を飾りました。2着カネサブラックと比較すれば、今季も世代のトップクラスとして十分に活躍できるでしょう。また同じく26日の第7レース(2歳戦)で、マルミシュンキが快勝。5戦5勝と手のつけられない強さを見せています。2着はまたもメダマで、これで6戦して5回目の2着となりました。

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レース回顧(6/18~6/20)

2005年6月21日(火)

 18日(土)からはじまった今季の岩見沢開催。初日から馬場水分が0.3、0.2%で、砂煙がもうもうと上がるほど乾ききっていました。しかし勝ちタイムは旭川開催とほとんで変わっていないので、見た目ほど重くなさそうな印象を受けました。
 19日(日)の岩見沢えぞまつ特別(3歳以上)は、単勝1倍台の断然人気に支持されたスミヨシセンショーが優勝。これで今季4戦3勝となり、好調ぶりがうかがえます。
 エンジュオウカンとミサイルテンリュウの直後、3番手で障害をクリアすると、すぐに前の2頭を捉える安定感抜群の走り。今後は一線級との対戦でどこまで上位に食い込めるかが焦点でしょう。昨年のばんえいグランプリでは3着に健闘しているだけに、今年はさらに上を目指したいところ。エンジュオウカンはゴール前20メートルでいったん脚が止まったものの、ゴール直前は西弘美騎手の手綱が飛び、なんとか2着を確保。この踏ん張りがきくようになれば、一線級とも互角に戦えるでしょう。
 翌20日(月)のメイン支笏湖特別(650万円未満)を制したのはトモエパワー。前日の岩見沢えぞまつ特別に続いて、松井浩文厩舎が2日連続でメインレースを制しました。今季デビューの松井調教師は旭川開催終了時点で17勝を挙げ、リーディング2位と大健闘。父の松井浩調教師に負けない活躍が期待できそうです。
 条件戦では、20日(月)の第6レース(220万円未満)はトウリュウが優勝。兄弟にヴィクトリーベガ、ユミタロウの重賞勝ち馬、元気な10歳馬タカオーウェーブなどがいます。自身もナナカマド賞3着のほか、今シーズンは3歳特別戦で好走しています。メンバーに恵まれる下級条件戦が続きそうで、今後も注目でしょう。

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レース回顧(6/11~6/13)

2005年6月14日(火)

 旭川開催の最終週は、あいにくの天気。注目の旭王冠賞も、雨・馬場水分2.5%の中で行われました。このレースの詳細は「旭王冠賞回顧」をご覧ください。
 13日(月)に行われたクリスタル特別(3歳オープン)は、9番人気のハイランドエビスが勝利。馬連単6万馬券の波乱となりました。スーパークリントンとナリタボブサップは、やはり負担重量を積まれた関係で、それぞれ4着、10着に敗退。それでもスーパークリントンは勝ち馬からおよそ3秒という僅差で、実力を発揮しました。
 12日(日)の第6レース、注目の2歳戦はカップオーが出走せず、マルミシュンキの独壇場。単勝1.4倍の圧倒的人気に、見事にこたえました。
 同じ12日の第3レースは、スーパーペガサスの弟ストロングペガサスが勝利。最終第12レースは、ミサキスーパーの妹トーヨーシャルムが優勝と、現役有名馬のきょうだいが活躍しました。
 なお13日の第7レースは、西弘美騎手が手綱を取ったイサムキンショウが優勝。西騎手は、ばんえい競馬史上6人目、現役3人目となる通算2000勝を達成しました。関連記事、画像はこちら

レース回顧(6/4~6/6)

2005年6月 7日(火)

 今シーズン初の重賞、旭川記念が行われた今回。その旭川記念については、別掲の「旭川記念回顧」をご覧ください。
 4日(土)の旭山特別(800万円未満)はキタノスサノオが優勝。第2障害を7番手でクリアしたものの、前を行く馬を次々と交わして、ゴールでは2着のツルマキシンザンに6秒1差をつけました。ばんえい記念4着などの実力を見せつける格好で、再度オープンに上がっても十分に期待できそうです。2着のツルマキシンザンは、今シーズンに入ってから連対を外さない堅実ぶり。心強い連軸として、これからもファンの期待に応えてくれるでしょう。
 5日(日)の霧立峠特別(オープン混合)を制したのはサンデーブライアン。重賞クラスが相手となると、さすがに苦戦が続いていましたが、今回のメンバーならば力上位。今後は重賞クラスを相手に、どこまで上位に食い込めるか注目です。
 6日(月)のメインは嵐山特別(800万円未満)。これを制したのは、2000年のばんえい大賞典馬マサモリでした。障害を2番手で下りると、逃げるカネサボスをジワジワ追いつめ、ゴール10メートル前で交わし切る安定したレース。障害をもう少しスムーズにクリアできたなら、もっと楽に勝てたでしょう。
 この3日間では、4日(土)に尾ヶ瀬馨騎手が3勝、6日(月)に松田道明騎手が同じく3勝と固め打ち。2人ともリーディング上位をねらえる位置におり、今後もさらに活躍が期待できそうです。

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