今週は残念なニュースがひとつ。調教師リーディングでトップを走る久田守厩舎の牧草の中からコーヒー缶の破片が見つかり、公正競馬を確保するための措置として、土曜日の出走予定馬がすべて除外。日曜、月曜も出走を見送りました。検査の結果異常がなければ12(土)の開催から通常どおり出走します。
5日(土)のメインレース天都山特別(800万円未満)は、タケタカラニシキが連勝、トモエパワーが2着に入り、1週間前の温根湯特別と同じ決着となりました。先頭で第2障害を越えたタケタカラニシキがそのまま逃げ切り。4歳馬ながらこのクラスで、あとは重量がどこまで耐えられるかでしょう。
6日(日)に行われた2歳オープンは、先頭で障害をクリアしたメジロショウリキが最後まで粘りました。これで北見では3戦3勝。一気に頭角を現してきました。注目のメダマは3着に敗れましたが、5番手で障害をクリアしてゴール前では惜しいところまで伸びてきました。トップハンデだったことを考えれば、やはり力は上位です。3連勝中で1番人気となったウィナーハリケンは見せ場をつくれず8着に敗れています。
6日(日)のメイン、知床賞(3歳以上オープン)は、期待されたミサイルテンリュウは残念ながら取消。単独先頭を行っていたツルマキシンザンをサンデーブライアンが一気に差し切りました。6月の旭川以来久々の今シーズン2勝目を挙げました。トップハンデながら単勝1番人気に推されたツルマキシンザンも最後に差し返す力強さを見せました。北見では好調を維持していて今後も楽しみです。
同日の羅臼特別(混合650万円未満)は、ヤマノミントがニシキダイジンを差し切り、3着にホクショウファイトが押し上げ人気の4歳馬が上位を占めました。
7日(月)の美幌峠特別(混合650万円未満)は、先行した人気のハマナカキングの脚が止まり、伏兵ライデンハルヒメが一気に伸びて波乱の結果となりました。