先週3月20日(日)に実施されたばんえい記念は、フジダイビクトリーが制し、古馬ナンバーワンの座に上り詰めました。その余韻も冷めないなかで行われる今週の2日間で、今季のばんえい十勝は終了。最終日・3月28日(月)のメインには、おなじみの大平原特別(オープン)が組まれています。
来季は、4月22日(金)からの連続4日間開催で開幕となります。
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【第26回開催4日目】
3月27日(日)のメイン第10レースは、陽炎特別(A1級混合・18:05発走予定)。
◎イッキフジに注目します。A1へ昇級してから、なかなか勝てませんでしたが、年が明けてから3勝をマーク。かつ目下2連勝と波に乗っています。障害巧者だけに、今回の765キロも苦にしないはず。3連勝で今季を締めくくりそうです。
○ワールドピサは、2月20日の雪月花特別(A1級-2組)では、イッキフジ(3着)に先着しての2着。アオノレクサスが逃げ切って、この馬が2着と、詰めが課題の2頭が粘ったことを考えると、やや展開が向いたかもしれません。先手を奪ってどこまでやれるか。
▲テルシゲは、A1昇級初戦の雪月花特別で5着と敗れると、その後も勝ち星なし。近2走はイッキフジの4、4着ですが、悪い内容ではありません。力はあるだけに、あまり軽視はできないところです。
雪月花特別4着の△スギノハリアーは決め手上位の存在。流れがハマれば一発あるかもしれません。
【第26回開催5日目】
3月28日(月)のメイン第10レースは、大平原特別(オープン・18:05発走予定)。
◎ニシキエーカンに注目。1月5日のばんえい十勝金杯(オープン)では、逃げたショウチシマシタをゴール寸前でとらえて勝利しています。その後は大きな着順の連続ですが、近走より相手関係が楽になる今回は巻き返しがあるかもしれません。流れに乗れるかがポイントです。
○ソウクンボーイは前開催の白樺賞(オープン・A1級決勝混合)の3着馬。ショウチシマシタ(1着、今回は回避)、アサヒリュウセイ(2着)の優勝争いからは10秒以上も離されたものの、この馬なりの走りは見せました。追走で置かれなければ、決め手発揮の場面がありそうです。
▲ヤマノウンカイは、前々走のウィナーズカップ(2月21日・4歳以上選抜)で、メンバー中最先着の4着でした。障害巧者で、マイペースに持ち込めれば逃げ切りも一考できます。
白樺賞2着の△アサヒリュウセイや、同5着 △セイコークインもハマると鋭い末脚に警戒です。