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今週の見どころ(2/27~2/29)

2016年2月26日(金)

 2月28日(日)のメインには、今季の重賞優勝馬選抜による重賞・チャンピオンカップが組まれています。1月2日の帯広記念(基礎重量890キロ)、3月20日のばんえい記念(定量1トン)の狭間にある古馬重賞ですが、基礎重量がオープン・800キロと、この時期にしては軽めの負担重量での争い。春から夏にかけての重賞で活躍したものの冬場の重賞で苦戦、といった馬の巻き返しもありそうです。

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【第24回開催4日目】
 2月27日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(B1級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B1級-1組(2月20日)、B1級-2組(21日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選4着の◎ホンベツイチバンに注目します。障害巧者ですが展開待ちというタイプ。直近の勝利は昨年6月(B2級-1組特別戦)ですが、B1昇級後も特別戦では8戦して2着1回、3着3回などすべて掲示板を確保しています。基礎重量が30キロ増える特別戦なら変わり身がありそうです。
 ○コサカコブラも障害巧者ですが勝ち切れない面があります。B1級-2組予選は勝ったオオゾラシンスケ(今回は出走回避)からコンマ4秒差の2着惜敗。ホンベツイチバンが上位に食い込む流れなら、この馬も当然勝ち負けでしょう。
 B1級-1組予選4着の▲ライデンティダは、3走続いた端コースから解放されたことで、前進が見込めそう。
 △サダノワークスは、B1級-1組予選3着など5戦連続して馬券圏内を確保。障害が安定している今なら、初の特別挑戦でも見せ場以上がありそうです。

【第24回開催5日目】
 2月28日(日)のメイン第10レースは重賞・第37回チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬選抜・18:10発走予定)。830キロのオレノココロ、フジダイビクトリーから、760キロの5歳牝馬フェアリードールまで、最大70キロのハンデ差がつきます。
 昨年のこのレースでは、明け5歳のオレノココロ、コウシュハウンカイがワンツー。今年もその両馬に注目します。
 ◎オレノココロは、4月のばんえい十勝オッズパーク杯、11月のドリームエイジカップ、1月の帯広記念と今季重賞3勝。着実に伸びる末脚を身につけ、決め手不足が解消したことが好結果に繋がっているようです。前開催の然別賞(オープン-1組)では賞金別定45キロ増のトップハンデ805キロながら、障害ひと腰クリアから僅差4着に追い込む負けて強しのレースぶり。帯広記念では910キロで勝っていますが、決して障害巧者とは言えず、本質的にはこれくらいの重量のほうが向くタイプでしょう。
 ○コウシュハウンカイは、6月の旭川記念を制覇したほか、今季重賞で2着3回があります。11月の出走取消後、精彩を欠いていましたが、前々走の柏林馬事公苑特別(オープン-1組・6着)、前走の然別賞(3着)とも上々の走りで、ここに向け立て直された印象です。
 ▲ナナノチカラは、1月に行われたヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)の勝ち馬。アアモンドマツカゼとの追い比べを制し、現在実施されている牝馬限定重賞全制覇の偉業を成し遂げました。780キロでも障害をスムーズにこなせたことが収穫。今回は、当時から10キロ重いだけなら、障害さえ越えてしまえば抜群の決め手で突き抜けるシーンもありそう。もし馬場が軽くなるようなら、さらに期待が高まります。
 △オイドンは、9月に820キロで岩見沢記念を制覇。しかし、10月の北見記念は870キロで大敗し、出ていれば910キロを課せられた帯広記念には登録すらなかったように、負担重量に限界がありそうなタイプ。今回の820キロは、岩見沢記念と負担重量的には同じですが、当時は別定重量の加増がなかったのに対し、今回は20キロ増と、条件的には厳しくなっています。

【第24回開催6日目】
 2月29日(月)のメイン第10レースは、うお座特別(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。A2級-1組(2月21日)、A2級-2組(22日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-2組予選が5着だった◎テンカムソウに注目します。4走前の六花特別(1月25日・A2級)で2着に好走。目下、A1級で活躍中のワールドピサにはちぎられましたが、カツオーカンとの追い比べを制して力を示しました。実績ある特別戦へと替わる今回は前進がありそうです。
 紅一点の○センゴクイチはA2級-1組予選が5着。障害ひと腰クリアからこの馬なりには粘って、勝ち馬から4秒1差なら悪い内容ではありません。今回は障害力を生かる特別戦なのに加え、明け5歳馬には、平場戦ではない10キロ減があるのも魅力。
 A2級-2組予選2、3着の▲チヨノタカラ△カツオーカンも特別戦では軽く扱えません。

今週の見どころ(2/20~2/22)

2016年2月19日(金)

 2月21日(日)のメインには、準重賞・ウィナーズカップが組まれています。次週には、今季重賞優勝馬による重賞・チャンピオンカップが実施されますが、こちらは今季特別優勝馬の選抜戦。重賞での好走経験馬からオープンへ昇級して間もない馬まで10頭が争います。ここをきっかけに、来季は重賞勝ちを果たし、チャンピオンカップへ駒を進めてほしいものです。

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【第24回開催1日目】
 2月20日(土)のメイン第10レースは、雪月花特別(A1級-2組・18:05発走予定)
 ◎9 イッキフジは、3走前、前々走の平場戦では障害で手こずり7、4着でしたが、前走のアメジスト特別(A2級-1・2組決勝混合)では第2障害ひと腰クリアから3着と前進。トップハンデでこの走りができたのなら、立て直されたとみていいはず。A1級同士の今回はハンデも有利なので、勝機がありそうです。
 ○2 テルシゲは、12月が今季初戦で、年明けから7戦連続連対かつ4連勝中と絶好調。前走のアメジスト特別も逃げ切り楽勝でした。今回がA1昇級初戦で、相手も強化していますが、引き続き好勝負の期待が高まります。
 ▲4 ワールドピサは、昇級初戦の前走A1級戦(2月7日)で2着といきなり結果を出しました。今回は同じレースを使われた馬が6頭いますが、勝ち馬はオープン昇級のためいないという組み合わせ。イッキフジ、テルシゲは強敵ですが、引き続き障害のキレも文句なしの近況だけに特別戦でも不安はありません。
 △7 アオノレクサスは、2月7日のA1級戦、2走使いのオープン・A1級決勝混合戦(2月14日)と連続3着。決め手を欠くため勝ちきれませんが、押さえには必要でしょう。

【第24回開催2日目】
 2月21日(日)のメイン第10レースは、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜・18:05発走予定)。基礎重量770キロから、今季の収得賞金100万円につき10キロ増となる別定重量で争われます。
 ◎8 ニュータカラコマは、前走の然別賞(2月15日・オープン-1組)を勝利。第2障害2番手クリアから、逃げるトレジャーハンターをあっさりとらえ突き放しています。今回の780キロは、前走から5キロ重いだけ。しかもオープン-2組程度の相手関係とあれば、負けられません。
 ○3 ハクタイホウは、古馬オープンでは、12月にA1級との混合特別を勝利しています。今回はニュータカラコマを除けば実力拮抗の顔ぶれで、そのなか5歳の10キロ減は魅力。760キロでは連対実績もあるだけに、崩れるシーンは考えにくいです。
 ▲7 トレジャーハンターは、近3走のオープン-1組特別が4、7、5着ですが、すべて障害はひと腰先頭でクリア。3走とも賞金別定重量の加増が15キロだったのに対し、今回は10キロとやや恵まれたことで、ゴール前、もう少し踏ん張れるかもしれません。
 △6 ホクショウユウキは、前走の如月特別(オープン-2組)では、1番人気インフィニティーを競り落として勝利。勝ち味に遅いタイプですが、障害さえまともなら、これくらいの走りはして当然の実力があります。ここも障害のカカリ次第で一発がありそうです。

【第24回開催3日目】
 2月22日(月)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組混合・18:05発走予定)
 インフィニティーは、前々走の如月特別(2月6日・オープン-2組)、前走のオープン・A1級決勝混合戦(2月14日)とも2着に惜敗。両レースとも、ゴール寸前まで先頭をキープしながら競り負けています。引き続き相手関係有利は明らかなので、今度こそ今季初勝利へ王手といったところでしょう。
 シンザンボーイは、今回がA1昇級初戦ですが、押して行ってもキレる障害力が武器。6頭いるオープン馬のうち、インフィニティーを除けば近況がイマイチな感もあるので、十分戦えそうです。
 如月特別5、6着ダイコクパワーソウクンボーイにも警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(2/13~2/15)

2016年2月12日(金)

 2月14日(日)のメインには、明け3歳女王決定戦・黒ユリ賞が組まれています。この世代の牝馬限定のオープン特別戦は、白菊賞、いちい賞ともグレースゴールドが制していますが、ともに2歳の秋までに実施されたもの。当時から、勢力図に変化があるのか。注目の大一番です。

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【第23回開催4日目】
 2月13日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A2級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A2級-1組(2月7日)、A2級-2組混合(8日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-2組混合予選1着◎4 テルシゲに引き続き期待。A級同士の対戦で相手強化となった予選でもスムーズな障害クリアから、あっさり逃げ切って完勝。これで3連勝を含む6戦連続連対と依然好調をキープしています。今回は決勝戦ですが、同じく先行脚質のA2級-1組予選2、3着馬が回避したことで、流れも味方しそうです。
 A2級-1組予選勢も勝ち馬○2 シンザンボーイに注目。第2障害2番手クリアから早めに先頭に立つと、追ってきた1番人気マゴコロ(2着)を寄せつけない快勝。昨年11、12月にはA2級特別(混合戦含む)を連勝しており、近況、実力とも上位の存在といえます。
 ▲3 カツオーカンは、出走取消明けの前走A2級-1組予選が障害ひと腰クリアから4着の好内容。さらに馬体が回復していれば、上積みが見込めそうです。
 特別戦で変わり身がありそうなのは、A2級-2組混合予選4着△1 イッキフジとA2級-1組予選5着△6 チヨノタカラ。ともに障害力が武器です。

【第23回開催5日目】
 2月14日(日)のメイン第10レースは、重賞・第41回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:10発走予定)。定量640キロで明け3歳女王の座を争います。
 中心は◎7 イレマルビリーヴ。2歳B級-1組戦勝ちが最高という戦歴ですが、近2走の3歳A級-3組戦がともに逃げて2、3着の好内容。もともとは、重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月28日)では570キロで障害をひと腰で切っていた巧者だけに、今回の640キロで変わり身がありそう。母イレマルリュウジンは、2009年のこのレース(6月実施)では第2障害で転倒し競走中止でしたが、その仔が雪辱を果たしてくれそうです。
 ○5 グレースゴールドは、白菊賞(8月9日)、いちい賞(9月20日)と2歳牝馬オープン特別を勝ったあと、勝利こそありませんが、同世代の牡馬相手のA級-1組戦や、オープンで戦い続けているキャリアが魅力。実績ある牝馬限定戦なら連争いに加わってきそうです。
 ▲8 タナボタチャンは、通算21戦して3着以内が14回という堅実タイプ。前々走の3歳A級-2組戦(1月17日)で2秒3先着された牡馬ショウヘイが、続く3歳A級-1組戦(1月31日)で、グレースゴールドに5秒0先着していることを考えても、差のない戦いが可能と見ます。
 △2 ブルーオーシャンはいちい賞の3着馬で、12月には先行策から2歳A級-2組、1組戦と連勝しています。年明けの3走では、一転、すべて障害最後のクリアから7、6、7着ですが、同じ3走に出走していたグレースゴールド(8、7、4着)には2度先着。初の640キロでも降雪で軽めの馬場になれば克服可能で、あっさり突き抜ける場面もありそうです。

【第23回開催6日目】
 2月15日(月)のメイン第10レースは、然別賞(オープン-1組・18:05発走予定)
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)は、第2障害2番手クリアから抜け出したニュータカラコマが粘るところ、障害3番手から追ってきたオイドンが最後に馬体を併せ、同タイムながら勝利しています。今回は、そのオイドンが不在なら、ニュータカラコマが負けられません。特別戦では、出走機会で5戦連続連対中と安定感が際立ちます。
 キタノタイショウは、柏林馬事公苑特別ではスムーズな登坂から5番手で越えると、3着に追い込みました。1、2着馬とはやや差がありましたが、ここも障害次第では、決め手発揮の場面がありそうです。
 コウシュハウンカイは、同じ前走では置かれ気味の追走ながら、障害ではしっかり腰が入っており、結果6着も復調を感じさせる走り。北見記念2着と力はあるので、さらに状態が上がっていれば楽しみです。
 ニシキエーカンは、柏林馬事公苑特別が3番人気・8着。こちらも流れに乗れなかった印象がありますが、課題の障害はこなせていました。展開が向けば巻き返してきそうです。
 厳しいハンデでも同5着など好戦続くフジダイビクトリーも侮れません。

今週の見どころ(2/6~2/8)

2016年2月 5日(金)

 2月8日(月)のメインには、準重賞・スピードスター賞が組まれています。稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の予選3レース上位馬による、定量500キロ(牝馬480キロ)での争いです。現在のように決勝戦として実施された過去4回のスピードスター賞と、2011年2月28日のスピードスターファイナルを制したのは、いずれも予選の勝ち馬でした。走破タイムが1分を切るスピード比べにご注目ください。

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【第23回開催1日目】
 2月6日(土)のメイン第10レースは、如月特別(オープン-2組・18:05発走予定)
 メンバー8頭中6頭は、前開催では、オープン-2組戦(1月24日)に出走。そのうち4頭は、みずがめ座特別(1月30日・オープン・A1級決勝混合)と2走使いされていますが、注目はそれ以外の馬から。正月の重賞・帯広記念5着以来となる◎6 インフィニティーです。今季20戦して未勝利ですが、8度の重賞でも3着4回を含め掲示板内7回という実力派です。ここに入れば実績上位は明らかなので、今季初勝利にようやく手が届きそうです。
 〇1 アサヒリュウセイは、オープン-2組戦2着で、みずがめ座特別が5着。特別戦へ替わり着順を下げてしまいましたが、引き続き障害のキレもよく、調子落ちは感じません。インフィニティーは強敵ですが、前走の1、2着馬が不在なら、巻き返して不思議ありません。
 ▲2 ダイコクパワーは、オープン-2組戦では、追走でやや置かれてしまい6着でしたが、最近は先行できたときのほうが好成績を収めている印象も。現に12月13日には、特別戦で積極策からハクタイホウの2着と健闘しています。ペースが落ち着く特別戦なら、一発があるかもしれません。
 △5 ソウクンボーイは、オープン-2組戦、みずがめ座特別とも3着に好走。障害のカカリ次第というタイプで、3走前までは今季すべて4着以下でしたが、近2走は一変の動きを披露しています。半信半疑な面はありますが、押さえておく必要はあるかもしれません。

【第23回開催2日目】
 2月7日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)。12月20日に行われた重賞・ばんえいダービー(牡馬730キロ、牝馬710キロの定量)の再戦ですが、今回は重量格による別定重量戦のため、ばんえいダービー馬でオープン格付のセンゴクエース・740キロからB1級の牝馬タキニシサンデー、B2級の牝馬メムロコマチ・690キロまで最大50キロ差つきます。
 とはいえ断然の主役は◎4 センゴクエース。ばんえいダービーでの、2着キンメダルを26秒2もちぎったレースぶりからは、王者の風格が感じられました。今回のハンデ差は厳しいものの、ダービー2、3着のキンメダル、コウリキとは20キロ差しかつかないのであれば、まず負けないでしょう。
 ○3 キンメダルは、ばんえいダービーでは第2障害2番手クリアから、逃げるセンゴクエースを追いましたが、逆に突き放されてしまいました。26秒2は決定的な差ですが、今回は20キロ差がつき、当時よりも10キロ軽い720キロというところに逆転の可能性を見出したいところです。
 ばんえいダービー3着の▲7 コウリキは、障害を離れた5番手で越えると、2着キンメダルをコンマ1秒差まで追い詰めました。その後は精彩を欠いていますが、3歳三冠ですべて3着など実績ある同世代同士なら巻き返し必至。キンメダルが、センゴクエースを負かしに行き、末脚が鈍るようなら、こちらが2着という可能性も十分でしょう。

【第23回開催3日目】
 2月8日(月)のメイン第10レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:05発走予定)。定量500キロ(牝馬480キロ、5歳10キロ減)で争われます。
 注目は予選・地吹雪賞(12月27日)の勝ち馬オイドン。同条件特別では7勝、2、3着各1回と圧倒的な強さを誇ります。ただ、勝てなかった2回は、13年と15年のこのレース。韋駄天が揃うここでは、障害でのわずかなロスが命取りになりそうです。
 セイコークインは、昨季のこの路線では、地吹雪賞、このレースとも勝利しています。今季は、予選・疾風賞(10月19日)で僅差2着。牝馬の20キロ減を生かし、ここも差のない戦いが可能でしょう。
 その疾風賞を逃げ切ったナナノチカラや、予選・稲妻賞(8月24日)を豪快に差し切ったキタノサムライ、地吹雪賞2着で同じく決め手自慢のホクショウサスケも、障害を降りるタイミング次第では勝機十分といえます。

今週の見どころ(1/30~2/1)

2016年1月29日(金)

 先週、1月24日(日)に行われた4歳以上牝馬による重賞・ヒロインズカップは、ナナノチカラが勝ち、現在実施されている牝馬限定重賞(黒ユリ賞、ばんえいオークス、クインカップ、ヒロインズカップ)全制覇の快挙となりました。まだ6歳と若く、今後は牡馬相手での、古馬重賞タイトル奪取への期待も高まります。

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【第22回開催1日目】
 1月30日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(オープン・A1級決勝混合・18:05発走予定)。オープン-2組(1月24日)、A1級混合(23日)の両予選上位馬による一戦で、オープン5頭、A1級3頭が争います。
 オープン-2組予選を快勝したショウチシマシタに引き続き期待。第2障害ひと腰クリアからの逃げ切りで、2組なら力上位を見せつけました。今回はA1級混合で、相手が楽になっています。正直、負けるシーンは想像しにくいです。
 アサヒリュウセイは、オープン-2組に出走した近2走が3、2着。前走の予選では、ショウチシマシタにはちぎられたものの、3着ソウクンボーイには6秒1もの差をつけており、こちらも引き続き好勝負できそうです。
 サクラリュウは、オープン昇級2戦目の2組予選が障害5番手クリアから5着でしたが、3着はありそうな脚色で大きくは崩れませんでした。A1級時代の活躍ぶりを見れば、このメンバーなら連争いに加わってくるでしょう。
 A1級混合予選勢では、障害3番手クリアから抜け出し快勝したヤマノウンカイに注目。大外10コースで、しかも平場戦でのスピード勝負にも対応できたところが充実ぶりをうかがわせます。特別戦へ替わるのは歓迎のタイプなので、オープン馬を脅かすシーンも十分。
 A1級混合予選で逃げて3着だったアオノレクサスは、トップハンデから解放されることで、末の粘り強化が期待できます。

【第22回開催2日目】
 1月31日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:05発走予定)
 オイドンが、前開催のカシオペア特別(1月9日・オープン-1組)を第2障害4番手クリアから差し切って、オープン特別としては昨年11月以来の勝利を挙げました。近走は障害のカカリと同様、成績も安定しませんでしたが、スランプ脱出とみていいでしょう。連勝が期待できそうです。
 ニュータカラコマは、カシオペア特別では1番人気・2着。障害を2番手で越え、オイドンの決め手に屈した格好ですが、その差はわずか1秒7。特別戦での安定感は上位のものがあり、ここも首位争い必至でしょう。
 トレジャーハンターはカシオペア特別では7着も、逃げてゴール手前5メートルまでは先頭をキープ。押して行ったため最後に息切れしたものの、見せ場十分でした。12月7日にオープン-1組特別を勝った時は、逃げてギリギリ粘り込んでおり、ここもペースを握れるかがカギです。
 フジダイビクトリーはカシオペア特別が3着でしたが、トップハンデを考えれば、流石の走り。今回もハンデは厳しいですが、今開催から基礎重量が10キロ増えているのは、障害に絶対の自信を持つこの馬にとってはプラス。連争い候補の1頭です。

【第22回開催3日目】
 2月1日(月)のメイン第10レースは、、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:05発走予定)
 5歳重賞・天馬賞(1月3日)を勝ったキサラキクが前週の重賞にまわったため不在です。となれば、天馬賞で2着に敗れたハクタイホウが主役といえます。断然人気に推された天馬賞でしたが、決め脚強烈なキサラキクとさほど差のない障害クリアでは、ゴール手前10メートルまで食らいつくのが精一杯でした。強敵がいない今回は巻き返し必至でしょう。
 カンシャノココロは天馬賞では3番人気で3着と、この馬なりの走りは見せました。初の760キロでも障害をふた腰でまとめており、流れに乗れれば再びハクタイホウを追い詰めるシーンもありそうです。
 定量戦の天馬賞で障害ひと腰クリアから4着のホクショウメジャーにも引き続き注目。今回は重量格による別定戦で、ハクタイホウと20キロ、カンシャノココロと10キロ差つくのも有利です。着順を上げてくるかもしれません。
 天馬賞では逃げて5着に踏ん張ったカイシンゲキですが、今回は唯一、賞金別定重量の加増があるためトップハンデ。地力があるのは認めますが、ちょっと厳しいかもしれません。

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