ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 8384858687888990919293

今週の見どころ(5/21~5/23)

2016年5月20日(金)

 5月15日(日)に行われたカーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)は、6歳馬ナナノチカラがトップハンデながらも差し切って女王健在をアピールしました。2着にも6歳馬セイコークインが入り、ばんえい十勝オッズパーク杯での牡馬(1着オレノココロ、2着コウシュハウンカイ)と同様、強い6歳世代を印象付ける結果だったといえそうです。

サテライト石狩場外でのイベントはこちら

【第3回開催4日目】
 5月21日(土)のメイン第10レースは、エメラルド特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組(5月15日)、B1級-2組混合(16日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選2着の◎ソウクンボーイに注目します。オープンからB2へ降級した今季は、相手も負担重量も軽くなったためか障害でしっかり腰が入り、開幕から2、1着。B1昇級初戦の前走予選でも、キタノサムライの決め手に屈したとはいえ1秒5差と上々の走りを見せました。今回は特別戦とはいえ650キロなら障害で手こずる心配もなく、中心視できそうです。
 ○ホクショウサスケは、B1級-2組混合予選の勝ち馬。軽めの馬場が向いた印象もありますが、第2障害ひと腰4番手クリアから突き抜けました。前々走の春駒特別(B1級-2・3組決勝混合)でも障害のキレは悪くなく、離れた3番手で越えると、2着アオノレクサスを1秒0差まで追い詰める好レース。決め手では上位の存在だけに、障害が安定してる今なら特別戦でも軽視禁物でしょう。
 ▲アオノレクサスは、オープンからB1へ降級した今季も、終いに粘りを欠く相変わらずのレースぶりで、B1級-1組予選では4着。特別戦のほうがペースが落ち着くぶん戦いやすそうですが、展開次第の面は否めません。
 春駒特別4、5着の△カツオーカン△スギノハリアーも侮れません。

【第3回開催5日目】
 5月22日(日)のメイン第10レースは、五月雨特別(オープン混合・20:10発走予定)。オープン7頭と、A1級のトレジャーハンターの争いですが、開幕週のスプリングカップ(4月22日・オープン)を快勝しているセンゴクエースが回避し混戦模様です。
 ◎ニュータカラコマは、スプリングカップには不在で、今季初戦の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(5月1日)では2番人気で4着。1~3着馬からはやや離されましたが、障害もスムーズで、力負けでありません。昨季8勝を挙げている特別戦の舞台なら、巻き返してきそうです。
 相手筆頭はひとまず○トレジャーハンター。今季、A1級混合の特別戦で2戦し、ともに後続を寄せ付けず逃げ切って連勝中。特に前走のさつき特別はオープンとの混合でしたが、相手強化を感じさせない楽勝でした。今回はオープンクラスでもさらに格付け上位馬が相手となりますが、10キロ差を生かせば勝機もありそうです。
 スプリングカップ3着、ばんえい十勝オッズパーク杯2着の▲コウシュハウンカイや、前走ばんえい十勝オッズパークで復調気配が見えた(3着)△オイドンらも差はありません。

【第3回開催6日目】
 5月23日(月)のメイン第10レースは、スーパートレーナー賞(B級・20:10発走予定)
 前開催(5月9日)に実施された同条件の特別戦・スーパージョッキー賞で1番人気・2着◎アサヒリュウセイの巻き返しなるでしょうか。50キロ軽い4歳牝馬アスリートに逃げ切られてしまったものの、第2障害2番手クリアからコンマ2秒差まで追い詰める、負けて強しのレースぶりでした。今回もトップハンデ640キロなので楽な展開は望めませんが、昨季オープンで勝ち負けしていた実力を信頼したいです。
 ○ワールドピサも同じく640キロでの出走。こちらはA1からの降級馬で、今季3戦3勝。B1級初戦の前走は特別戦でしたが、アオノレクサス(オープンから今季B1へ降級)を振り切っての快勝でした。アサヒリュウセイを除けば、これといった強敵不在のメンバー構成なら、引き続き上位争いは必至でしょう。
 怖いのは、最軽量590キロの4歳牝馬▲キタノレッドルビーでしょう。今季は、前々走のすずらん賞(4歳オープン)こそ怪物センゴクエース相手でペースを握れず大敗していますが、それ以外の2戦では逃げて1、3着の好成績を挙げています。アサヒリュウセイのハナを叩く展開に持ち込むのが理想です。
 今季初戦でワールドピサと接戦を繰り広げた△ファイトガールも楽しみです。

今週の見どころ(5/14~5/16)

2016年5月13日(金)

 5月15日(日)のメインには、カーネーションカップが組まれています。ばんえいの3歳(4歳)以上牝馬の限定戦では、重賞・ヒロインズカップ(今季は2017年1月22日実施)が最高峰となりますが、このレースはさしずめ春の女王決定戦といったところ。昨季はこのレースを勝ったアアモンドマツカゼが、ヒロインズカップでも2着と好走しています。

【第3回開催1日目】
 5月14日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 ◎キタノオーロラに期待。B3へ降級した今季も追走にはやや苦労していますが、障害はしっかりまとめ、3、2、1、1着とすべて馬券に貢献しています。昨季、B1級の特別戦(混合戦含む)で2勝という成績を考えても、ペースが緩くなる特別戦へ替わるのは歓迎といえそう。B2昇級初戦でも、決め手を見せつけるでしょう。
 ○フクミツはA2からの降級馬。前走のB2級-3組戦は、先行力と障害力を生かすこの馬らしいレースで、2着を14秒3もちぎる圧巻の逃げ切り勝ちでした。相手はやや骨っぽくなりますが、力を出し切れば、引き続き好勝負必至でしょう。
 ▲スピードフジはB2級で2連勝中。前々走では第2障害離れた6番手クリアから追い込みを決めているように、鋭い末脚が武器。障害は巧者ではありませんが、今年1月のB1級混合の特別戦では725キロで、テルシゲ(当時A2級)をあっさりと差し切っていることを考えれば、今回の640キロなら心配無用です。
 前走B級の特別戦で3着と好走した△メトーイチバンや、前走B2級-2組戦でスピードフジから僅差の2着△ユウトウセイにもチャンスがありそうです。

【第3回開催2日目】
 5月15日(日)のメイン第10レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:10発走予定)
 1月の重賞・ヒロインズカップを勝っている古馬女王◎ナナノチカラに注目。今回は、当時のメンバーが7頭も出走しておりほぼ再戦です。2月にはスピードスター賞(この馬は480キロ)で、2着オイドンに軽量戦では決定的ともいえる3秒5差をつけ逃げ切っていることを考えれば、トップハンデとはいえ670キロという軽量もプラス。多少、ペースが速くなっても、抜群の決め手で決着をつけてしまいそうです。
 ○セイコークインは、ヒロインズカップが6着。当時はナナノチカラと同じくトップハンデでしたが、今回は降級により10キロ軽い660キロなのは有利。障害にムラがあり、勝ち切れないレース続きとはいえ、牝馬限定戦なら実力上位の存在です。
 4歳馬▲タキニシサンデーは、昨年のばんえいオークスの2着馬。古馬牝馬オープンへは初挑戦でも、最軽量630キロを生かし先行できれば、ナナノチカラの追い上げを振り切ってしまう場面もありそうです。
 5歳馬が5頭出走していますが、3月まで特別戦ではあった10キロ減がなくなっているのは微妙。B1級で2連勝と好調な△アサヒメイゲツ、ヒロインズカップ5着△キサラキクらは押さえまで。

【第3回開催3日目】
 5月16日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)。2歳シーズン三冠の勝ち馬が不在で、ハンデ差は最大20キロ。混戦模様です。
 ◎ムサシブラザーは、2歳時には青雲賞、北見産駒特別と特別戦を2勝し、二冠目・ヤングチャンピオンシップでは4着。今季はB4級で3走し、4、3、2着と尻上がりの成績で、近2走は第2障害を先頭で越えています。そのまま押し切れなかったのが、古馬の壁といえそうですが、同世代限定戦の流れなら、逃げ切りが期待できそうです。
 ○プレザントウェーは上り馬の勢いを感じる1頭。3月20日の若草特別(3歳牡馬オープン)で、今回のメンバー中、最先着の3着に好走すると、今季初戦ではムサシブラザー(4着)に競り負けたもののコンマ3秒差5着。その後、2、3着と好調を持続しています。
 ▲ツルイテンリュウは、ヤングチャンピオンシップの2着馬。B3格付での今季2戦はともに6着とはいえ、障害のキレは良好でした。同世代限定で、障害力を生かせる特別戦の今回は巻き返しのチャンスでしょう。
 △キタノリュウキは、ヤングチャンピオンシップ、三冠目・イレネー記念とも3着と善戦。障害巧者で、決め手もそこそこありますが、展開に左右される面は否めません。ここも流れ次第で上位争いに加わってきそうです。
 △アラワシキングは、十勝産駒特別の勝ち馬で、イレネー記念でも僅差2着に好走しています。B3級での今季2戦が7、6着とはいえ、着順ほど内容は悪くありませんでした。

今週の見どころ(5/7~5/9)

2016年5月 6日(金)

 5月9日(月)のメインには、スーパージョッキー賞が組まれています。昨季のリーディング上位騎手10名とB級馬のカップリング競走。10名の名手の手綱さばきに注目です。
 また、ナイター開催のお楽しみ、「ばんえい十勝ビアガーデン」が5月7日(土)よりスタートします。詳細はこちら

【第2回開催4日目】
 5月7日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(B1級-2・3組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-2組混合(5月1日)、B1級-3組(5月2日)の両予選上位馬による一戦ですが、回避馬が相次ぎ少頭数6頭立てとなりました。
 B1級-3組予選の勝ち馬◎アオノレクサスに引き続き注目。第2障害ひと腰クリアから後続を寄せつけない楽勝で、今季初戦の卯月特別(4月23日・B1級-1組)7着から巻き返しています。その卯月特別でも障害はひと腰で越えており、特別戦では終いの踏ん張りが課題になりそうですが、格下B2級との混合なら、連対は外さないでしょう。
 ○ワールドピサもB1級-2組混合予選を逃げ切って快勝。開幕から2連勝と昨季後半からの好調を維持しています。今回は強力な同型馬アオノレクサスがいますが、ゴール前の追い比べになれば、10キロのハンデ差がモノをいうかもしれません。
 B1級-2組混合予選2着▲ニシノキング、B1級-3組予選5着△ホクショウサスケはともに強烈な末脚が武器。前述2頭が競るようなかたちになれば一発の可能性も十分でしょう。

【第2回開催5日目】
 5月8日(日)のメイン第10レースは、さつき特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン、A1級、A2級の3クラス混合戦です。
 ◎トレジャーハンターは、開幕週の前走青葉特別(A1級混合)で逃げ切って快勝。オープンでは勝ち味に遅い成績でしたが、今季からクラスがA1に下がり、久々にこの馬らしい先行力と障害力を生かすレースができました。今回はオープン馬も2頭いますが、相手はさほど強化した感もなく、連勝で決めてくれるでしょう。
 ○ダイコクパワーは、昨季最終日の大平原特別(オープン)で2着に好走すると、今季初戦のミズバショウ特別(A2級混合)で約半年ぶりの勝利を収めています。普段は流れ込むだけのレースが多いところ、前走は差し切ってしまったところに充実ぶりを感じさせます。A2級格付で重量的にも有利なので、引き続き楽しみです。
 ▲ホクショウユウキは、昨季、オープン-2組特別で3勝を挙げ、12月にはオープン-1組特別でトレジャーハンターと接戦を演じた実績もあります。障害次第では、差のない戦いが可能でしょう。
 青葉特別で2、4着の△ヤマノウンカイ△セイコークインが続きます。

【第2回開催6日目】
 5月9日(月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(B級・20:10発走予定)
 ◎アサヒリュウセイは、今季初戦の前走B2級-1組戦(4月24日)を逃げ切って楽勝。3月までオープンで勝ち負けしていた実力を見せつけました。障害次第の面は否めませんが、640キロなら心配なさそうです。
 ○マゴコロはA2からの降級馬。4月24日のB2級-1組戦ではアサヒリュウセイにちぎられての3着でしたが、今回は特別戦だけに、当時ほど厳しい流れにはならないはず。好位につけられれば、もう少し詰め寄ることができそうです。
 ▲テンカムソウも4月24日のB2級-1組戦では8着と大敗しましたが、本来は障害巧者で特別戦の流れが合うタイプ。今回のメンバー構成なら巻き返しが期待できます。
 △メトーイチバンは、4月24日のB2級-1組戦が6着も、続くB2級-2組戦では巻き返して快勝。今回のメンバーなら、アサヒリュウセイを除けば、さほど力差は感じません。

今週の見どころ(4/30~5/2)

2016年4月29日(金)

 5月1日(日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨年度の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、今年も精鋭10頭が揃いました。今季最初の重賞ウイナーに輝くのはどの馬か。ご期待ください。

帯広競馬場でのイベントはこちら→ 4/29~5/1 5/3~5/5

【第2回開催1日目】
 4月30日(土)のメイン第10レースは、うまちか杯(B1級-1組混合・20:10発走予定)。A2級5頭とB1級2頭の争いですが、基礎重量で10キロ軽いB1級勢を主軸視します。
 ◎サカノテツワンは、開幕週の前走B1級-2組戦で逃げ切り完勝を収めています。今年1月にはA2級-1組の特別戦で連対実績があり、今季はA1から降級。今回は相手強化でもA2級との混合なら、実績的に十分通用するはずです。
 ○アサヒメイゲツも、卯月特別(4月23日・B1級-1組)を差し切って、今季初戦を白星で飾っています。第2障害を越えたのは7番手でしたが、先行勢とさほど差なくクリアできたことが勝因。今回も障害のタイミング次第で、決め手発揮の場面があるでしょう。
 ▲サクラリュウは、前走の青葉特別(A1級混合)が6着でしたが、この馬を含めオープンからの降級馬が7頭という強力メンバーでは仕方ありません。今回は相手が緩和されており、前で流れに乗れれば、上位争いに加われそうです。
 青葉特別が7着だった△カンシャノココロは、主戦の阿部武臣騎手に戻って巻き返しを期待したいところでしょう。

【第2回開催2日目】
 5月1日(日)のメイン第10レースは、第10回ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2・4歳以上選抜・20:10発走予定)
 昨年のばんえい十勝オッズパーク杯1、2着の6歳馬◎オレノココロ○コウシュハウンカイに注目します。5歳シーズンは若馬の減量がなくなるため、昨年のこのレースでは両馬とも厳しいかと思われましたが、早めの障害クリアからワンツーを決めてしまいました。今季開幕週のスプリングカップ(オープン)もそれぞれ2、3着と好スタートを切っており、今年も接戦で優勝争いを繰り広げそうです。
 ▲カイシンゲキは、今年がこのレース初挑戦。昨季は9月の4歳重賞・銀河賞を勝ったあと、オープン昇級でクラスの壁に当たりましたが、今季初戦の前走青葉特別(A1級混合)では、勝利まで届かなかったとはいえ上々のレースぶり。重量的に不利な感もある5歳ですが、この馬はA1格付けで10キロ軽いこともあり、上位争いに加わってきそうです。
 昨年のこのレース3着馬△ニュータカラコマ、流れが合えば△ニシキエーカンも争覇圏といえます。

【第2回開催3日目】
 5月2日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 ◎センゴクエースは、今季初戦の前走スプリングカップで古馬オープン戦初勝利をマーク。オレノココロ、コウシュハウンカイら実力馬を寄せ付けない逃げ切りで、改めて怪物ぶりを披露しました。今回の最大70キロ差のトップハンデは、60キロ差だったポプラ賞を上回る未知の領域ですが、そのポプラ賞では5歳馬を相手に圧勝を収めています。4歳同士の戦いなら、まず負けるシーンは想像しにくいです。
 センゴクエースとはほぼ勝負付けが済んでいる相手関係だけに、対抗には同馬と未対戦の○イノリノチカラを指名。昨季14勝を挙げた上がり馬。今回が同世代限定のオープン、特別戦とも初挑戦です。開幕週のレースでは競走除外だったのは残念ですが、センゴクエースを相手に40キロ差でどれくらい食い下がれるか見ものといえます。
 昨年の3歳三冠で上位争いしてきた△コウリキ△キンメダルや、ばんえいオークス2着馬△タキニシサンデーが続きます。

今週の見どころ(4/22~4/25)

2016年4月20日(水)

 4月22日(金)より、新年度のばんえい十勝がスタート。開幕週は25日(月)までの連続4日間で、年内はすべてナイターで開催が実施されます。2日目の23日(土)からは2歳戦もスタート。4月10日に行われた第1回能力検査をクリアした若駒たちが続々とデビューを迎えます。なお一番時計を叩き出したホクショウムゲン(牡・服部義幸厩舎)は24日(日)第2レースに出走を予定しています。

帯広競馬場でのイベントはこちら

コース使用方法についてはこちら

【第1回開催1日目】
 4月22日(金)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:10発走予定)
 ◎コウシュハウンカイは、昨季も開幕日に実施されたこのレースで2着に入ると、続く重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯でも2着に好走。その後、6月の旭川記念で古馬重賞初制覇、3月のばんえい記念では見せ場を作って3着など、1年間、古馬オープンクラスで存在感を示し続けました。負担重量や馬場状態を問わず実力を発揮できるタイプなので、軸としては最適でしょう。
 ○オレノココロは、コウシュハウンカイと同じ6歳でライバル的存在。昨季は、ばんえい十勝オッズパーク杯、ドリームエイジカップ、帯広記念、チャンピオンカップの4重賞を制しています。トップハンデを課されていた12月、2月のオープン-1組特別でも大きくは崩れていなかったので、重量差のつかない今回は、上位争いに加わること必至といえます。
 4歳馬▲センゴクエースは、2歳三冠、3歳二冠馬で、3月のポプラ賞では、年長の5歳馬を相手にトップハンデを問題にしない圧勝を飾り、周囲の度胆を抜きました。オープン(1組)特別では4着が最高ですが、伸び盛りの勢いで突破なるでしょうか。
 △オイドンはスピードタイプで、今回の680キロは大歓迎。とはいえ昨年のこのレースでは、断然人気に推されながら9着など、ムラな面があります。障害次第では、抜群の決め手で決着をつけてしまう場面もありそうですが、果たして。

【第1回開催2日目】
 4月23日(土)のメイン第10レースは、卯月特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 混戦ですが、ひとまず4歳牝馬◎タキニシサンデーに注目します。先行力と障害力を武器に、昨季は、ばんえいオークス2着や、B1級のレース(混合戦含む)で4勝をマークしています。3月12日の花月特別は5着でしたが、初のB1級-1組特別挑戦で仕方ない面も。最軽量ハンデで臨めるここは、先行策から押し切れるとみます。
 ○カツオーカンは、昨季はA2級の特別戦で2勝を挙げている実力馬。勝ち切れない面も見られますが、ひとつクラスが下がるB1なら、見せ場以上が見込めそう。
 ▲アオノレクサスはオープンからの降級馬で、力量上位は明らか。昨季は2勝のみでしたが、障害で崩れるシーンはほとんどありませんでした。逃げ一手の脚質だけに、とにかくマイペースに持ち込めるかがカギです。
 4頭出走している5歳馬は、3月まであった特別戦での10キロ減がなくなることでやや不利な印象。昨季、B1級の特別戦で3戦1勝、3着2回と安定していた△カネゾウ、決め脚鋭い△アサヒメイゲツらは押さえ評価にとどめます。

【第1回開催3日目】
 4月24日(日)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)。A1級5頭とA2級4頭の争い。うち7頭がオープンからの降級馬ですが、2クラス下がってA2級格付の2頭に注目します。
 ◎ヤマノウンカイは、昨季、A2級-1・2組決勝混合の特別戦(1月17日)からオープン昇級初戦のA1級との混合戦(2月14日)まで5連勝をマーク。オープン馬同士の対戦となったその後3走では2度の4着が最高でした。今回はその3走で対戦した馬もいますが、A1級より10キロ軽いハンデを生かせば、勝機が十分見込めます。
 ○サクラリュウもオープンから降級しA2級スタート。1月1日のニューイヤーカップ(A1級混合)を圧勝しオープン入り後、8戦中5戦で掲示板を確保しています。ヤマノウンカイとは4走続けて対戦し、この馬が先着したのは1度だけと劣勢なので対抗評価ですが、障害の安定感ではこちらのほうに分があります。
 ▲トレジャーハンターは、ウィナーズカップ(2月21日・4歳以上選抜)では2着と、前述2頭(4、5着)に先着。A1格付のため、A2級より10キロ重いのは不利ですが、障害には自信を持っているので、流れを作れればあっさり逃げ切るシーンもありそうです。
 時計勝負になれば△セイコークイン、逆にスローペースになれば△ニシキエーカンに警戒が必要でしょう。

【第1回開催4日目】
 4月25日(月)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(A2級混合・20:10発走予定)
 2頭いる4歳の牡馬に注目。なかでもメンバー中で唯一のB1格付である◎コウリキに期待します。はまなす賞1着、ポプラ賞2着、3歳三冠オール3着と、昨季出走した重賞ではすべて馬券に絡む活躍をみせました。A2昇級後は、自己条件戦では決め手が不発続きで、一度も掲示板に載れていませんが、650キロなら障害で置かれることもなく、先行勢をまとめて差し切る場面もありそうです。
 もう1頭の4歳牡馬○キンメダルは、3歳三冠のばんえい菊花賞、ばんえいダービーでともに2着という実績馬。A2級では、なかなか先行できず、自分の形に持ち込めませんが、こちらも負担重量が軽くなっての変わり身に期待したいところ。
 A2級での実績上位なのが▲ホクショウメジャー。昨季平場戦で2勝し、特別戦(混合戦含む)で2着2回、3着1回があります。詰めの甘さが出なければ、粘り込むシーンもありそうです。
 昨季10勝を挙げ地力強化著しい△シンザンボーイや、ハンデ有利な4歳牝馬△シリウスにも上位食い込みを期待したいです。

<<前へ 8384858687888990919293
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.