ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

ばんえいコラム アーカイブ

<<前へ 7891011121314151617

やっぱり馬が好き(第42回) 旋丸 巴

2007年11月29日(木)

馬耕まつり 第二弾

 「帯広競馬場を馬文化の発信基地に!」というのが、我らが「ばんえい競馬応援団」=「とかち馬文化を支える会」の合言葉。

 その崇高な志が、ついに実現されたかと思うと、もう嬉しくて、ちっとも当たらない馬券の悔しさなんか、どこかに飛んで行ってしまったくらい。

 私を、こんなに感激せしめたのは、11月10日・11日の両日に開催された「馬耕まつり」。支える会が主体となって作った実行委員会が主催した、これなるお祭り、実は、一人の支える会理事さんの呟きによって誕生したイベントなのである。

 「昔の農機具を見つけたから買ってきたんさ。あれ、競馬場で馬に曳かせたら、ばんえいのPRにならんかい?」

 元々、ばんえい競馬は、馬による耕作、即ち、馬耕がルーツの競技。ばんえい競馬の起源を知り、昔日の農業を体感する、これ、誠に意義のあることであって……なんて小難しい講釈は後から考えたもの。理事さんの呟きを聞いた瞬間、「それ、面白いから、やりましょう!」と、馬のことなら猪突猛進の私が、諸手をあげて賛成した。

 さて、そんなシンプルな発想から始まった馬耕まつりが、しかし、企画するうちに段々と大規模になり、なおかつ、当初の実施予定の9月23~25日には、馬インフルエンザの影響で、肝心の馬の持ち込みが出来ないという非常事態まで発生。それでも、9月には何とか様々な農機具を駆使して、楽しい「馬耕まつり」を開催したけれど、そんな「馬のいない馬耕まつり」で満足するようなヤワな人々ではないのである、支える会のメンバーは。

 という訳で、今度こそは実馬を使ってリベンジ! と、意気込んで開催したのが、今回の「馬耕まつり第二弾」。お祭りのメインは、何と言っても、開催のきっかけとなった「馬耕デモンストレーション」。ディスクハロー(土を砕いて畑を平らにならす機械)、プラウ(土を掘り起こす機械)、それに昭和30年代に活躍した保道車(車輪にゴムを巻いた馬車)曳いた馬達がエキサイティングゾーンを行進すると、寒風吹く中、たくさんの観客がスタンドから出て興味深げに見物。

071129-1.JPG
プラウによる馬耕のデモンストレーション

 ただし、単なる見世物で終わらないのが「支える会流」。デモンストレーションの途中で一旦、馬を止め、馬や農機具に触ってもらい、かつての馬耕を体感してもらったから、観客も大喜び。馬に触って歓喜の声をあげる子供や、馬と記念写真を撮るファン、「懐かしいね」と農機具に見入る年配の男性など多数。暖かい空気が競馬場を包んだのである。ほのぼの。

 いや、しかし、今回の馬耕まつりには、もうひとつメイン・イベントがあって、それが流鏑馬。

071129-2.jpg

 十勝はスポーツ流鏑馬のメッカであり、帯広の隣町・芽室町では、毎年、全国大会が行われている。ということで、この伝統馬術を、是非、競馬場で披露しようと、11日にはレースの合間を使って、エキサイティングゾーンで流鏑馬を実演。きらびやかな和装の騎馬が疾走する勇壮なショーに観客は息を飲み、射抜かれた的がはじけ飛ぶたびに、スタンドからはやんややんやの歓声が沸き起こった。

 勿論、こうした華やかなショーだけが馬耕まつりではなくて、スタンド南側では、常時、引き馬や馬車が活躍。馬が持ち込めなかった1回目の馬耕まつりの恨みを晴らすかのように延べ14頭もの馬を用意し、ファンに、子供に、存分に馬に触れ合い、遊んでもらったから、その賑やかなことは想像に難くない、でしょ?

 そんな中にあって、馬耕デモンストレーションと同じくらい私を感動せしめたことがあったから、最後に一言。

 今回、馬車で観客を歓待した馬の中に極小のポニーが1頭。軽2輪の馬車を曳いて大人気を博したのだけど、その隣では、御馴染みのリッキーがバスほどの大型馬車を曳いている。

071129-3.jpg
リッキー馬車とポニー馬車

 巨大なばん馬と世界最小級のポニー。同じ馬なのに、この違い。こんな珍しい取り合わせが簡単に実現するのも、バラエティー豊かな馬産が存在する十勝ならでは。これそこ、広範な馬文化の全国への発信なんである、と再び感慨を深くした私。

 と言いながら、しかし、痛恨だったこともあって、こうして感動しまくるうちに馬耕まつりは夢のように過ぎて、気がつけば同時開催の帯広商工会議所主催「ばん馬祭り」を楽しむ暇は皆無。同お祭りのお笑いショーや人間ばんばがゆっくり見られなかったのは仕方ないとしても、商工会が販売していた「ばん馬関係新商品」、これは食べたかった! ばんばお焼きなんぞというものは、友人が買ったものを写真で撮ったけれど、私は一口も食べられず終い!

071129-4.jpg
食べたかった! ばんばお焼き

 馬文化発信の崇高な志に「満足」。でも、「満腹」には程遠い晩秋の2日間だったのでした。うひゃ~、お腹減った~!

071129-5.jpg
なんと、「ちーずいんぱくと!」

馬券おやじは今日も行く(第40回) 古林英一

2007年11月16日(金)

NPO法人「とかち馬文化を支える会」会誌発行!

 全国1億2000万人のばんえいファンのみなさん! 今春、ばんえい応援団「とかち馬文化を支える会」(以下、支える会)が発足したことはご承知かと思います。

 支える会は、これまで、帯広競馬場内のリッキーハウスの運営や協賛レースの開催、さらにはアラビアンホースショーや馬耕まつりなど、ばん馬と馬の様々な活動をおこなってきましたが、ついにというか、やっとというか、このたび会誌を発行することになりました。その名も……まだ決まってません。とりあえず「とかち馬文化を支える会会誌」という誌名で発行します(※1)。現在鋭意制作中です。

 なんせ予算もないので、手作り感あふれる(というより手作りそのものですが(^^;))ハートフルな冊子です。創刊号は、ばんえい基礎講座、血統コラム、ばんえい名馬列伝、ばんえい競馬ひねくれ回想録、ばんえい豆知識、さらには支える会の活動紹介や連載まんが、はたまたリッキーハウスの商品カタログ、加えて写真やイラストも盛りだくさん。サイズは持ち運びにも便利でかわいいA5版。当「ばんえい競馬情報局」でもお馴染みの文豪・旋丸巴先生をはじめ、多士済々の豪華執筆陣。ここで「ばんえい競馬情報局」の読者に記念すべき創刊号の表紙をこっそりお見せしましょう(※2)

071116hyoshi.jpg

 ね、見たいでしょ? 欲しいでしょ? 今支える会に入会すれば創刊号をもれなく進呈! この際ですからぜひ支える会に入会して創刊号をゲットしてください。なんせ「会誌」ですから、配布先は基本的には会員限定。したがって発行部数に限りがあります。今入会すれば創刊号は年内にあなたの手元に届きます。せっかくなら創刊号から揃えたいとは思いませんか? 今がチャンスです!! さあ、これであなたもばんえい通。これを読めば難解な馬券推理もお茶の子さいさい。的中率アップにつながります(※3)

 さあ、今すぐ支える会のホームページにアクセスしましょう。これであなたのばんえい人生はバラ色です……って、これじゃ深夜テレビの通販広告でんな。

(※1)会員から公募して誌名を決定する予定です。
(※2)表紙のデザインは予告なく多少変更されるかもしれません。
(※3)本冊子の効果には個人差があります。

やっぱり馬が好き(第41回) 旋丸 巴

2007年11月 8日(木)

弁当箱の秘密

 先日、何度目かのバックヤードツアーに参加して、いや、しかし、何度参加しても面白いね、このツアーは。

 装鞍所やコースの向こう側など、関係者以外が入れない競馬場の裏側を案内してくれるという嬉しい企画だから歓び勇んで参加して、しかし、前述のように既に何度も参加している私だから、今回は、なるべく、今まで見過ごしていたようなところを、じっくり拝見させてもらおうと鵜の目鷹の目で辺りを観察していたら……あった、ありましたよ、面白ポイントが!

 今回、発見したそれなるポイントは検量室。スタンドから見るとパドックの向こうに見える小さな建物が検量室なのだけれど、今まではコースを走る馬を見るために、急ぎ足で通過していたこの施設を、しかし、今回は、しっかりウォッチ。

 中の職員さんの許可を得て、入口辺りから中をつぶさに観察。

 全体で20畳もないだろうと思われる、この小さな建物は、勿論、騎手の体重が量られるのための施設だけど、その中で、私の目を釘付けにしたのは、片側の壁に備え付けられた下駄箱のような棚。棚には、騎手の名前が書き込まれた銀色の箱が入っていて、「お、これが、噂に聞く弁当箱か」と思ったら、心が躍った。

071108-1.JPG

 当ブログの読者諸氏なら御存知だろうが、念のために御説明申し上げれば、これなる銀色の箱の中身は「おもり」。

 夏なら75kg、冬なら防寒服を入れて77kgに統一されている、ばんえい競馬の騎手重量。これに合わせるために、騎手は、おのおのの体重によって調整した「おもり」を装備する。

 平地の騎手なら、小さな鉛の板を勝負服や鞍に装着すれば良いのだけれど、ばんえい騎手の場合は小さな板では間に合わないから、こんな箱が必要な訳で、何しろ、身長180センチを越える船山騎手も、150センチの竹ヶ原茉耶ちゃんも、みーんな、夏なら75kg、冬なら77kgに統一しなきゃならないから、その鉛の量も半端じゃないのである。

 という訳で、これらの「おもり」を入れるのが、俗に「弁当箱」と呼ばれる、この銀色の箱なのである。

 検量室の棚には、だから、大小様々な弁当箱が置かれていているのだけれど、そのひとつひとつには、ちゃんと名前が記されているから、興味は尽きない。

 レースそっちのけで、いつまでも弁当箱を眺めている私を不憫に思ったのか、奥で執務していた職員のおじさんが近寄って来て、「ほら、これ、希世の」と、わざわざ棚から引っ張り出してくれたのが、佐藤希世子騎手の弁当箱。

071108-2.JPG

 いや、弁当箱と、今、記したけれど、その箱は到底、「弁当」なんて可愛く呼べる代物ではなくて……。大型車のバッテリーに持ち手をつけたくらい。それくらい大きいのである。

 職員のおじさんは、更にサービス精神を発揮して「持ってごらん」とまで言ってくれる。折角だから、お言葉に甘えて持ち上げ……られないのである、重くて!

 「ひゃ~、これ何kgあるんですか?」と仰天する私に、おじさん、我が意を得たりと微笑み、答えて曰く

 「20kg」

 確かに、痩身の希世ちゃんであれば、これくらいの弁当箱が必要なわけで、そう言えば、レース後、検量室に入る彼女は、体を傾けて、この弁当箱を運んでいたっけ。

 この後も、「これは××騎手の、あれは△△騎手の」と、おじさんは次々に騎手さん達の弁当箱を見せてくれて、「じゃあ、最後に、N山騎手の、持ってみな」と差し出したのは、ショートケーキが3つ入るくらいの極く普通サイズの弁当箱。

 「何で、こんな平凡なものを?」と、不思議に思いつつ手に取った瞬間! 再び仰天する私。今度は、軽いのである、物凄く!

 「これプラスチックなんだよね」

 ふふふ、と、おじさんは笑ったけど、見れば、普通の弁当箱に見えたこの箱、実は、銀色の塗料を塗ったプラスチックの箱。

 「あいつ、いつも減量でヒーヒー言ってるから」と、おじさん。

 なるほど、それで、N山騎手はプラスチックの弁当箱なのか。と、納得しかけて、いやいや、と首を振った。

 弁当箱が使えないなら鉛の板をポケットに入れてレースに臨めばいい訳で、実際、そうしている騎手も多いのである。それを、わざわざ、こんなイミテーション弁当箱を作って、「僕は、ちゃんと弁当箱持ってレースに乗ってますよ」と、とぼけて見せるとは、さすが、日頃から明るいトークで周囲をなごませているN山騎手。実に、実に、お茶目!

 という訳で、弁当箱の秘密を、ほとんど匿名になってないイニシャルネームで暴露してしまったけど、お茶目なN山さんだもん、そんなことくらいで怒らないよね、ねっ?

071108-3.jpg

馬券おやじは今日も行く(第39回) 古林英一

2007年10月26日(金)

故キヲ温ネ新シキヲ知ル

 先日、JRAの知人から「古書店で岩波写真文庫の『馬』を発見して買いました」といわれ、早速見せてもらった。岩波写真文庫というのは1950年代(もしかすると60年代初めかも?)に発行されたA5版の写真集である。1冊1冊がテーマ別に編集されており、なかなか楽しい書籍である。

 この岩波写真文庫、小生が幼少のみぎり、わが家の本棚にびっしり並んでいたのを記憶している。どのようなテーマだったのかは全く記憶がない。なんせ40年以上前の話である。内容は覚えていないが、けっこう一所懸命に見ていた記憶はある。番号がそろっていたように思うので、おそらく親父は全冊買いそろえていたのではなかろうか。

 あらためて(というより、感覚的には初めてであるが)、岩波写真文庫『馬』を見ると、内容の豊富さに驚かされる。競馬、農耕、都市輓馬、そして食肉に至るまで、1950年代の馬のすべてが写真でコンパクトに紹介されている。歴史的事実として、知識としては知ってはいても、改めて画像で見ると、文字情報で得た知識がぐっと実体化するような気がする。

 印象深いいくつかを紹介する。

 競走馬の生産育成を紹介しているページでは千葉・三里塚の牧場が紹介されている。現在でも千葉はサラブレッドの生産県であるが、いまサラブレッドの生産を紹介するなら北海道であろう。日本の馬産史をひもとくと、北海道が競走馬生産で圧倒的なシェアをしめるようになったのは、実は、そう古いことではない。かつては千葉や東北が中心であった。故・吉田善哉氏が独立して社台ファームを最初に開いたのも千葉だったはずだ。そういえば、小生が大学生時代(1970年代後半)、競馬というものに目覚めてしまったときでも、千葉は軽種馬生産で10数パーセントのシェアをもっていた。

 都市輓馬の写真も興味深い。関西で生まれ育った小生にとって、馬は全く身近な動物ではなかった。1960年代、水田を耕作する牛は見た記憶があるが馬を見た記憶はない。しいていえば、小学校入学前に住んでいた大阪市西淀川区の公団住宅に「ロバのパン屋」が来ていたのを覚えているくらいだ。後年、この「ロバのパン屋」の荷車をひいていたのはロバではなく、木曽馬系統の和種馬であったというのを何かで読んだ。だが、当時の子供たちはあれがロバだとみな信じていたはずだ。

 馬には縁がないといわれる関西でも、当然といえば当然であるが、都市輓馬は数多く飼育されていたのである。大阪駅近くにあった大規模な厩舎村があったことを『馬』は教えてくれた。そんな大昔の話ではない。

 あまりにもふつうのことは存外記録されないものである。馬産研究においても同様である。もう少し都市輓馬というものを追いかけてみたいものである。うん、われながら学者っぽい締めくくりである。

 と、話はここで終わらない。ちょっと興奮気味に岩波写真文庫の件をつむじまる文豪にお知らせしたら、「岩波写真文庫って90年代に復刻されて、さらに最近またまた復刻されてるんですよ」と逆に教えられてしまった。いやあ、知らなんだ。スポーツ新聞と競輪・競馬の予想紙しか見ていないからこんなことになるのである。汗顔の至りである。あわてて注文した次第である。

やっぱり馬が好き(第40回) 旋丸 巴

2007年10月18日(木)

大好評マグカップ

 ナイター競馬が終わった途端に、ばんえい競馬にも秋風が吹いて、ちょっと売り上げが心許ない。いや、売り上げだけではなく、競馬場に来る観客も目に見えて少なくなった。

 この時期は、北海道は秋の収穫期。特に、農業が基幹産業の十勝では農家だけではなく、関連する様々な産業が大忙しの時期であって、だから、競馬場の入場人員や売り上げが低下するのも、ある意味仕方ないのだけれど、しかし、「仕方ない」と言って手をこまねいている訳には行かないので、ばんえい競馬応援団としては、あれやこれやと考えるのだけれど、色々な人の意見を聞いてみると、しばしば、「ばんえい競馬を、もっと魅力的に」というような意見に出くわすのである。特に、あまり競馬に親しんでいない方からは、そういう御意見を頂戴する……のだけれど……いや、ちょっと待って。本当に、今の、ばんえい競馬って、そんなに魅力がないの?

 情報局の読者諸氏なら御存知通り、答えはNO! そうなのである、ばんえいは既に充分な魅力を持った競馬なのである、スポーツなのである、競技なのである。

 ただし、である。その魅力が、充分に伝わっていない。いや、充分に伝えていなかった、という方が正しいかもしれない。

 という訳で、「ばんえい競馬の魅力を伝えよう!」と、私なりに奮起。勿論、私の本業は物書きであるから、各メディアでピーアールするのは当然だけど、もうひとつ、私が実験的に着手したのは「名馬グッズ」の作成。

 個性的な名馬達を知れば、ばんえい競馬の面白さ倍増すること間違いなし。だから、百花繚乱のヒーロー、ヒロインをグッズで紹介し、一人でも多くの人に彼らの個性を知ってもらおう、と考えたわけである。

071018-1.jpg

 という訳で、最初に作った名馬グッズが「フクイズミ・マグカップ」。先日(10月14日)のオープン戦・狩勝特別でも、ゴール前、怒濤の差し足でキッチリ差し切ったフクイズミ。厩舎サイドからも作成について快諾していただいたので、この愛しの芦毛ちゃんのマグカップを作って、競馬場の売店リッキーハウスで販売したのだが……。

 価格1500円という、ちょっと高めの値段設定にも関わらず、これが大好評でアッという間に売り切れ。慌てて増産する、ということに相成った。しかも、嬉しいことに、お客様からは「他の馬のはないの?」と尋ねられることも、しばしば。

 それでは、ということで、先日、第2弾として、「アンローズ・マグカップ」も販売開始したのだけれど、これまた売れ行き上々で、まずは一安心というところである。

 因みに、フクイズミ・マグカップは1種類、アンローズについては2種類のマグカップを作ったけれど、いずれにも小さな「紹介メモ」を入れた。生年月日や戦績の他、この馬の特徴なんかも記して、少しでもファンに楽しんでもらおう、というのが狙い。このマグカップで一人でもディープなファンが増えてくれれば嬉しいのだけれど……。

071018-2.jpg

071018-3.jpg

 そんな名馬マグカップだけれど、関係者からは早くも「次は、どの馬のマグカップ作るの?」とか「あの馬のマグカップを作ったらいいのに」というような御意見を多数いただいていて、はてさて、どうしましょうか? 私個人としては、次はミサイルテンリュウかな、などと考えているのだけれど、貴見いかが?

付記:一昨日、フクイズミの厩務員ヤスさんから、「アン姐さんだけ2種類なんて、ズ・ル・イ ズ・ル・イ」というメールが届いた。「そのうち、マグカップの売り上げで大儲けしたらフクイズミの別バージョンも作りますけん」とお返事メールを出して、しかし、1個につき利益は40円。なので、余程売れない限り「大儲け」には、ほど遠く……。

<<前へ 7891011121314151617
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.