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今週の見どころ(5/23~5/25)

2015年5月22日(金)

 5月24日(日)のメインには、大雪賞が組まれています。次開催・6月14日に実施される重賞・旭川記念の前哨戦となります。キタノタイショウ、オレノココロらは31日(日)の選抜戦へ出走予定のため不在ですが、本番へ向けて、各馬には弾みのつく走りを期待したいところです。

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【第4回開催1日目】
 5月23日(土)のメイン第10レースは、旭岳特別(A1・A2級混合・20:10発走予定)
 有力なのは前開催のつつじ特別(A1級混合)組。なかでも注目は同レースを勝ち5連勝を決めたトレジャーハンターでしょう。第2障害2番手クリアから、逃げるアオノレクサスを早々に捕まえると、追い込んできたアサヒリュウセイ(2着)を2秒8差しりぞける快勝でした。今回はそのアサヒリュウセイが翌日の大雪賞に出走予定のため、相手関係が楽になります。連勝を伸ばす可能性が大でしょう。
 アオノレクサスは、課題である詰めの甘さが出てしまい3着でしたが、最後まで脚は止まっていませんでした。アサヒリュウセイが不在なら、実績的にも順当に相手筆頭の座に収まりそうです。
 ショウチシマシタは、2走前の特別戦、前走つつじ特別とも10コースに入りながら4、4着と善戦しています。中ほどの枠を引いた今回は着順を上げてきそうです。
 つつじ特別が出走取消だったスギノハリアーは、3走前のA2級特別で逃げ切り勝ちを収めている実力馬。キンノカミはここがA2昇級初戦ですが、ハマればまとめて差し切れる末脚を持っています。

【第4回開催2日目】
 5月24日(日)のメイン第10レースは、大雪賞(オープン混合・20:10発走予定)。オープン7頭とA1級2頭が争います。
 今回のメンバー中、前開催の五月雨特別(オープン)で最先着の3着だったニュータカラコマに注目。第2障害をひと腰でまとめ、逃げ込みを図りましたが、コウシュハウンカイ、キタノタイショウの末脚に屈しました。その両馬が不在の今回は勝機十分といえます。
 ホクショウユウキは、五月雨特別では障害を3番手で越え4着。もともと決め手を欠く面がありますが、キタノタイショウに交わされただけなら、上々の結果といえそう。相手関係を考えても今回は前進が見込めます。
 A1級のアサヒリュウセイは今季3戦して2勝、2着1回と好調。今回はオープン馬もおり相手が上がりますが、引き続き目が離せません。
 オイドンは近3走がブービーか最下位と厳しい戦いぶり。前走では山本正彦騎手から鈴木恵介騎手へ、そして今回は安部憲二騎手への乗替わりで試行錯誤が続きます。そろそろきっかけを掴めるでしょうか。

【第4回開催3日目】
 5月25日(月)のメイン第10レースは、黒岳特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 直近のB1級-1組特別・水晶特別(2開催前)の上位3頭に加え5着馬も今開催からA2へ昇級。同4着フクミツにチャンスが巡ってきました。3走前の水晶特別は先行策が取れず。続く2走前のB級選抜特別では着順こそひとつ落としましたが、この馬らしい積極的なレースができました。特別戦の流れは向く印象で、この相手関係なら中心視できそうです。
 トモエエーカンはA2からの降級馬で、今季6戦して1勝、2着2回、4着3回。障害は巧者とはいえませんが、早めにまとめて、このところ大崩れがありません。勝つには展開の助けが必要かもしれませんが、馬券圏内には入ってくるでしょう。
 ヤマトジャイナーは今季5戦オール連対と絶好調。もともと決め手が武器ですが、今季は先行して好走を続けています。B1昇級初戦でも目下の勢いは侮れません。
 キタノストロングは勝ち味に遅いですが、毎回ひと脚は使ってくるタイプ。押さえには欠かせません。

今週の見どころ(5/16~5/18)

2015年5月15日(金)

 5月17日(日)のメインには、オープン馬による五月雨特別が組まれています。4月26日に行われた重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯のほぼ再戦ですが、当時より40キロ軽い特別戦の負担重量になることで、どのような結果となるのか楽しみです。

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【第3回開催4日目】
 5月16日(土)のメイン第10レースは、エメラルド特別(A2・B1級決勝混合・20:10発走予定)。A2級混合(5月10日)、B1級(11日)の両予選上位馬による一戦ですが、回避馬が相次ぎ7頭立てで争われます。
 A2級混合予選で圧巻の逃げ切り勝ちを収めたイッキフジに引き続き期待。2走前の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯こそ相手が強く8着でしたが、予選では、昨季A2級-1組特別で2勝という実力を示しました。相手有利なここは連勝が望めそうです。
 ジャングルソングは、A2級混合予選では第2障害離れた4番手から伸びて2着。早めに障害を越えることができれば、決め手を生かしここも上位争いできるでしょう。
 B1級予選が4着のグランドペガサスは、3走前の水晶特別(B1級-1組)で2着があります。障害巧者で、10キロ差を生かしてイッキフジより先に障害を越えられれば、勝機もあるかもしれません。

【第3回開催5日目】
 5月17日(日)のメイン第10レースは、五月雨特別(オープン・20:10発走予定)。前開催に行われた重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯を制したオレノココロが回避して9頭立て。全馬680キロでの争いです。
 ばんえい十勝オッズパーク杯では1番人気で3着だったニュータカラコマに期待します。第2障害で少し苦戦し、離れた4番手から前の3頭を追い、インフィニティーは捕えたものの、オレノココロ、コウシュハウンカイにはわずかに及びませんでした。10コースに入った不利も考えれば悪いレースではなく、快勝した今季初戦・スプリングカップと同じ680キロに戻る今回、巻き返しが濃厚でしょう。
 コウシュハウンカイは、スプリングカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯とも2着に好走しています。目下障害のキレも申し分なく、前残りには警戒が必要でしょう。
 前述2頭と同じ近2走が3、4着のインフィニティー、4、5着のフジダイビクトリーは障害巧者で、終いの踏ん張り次第で勝利まで望めそうです。

【第3回開催6日目】
 5月18日(月)のメイン第10レースは、スーパートレーナー賞(20:10発走予定)。昨季の調教師リーディング上位10名が管理するB級馬による選抜戦です。
 トモエエーカン(小林長吉調教師)は近3走が1、2、2着と好調。今回と同様のB級選抜戦だった2走前(スーパージョッキー賞)は勝ったホクショウバトルとコンマ8秒の僅差でした。相変わらず障害では苦戦していますが、末脚は安定しているだけに、ここも大崩れはないでしょう。
 キンノカミ(尾ケ瀬富雄調教師)はスーパージョッキーが3着。トモエエーカンと同型で障害次第の面はありますが、昨季最終開催のサッポロビール杯(A2級-1組)で、第2障害2番手クリアから完勝している実力を見せつける場面もありそうです。
 障害巧者のオメガグレート(西弘美調教師)はサッポロビール杯の3着馬。今回は前述2頭より10キロ軽いだけに、逃げ切りに警戒が必要でしょう。
 ヒロノヤマト(金田勇調教師)は昨季最終出走ではA2級-2組混合特別を制しています。成績に安定感を欠きますが、力的には十分通用するはずです。

今週の見どころ(5/9~5/11)

2015年5月 8日(金)

 先週から2歳戦がスタート。「全道祭典ばんば1才馬決勝大会(雄の部)」1着ホクセイキカンボなど、将来性豊かな13頭がデビュー勝ちを飾りました。新種牡馬の産駒は、注目のニシキダイジンは3着が最高でしたが、カネサテンリュウが3頭、トウリュウが2頭の勝ち馬を送り出しています。今週の2歳戦は4鞍が組まれており、引き続きご注目ください。

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【第3回開催1日目】
 5月9日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン(1頭)、A1級(5頭)、A2級(3頭)の3クラス混合戦です。
 注目は今季4戦4勝と好調なA2級馬トレジャーハンター。前走のさつき特別(A1・A2級決勝混合)ではほぼ同時に第2障害先頭で降りたアオノレクサス(3着)を徐々に引き離すと、離れた障害3番手から追ってきたダイコクパワーを8秒6もちぎる完勝でした。オープンからの降級馬で、このメンバーに入ってもまったく格負けしません。
 A1級のアサヒリュウセイも今季負けなしの2戦2勝。ともに早めの障害クリアからの楽勝でした。強力な同型馬であるトレジャーハンターが今回から賞金別定5キロを課されることもあり、こちらが連勝を伸ばす可能性も十分です。
 連勝馬2頭に続くのは、さつき特別2~4着のダイコクパワーアオノレクサスショウチシマシタ。いずれも前で流れに乗れれば、無抵抗では終わらないはずです。

【第3回開催2日目】
 5月10日(日)のメイン第10レースは、カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン・20:10発走予定)。オープンからB2級までの10頭が争います。
 昨年のばんえいオークス(11月30日)を制したキサラキクに注目します。その後はなかなか勝てませんでしたが、昨季最終開催のクリスタル特別(4歳オープン)では第2障害離れた6番手クリアから鮮やかに差し切っています。今季はオープン格付で、相手が厳しくなった初戦のA1級混合特別で2着に健闘すると、実質トップハンデだった前走のすずらん賞(4歳オープン)では6着でしたが、しっかりと伸びていました。展開次第の面はありますが、勝利の期待がかけられそうです。
 センゴクイチは、前走すずらん賞では長くいい脚を使いゴール前で抜け出し、キサラキクを6着に負かしています。今年1月のばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)でもキサラキクを差し切って勝利しており、今回も軽ハンデを生かし好勝負が望めそうです。
 セイコークインは、昨季はB1級から着実にクラスを上げ、今季はオープン格付からのスタート。昨季の収得賞金額上位馬による重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯への出走(7着)も果たしました。昨年のカーネーションカップは10着でしたが、成長した姿を見せてくれそうです。
 コウシュハクィーンは昨年のこのレースの勝ち馬。12月以降は未勝利で、今季2戦も流れに乗れていませんが、積極的なレースができれば差はないはずです。

【第3回開催3日目】
 5月11日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:10発走予定)
 明け3歳重賞・イレネー記念(3月8日)から3、4、5、7着馬が出走してきました。注目は4着だった牝馬タキニシサンデー。昨季最終開催の福寿草特別(3歳牝馬オープン)では、第2障害2番手から抜け出し快勝。B3級での今季3戦は馬券に絡めていませんが、同世代同士なら巻き返しが見込めます。
 テンカトウイツは、イレネー記念5着など2歳シーズン三冠で善戦続き。昨季最終開催の若草特別(3歳牡馬オープン)2着のコウシュハシンザン、前走のC1級戦でテンカトウイツを破っているホンインボウも楽しみです。

今週の見どころ(5/2~5/4)

2015年5月 1日(金)

 今週から2歳戦がスタート。5月2日(土)から4日(祝・月)の3日間で、計13レースが組まれており、4月11日に実施された第1回能力検査を突破した若駒たちが続々とデビューします。今年の能検でトップタイムのホクショウディープ(牡・坂本東一厩舎)は4日第4レースに出走予定。昨年の能検一番時計だったセンゴクエースはデビューから破竹の9連勝で2歳シーズン三冠を制覇しており、ホクショウディープも注目を集めそうです。

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【第2回開催4日目】
 5月2日(土)のメイン第10レースは、春駒特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(4月26日)、B2級-2組(4月25日)の両予選上位馬による一戦です。
 マルモスペシャルは、1年10カ月ぶりだった前々走のB3級-1組(4月19日)を第2障害2番手クリアから抜け出し快勝。B2昇級初戦の前走1組予選でも障害2番手から2着に粘っています。長期休養前はA1級特別の上位常連だった実力を見せつける場面もありそうです。
 ヤマトジャイナーは、今季初戦のB2級-2組、前走の1組予選とも逃げ切り連勝を収めています。このところ特別戦に良績がないのは気になりますが、勢いは侮れません。
 2組予選勢では2着ホンベツイチバンに注目。A2からの降級で4カ月ぶりだった今季初戦はヤマトジャイナーの5着も、前走の予選では動きもよく、叩かれての変わり身を見せました。
 2組予選で早めの障害クリアから楽勝したユウトウセイ、1組予選では6着も特別戦の流れが向きそうなレインボーライデンも楽しみです。

【第2回開催5日目】
 5月3日(祝・日)のメイン第10レースは、さつき特別(A1・A2級決勝混合・20:10発走予定)。A1級混合(4月25日)、A2級(4月26日)の両予選上位馬による争いで、オープン(1頭)、A1級(2頭)、A2級(6頭)の3クラス混合戦です。
 A2級予選を含む今季3戦とも逃げ切って完勝というトレジャーハンターに期待します。昨季はオープンやA1級(混合戦含む)で何度も馬券に絡んでいる実績があり、その馬がA2格付で出走できるのですから、一気の相手強化でも楽しみです。
 A1級予選勢は勝ち馬アサヒリュウセイが回避で5着スギノハリアーに注目が集まります。今季初戦の青葉特別(A2級)では、圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。A1級混合予選3、4着のショウチシマシタアオノレクサスも今季2戦とも先着を許していたアサヒリュウセイが不在なら上位争い必至。障害のキレも文句なしの近況です。

 【第2回開催6日目】
 5月4日(祝・月)のメイン第10レースは、スーパージョッキー賞(20:10発走予定)。昨季の騎手リーディング上位10名によるB級選抜戦です。
 マゴコロ(藤本匠騎手)は昨季後半にはA2級-1組特別で上位争いしていた実力馬。B2へ降級した今季も2、3着と好走を続けています。障害力を生かし、逃げ切りを狙います。
 ドオーダッシュ(鈴木恵介騎手)は年が明けてから、B1級特別を4走して2着1回、3着3回の実績があります。テンに置かれる面は否めませんが、前走のB2級-3組(4月27日)では第2障害先頭クリアから僅差3着に粘ったのには驚かされました。特別戦のペースなら、さらに前進があるかもしれません。
 4歳馬シンザンボーイ(阿部武臣騎手)は4着だった前走B2級-3組(4月27日)ではドオーダッシュに出し抜かれた感もありますが、相変わらず障害はキレています。ここも積極策からどこまで踏ん張れるでしょうか。
 フクミツ(大口泰史騎手)は前走の水晶特別(B1級-1組)が1番人気で4着でしたが、相手が下がるここで巻き返しがあるかもしれません。

今週の見どころ(4/25~4/27)

2015年4月24日(金)

 4月26日(日)のメインには、シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金額上位馬による選抜戦。キタノタイショウの3連覇なるかが焦点となりそうですが、4頭いる若い5歳馬たちの戦いぶりにも注目です。

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【第2回開催1日目】
 4月25日(土)のメイン第10レースは、水晶特別(B1級-1組・20:10発走予定)。出走9頭中に、4月18日のB1級-1組混合戦を使われていた馬が8頭おり、ほぼ再戦です。
 注目は、そのB1級-1組混合戦で4着だったライデンロック。続く2走使いの前走B1級-1組混合(4月21日)も7着で、ともに見せ場がありませんでした。しかし、今回は特別戦で負担重量が20キロ増えることで流れにも乗れるはず。今季から転厩し、乗替わった藤野俊一騎手も3戦続けての騎乗なら、そろそろ手の内に入れたでしょう。昨季最終出走では、同条件のB1級-1組特別を制している実力を見せつけそうです。
 フクミツはライデンロックと同じ近2走を使われて2、1着の好成績。前々走の勝ち馬はオープンからの降級馬トレジャーハンターで、同馬を2秒5差まで追い詰めたのは自信になったはず。5歳馬には3月まで特別戦では10キロ減の恩恵がありましたが、それがなくなった今回も好走できれば今後が楽しみになりそうです。
 キンノカミも前述2頭と同じ2走に出走。ライデンロックと同じようなレースをして5、8着ですが、昨季はA2級-1組特別で3勝を挙げていた実力馬。巻き返しがあるでしょう。
 サカノテツワンは、今季B1級-2組戦を2戦し、早めの仕掛けから1、2着と絶好調。軽めの負担重量なら道中置かれることもなく、ここでも上位争い必至といえます。

【第2回開催2日目】
 4月26日(日)のメイン第10レースは、第9回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:10発走予定)
 オープンの牡馬・セン馬8頭が720キロ、オープンの牝馬セイコークインとA2級の牡馬イッキフジが700キロ。これくらいの負担重量なら、各馬障害に苦労することはなさそうなので、決め手のある馬が有利と見ます。
 注目は、今季初戦の前走・スプリングカップ(オープン)の勝ち馬ニュータカラコマ。昨季最終出走のばんえい記念(2着)からマイナス4キロで、やや余裕残しかと思われましたが、第2障害を4番手で越えると軽快に末脚を伸ばして差し切りました。今回は状態面のアップも見込めることで、中心視できそうです。
 オイドンは昨季最終出走の特別戦では、795キロで障害ひと腰クリアから快勝していますが、スプリングカップは680キロながら9着。1番人気にこたえることができませんでしたが、もともと障害にはムラがある馬なので、さほど心配はいらないでしょう。オープン屈指の決め手で、巻き返しを狙います。
 キタノタイショウは、1トンのばんえい記念でも決め手を発揮し、見事勝利。スプリングカップでは末脚不発で7着でしたが、目標は3連覇を目指す、このばんえい十勝オッズパーク杯のはず。一変の動きを見せるかもしれません。
 障害力を生かす先行勢では、昨年のこのレース2着馬でスプリングカップが3着のインフィニティー、スプリングカップ4着のフジダイビクトリーに注目します。

 【第2回開催3日目】
 4月27日(月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。A1級の牡馬660キロのホクショウマサル、ハクタイホウから、B2級の牝馬610キロのセンゴクイチまで最大50キロのハンデ差がつきました。
 注目はトップハンデ660キロでもハクタイホウ。昨季は、3歳二冠目のばんえい菊花賞を制すなど同世代限定戦で好勝負を続け、最終出走となったクリスタル特別(4歳オープン)ではトップハンデ。キサラキクの決め手に屈したものの逃げ粘って2着と力を示しました。当時30キロあったキサラキクとのハンデ差が10キロに縮まることで逆転も十分でしょう。
 B1級の牡馬2頭が続きます。カンシャノココロは近8戦ではクリスタル特別4着以外はすべて馬券に絡んでいる堅実派。カイシンゲキはクリスタル特別が6着でしたが、3歳一冠目のばんえい大賞典を逃げ切っている実績があります。スピード自慢、障害巧者とタイプは違いますが、ハクタイホウと20キロ差の640キロなら、苦しめるシーンがあるかもしれません。
 オープンの牝馬キサラキクは、クリスタル特別を第2障害7番手から差し切っています。今回の650キロという重量自体は歓迎ですが、ほかの有力馬とのハンデ差が微妙な感もあります。とはいえ、末脚は強烈だけにノーマークにはできません。

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