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今週の見どころ(4/18~4/21)

2015年4月17日(金)

 ばんえい十勝の新年度開催がいよいよスタート。12月29日まではナイターで実施され、最終レース発走が20:45の11月23日までは地方競馬ナイン(スカパー!プレミアムサービス・701~703ch)での実況中継は原則13:30~21:00での放送となります。今週は4月18日(土)~21日(火)の変則4日間開催で、開幕初日のメイン・スプリングカップには早速、オープンの一線級が登場します。

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【第1回開催1日目】
 4月18日(土)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:10発走予定)
 賞金ハンデなしの全馬680キロなら、オイドンに注目。昨年のこのレースでは同じ重量で、第2障害2番手クリアから抜け出し完勝しています。これくらいの負担重量であれば障害への不安もなく、身上のスピードを見せつけてくれそうです。
 ニュータカラコマもスピードと切れ味で勝負するタイプですが、昨季最終戦となった重賞・ばんえい記念では2着と地力強化を印象づけました。勝ち味に遅い面は否定できませんが、上位争いが期待できます。
 5歳馬2頭も差は感じません。オレノココロは、昨季終盤は重い賞金ハンデを課せられていましたが、大崩れの少ない成績。3月には重賞・チャンピオンカップを制している実力馬で、ハンデ差のつかない今回は注目です。チャンピオンカップの2着馬コウシュハウンカイは障害巧者。終いの踏ん張り次第では連争いに絡んできそうです。

【第1回開催2日目】
 4月19日(日)のメイン第10レースは、卯月特別(A1級混合・20:10発走予定)。オープン3頭とA1級5頭が争いますが、オープンからの降級馬が注目を集めそうです。
 アサヒリュウセイは昨季終盤の3戦が1、3、2着と安定感抜群。もともと強烈な決め手を持っていますが、障害が安定してきたのが好成績につながっているようです。今季はオープンからA1へ降級しており、相手関係も有利な印象です。
 アオノレクサスは走りに安定感を欠く近況ですが、負担重量に限界があるタイプのよう。昨季は開幕から4連勝を成し遂げたように、スピードが生かせる今回の670キロなら一変があっても不思議ありません。A1格付で出走できるのも有利でしょう。
 4歳馬ホクショウマサルもA1へ降級。オープンでの実績はありませんが、前述2頭より10キロ軽いことで前進があるかもしれません。
 4頭出走している5歳馬からはショウチシマシタに注目。正月の重賞・天馬賞で7着と敗れて以降の8戦を5勝、2着2回の好成績で昨シーズンを締めくくりました。2走前の花月特別(A1級-1組混合)では2着で、アサヒリュウセイ(3着)に先着を果たしています。3月まで特別戦ではあった5歳馬の10キロ減がなくなるのは不利ですが、勢いは侮れません。

 【第1回開催3日目】
 4月20日(月)のメイン第10レースは、青葉特別(A2級・20:10発走予定)
 ジャングルソングは決め手自慢。年明けから特別戦2勝を含む3連勝しましたが、15キロ以上の賞金ハンデを課せられるようになってからの特別戦では5、8、8着で勢いが止まりました。しかし、今回は賞金ハンデもない660キロだけに、スムーズに障害をまとめて一気の差し切りが濃厚です。
 ヤマノウンカイは2、3月にはA1級特別(混合戦含む)で逃げ切って2連勝している実績馬。続く昨季最終戦の大平原特別(A1級混合)こそ8着でしたが、オイドン(1着)、アサヒリュウセイ(2着)のオープン馬2頭を含む強力メンバーが相手では仕方なし。今回はA2へ降級しての一戦。障害力を生かす積極策で、巻き返しを狙います。
 スギノハリアーもA1からの降級馬で、大平原特別では9着。昨季は開幕から8月まではA2格付で、同クラスの特別戦の上位常連だったことを考えれば、ここでは上位争いできそうです。
 5歳馬サクラリュウは2走前の白樺賞(A2級-1・2組決勝混合)で逃げ切って快勝(ジャングルソングは同レースで8着)。当時はB1格付でハンデに恵まれた面はあったものの、障害巧者ぶりをアピールしました。今季はA2へ昇級しており、ここが試金石といえそうです。

 【第1回開催4日目】
 4月21日(火)のメイン第10レースは、ミズバショウ特別(B2級-1組混合・20:10発走予定)。B1級1頭とB2級6頭が争います。
 オメガグレートは昨年9月にA2へ昇級し、特別戦(混合戦含む)では7戦して2着1回、3着2回など善戦も多い成績。その馬がB2へ降級したとあれば、主役の資格は十分といえます。
 同じくA2からB2へ降級となったのがキタノオーロラ。昨季は3勝のみに終わりましたが、テンに置かれてしまうのが原因といえそう。640キロではその懸念も拭えませんが、格的には上位だけに、押していければ自慢の末脚が炸裂するかもしれません。
 唯一のB1格付馬キタノストロングはA2からの降級で、抜群の決め手を誇ります。障害に注文がつくタイプですが、650キロであれば心配なし。早めに障害を越えられれば差し切りも十分でしょう。
 ホクショウメジャーは昨季、B1級特別で2戦して5、4着という成績。4歳馬10キロ減の630キロも有利だけに、逃げ切りも視野に入りそうです。

今週の見どころ(3/29~3/30)

2015年3月28日(土)

 3月29日(日)、30日(月)の2日間で、今季のばんえい十勝は閉幕となります。22日に行われたばんえい記念は、9歳馬キタノタイショウが勝利。3度目の挑戦にして念願のタイトルを獲得しました。シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯も制しており、今季は、キタノタイショウに始まり、キタノタイショウに終わった1年ともいえるかもしれません。
 4月18日にスタートする来季は、ワイド、枠連複馬券も導入され、より一層楽しみが増えそうです。
 オッズパークでは3月31日まで、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第26回開催4日目】
 3月29日(日)のメイン第10レースは、サッポロビール杯(A2級-1組・17:05発走予定)
 近2走が好内容のオメガグレートに注目します。2走前のA2級-2組では、ほぼ同時に第2障害を先頭で越えたカチナノリーとの一騎打ちをモノにして、前走の白樺賞(3月16日・A2級-1・2組決勝混合)は、障害2番手クリアから踏ん張って3着。A2昇級後はテンに置かれる面も見られましたが、クラス慣れしたのか、この馬らしさが戻ってきました。負担重量的に有利でもあり、勝利が期待できそうです。
 5走前に如月特別(A1・A2級決勝混合)を勝っているジャングルソングは、白樺賞が1番人気で8着でしたが、2走前から35キロも重量が増えていたのが堪えた感も。重量に慣れての変わり身があるかもしれません。
 キンノカミは11月にはA2級-1組特別を連勝していた実力馬。その後勝利はありませんが、3走前のアメジスト特別(2月21日・A2級-1組)で3着と久々に馬券に貢献しました。どれだけ前で運べるかがポイントだけに、ペースが落ち着く特別戦の今回は、凡走している近2走の平場戦から巻き返しがあるでしょう。
 アメジスト特別が4着で、最軽量ハンデが魅力の牝馬マゴコロも侮れません。

【第26回開催5日目】
 今季最終日である3月30日(月)のメイン第10レースは、大平原特別(A1級混合・17:05発走予定)。オープンの2頭とA1級の8頭が争います。
 ウインターカップ、花月特別とA1級特別(混合戦含む)を2連勝中のヤマノウンカイに引き続き期待。ともにスムーズな登坂からの逃げ切りでした。今回は前走と同重量で臨めるのが好材料で、3連勝でシーズンを締めくくりたいところでしょう。
 テルシゲは、ウインターカップ2着、花月特別4着とともに安定した成績。前走のA1級-1・2組決勝では第2障害で苦戦して8着と大敗しましたが、もともとは障害巧者なので、引きずる心配はないはず。立て直しが期待されます。
 オープン馬のアサヒリュウセイは花月特別が3着。トップハンデでしたが、障害離れた5番手からシャープな末脚で3秒6差まで迫りました。2走前のウィナーズカップ(4歳以上選抜)では、現役で屈指の決め手を誇るホッカイヒカルを2着にしりぞけるなど絶好調。ここも上位争いできそうです。
 A1級特別の上位常連であるウメノタイショウスギノハリアーらも差はありません。

今週の見どころ(3/21~3/23)

2015年3月20日(金)

 ばんえい十勝、今年度最後の5日間はデイ開催で実施。発走予定時刻等につきましてはこちらでご確認ください。
 3月22日(日)のメインには、ばんえい記念が組まれています。ばんえいのレースでは最高となる定量1トンで争われる、古馬の頂上決戦です。昨年も出走していた7頭と、今年が初挑戦となる3頭の10頭立て。波乱の決着も多かった今季の古馬重賞ですが、ラストを締めくくるのはどの馬なのか。
 オッズパークでは3月31日まで、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第26回開催1日目】
 3月21日(祝・土)のメイン第10レースは、楽天競馬特別(B1級-2組・17:05発走予定)
 前開催のアクアマリン特別(B1級-1組)で4着と健闘したフクミツに注目。B1昇級初戦で相手の強い特別戦に組まれ、しかも前々走から一気に45キロもハンデが増えていましたが、第2障害4番手クリアから流れ込みました。今回は負担重量に慣れが見込めるのに加え、2組と相手が楽になっていることで前進必至といえます。
 相手は、前走のB1級-1組(3月15日)で4着だったニシキトモエ。前々走のB1級-2組(3月8日)と着順こそ同じですが、レースぶりに良化がうかがえました。障害巧者で、相手関係を考えても上位争いできそうです。
 ヒカルジャイナーは今季の使い出しが11月と遅くなりましたが、13戦して6勝、3着4回と大崩れの少ない成績。前々走のB1級-2組(3月8日)は、展開に恵まれた面も否定できませんが、逃げ切って2着を10秒以上もちぎっています。マイペースで行ければ、ここでも期待が持てます。
 B1級-2組(3月8日)が2着で、B1級-1組(3月15日)が5着だったメンコイワタシや、前走B2級-4組での勝ちっぷりが光ったサカノゴウケンも争覇圏です。

【第26回開催2日目】
 3月22日(日)のメイン第10レースは、第47回ばんえい記念(4歳以上選抜・17:10発走予定)。定量1トンを曳く、ばんえいの古馬ナンバーワン決定戦です。
 注目は、今回がばんえい記念初挑戦となるフジダイビクトリー。旭川記念、ばんえいグランプリと春夏の重賞を2勝している実力馬です。賞金を稼いだため、最大30キロ差のトップハンデを課せられた秋冬の重賞3戦では、岩見沢記念が850キロ・8着、北見記念が880キロ・6着、帯広記念が920キロ・3着と勝てていませんが、負担重量が重くなるにつれ着順が良化しています(チャンピオンカップは40キロ差トップハンデ820キロで8着)。今回は1トンとはいえ、ハンデ差がつかないのは有利。持ち前の障害力で、初の重量でも克服なるでしょうか。
 昨年のばんえい記念2着馬フクドリは、今季の帯広記念の勝ち馬。第2障害5番手クリアから鮮やかに差し切っています。850キロ以上のレースでは【2-1-2-1】と安定感抜群。障害への不安はありますが、1トンならどの馬も障害では苦戦するはずで、高重量戦への適性の高さを見せるかもしれません。
 インフィニティーはこのレース連覇を目指しての参戦。こちらも850キロ以上では【1-0-2-2】で、馬券外に敗れた2戦も昨年と今年の帯広記念での5着と大崩れがありません。登坂力を生かしての前残りに警戒が必要でしょう。
 ホリセンショウは昨年のばんえい記念で3着。障害先頭クリアから見せ場を作りました。帯広記念を勝っていた昨年と比べ臨戦過程では見劣りますが、押さえは必要でしょう。
 キタノタイショウは、このレースでは、一昨年が3着で、昨年が5着。今年も勝ち切るまではどうかといったところです。
 
【第26回開催3日目】
 3月23日(月)のメイン第10レースは、陽炎特別(A2級-2組混合・17:05発走予定)。出走9頭中7頭が弥生特別(3月2日・A2級-2組混合)を使われておりほぼ再戦ですが、1着ショウチシマシタは不在となっています。
 ワールドピサは弥生特別で2着。第2障害ひと腰2番手クリアから、逃げる1番人気ショウチシマシタを追いかけ、ゴール手前で馬体を併せての1秒0差惜敗でした。3着テンカムソウには10秒以上の差をつけており、強敵が抜けたここは勝機十分といえます。
 弥生特別3着のテンカムソウは、続くA1級-2組(3月8日)では2着と、ワールドピサ(5着)に先着。詰めの甘さも見せずに歩き切っています。ここも障害力を生かす積極策に出て、どこまでやれるでしょうか。
 ヒロノヤマトは弥生特別が5着でしたが、3着テンカムソウとは1秒7の僅差。前走の白樺賞(3月16日・A2級-1・2組決勝混合)は、7番人気ながら障害3番手から2着に押し上げています。相変わらず障害は安定しており、ひと押しが利けば連争いに加わってくるでしょう。
 弥生特別が8着で、白樺賞が5着だったキタノストロングも展開がハマれば、末脚が脅威になりそうです。

今週の見どころ(3/14~3/16)

2015年3月13日(金)

 3月15日(日)のメインには4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれています。年明け以降、4歳は重賞・特別戦では5歳と同じ重量での戦いとなっており、この条件では不利な印象もあります。しかし、過去5回のこのレースでは、4歳【2-1-3-13】、5歳【3-4-2-16】で、意外と4歳が善戦しています。今年はどちらに軍配が上がるのか。ご注目ください。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第25回開催4日目】
 3月14日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 前開催の深雪特別(B1級-1・2組決勝)で2着のカツオーカンに注目。これで今季B1級特別(混合戦含む)で7戦して1勝、2着3回を含めすべて掲示板確保と崩れなし。深雪特別1着のサクラリュウが不在で、他路線組にもさほど強力な馬がいないメンバー構成なら、引き続き好勝負必至といえます。
 深雪特別は1~3着がコンマ7秒差以内という接戦で、3着だったのがドオーダッシュ。1、2着馬よりもハンデが5キロ重かったものの、最後まで離されずしぶとく食らいつきました。2月7日の十勝川温泉彩凛華杯に続き、これでB1級特別では2戦とも3着と実績があるので、ここも上位争いに加わってきそうです。
 マツリダワッショイは、十勝川温泉彩凛華杯ではカツオーカンの2着で、ドオーダッシュに先着。その後の2走は末脚不発で8、9着ですが、ペースが落ち着く特別戦へ替わるのはプラスのはず。
 アグリナデシコはB1昇級初戦でいきなり特別に組まれましたが、近4走が3勝、2着1回と絶好調。近走と同様、スピードが生かせる軽めの馬場になれば侮れません。

【第25回開催5日目】
 3月15日(日)のメイン第10レースは、重賞・第36回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:10発走予定)。コウシュハウンカイ、ハクタイホウの790キロから、カイシンゲキホクショウメジャー、キサラキクの740キロまで最大50キロ差がつきました。
 注目は5歳牝馬ナナノチカラ。4歳女王決定戦・クインカップ(11月9日)を第2障害やや離れた3番手から鮮やかに差し切っており、同世代限定では牡馬が相手の柏林賞でも3着と実績があります。前走の重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)はひと腰で早めに障害を越えたものの、ゴール寸前で一杯となり3着でしたが、770キロでこの結果は収穫十分。4歳シーズン二冠(銀河賞、天馬賞)を達成したオレノココロが不在のメンバーで、750キロなら期待十分です。
 5歳牡馬コウシュハウンカイは、4歳シーズン三冠では柏林賞2着、銀河賞3着、天馬賞2着と常に善戦。古馬一線級が相手の前走チャンピオンカップでも800キロで2着に健闘しています。今回は目の上のたんこぶオレノココロが不在。50キロ差のトップハンデは楽ではありませんが、実力どおりなら勝機がありそうです。
 4歳勢での期待は、ばんえいダービー馬ホクショウマサル。古馬オープンに入ると苦戦していますが、前走の4歳オープン特別では最大50キロ差のトップハンデながら、差のない2着に入り力を示しました。初の780キロでも、障害巧者だけにこなせるはず。
 昨年のばんえいオークス馬キサラキクは、ばんえいダービーでも2着があります。今回の740キロは前走のA1級特別(745キロ)で経験済み。軽量を生かし先行できれば、粘り込みもあるかもしれません。

 【第25回開催6日目】
 3月16日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(A2級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A2級-1組混合(3月7日)、A2級-2組(9日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-1組混合予選4着のB1級馬サクラリュウの巻き返しなるか。2走前の深雪特別(B1級-1・2組決勝)で逃げ切り勝ちを収めている実績馬。前走の予選でも早めに障害を越えたものの、最軽量ハンデのアアモンドセブン(1着)や、A2級で屈指の決め手を誇るジャングルソング(2着)、アアモンドヤマト(3着)との競り合いでは分が悪かったようです。その予選上位3頭は今回も出走していますが、アアモンドセブンは今回が初の古馬相手の特別戦で、ジャングルソング、アアモンドヤマトとはハンデ差がひらくことで、勝機十分といえます。
 ジャングルソングは障害さえスンナリ越えられれば、差し切れる脚を持っています。ハンデは課せられていますが、マークは欠かせません。
 アアモンドセブンは逃げ切り勝ちを収めたA2級-1組混合予選を含む近8戦が6勝、4着2回と絶好調ですが、初の700キロ台の負担重量となる今回が試金石でしょう。
 ライデンロックはA2級-1組混合予選5着など、末脚不発が続いていますが、このところの軽めの馬場が影響している感も。時計がかかる馬場状態なら見せ場以上もありそうです。

今週の見どころ(3/7~3/9)

2015年3月 6日(金)

 3月8日(日)のメインには2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念が組まれています。一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも楽勝したセンゴクエースが史上初の三冠達成なるかが焦点になりそう。ぜひご注目ください。
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【第25回開催1日目】
 3月7日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・18:05発走予定)
 注目はホッカイヒカルでしょう。前開催のウィナーズカップ2着を含め、6戦連続連対中。多少障害で置かれても、しっかり末脚を伸ばして崩れがありません。賞金別定15キロ増の785キロというのも恵まれた感があり、引き続き上位争いできそうです。
 ニュータカラコマは、昨年11月以降の近9戦で掲示板を外したのは910キロだった帯広記念(7着)だけ。前開催の重賞・チャンピオンカップは5着でしたが、終いには脚を使っており、10コースに入ったハンデも考えれば、決して悪いレースではありませんでした。
 インフィニティーはチャンピオンカップが4着でしたが、障害もスムーズで決め手の差が出ただけ。勝ちきるまでは微妙ですが、連争いには加わってくるでしょう。
 キタノタイショウはチャンピオンカップでは見せ場なしの7着でしたが、今回の795キロなら障害をスムーズにまとめ巻き返してくるかもしれません。

【第25回開催2日目】
 3月8日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠のラスト・第46回イレネー記念(3歳・18:10発走予定)。定量690キロ(牝馬670キロ)で世代ナンバー1を争います。
 センゴクエースが三冠を成し遂げる可能性大といえます。ここまで8戦8勝で、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも第2障害2番手クリアからの楽勝でした。690キロは未知の負担重量ですが、それはどの馬にも言えること。障害力に加え決め手もあるので、負けるシーンは想像しにくいです。
 相手が混戦ですが、筆頭はヤングチャンピオンシップ2着のホクショウキズナ。障害巧者で、デビューから24戦して7勝、2着10回、3着2回。掲示板に載れなかったのは4回だけという堅実派だけに、ここも上位争い必至です。
 メムロコマチは、明け3歳牝馬重賞・黒ユリ賞では7番人気ながら2着に健闘。11月30日の十勝産駒特別も9番人気で1着など人気薄での好走が印象的です。7着だったヤングチャンピオンシップは前半で大きく置かれ、まったく流れに乗れませんでした。最後までしっかり歩ける脚が武器で、ゴール前が混戦になれば浮上してきそうです。
 キンメダルは障害巧者ですが詰めに課題があるタイプ。ヤングチャンピオンシップは3着で、ここもひと押しがきけば上位が見えてきます。
 タキニシサンデーは黒ユリ賞3着、前走の3歳A級-1組(2月22日)ではホクショウキズナの2着など勝ちきれない面はありますが、900キロ台前半という小柄な馬体ながらパワフルな走りをします。

 【第25回開催3日目】
 3月9日(月)のメイン第10レースは、花月特別(A1級-1組混合・18:05発走予定)。オープン2頭とA1級8頭が争います。
 A1級のテルシゲに期待します。11月の今季初戦から12戦して7勝、2着4回、3着1回とすべて馬券に貢献。A1へ昇級した近3走は2着続きですが、まず連は外さないでしょう。
 相手は好調な5歳の牡馬2頭。ショウチシマシタは、A1昇級初戦だった前走の弥生特別(A2級-2組混合)で逃げ切って快勝。障害巧者でここも逃げ切りを狙います。
 イッキフジは5走前のA2昇級初戦(5歳限定重賞・天馬賞)こそ6着と崩れましたが、その後1、2、1、1着の快進撃。前走のアメジスト特別ではジャングルソング、クロフネオーザンら骨っぽい相手関係ながら圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。今回がA1昇級初戦ですが、互角以上の戦いが可能と見ます。
 流れに乗って先行できればスギノハリアーも侮れないところ。A1級との混合ならオープン馬アサヒリュウセイにも警戒が必要でしょう。

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