ばんえい競馬情報局とは?

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今週の見どころ(3/21~3/23)

2015年3月20日(金)

 ばんえい十勝、今年度最後の5日間はデイ開催で実施。発走予定時刻等につきましてはこちらでご確認ください。
 3月22日(日)のメインには、ばんえい記念が組まれています。ばんえいのレースでは最高となる定量1トンで争われる、古馬の頂上決戦です。昨年も出走していた7頭と、今年が初挑戦となる3頭の10頭立て。波乱の決着も多かった今季の古馬重賞ですが、ラストを締めくくるのはどの馬なのか。
 オッズパークでは3月31日まで、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第26回開催1日目】
 3月21日(祝・土)のメイン第10レースは、楽天競馬特別(B1級-2組・17:05発走予定)
 前開催のアクアマリン特別(B1級-1組)で4着と健闘したフクミツに注目。B1昇級初戦で相手の強い特別戦に組まれ、しかも前々走から一気に45キロもハンデが増えていましたが、第2障害4番手クリアから流れ込みました。今回は負担重量に慣れが見込めるのに加え、2組と相手が楽になっていることで前進必至といえます。
 相手は、前走のB1級-1組(3月15日)で4着だったニシキトモエ。前々走のB1級-2組(3月8日)と着順こそ同じですが、レースぶりに良化がうかがえました。障害巧者で、相手関係を考えても上位争いできそうです。
 ヒカルジャイナーは今季の使い出しが11月と遅くなりましたが、13戦して6勝、3着4回と大崩れの少ない成績。前々走のB1級-2組(3月8日)は、展開に恵まれた面も否定できませんが、逃げ切って2着を10秒以上もちぎっています。マイペースで行ければ、ここでも期待が持てます。
 B1級-2組(3月8日)が2着で、B1級-1組(3月15日)が5着だったメンコイワタシや、前走B2級-4組での勝ちっぷりが光ったサカノゴウケンも争覇圏です。

【第26回開催2日目】
 3月22日(日)のメイン第10レースは、第47回ばんえい記念(4歳以上選抜・17:10発走予定)。定量1トンを曳く、ばんえいの古馬ナンバーワン決定戦です。
 注目は、今回がばんえい記念初挑戦となるフジダイビクトリー。旭川記念、ばんえいグランプリと春夏の重賞を2勝している実力馬です。賞金を稼いだため、最大30キロ差のトップハンデを課せられた秋冬の重賞3戦では、岩見沢記念が850キロ・8着、北見記念が880キロ・6着、帯広記念が920キロ・3着と勝てていませんが、負担重量が重くなるにつれ着順が良化しています(チャンピオンカップは40キロ差トップハンデ820キロで8着)。今回は1トンとはいえ、ハンデ差がつかないのは有利。持ち前の障害力で、初の重量でも克服なるでしょうか。
 昨年のばんえい記念2着馬フクドリは、今季の帯広記念の勝ち馬。第2障害5番手クリアから鮮やかに差し切っています。850キロ以上のレースでは【2-1-2-1】と安定感抜群。障害への不安はありますが、1トンならどの馬も障害では苦戦するはずで、高重量戦への適性の高さを見せるかもしれません。
 インフィニティーはこのレース連覇を目指しての参戦。こちらも850キロ以上では【1-0-2-2】で、馬券外に敗れた2戦も昨年と今年の帯広記念での5着と大崩れがありません。登坂力を生かしての前残りに警戒が必要でしょう。
 ホリセンショウは昨年のばんえい記念で3着。障害先頭クリアから見せ場を作りました。帯広記念を勝っていた昨年と比べ臨戦過程では見劣りますが、押さえは必要でしょう。
 キタノタイショウは、このレースでは、一昨年が3着で、昨年が5着。今年も勝ち切るまではどうかといったところです。
 
【第26回開催3日目】
 3月23日(月)のメイン第10レースは、陽炎特別(A2級-2組混合・17:05発走予定)。出走9頭中7頭が弥生特別(3月2日・A2級-2組混合)を使われておりほぼ再戦ですが、1着ショウチシマシタは不在となっています。
 ワールドピサは弥生特別で2着。第2障害ひと腰2番手クリアから、逃げる1番人気ショウチシマシタを追いかけ、ゴール手前で馬体を併せての1秒0差惜敗でした。3着テンカムソウには10秒以上の差をつけており、強敵が抜けたここは勝機十分といえます。
 弥生特別3着のテンカムソウは、続くA1級-2組(3月8日)では2着と、ワールドピサ(5着)に先着。詰めの甘さも見せずに歩き切っています。ここも障害力を生かす積極策に出て、どこまでやれるでしょうか。
 ヒロノヤマトは弥生特別が5着でしたが、3着テンカムソウとは1秒7の僅差。前走の白樺賞(3月16日・A2級-1・2組決勝混合)は、7番人気ながら障害3番手から2着に押し上げています。相変わらず障害は安定しており、ひと押しが利けば連争いに加わってくるでしょう。
 弥生特別が8着で、白樺賞が5着だったキタノストロングも展開がハマれば、末脚が脅威になりそうです。

今週の見どころ(3/14~3/16)

2015年3月13日(金)

 3月15日(日)のメインには4歳・5歳混合の重賞・ポプラ賞が組まれています。年明け以降、4歳は重賞・特別戦では5歳と同じ重量での戦いとなっており、この条件では不利な印象もあります。しかし、過去5回のこのレースでは、4歳【2-1-3-13】、5歳【3-4-2-16】で、意外と4歳が善戦しています。今年はどちらに軍配が上がるのか。ご注目ください。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

ばんえい記念スペシャルトークショー(3/19)についてはこちら

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【第25回開催4日目】
 3月14日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 前開催の深雪特別(B1級-1・2組決勝)で2着のカツオーカンに注目。これで今季B1級特別(混合戦含む)で7戦して1勝、2着3回を含めすべて掲示板確保と崩れなし。深雪特別1着のサクラリュウが不在で、他路線組にもさほど強力な馬がいないメンバー構成なら、引き続き好勝負必至といえます。
 深雪特別は1~3着がコンマ7秒差以内という接戦で、3着だったのがドオーダッシュ。1、2着馬よりもハンデが5キロ重かったものの、最後まで離されずしぶとく食らいつきました。2月7日の十勝川温泉彩凛華杯に続き、これでB1級特別では2戦とも3着と実績があるので、ここも上位争いに加わってきそうです。
 マツリダワッショイは、十勝川温泉彩凛華杯ではカツオーカンの2着で、ドオーダッシュに先着。その後の2走は末脚不発で8、9着ですが、ペースが落ち着く特別戦へ替わるのはプラスのはず。
 アグリナデシコはB1昇級初戦でいきなり特別に組まれましたが、近4走が3勝、2着1回と絶好調。近走と同様、スピードが生かせる軽めの馬場になれば侮れません。

【第25回開催5日目】
 3月15日(日)のメイン第10レースは、重賞・第36回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:10発走予定)。コウシュハウンカイ、ハクタイホウの790キロから、カイシンゲキホクショウメジャー、キサラキクの740キロまで最大50キロ差がつきました。
 注目は5歳牝馬ナナノチカラ。4歳女王決定戦・クインカップ(11月9日)を第2障害やや離れた3番手から鮮やかに差し切っており、同世代限定では牡馬が相手の柏林賞でも3着と実績があります。前走の重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)はひと腰で早めに障害を越えたものの、ゴール寸前で一杯となり3着でしたが、770キロでこの結果は収穫十分。4歳シーズン二冠(銀河賞、天馬賞)を達成したオレノココロが不在のメンバーで、750キロなら期待十分です。
 5歳牡馬コウシュハウンカイは、4歳シーズン三冠では柏林賞2着、銀河賞3着、天馬賞2着と常に善戦。古馬一線級が相手の前走チャンピオンカップでも800キロで2着に健闘しています。今回は目の上のたんこぶオレノココロが不在。50キロ差のトップハンデは楽ではありませんが、実力どおりなら勝機がありそうです。
 4歳勢での期待は、ばんえいダービー馬ホクショウマサル。古馬オープンに入ると苦戦していますが、前走の4歳オープン特別では最大50キロ差のトップハンデながら、差のない2着に入り力を示しました。初の780キロでも、障害巧者だけにこなせるはず。
 昨年のばんえいオークス馬キサラキクは、ばんえいダービーでも2着があります。今回の740キロは前走のA1級特別(745キロ)で経験済み。軽量を生かし先行できれば、粘り込みもあるかもしれません。

 【第25回開催6日目】
 3月16日(月)のメイン第10レースは、白樺賞(A2級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A2級-1組混合(3月7日)、A2級-2組(9日)の両予選上位馬による一戦です。
 A2級-1組混合予選4着のB1級馬サクラリュウの巻き返しなるか。2走前の深雪特別(B1級-1・2組決勝)で逃げ切り勝ちを収めている実績馬。前走の予選でも早めに障害を越えたものの、最軽量ハンデのアアモンドセブン(1着)や、A2級で屈指の決め手を誇るジャングルソング(2着)、アアモンドヤマト(3着)との競り合いでは分が悪かったようです。その予選上位3頭は今回も出走していますが、アアモンドセブンは今回が初の古馬相手の特別戦で、ジャングルソング、アアモンドヤマトとはハンデ差がひらくことで、勝機十分といえます。
 ジャングルソングは障害さえスンナリ越えられれば、差し切れる脚を持っています。ハンデは課せられていますが、マークは欠かせません。
 アアモンドセブンは逃げ切り勝ちを収めたA2級-1組混合予選を含む近8戦が6勝、4着2回と絶好調ですが、初の700キロ台の負担重量となる今回が試金石でしょう。
 ライデンロックはA2級-1組混合予選5着など、末脚不発が続いていますが、このところの軽めの馬場が影響している感も。時計がかかる馬場状態なら見せ場以上もありそうです。

今週の見どころ(3/7~3/9)

2015年3月 6日(金)

 3月8日(日)のメインには2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念が組まれています。一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも楽勝したセンゴクエースが史上初の三冠達成なるかが焦点になりそう。ぜひご注目ください。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第25回開催1日目】
 3月7日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・18:05発走予定)
 注目はホッカイヒカルでしょう。前開催のウィナーズカップ2着を含め、6戦連続連対中。多少障害で置かれても、しっかり末脚を伸ばして崩れがありません。賞金別定15キロ増の785キロというのも恵まれた感があり、引き続き上位争いできそうです。
 ニュータカラコマは、昨年11月以降の近9戦で掲示板を外したのは910キロだった帯広記念(7着)だけ。前開催の重賞・チャンピオンカップは5着でしたが、終いには脚を使っており、10コースに入ったハンデも考えれば、決して悪いレースではありませんでした。
 インフィニティーはチャンピオンカップが4着でしたが、障害もスムーズで決め手の差が出ただけ。勝ちきるまでは微妙ですが、連争いには加わってくるでしょう。
 キタノタイショウはチャンピオンカップでは見せ場なしの7着でしたが、今回の795キロなら障害をスムーズにまとめ巻き返してくるかもしれません。

【第25回開催2日目】
 3月8日(日)のメイン第10レースは、2歳シーズン三冠のラスト・第46回イレネー記念(3歳・18:10発走予定)。定量690キロ(牝馬670キロ)で世代ナンバー1を争います。
 センゴクエースが三冠を成し遂げる可能性大といえます。ここまで8戦8勝で、一冠目・ナナカマド賞、二冠目・ヤングチャンピオンシップとも第2障害2番手クリアからの楽勝でした。690キロは未知の負担重量ですが、それはどの馬にも言えること。障害力に加え決め手もあるので、負けるシーンは想像しにくいです。
 相手が混戦ですが、筆頭はヤングチャンピオンシップ2着のホクショウキズナ。障害巧者で、デビューから24戦して7勝、2着10回、3着2回。掲示板に載れなかったのは4回だけという堅実派だけに、ここも上位争い必至です。
 メムロコマチは、明け3歳牝馬重賞・黒ユリ賞では7番人気ながら2着に健闘。11月30日の十勝産駒特別も9番人気で1着など人気薄での好走が印象的です。7着だったヤングチャンピオンシップは前半で大きく置かれ、まったく流れに乗れませんでした。最後までしっかり歩ける脚が武器で、ゴール前が混戦になれば浮上してきそうです。
 キンメダルは障害巧者ですが詰めに課題があるタイプ。ヤングチャンピオンシップは3着で、ここもひと押しがきけば上位が見えてきます。
 タキニシサンデーは黒ユリ賞3着、前走の3歳A級-1組(2月22日)ではホクショウキズナの2着など勝ちきれない面はありますが、900キロ台前半という小柄な馬体ながらパワフルな走りをします。

 【第25回開催3日目】
 3月9日(月)のメイン第10レースは、花月特別(A1級-1組混合・18:05発走予定)。オープン2頭とA1級8頭が争います。
 A1級のテルシゲに期待します。11月の今季初戦から12戦して7勝、2着4回、3着1回とすべて馬券に貢献。A1へ昇級した近3走は2着続きですが、まず連は外さないでしょう。
 相手は好調な5歳の牡馬2頭。ショウチシマシタは、A1昇級初戦だった前走の弥生特別(A2級-2組混合)で逃げ切って快勝。障害巧者でここも逃げ切りを狙います。
 イッキフジは5走前のA2昇級初戦(5歳限定重賞・天馬賞)こそ6着と崩れましたが、その後1、2、1、1着の快進撃。前走のアメジスト特別ではジャングルソング、クロフネオーザンら骨っぽい相手関係ながら圧巻の逃げ切り勝ちを収めています。今回がA1昇級初戦ですが、互角以上の戦いが可能と見ます。
 流れに乗って先行できればスギノハリアーも侮れないところ。A1級との混合ならオープン馬アサヒリュウセイにも警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(2/28~3/2)

2015年2月27日(金)

 3月1日(日)のメインには、今季の重賞勝ち馬選抜による重賞・チャンピオンカップが行われます。年明け後は、ばんえい記念(3月22日)までに2つの古馬重賞が組まれていますが、900キロ前後の重量で争われる帯広記念(1月2日)と比べ、このレースは100キロほど軽い条件。過去5年では両レースともに制した馬はゼロ。勝ち馬はすべて帯広記念からの巻き返しでした。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第24回開催4日目】
 2月28日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(B1級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B1級-1組(2月21日)、B1級-2組(22日)の両予選上位馬による一戦です。
 特別戦では10キロ減の恩恵がある5歳馬に注目します。カツオーカンは、直近のB1級-1組特別・十勝川温泉彩凛華杯(2月7日)では、ほぼ同時に先頭で第2障害を越えたドオーダッシュを徐々に引き離して快勝。B1級-1組予選は3着に敗れましたが、障害力が生かせる特別戦へ替わるのはプラスでしょう。
 B1級-1組予選では障害先頭クリアから2着に踏ん張ったサクラリュウ、同予選を障害3番手から鮮やかに差し切ったキタノサムライも差はありません。
 6歳以上の筆頭格はドオーダッシュ。3走前の十勝川温泉彩凛華杯がカツオーカンの僅差3着で、続くA2・B1級決勝混合では逃げ切って格上のショウチシマシタを完封すると、前走B1級-2組予選でも3着と好走を続けています。予選と同様、賞金別定5キロ増で臨めるのは有利でしょう。
 B1級-1組予選6着の10歳馬ライデンロックも障害さえ立て直せれば侮れません。

【第24回開催5日目】
 3月1日(日)のメイン第10レースは、第36回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:10発走予定)。今季、重賞での勝利がある通算収得賞金順上位馬による選抜戦です。
 ニュータカラコマ(810キロ)は正月の重賞・帯広記念では2番人気で7着でしたが、910キロながら障害での腰の入りはスムーズ。着順ほど悪い内容ではありませんでした。オープン特別では25キロの賞金ハンデが課されるところ、今回は10キロ増と負担重量の比較で有利なのが強調材料。勝ち味に遅いタイプですが、決め手を生かし、7月の北斗賞以来となる今季重賞2勝目なるでしょうか。
 フジダイビクトリー(820キロ)は帯広記念では、トップハンデ920キロで3着に好走。今回もトップハンデですが、当時よりほかの有力馬との重量差が縮まっているのが好感触です。6月の旭川記念、8月のばんえいグランプリと800キロ前後の重賞で2勝と、これくらいの重量への適性も考えれば前進がありそうです。
 このレース2連覇を目指すキタノタイショウは、昨年と同じ820キロでの出走。4月のばんえい十勝オッズパーク杯以来の勝利を2走前に挙げており、ここへ向け状態面のアップがうかがえます。
 インフィニティー(810キロ)は昨年のばんえい記念を制しているように、高重量戦のほうが力を発揮できそう。流れに乗れれば昨年の4着以上もありえます。

【第24回開催6日目】
 3月2日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-2組混合・18:05発走予定)。A1級6頭とA2級4頭が争います。
 今回がA1昇級初戦でもショウチシマシタに注目。昨年11月以降、同世代限定戦を除けば8戦3勝、2着2回、3着1回、4着2回の堅実行進。4走前のプロキオン特別(B1級-2・3組決勝混合)は格下B1級が相手だったとはいえ、あっさり逃げ切って2着を8秒1もちぎっています。メンバー中唯一の5歳馬で10キロ減があるのも有利。相手は強化されますが、逃げ切りが期待できます。
 ワールドピサは、2月7日のA2級-2組混合では1番人気に推されたものの、勝ったショウチシマシタから8秒1差3着。逆転までは厳しいかもしれませんが上位争いには加わってきそうです。
 テンカムソウは2月7日のA2級-2組混合が6着でしたが、障害のキレは文句なし。終いの踏ん張り次第で巻き返しが見込めます。
 A2級のタカラハヤヒメは紅一点で、最軽量ハンデが魅力。プロキオン特別はショウチシマシタから離された6着でしたが、ほんの少し早く障害を越えていれば、2着争いに加われる可能性もあった悪くないレースでした。

今週の見どころ(2/21~2/23)

2015年2月20日(金)

 2月16日の第6レースで、コトブキライアン(牡15・金山明彦厩舎)が勝利。自身が持つばんえい競馬史上最高齢勝利記録を更新しました。同馬は22日(日)の第5レースに出走予定。さらなる記録更新なるか注目です。
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【第24回開催1日目】
 2月21日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 1月11日の山羊座特別(A2級-1組)を制しているイッキフジに注目。15キロ軽いキュートエンジェルとの一騎打ちで分が悪いかと思われましたが、ゴール手前であっさり突き放しています。前開催は平場のA2級-1組(2月9日)を使われ、鮮やかに逃げ切って勝利。今回は山羊座特別のほぼ再戦ということを考えれば、軸として期待がかかります。
 山羊座特別5着のクロフネオーザンは、2開催前の吹雪特別(1月24日・A2級-1組)3着や、前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)でも4着など、このクラスの特別戦では大崩れの少ない成績。勝ちきるまでは微妙ですが、うまく流れに乗れれば引き続き上位争いできそうです。
 ジャングルソングは山羊座特別へは不出走(当時B1級格付)で、2月9日のA2級-1組では5着でしたが、2走使いの前走・如月特別を差し切っています。ハンデが5キロ増えるのは心配ですが、障害さえまともなら連勝の可能性もありそうです。
 吹雪特別2着など実績上位のアアモンドヤマトや、もちろんキュートエンジェルも侮れません。

【第24回開催2日目】
 2月22日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組・18:05発走予定)
 前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)組が主力となりそう。なかでも注目は2着だったテルシゲ。逃げ切り寸前でジャングルソング(A2級)の末脚にしてやられましたが、コンマ3秒差なら悲観することはありません。A1級限定の特別戦へは初出走となりますが、障害のキレも文句なしの近況だけに、あっさり突破してしまいそうです。
 ダイコクパワーは如月特別が3着。第2障害2番手から、逃げるテルシゲを捕えられず、ジャングルソングにも差されてしまいましたが、内容的には見どころ十分。今回がA1昇級初戦でハンデは10キロ増となりますが、障害巧者だけに大崩れするシーンは想像しにくいものがあります。
 スギノハリアーは如月特別が見せ場なしの7着でしたが、先行できなかったのが敗因でしょう。まだ見限れません。
 如月特別へは不出走だったコウシュハクィーンは、昨年11月には、オープンとの混合特別で勝ち馬から3~4秒差程度の5、5着と健闘しています。近走は精彩を欠いていますが、前走で470キロのスピードスター賞を使われたことで、行きっぷりが変わってくるかもしれません。

 【第24回開催3日目】
 2月23日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(18:05発走予定)。今季、特別戦での勝利がある通算収得賞金順上位馬による選抜戦(次週に実施されるチャンピオンカップ編成馬を除く)です。
 ホッカイヒカルは前開催の然別賞(オープン)で差し切り勝ちを収めて、5走前の重賞・帯広記念(2着)から連続連対中と絶好調です。今回は普段のオープン特別よりも相手関係が楽なので、連勝の期待がかけられそうです。
 オイドンは12月から1月にかけてオープン特別で1、1、2、1着と好成績を残しましたが、負担重量が785キロに増えた2走前の柏林馬事公苑特別(オープン)では5着に敗退。785キロという重量が敗因だとすれば、5キロでも軽くなる今回は巻き返しが見込めます。
 ホリセンショウは今季初勝利となった7走前(A1級-1組混合特別)以降が3、4着各1回、5着2回で、大崩れしたのは帯広記念と、降雪のためハイタイム決着となった前走のみ。決め手を欠く面がありますが、このメンバーなら上位争いできるでしょう。
 ハクタイホウは初めてのA1級戦となった2走前が2着がでしたが、当時はトップハンデでした。重量面で有利になる今回、相手関係は強化されますが、押さえておきたいところです。

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