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今週の見どころ(2/28~3/2)

2015年2月27日(金)

 3月1日(日)のメインには、今季の重賞勝ち馬選抜による重賞・チャンピオンカップが行われます。年明け後は、ばんえい記念(3月22日)までに2つの古馬重賞が組まれていますが、900キロ前後の重量で争われる帯広記念(1月2日)と比べ、このレースは100キロほど軽い条件。過去5年では両レースともに制した馬はゼロ。勝ち馬はすべて帯広記念からの巻き返しでした。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第24回開催4日目】
 2月28日(土)のメイン第10レースは、深雪特別(B1級-1・2組決勝・18:05発走予定)。B1級-1組(2月21日)、B1級-2組(22日)の両予選上位馬による一戦です。
 特別戦では10キロ減の恩恵がある5歳馬に注目します。カツオーカンは、直近のB1級-1組特別・十勝川温泉彩凛華杯(2月7日)では、ほぼ同時に先頭で第2障害を越えたドオーダッシュを徐々に引き離して快勝。B1級-1組予選は3着に敗れましたが、障害力が生かせる特別戦へ替わるのはプラスでしょう。
 B1級-1組予選では障害先頭クリアから2着に踏ん張ったサクラリュウ、同予選を障害3番手から鮮やかに差し切ったキタノサムライも差はありません。
 6歳以上の筆頭格はドオーダッシュ。3走前の十勝川温泉彩凛華杯がカツオーカンの僅差3着で、続くA2・B1級決勝混合では逃げ切って格上のショウチシマシタを完封すると、前走B1級-2組予選でも3着と好走を続けています。予選と同様、賞金別定5キロ増で臨めるのは有利でしょう。
 B1級-1組予選6着の10歳馬ライデンロックも障害さえ立て直せれば侮れません。

【第24回開催5日目】
 3月1日(日)のメイン第10レースは、第36回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:10発走予定)。今季、重賞での勝利がある通算収得賞金順上位馬による選抜戦です。
 ニュータカラコマ(810キロ)は正月の重賞・帯広記念では2番人気で7着でしたが、910キロながら障害での腰の入りはスムーズ。着順ほど悪い内容ではありませんでした。オープン特別では25キロの賞金ハンデが課されるところ、今回は10キロ増と負担重量の比較で有利なのが強調材料。勝ち味に遅いタイプですが、決め手を生かし、7月の北斗賞以来となる今季重賞2勝目なるでしょうか。
 フジダイビクトリー(820キロ)は帯広記念では、トップハンデ920キロで3着に好走。今回もトップハンデですが、当時よりほかの有力馬との重量差が縮まっているのが好感触です。6月の旭川記念、8月のばんえいグランプリと800キロ前後の重賞で2勝と、これくらいの重量への適性も考えれば前進がありそうです。
 このレース2連覇を目指すキタノタイショウは、昨年と同じ820キロでの出走。4月のばんえい十勝オッズパーク杯以来の勝利を2走前に挙げており、ここへ向け状態面のアップがうかがえます。
 インフィニティー(810キロ)は昨年のばんえい記念を制しているように、高重量戦のほうが力を発揮できそう。流れに乗れれば昨年の4着以上もありえます。

【第24回開催6日目】
 3月2日(月)のメイン第10レースは、弥生特別(A2級-2組混合・18:05発走予定)。A1級6頭とA2級4頭が争います。
 今回がA1昇級初戦でもショウチシマシタに注目。昨年11月以降、同世代限定戦を除けば8戦3勝、2着2回、3着1回、4着2回の堅実行進。4走前のプロキオン特別(B1級-2・3組決勝混合)は格下B1級が相手だったとはいえ、あっさり逃げ切って2着を8秒1もちぎっています。メンバー中唯一の5歳馬で10キロ減があるのも有利。相手は強化されますが、逃げ切りが期待できます。
 ワールドピサは、2月7日のA2級-2組混合では1番人気に推されたものの、勝ったショウチシマシタから8秒1差3着。逆転までは厳しいかもしれませんが上位争いには加わってきそうです。
 テンカムソウは2月7日のA2級-2組混合が6着でしたが、障害のキレは文句なし。終いの踏ん張り次第で巻き返しが見込めます。
 A2級のタカラハヤヒメは紅一点で、最軽量ハンデが魅力。プロキオン特別はショウチシマシタから離された6着でしたが、ほんの少し早く障害を越えていれば、2着争いに加われる可能性もあった悪くないレースでした。

今週の見どころ(2/21~2/23)

2015年2月20日(金)

 2月16日の第6レースで、コトブキライアン(牡15・金山明彦厩舎)が勝利。自身が持つばんえい競馬史上最高齢勝利記録を更新しました。同馬は22日(日)の第5レースに出走予定。さらなる記録更新なるか注目です。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第24回開催1日目】
 2月21日(土)のメイン第10レースは、アメジスト特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 1月11日の山羊座特別(A2級-1組)を制しているイッキフジに注目。15キロ軽いキュートエンジェルとの一騎打ちで分が悪いかと思われましたが、ゴール手前であっさり突き放しています。前開催は平場のA2級-1組(2月9日)を使われ、鮮やかに逃げ切って勝利。今回は山羊座特別のほぼ再戦ということを考えれば、軸として期待がかかります。
 山羊座特別5着のクロフネオーザンは、2開催前の吹雪特別(1月24日・A2級-1組)3着や、前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)でも4着など、このクラスの特別戦では大崩れの少ない成績。勝ちきるまでは微妙ですが、うまく流れに乗れれば引き続き上位争いできそうです。
 ジャングルソングは山羊座特別へは不出走(当時B1級格付)で、2月9日のA2級-1組では5着でしたが、2走使いの前走・如月特別を差し切っています。ハンデが5キロ増えるのは心配ですが、障害さえまともなら連勝の可能性もありそうです。
 吹雪特別2着など実績上位のアアモンドヤマトや、もちろんキュートエンジェルも侮れません。

【第24回開催2日目】
 2月22日(日)のメイン第10レースは、ウインターカップ(A1級-1組・18:05発走予定)
 前開催の如月特別(A1・A2級決勝混合)組が主力となりそう。なかでも注目は2着だったテルシゲ。逃げ切り寸前でジャングルソング(A2級)の末脚にしてやられましたが、コンマ3秒差なら悲観することはありません。A1級限定の特別戦へは初出走となりますが、障害のキレも文句なしの近況だけに、あっさり突破してしまいそうです。
 ダイコクパワーは如月特別が3着。第2障害2番手から、逃げるテルシゲを捕えられず、ジャングルソングにも差されてしまいましたが、内容的には見どころ十分。今回がA1昇級初戦でハンデは10キロ増となりますが、障害巧者だけに大崩れするシーンは想像しにくいものがあります。
 スギノハリアーは如月特別が見せ場なしの7着でしたが、先行できなかったのが敗因でしょう。まだ見限れません。
 如月特別へは不出走だったコウシュハクィーンは、昨年11月には、オープンとの混合特別で勝ち馬から3~4秒差程度の5、5着と健闘しています。近走は精彩を欠いていますが、前走で470キロのスピードスター賞を使われたことで、行きっぷりが変わってくるかもしれません。

 【第24回開催3日目】
 2月23日(月)のメイン第10レースは、ウィナーズカップ(18:05発走予定)。今季、特別戦での勝利がある通算収得賞金順上位馬による選抜戦(次週に実施されるチャンピオンカップ編成馬を除く)です。
 ホッカイヒカルは前開催の然別賞(オープン)で差し切り勝ちを収めて、5走前の重賞・帯広記念(2着)から連続連対中と絶好調です。今回は普段のオープン特別よりも相手関係が楽なので、連勝の期待がかけられそうです。
 オイドンは12月から1月にかけてオープン特別で1、1、2、1着と好成績を残しましたが、負担重量が785キロに増えた2走前の柏林馬事公苑特別(オープン)では5着に敗退。785キロという重量が敗因だとすれば、5キロでも軽くなる今回は巻き返しが見込めます。
 ホリセンショウは今季初勝利となった7走前(A1級-1組混合特別)以降が3、4着各1回、5着2回で、大崩れしたのは帯広記念と、降雪のためハイタイム決着となった前走のみ。決め手を欠く面がありますが、このメンバーなら上位争いできるでしょう。
 ハクタイホウは初めてのA1級戦となった2走前が2着がでしたが、当時はトップハンデでした。重量面で有利になる今回、相手関係は強化されますが、押さえておきたいところです。

今週の見どころ(2/14~2/16)

2015年2月13日(金)

 2月15日(日)のメインには、2歳シーズンの女王決定戦・黒ユリ賞が組まれています。13年のナナノチカラ、14年のキサラキクと勝ち馬が2年続けてばんえいオークス馬になっているという注目の一戦。どうぞお楽しみに。
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【第23回開催4日目】
 2月14日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・18:05発走予定)。8頭立てだった前開催の柏林馬事公苑特別(オープン)の5着馬を除く7頭に、5歳オープンのダイヤモンドダスト賞を使われた2頭が加わっての9頭が争います。
 柏林馬事公苑特別で2着に入り、連続連対を4としたホッカイヒカルに注目。今年に入り2勝を挙げていますが、オープン-2組戦と、A1級との混合戦でのもので、一線級揃いの前走は半信半疑な面はありました。しかし、第2障害スムーズな2番手クリアから、キタノタイショウの1秒0差という結果を見せられては、ほぼ再戦のここで軽くは扱えません。
 そのキタノタイショウの前走は、障害3番手から、15キロ軽いホッカイヒカルをあっさり交わすと、ゴールまで差を詰めさせない完勝でした。実力どおりならここも中心視できますが、次開催の3月1日に重賞・チャンピオンカップが控えていることもあり、目一杯に仕上げてこない可能性もありそうです。
 前走、逃げ切りを狙ったニュータカラコマは、ゴール手前で前述2頭に捕まりましたが、僅差3着に踏ん張りました。障害のキレは文句なしだけに、少しの展開利があれば着順を上げることが可能でしょう。

【第23回開催5日目】
 2月15日(日)のメイン第10レースは、第40回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:10発走予定)。640キロの定量で2歳シーズンの女王を争います。
 タキニシサンデーは、ここまでに行われた同世代牝馬限定のオープン特別(白菊賞、いちい賞)を2戦とも勝利という実績馬。賞金ハンデが10キロに増えた近6走でも1勝、2着2回、3着1回など大崩れなし。前走の3歳A級-1組(2月1日)では重賞2着がある強豪牡馬ホクショウキズナの2着と健闘しています。牝馬同士なら当然中心視ができそうです。
 同じ前走3歳A級-1組(2月1日)でワタシハサクランボは9着と大敗していますが、障害はひと腰でこなしており、着順ほど悪いレースではありませんでした。白菊賞、いちい賞がともに4着で、重賞・ナナカマド賞では牝馬最先着の3着など、重賞・特別戦の流れの方が安定して力を発揮できるのかもしれません。
 アスリートは同世代牝馬限定のオープン特別がともに2着。白菊賞は逃げて、いちい賞では差しての好走でした。しぶとい脚を持っており、前走で3歳B級-1組を勝ち上がったばかりとはいえ侮れません。
 白菊賞では1番人気で5着のホクショウモモは、秋以降の2歳(3歳)A級-1組では苦戦続きでしたが、2組に下がった近3走では3、3、2着と巻き返しています。これくらいの実績があれば、ここでは上位争いできそうです。

 【第23回開催6日目】
 2月16日(月)のメイン第10レースは、如月特別(A1・A2級決勝混合・18:05発走予定)。A1級混合(2月8日)、A2級-1組(9日)の両予選上位馬による一戦で、A1級5頭、A2級4頭が出走します。
 テルシゲは、A1級混合予選がA1昇級初戦でしたが、第2障害3番手クリアから豪快に差し切っています。2走前の吹雪特別(A2級-1組)では逃げ切り勝ちを収めており、前走の予選がオープンとの混合だったことを考えれば、相手関係的に有利なのは間違いなし。連勝を4に伸ばす公算が大でしょう。
 A1級混合予選は雪中競馬。馬場水分6.9%というコンディション(テルシゲの勝ちタイムが1分1秒3)だったため、1番人気で5着スギノハリアーが力負けとは言いにくい感もあります。A1級特別(混合戦含む)の上位常連であり、巻き返してきそうです。
 A2級-1組予選も前日の雪の影響が残る馬場(馬場水分3.6%)でしたが、こちらは上位馬の力を信頼してもよさそう(1着イッキフジは回避)。2着アアモンドヤマトは、3走前の吹雪特別でテルシゲの2着などA2級で善戦を続けており、ここも上位争いできそう。同予選3着ダイコクパワーは障害さえ切れれば、特別戦でも侮れません。

今週の見どころ(2/7~2/9)

2015年2月 6日(金)

 2月9日(月)のメインには、スピードスター賞が組まれています。今年で5回目となる定量500キロでのスピード比べ。第1回は夏に実施されましたが、第2回からは、現行の予選上位馬に出走権が与えられる方式に変更となり、時期も冬に移動しました。近3回の勝ち時計では第2回の47秒6が最高で、それを上回るタイムが飛び出すのか。ぜひご注目ください。
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【第23回開催1日目】
 2月7日(土)のメイン第10レースは、十勝川温泉彩凛華杯(B1級-1組・18:05発走予定)
 前開催のみずがめ座特別(B1級-1・2組決勝混合)を含め4戦連続2着というライデンロックに注目。第2障害離れた4番手クリアから強烈な末脚で伸びてきたものの、逃げ切り勝ちを収めたマツリダワッショイ(当時B2級)を1秒9差まで追い詰めるのが精一杯でした。しかし、今回マツリダワッショイは、B1に昇級しており、ハンデ差が縮まっていることを考えれば、逆転の可能性十分といえます。
 カツオーカンは平場の近2走がやや差のある敗戦ですが、今季B1級特別(混合戦含む)では5戦して2着2回、4着1回、5着2回と善戦傾向があります。障害巧者の反面、詰めに課題がありますが、相性のいい特別戦へ替わる今回は変わり身が期待できそうです。
 ヤマトジャイナーは去年3月の蛍の光賞(A2級-2組混合)以来となる特別挑戦ですが、そのレースでは差し切り勝ちを収めています。カツオーカンと同型で、ここも障害でどれだけ後続を離せるかがカギを握りそうです。
 マツリダワッショイは昇級で条件的には不利になりますが、障害力を生かしてどこまでやれるでしょうか。

【第23回開催2日目】
 2月8日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)
 ばんえいダービーを制したオープン馬ホクショウマサルが力量上位ですが、さすがに最大50キロ差のトップハンデは厳しそう。ダービー2着の牝馬キサラキクに注目します。続く前走ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)でも2着でしたが、勝ったのが30キロ軽いセンゴクイチで、しかもコンマ9秒差という結果は、さすがばんえいオークス馬と思わせるものがありました。出ていれば760キロを課せられた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)をスキップしてここへ臨んできたローテーションにも好感が持てます。
 ハクタイホウはダービーでは逃げ粘れずに3着も、2着キサラキクとはコンマ5秒の僅差。続く前走(A1級戦)が初の自己条件A1級での出走でしたが、2着とさっそく目途を立てました。こちらもキサラキクと同様、1開催空けての臨戦で良い状態が望めそうです。
 定量戦のオークス、ダービーでともに5着だったアサヒメイゲツは、キサラキクとの20キロ差を生かしたいところ。同じタイミングで障害を越えての決め手比べなら、重量差がモノを言うかもしれません。
 近5走では、ばんえいプリンセス賞(4着)を除き4勝をマークしているアアモンドセブンも軽ハンデを利しての上位食い込みがありそうです。

【第23回開催3日目】
 2月9日(月)のメイン第10レースは、スピードスター賞(4歳以上選抜・18:05発走予定)。定量500キロ(5歳10キロ減、牝馬20キロ減)で競われる、ばんえいのスピード王決定戦で、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の3つの予選上位馬による争いです。
 オイドンはこのレースには4年連続での出走で、過去3回が1、2、1着という実績はもちろん、持ち時計も優秀です。人気でも逆らえません。
 ホクショウバトルも4年連続での出走で、13年にはオイドンに土をつけています。今季の勝ち星が予選の稲妻賞のみということもあり、ここへかける意気込みも相当なものがありそうです。
 疾風賞でオイドンの2着だったコウシュハクィーン、地吹雪賞1着セイコークイン、稲妻賞3着ファイトガールら30キロ軽い5歳牝馬勢がどんな戦いを見せるかにも注目でしょう。

今週の見どころ(1/31~2/2)

2015年1月30日(金)

 1月25日に行われた重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬)は、5歳馬クインフェスタが勝利し、引退レースを重賞初制覇で飾りました。また、3着にナナノチカラ、4着にもセイコークインと5歳勢が上位に入り、世代レベルの高さを見せました。2月2日(月)のメインには5歳オープンのダイヤモンドダスト賞が組まれています。格付上位の牝馬は先週出走したため、牡馬が主体のメンバー構成となりそうですが、ぜひご注目ください。
 オッズパークでは現在、「ばんえい強化プロジェクト」を実施中。予想情報の拡充、十勝の特産品が当たるキャンペーン、動画コンテンツの配信などにより、ばんえい十勝を盛り上げます。

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【第22回開催4日目】
 1月31日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(B1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。B1級-1組(1月25日)、B1級-2組混合(24日)の両予選上位馬による一戦です。
 ライデンロックは、3走前のカシオペア特別(B1級-1組)、2走前のA2・B1級決勝混合、そしてB1級-1組予選と3走連続して2着。3走前と前走では、決め手勝負の同型ジャングルソングに敗れていますが、今開催から基礎重量が10キロ増えることで、逆転の期待がかけられそうです。
 そのジャングルソングは、新雪特別(B1級-1組)、カシオペア特別、B1級-1組予選と3連勝中。課題の障害も安定しています。しかし730キロ超の負担重量では馬券絡みがゼロであり、今回の740キロではどうかといった感もあります。
 レインボーライデンはB1級-1組予選では5着でしたが、障害のキレは良好です。流れに乗れれば巻き返してきそうです。
 B1級-2組混合予選組は劣勢な印象ですが、2着キタノストロングに注目。障害次第の面があるので、成績に安定感がありませんが、先行勢をまとめて差し切れる末脚を持っています。

【第22回開催5日目】
 2月1日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・18:05発走予定)。8頭立てだった前開催の睦月特別(オープン-1組)から5着馬を除く7頭が参戦しており、ほぼ再戦です。
 オイドンは睦月特別を第2障害3番手から差し切って、連続連対を5に伸ばしました。とはいえ、得意の特別戦でも徐々にレース内容に余裕がなくなってきているのは否めないところ。今回はハンデが15キロ増え785キロですが、勝利経験がある負担重量だけに、ひとまずは連軸として期待できそうです。
 同2着キタノタイショウが相手筆頭。障害離れた5番手からオイドンの1秒3差まで迫っています。785キロはこの馬にとってまったく問題のない重量であり、障害のタイミング次第では逆転も十分でしょう。
 メンバー中で唯一、睦月特別へは不出走だったホッカイヒカルは、近5戦が3勝、2着1回の好成績。この3勝は相手関係に恵まれた感もありますが、好調なのは間違いないところ。キタノタイショウの末脚が届く流れになれば、この馬の浮上にも警戒が必要でしょう。
 睦月特別では障害先頭クリアから3着惜敗のインフィニティー、ゴール寸前までは2番手をキープして4着ニュータカラコマも侮れません。

【第22回開催6日目】
 2月2日(月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:05発走予定)。牡馬のみの10頭立てで、オレノココロの780キロからB1級4頭の720キロまで最大60キロのハンデ差がつきました。
 メンバー中、格付順での上位7頭は4歳シーズン三冠の最終戦・天馬賞(1月3日・牡馬は760キロの定量)を使われており、オレノココロが逃げ切って、二冠目・銀河賞(9月14日)とあわせ二冠を達成しています。注目は、天馬賞で6秒7差の2着だったコウシュハウンカイ。銀河賞でもオレノココロと同重量で3着に敗れていますが、今回は20キロ差がつくのが有利。障害のキレもよく、逆転も十分でしょう。
 オレノココロは、銀河賞が最大40キロ差(牡馬に限れば最大30キロ差)のトップハンデを克服しての勝利。今回は最大60キロ差つきますが、天馬賞で牡馬では3番目に着順がよかった6着イッキフジに20秒近くの差をつけていたレースぶりを考えれば、コウシュハウンカイ以外に先着される場面は想像しにくいところ。4歳時の昨年に続く重賞・ポプラ賞(3月15日・4歳・5歳混合)連覇へ向け勢いをつけたいところです。
 イッキフジは天馬賞では詰めの甘さが出て6着でしたが、前走の自己条件戦では今回と同じ730キロで逃げ切り勝ちを収めています。ショウチシマシタも天馬賞では早めに障害を越えながら7着でしたが、前走の自己条件戦では720キロで逃げ切り圧勝。今回の730キロならこなせるはずです。

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