ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(8/22~8/24)

2015年8月21日(金)

 8月24日(月)には、毎年恒例となった「JRAジョッキーDAY」が実施されます。JRAから藤田伸二、勝浦正樹をはじめ10名の騎手が帯広競馬場に来場。エキシビションレースやトークショーで盛り上げます。

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【第10回開催4日目】
 8月22日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク杯アルタイル特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組(8月16日)、B1級-2組混合(15日)の両予選上位馬による争いです。
 前開催のしし座特別(8月3日・B1級-1組)、前走のB1級-1組予選とも3着だったホンベツイチバンに期待。3走前のB1級-1組こそ10着でしたが、近2走ではテンに置かれる面も見せず、積極的な競馬からの安定感が光ります。予選は馬場水分4.0%の軽馬場で、速い時計での決着に対応できたところも好感触。相手関係を考えても勝ち負け必至です。
 B1級-1組予選2着フクミツは良化が見受けられます。6月6日のジュノー特別(B1級-1組混合)で2着の実績があり、障害が安定している今なら、注目できます。
 B1級-1組予選4着キタノオーロラも障害を早めに越えられれば差はありません。特別戦のペースは合うはずです。
 B1級-2組混合予選組は、上位3頭が回避。4着キタノストロングは決め手比べなら、浮上してきそうです。

【第10回開催5日目】
 8月23日(日)のメイン第10レースは、オーガスト特別(A2級・20:10発走予定)
 前開催のキリンビール杯(8月10日・A2級-1・2組決勝混合)で2着(同着)だったアアモンドマツカゼに引き続き注目。第2障害離れた5番手クリアからシャープな末脚を繰り出しました。A2級特別(混合戦含む)では、今季6戦して2着4回の好成績。追走に手こずる面も見せず、特別戦の流れが向く様子。今回は、前走で逃げ切り勝ちを収めたトモエエーカンのみならず、2着(同着)カイシンゲキ、僅差4着のアオノレクサスも不在なら、十分に勝機がありそうです。
 サクラリュウは、キリンビール杯では障害で転倒し失格(基準タイム超過)。前々走のA2級-1組戦では障害を先頭で越え、カイシンゲキの2着に好走していただけに残念な結果でした。しかし、もともとは障害巧者だけに、相手関係を考慮しても巻き返しに期待したいところ。
 サカノテツワンは、A2昇級初戦のオッズパーク賞スタリオンカップ(5月31日・3歳以上選抜)で逃げ切って、オープン馬フジダイビクトリーらを破っています。キリンビール杯には出走できませんでしたが、実力的には侮れないところ。
 キリンビール杯5着ヤマノウンカイ、同7着アアモンドヤマトらも障害のタイミングひとつで、巻き返せる力があります。

【第10回開催6日目】
 8月24日(月)のメイン第10レースは、稲妻賞(3歳以上選抜・20:10発走予定)。来年2月8日に行われるスピードスター賞の予選で、定量500キロ(牝馬480キロ)でのスピード勝負です。
 ファイトガールは、昨年のこのレースの3着馬。この条件得意なホクショウバトルから差のない2番手で第2障害を越えると、末も甘くならずに踏ん張りました。当時はB4級で善戦止まりでしたが、今年はB2級特別で勝ち負けとパワーアップ。牝馬20キロ減も利して逃げ切りを期待したいです。
 キタノサムライは、今年2月のスピードスター賞の2着馬。決め手勝負の印象が強いですが、テンから動いて、きっちり連対を確保しています。オイドン、セイコークイン、ホクショウバトルらが不在なら、好勝負必至といえます。
 アオノレクサスは、同条件特別では勝利こそありませんが、4戦すべて5着以内にまとめています。このメンバーに入れば実績上位で通る存在です。
 ほか、今年のスピードスター賞の4着馬で切れ味光るコウシュハクィーン、テンに速いキュートエンジェルにも警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(8/15~8/17)

2015年8月14日(金)

 8月15日(土)のメインには、ばんえいグランプリが組まれています。ファン投票で選ばれた7頭に、通算収得賞金順で上位の3頭(ファン選出馬除く)を加えたメンバーにより争われる夏の古馬頂上決戦。帯広単独開催となった2007年以降の8回で、連覇を果たした馬はなく(ニシキダイジンが08、11年と2勝)、単勝1番人気馬の勝利は1度のみ。暑い時期だけに、体重の変動など直前の気配を考慮し検討したい重賞です。

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【第10回開催1日目】
 8月15日(土)のメイン第10レースは、重賞・第27回ばんえいグランプリ(3歳以上ファン投票選抜・20:10発走予定)。クラス別定重量により争われます。
 今季第1弾の古馬重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬オレノココロに注目します。そこで賞金を稼いだため、その後の旭川記念(6月14日)9着、北斗賞(7月12日)2着と、賞金別定重量の2重賞では、ともにトップハンデで勝利に届いていません。しかし、北斗賞ではフジダイビクトリーに逃げ切られたものの、2番手で障害を越えると、インフィニティーの追撃を振り切り粘っています。今回はクラス別定重量のため、オープン馬はすべて810キロ。ひと開催休んでの前走とかちえぞまつ特別(8月1日・オープン)での勝ちっぷりもよく、ここへ向け態勢は整ったといえそうです。
 フジダイビクトリーは、北斗賞が障害力を生かして圧巻の逃げ切り勝ち。続くオッズパーク賞サマーカップ(7月25日・オープン)は馬場が軽くなりましたが、ゴール前3頭の叩き合いを制して連勝を決めています。こちらは前開催を調整に充てられての参戦。オレノココロは障害にやや甘さがあるので、すんなり先手を奪えるようなら、あっさり逃げ切ってしまうかもしれません。
 コウシュハウンカイは、旭川記念では、フジダイビクトリーを2着にしりぞけています。近3走の北斗賞8着、サマーカップ5着、とかちえぞまつ特別3着はいずれもトップハンデ。オープン馬の間でハンデ差がつかない今回は巻き返しが見込めそうです。
 インフィニティーは、今季、重賞では4、4、3着と大崩れなし。障害巧者で、少しでも負担重量が増えるのは歓迎だけに警戒が必要でしょう。
 昨年のこのレースの2着馬キタノタイショウは障害さえ切れれば上位進出がありそうです。

【第10回開催2日目】
 8月16日(日)のメイン第10レース、は、十勝川モール温泉杯(オープン・A1級混合・20:10発走予定)。オープン3頭とA1級6頭が争います。
 前開催の共和町合併60周年記念(A1級混合)で1、2着だったセイコークイン、ニシキエーカンが注目を集めそう。
 セイコークインは、今季はオープン格付からのスタートで善戦止まりが続きましたが、前々走オッズパーク賞サマーカップ(オープン)では第2障害5番手から追い込んで、フジダイビクトリーのコンマ1秒差2着。オープン一線級を相手に結果を残しました。続く共和町合併60周年記念では、相手が下がったこともありますが、障害2番手からあっさり抜け出して、今季初勝利をマークしています。相手関係的には前走と同程度なので、極端に時計がかかる馬場にならなければ、引き続き好走が望めるでしょう。
 ニシキエーカンは、近6走が4勝、2着2回と絶好調。共和町合併60周年記念でも障害5番手から、セイコークインの3秒0差まで迫っています。ただ、もともと障害にムラがあるタイプで、前走ももたつき気味だったのは気になります。
 ダイコクパワーは、共和町合併60周年記念では5着。しかし、障害は3番手で越えており、悪いレースではありませんでした。今回と同条件の特別では連対実績もあり、流れに乗れれば上位進出が狙えそうです。同じ前走で4着のコウシュハクィーンもこの条件の安定勢力で、押さえが必要でしょう。
 アオノレクサスは、前走キリンビール杯(A2級-1・2組決勝混合)が4着でしたが、ゴール前で一旦は2番手に上がろうかという好内容。体重が増えてくれば、さらに粘りが出てくるかもしれません。
 2歳シーズン三冠を達成したセンゴクエースは、前走のA2級-2組混合戦を快勝。今回は相手強化の特別戦となりますが、どんな走りを見せるのでしょうか。

【第10回開催3日目】
 8月17日(月)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:10発走予定)。3歳との混合重賞・はまなす賞(8月30日)や、三冠の第2弾・銀河賞(9月20日)へ向けての一戦となります。
 三冠の初戦・柏林賞(3着)を含む近8戦が、3勝、2着4回、3着1回というカイシンゲキに注目。A2昇級初戦だった前々走の1組戦をあっさり勝利で飾ると、前走キリンビール杯(A2級-1・2組決勝混合特別)では、賞金別定5キロ増をモノともせず2着(同着)。障害のキレ、末脚の伸びとも文句なしの近況で、まだまだ止まる気配はありません。昨年は8月にばんえい大賞典を勝っているように、夏場が得意なタイプなのかもしれません。ここは勝機十分といえます。
 柏林賞5着カンシャノココロ、4着ホクショウメジャーは、前開催のしし座特別(B1級-1組)では1、2着。ともに好調を維持しています。特にホクショウメジャーは、B1格付と、前走からクラス据え置きで出走できるのが有利です。
 柏林賞7着のアサヒメイゲツは牝馬らしい切れ味が武器。障害さえこなせれば一発があるかもしれません。

今週の見どころ(8/8~8/10)

2015年8月 7日(金)

 8月9日(日)のメインには、今季の2歳で最初に行われる特別戦・白菊賞(牝馬限定)が組まれています。2歳路線は、ここから、9月20日のいちい賞(牝馬限定)、翌21日の青雲賞(牡馬限定)を経て、三冠第1弾・ナナカマド賞(10月12日)と進んでいきます。まだ力関係が定まらない時期の特別戦だけに、過去3回では、3着以内馬9頭中5頭が5番人気以下で、1番人気は3着1回という、一筋縄ではいかないレースです。

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【第9回開催4日目】
 8月8日(土)のメイン第10レースは、デネブ特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組、B2級-2組(ともに8月2日)の両予選上位馬による一戦です。
 B2級-1組予選の勝ち馬フェアリードールに注目。第2障害を先頭で降りると、差のない2番手で続いたチェイスアドリームとのゴールまで続いた追い比べの末、1秒1差で退けました。今回の640キロは、圧巻の逃げ切り勝ちを収めた前々走うらかわ馬フェスタカップ(B2級-1組)と同重量なら3連勝が濃厚です。
 1組予選では惜しくも2着だったチェイスアドリームにも引き続き期待。前々走うらかわ馬フェスタカップこそ障害で苦戦(5着)したものの、今季それまでのB2級特別2戦では、スムーズにこなせていました。僅差の戦いが可能でしょう。
 B2級-2組予選は、1、2着が同タイムで、3着がコンマ4秒差という接戦に。その3頭のなかでは2着コサカコブラに注目。なかなか勝ちきれませんが、障害は巧者だけにここでも見せ場以上が作れそう。同3着ライデンティダは、競走除外明けで状態面が心配されましたが、行き脚もつき、末脚もシャープでした。叩かれての上積みもあるでしょう。

【第9回開催5日目】
 8月9日(日)のメイン第10レースは、白菊賞(2歳牝馬オープン・20:10発走予定)
 前開催の2歳A級-1組(7月18日)を使われていた3頭が実力上位。なかでも楽しみなのが2着グレースゴールドです。ここまで同世代の牝馬で最多の3勝を挙げており、賞金別定5キロ増となった前走でも、第2障害2番手クリアから一旦は先頭に立つ場面を作りました。牝馬限定であれば、障害力、決め手とも上位は明らかで、まず勝ち負けでしょう。
 同じ前走1組戦で9着のブルーオーシャンは、3走前の2歳A級-3組では、ここにも出走しているヒカルナナヒメを差し切って勝利しています。成績に安定感を欠きますが、長く使える末脚がハマれば、グレースゴールドに迫れるかもしれません。
 ヒカルナナヒメは、3組で2、1着の実績がありましたが、7月18日の1組では6着。とはいえ牝馬同士なら格好はつけてくるでしょう。
 コノミチャンは、A級初戦となった前走2歳A級-2組(7月27日)でも障害では崩れずに5着にまとめました。障害巧者で、特別戦で変わり身があるかもしれません。

【第9回開催6日目】
 8月10日(月)のメイン第10レースは、キリンビール杯(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。A2級-1組(8月1日)、A2級-2組混合(3日)の両予選上位馬による一戦です。
 カイシンゲキはA2級-1組予選が昇級初戦でしたが、第2障害を越えての3頭横一線の争いから、あっと言う間に抜け出して完勝。このクラスでも力は通用するところを見せました。特別戦の今回は賞金別定5キロを課されるのに加え、相手も強化されますが、期待の方が上回ります。
 同3着トモエエーカンは今季、4走前のこと座特別(7月4日)でA2級-1組特別勝ちの実績があります。今回と同じくA1級との混合戦だった5走前、前々走でも僅差の戦いをしていました。クラス実績を取るならこちらでしょう。
 こと座特別3着で、1組予選2着のサクラリュウはスピードの生かせる馬場なら侮れません。キュートエンジェルは昇級初戦の1組予選でも先行力を見せて4着。クラス慣れが見込めるここは、前進がありそうです。
 A2級-2組混合予選組では5着アオノレクサスに注目します。今回のメンバーに入れば実績上位は間違いないところで、積極的な競馬を仕掛けていけば、前残りに警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(8/1~8/3)

2015年7月31日(金)

 8月1日(土)のメインには、オープンによるとかちえぞまつ特別が組まれています。次開催の8月15日に実施される重賞・ばんえいグランプリの前哨戦。ファン投票で上位に入った馬たちにとっては、本番へ向け、力の入る一戦になりそうです。

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【第9回開催1日目】
 8月1日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・20:10発走予定)
 前開催に行われたオッズパーク賞サマーカップ(オープン)は、フジダイビクトリーが賞金別定10キロ増をものともせず勝利しましたが、今回は回避。混戦模様となりました。
 注目は、前開催はスキップしたオレノココロ。今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯を制すと、7月12日の重賞・北斗賞ではフジダイビクトリーの2着に入っている実力馬です。重賞以外では善戦止まりですが、強敵が不在の今回は逃げ切りが期待できそうです。
 インフィニティーはサマーカップで4着。第2障害先頭クリアから後続に捕まったものの、勝ったフジダイビクトリーとは1秒9の僅差でした。ここも終いの踏ん張り次第でしょう。
 ホクショウユウキは、サマーカップで今回のメンバー中、最先着の3着。ゴール前3頭の追い比べの末、コンマ1秒+コンマ4秒差に健闘しています。こちらもゴール前でのひと押しが効けば勝利が見えてきそうです。
 サマーカップで、1番人気オイドンは6着、3番人気キタノタイショウは8着と、ともに人気より着順を下げてしまいました。しかし、負担重量は据え置き。障害さえこなせれば、決め手を生かして巻き返し必至といえます。

【第9回開催2日目】
 8月2日(日)のメイン第10レースは、共和町合併60周年記念(A1級混合・20:10発走予定)。オープン3頭とA1級5頭が争います。
 ニシキエーカンはA1へ昇級してからも、わし座特別(オープン・A1級混合)1着、前走ビッグウエイトカップ(7月20日・重馬体重馬選抜)2着と好走続きで、クラスの壁を感じさせません。今回はわし座特別のほぼ再戦だけに、軸不動の存在です。
 わし座特別で2、3着だったダイコクパワートレジャーハンターは、続くユリウス特別(7月19日・A1級混合)ではそれぞれ2、1着。今回は強敵ニシキエーカンが戻ってくるので、楽な先行策は見込めませんが、どこまで食い下がれるでしょうか。
 わし座特別4着のセイコークインは、前走のオッズパーク賞サマーカップ(オープン)では、フジダイビクトリー、ホクショウユウキとの追い比べの末、2着と大健闘しています。スピードあるこの馬に脚抜きのいい馬場が味方した感もあり、ここも馬場状態次第で注目といえます。

【第9回開催3日目】
 8月3日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前開催のさざなみ特別(7月27日・B1級-1・2組決勝混合)を鮮やかに逃げ切ったカイシンゲキが今開催からA2へ昇級。第2障害3番手クリアから2着へ押し上げたアサヒメイゲツは今回から賞金別定5キロ増で、同3着キタノサムライが不在となれば、4着だったホクショウメジャーに期待できそう。障害を2番手で越えたものの、決め手の差が出た格好ですが、いずれも切れ味勝負の前走1~3着馬のうち2頭がおらず、2着アサヒメイゲツとのハンデ差が縮まるここは、ぜひとも勝利で飾りたいところです。
 そのアサヒメイゲツは、B1昇級初戦の前々走は5着でしたが、2走目のさざなみ特別で変わり身を見せました。障害次第の面があるので、賞金別定5キロ増は微妙ですが、いざ越えてしまえば、決め手発揮の場面があるかもしれません。
 ニシキトモエは、前走のB1級-1組(7月19日)ではカイシンゲキを破っています。特別戦に良績は少ないものの、力的にはここに入っても通用するはずです。
 特別戦のペースが合うホンベツイチバンキタノオーロラも押さえが必要でしょう。

今週の見どころ(7/25~7/27)

2015年7月24日(金)

 7月26日(日)のメインには、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。2010年から昨年までは8月下旬に行われていましたが、今年は約1カ月早まっての実施。8月30日の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)へ向けてという側面もある重賞です。

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【第8回開催4日目】
 7月25日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:10発走予定)。前開催に行われた重賞・北斗賞からの6頭に、他路線組3頭を加えた9頭により争われます。
 注目は北斗賞5着のキタノタイショウ。今年3月には1トンを曳きばんえい記念を制した実力馬ですが、重賞の荷物では障害をひと腰で切るのは難しい現状。ですが、北斗賞より80キロ軽い710キロであれば心配なく、ほかの有力馬とのハンデ差を考えても今季初勝利が期待できそうです。
 オイドンは790キロだった北斗賞での7着は仕方なし。前々走のミントスポット杯(オープン・A1級混合)では障害4番手クリアからあっさり抜け出し今季初勝利を挙げています。障害次第の面があり、全幅の信頼はおけませんが、ハンデ差を考えても上位評価が妥当でしょう。
 北斗賞へは不出走だったアサヒリュウセイは、近2走が8,8着と精彩を欠きますが、障害では崩れていません。マイペースで先行できれば、ここに入っても見劣りしません。
 北斗賞で逃げ切り勝ちを収めたフジダイビクトリー、6月の旭川記念を制したコウシュハウンカイは10~15キロの賞金ハンデ克服が課題でしょう。

【第8回開催5日目】
 7月26日(日)のメイン第10レースは、3歳三冠の第1弾・第40回ばんえい大賞典(20:10発走予定)。重量格(B1とB2、B3とB4は同区分)による別定重量で、トップハンデ700キロがA1級の牡馬センゴクエース、最軽量650キロのB3級牝馬タキニシサンデーまで最大50キロ差つきました。
 9戦全勝で2歳シーズン三冠を達成したセンゴクエースの力量上位は間違いありませんが、今回の700キロは、三冠目・イレネー記念(牡馬690キロ・牝馬670キロの定量)より重い未知の領域。同レースで2着だったキンメダル(680キロ)に注目します。センゴクエースが不在だった6月8日のとかちダービー(3歳オープン)では、トップハンデながら2着。第2障害を先頭でクリアし、すぐにシリウスに交わされたものの最後まで食い下がる好レースで、詰めに甘い面も解消されてきたようです。センゴクエースとはイレネー記念以来の対戦となりますが、20キロ差を生かせば逆転の可能性もありそうです。
 そのセンゴクエースは、イレネー記念以来4カ月ぶりの前走A2級-2組混合では障害を降りた順番のまま6着でしたが、ここへ向けてのひと叩きという解釈なら、心配無用。初の700キロが課題ですが、同世代同士のここでは当然、主役級の扱いが必要でしょう。
 以下は差がある印象。テンカトウイツ(670キロ)は、2歳シーズン一冠目・ナナカマド賞2着で、イレネー記念は5着の実力馬です。今季は、とかち皐月賞(5月11日・3歳オープン)を制覇。同レースは、センゴクエース、キンメダルとも不在でしたが、それ以外の馬に対しては優位感があります。
 2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞の勝ち馬シリウス(660キロ)は決め手上位で、イレネー記念4着タキニシサンデーは最軽量の650キロが有利。この牝馬2頭が牡馬に割って入ることはできるでしょうか。

【第8回開催6日目】
 7月27日(月)のメイン第10レースは、さざなみ特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組(7月19日)、B1級-2組混合(20日)の両予選上位馬によって争われます。
 B1級特別で実績上位のカイシンゲキに注目。5走前のジュノー特別(6月6日・B1級-1組混合)で鮮やかな逃げ切りを決めると、前開催の文月特別(B1級-1・2組決勝)では2着に追い込んでいます。続く前走B1級-1組予選も2着で、障害での腰の入りが甘い面は否めませんが、ここも決め手を生かして上位争い必至でしょう。
 決め手といえばキタノサムライも忘れてはなりません。前々走の文月特別では、大きく離れた障害6番手クリアから追い込んだものの、2着カイシンゲキに2秒5差まで迫っての3着。しかし、B1級-2組混合予選は障害離れた4番手から豪快に差し切っています。カイシンゲキと同じタイミングで障害を越えられれば、こちらのほうが優位かもしれません。
 ホクショウメジャーは文月特別4着で、B1級-1組予選3着。ともに障害を2番手で越えながら踏ん張れずという結果でしたが、前述2頭が障害に不安があるだけに、展開が向けば勝機もありそうです。
 昇級初戦のB1級-1組予選でも5着と崩れなかった牝馬アサヒメイゲツにも警戒が必要でしょう。

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