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今週の見どころ(8/1~8/3)

2015年7月31日(金)

 8月1日(土)のメインには、オープンによるとかちえぞまつ特別が組まれています。次開催の8月15日に実施される重賞・ばんえいグランプリの前哨戦。ファン投票で上位に入った馬たちにとっては、本番へ向け、力の入る一戦になりそうです。

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【第9回開催1日目】
 8月1日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン・20:10発走予定)
 前開催に行われたオッズパーク賞サマーカップ(オープン)は、フジダイビクトリーが賞金別定10キロ増をものともせず勝利しましたが、今回は回避。混戦模様となりました。
 注目は、前開催はスキップしたオレノココロ。今季最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯を制すと、7月12日の重賞・北斗賞ではフジダイビクトリーの2着に入っている実力馬です。重賞以外では善戦止まりですが、強敵が不在の今回は逃げ切りが期待できそうです。
 インフィニティーはサマーカップで4着。第2障害先頭クリアから後続に捕まったものの、勝ったフジダイビクトリーとは1秒9の僅差でした。ここも終いの踏ん張り次第でしょう。
 ホクショウユウキは、サマーカップで今回のメンバー中、最先着の3着。ゴール前3頭の追い比べの末、コンマ1秒+コンマ4秒差に健闘しています。こちらもゴール前でのひと押しが効けば勝利が見えてきそうです。
 サマーカップで、1番人気オイドンは6着、3番人気キタノタイショウは8着と、ともに人気より着順を下げてしまいました。しかし、負担重量は据え置き。障害さえこなせれば、決め手を生かして巻き返し必至といえます。

【第9回開催2日目】
 8月2日(日)のメイン第10レースは、共和町合併60周年記念(A1級混合・20:10発走予定)。オープン3頭とA1級5頭が争います。
 ニシキエーカンはA1へ昇級してからも、わし座特別(オープン・A1級混合)1着、前走ビッグウエイトカップ(7月20日・重馬体重馬選抜)2着と好走続きで、クラスの壁を感じさせません。今回はわし座特別のほぼ再戦だけに、軸不動の存在です。
 わし座特別で2、3着だったダイコクパワートレジャーハンターは、続くユリウス特別(7月19日・A1級混合)ではそれぞれ2、1着。今回は強敵ニシキエーカンが戻ってくるので、楽な先行策は見込めませんが、どこまで食い下がれるでしょうか。
 わし座特別4着のセイコークインは、前走のオッズパーク賞サマーカップ(オープン)では、フジダイビクトリー、ホクショウユウキとの追い比べの末、2着と大健闘しています。スピードあるこの馬に脚抜きのいい馬場が味方した感もあり、ここも馬場状態次第で注目といえます。

【第9回開催3日目】
 8月3日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 前開催のさざなみ特別(7月27日・B1級-1・2組決勝混合)を鮮やかに逃げ切ったカイシンゲキが今開催からA2へ昇級。第2障害3番手クリアから2着へ押し上げたアサヒメイゲツは今回から賞金別定5キロ増で、同3着キタノサムライが不在となれば、4着だったホクショウメジャーに期待できそう。障害を2番手で越えたものの、決め手の差が出た格好ですが、いずれも切れ味勝負の前走1~3着馬のうち2頭がおらず、2着アサヒメイゲツとのハンデ差が縮まるここは、ぜひとも勝利で飾りたいところです。
 そのアサヒメイゲツは、B1昇級初戦の前々走は5着でしたが、2走目のさざなみ特別で変わり身を見せました。障害次第の面があるので、賞金別定5キロ増は微妙ですが、いざ越えてしまえば、決め手発揮の場面があるかもしれません。
 ニシキトモエは、前走のB1級-1組(7月19日)ではカイシンゲキを破っています。特別戦に良績は少ないものの、力的にはここに入っても通用するはずです。
 特別戦のペースが合うホンベツイチバンキタノオーロラも押さえが必要でしょう。

今週の見どころ(7/25~7/27)

2015年7月24日(金)

 7月26日(日)のメインには、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。2010年から昨年までは8月下旬に行われていましたが、今年は約1カ月早まっての実施。8月30日の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)へ向けてという側面もある重賞です。

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【第8回開催4日目】
 7月25日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:10発走予定)。前開催に行われた重賞・北斗賞からの6頭に、他路線組3頭を加えた9頭により争われます。
 注目は北斗賞5着のキタノタイショウ。今年3月には1トンを曳きばんえい記念を制した実力馬ですが、重賞の荷物では障害をひと腰で切るのは難しい現状。ですが、北斗賞より80キロ軽い710キロであれば心配なく、ほかの有力馬とのハンデ差を考えても今季初勝利が期待できそうです。
 オイドンは790キロだった北斗賞での7着は仕方なし。前々走のミントスポット杯(オープン・A1級混合)では障害4番手クリアからあっさり抜け出し今季初勝利を挙げています。障害次第の面があり、全幅の信頼はおけませんが、ハンデ差を考えても上位評価が妥当でしょう。
 北斗賞へは不出走だったアサヒリュウセイは、近2走が8,8着と精彩を欠きますが、障害では崩れていません。マイペースで先行できれば、ここに入っても見劣りしません。
 北斗賞で逃げ切り勝ちを収めたフジダイビクトリー、6月の旭川記念を制したコウシュハウンカイは10~15キロの賞金ハンデ克服が課題でしょう。

【第8回開催5日目】
 7月26日(日)のメイン第10レースは、3歳三冠の第1弾・第40回ばんえい大賞典(20:10発走予定)。重量格(B1とB2、B3とB4は同区分)による別定重量で、トップハンデ700キロがA1級の牡馬センゴクエース、最軽量650キロのB3級牝馬タキニシサンデーまで最大50キロ差つきました。
 9戦全勝で2歳シーズン三冠を達成したセンゴクエースの力量上位は間違いありませんが、今回の700キロは、三冠目・イレネー記念(牡馬690キロ・牝馬670キロの定量)より重い未知の領域。同レースで2着だったキンメダル(680キロ)に注目します。センゴクエースが不在だった6月8日のとかちダービー(3歳オープン)では、トップハンデながら2着。第2障害を先頭でクリアし、すぐにシリウスに交わされたものの最後まで食い下がる好レースで、詰めに甘い面も解消されてきたようです。センゴクエースとはイレネー記念以来の対戦となりますが、20キロ差を生かせば逆転の可能性もありそうです。
 そのセンゴクエースは、イレネー記念以来4カ月ぶりの前走A2級-2組混合では障害を降りた順番のまま6着でしたが、ここへ向けてのひと叩きという解釈なら、心配無用。初の700キロが課題ですが、同世代同士のここでは当然、主役級の扱いが必要でしょう。
 以下は差がある印象。テンカトウイツ(670キロ)は、2歳シーズン一冠目・ナナカマド賞2着で、イレネー記念は5着の実力馬です。今季は、とかち皐月賞(5月11日・3歳オープン)を制覇。同レースは、センゴクエース、キンメダルとも不在でしたが、それ以外の馬に対しては優位感があります。
 2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞の勝ち馬シリウス(660キロ)は決め手上位で、イレネー記念4着タキニシサンデーは最軽量の650キロが有利。この牝馬2頭が牡馬に割って入ることはできるでしょうか。

【第8回開催6日目】
 7月27日(月)のメイン第10レースは、さざなみ特別(B1級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。B1級-1組(7月19日)、B1級-2組混合(20日)の両予選上位馬によって争われます。
 B1級特別で実績上位のカイシンゲキに注目。5走前のジュノー特別(6月6日・B1級-1組混合)で鮮やかな逃げ切りを決めると、前開催の文月特別(B1級-1・2組決勝)では2着に追い込んでいます。続く前走B1級-1組予選も2着で、障害での腰の入りが甘い面は否めませんが、ここも決め手を生かして上位争い必至でしょう。
 決め手といえばキタノサムライも忘れてはなりません。前々走の文月特別では、大きく離れた障害6番手クリアから追い込んだものの、2着カイシンゲキに2秒5差まで迫っての3着。しかし、B1級-2組混合予選は障害離れた4番手から豪快に差し切っています。カイシンゲキと同じタイミングで障害を越えられれば、こちらのほうが優位かもしれません。
 ホクショウメジャーは文月特別4着で、B1級-1組予選3着。ともに障害を2番手で越えながら踏ん張れずという結果でしたが、前述2頭が障害に不安があるだけに、展開が向けば勝機もありそうです。
 昇級初戦のB1級-1組予選でも5着と崩れなかった牝馬アサヒメイゲツにも警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(7/18~7/20)

2015年7月17日(金)

 第2回開催から始まった2歳戦ですが、デビューから3連勝していたキタノリュウキ(牡・村上慎一厩舎)が6月28日の2歳A級-1組で2着に敗退。続く7月12日の2歳A級-1組では、それまで2勝をマークしていたグレースゴールド(牝・長部幸光厩舎)が勝ち、キタノリュウキはまたもや2着。3勝ずつを挙げているこの牡牝2頭が、ややリードしている感じです。7月18日(土)第5レース・2歳A級-1組には両馬とも出走予定。割って入る馬が出てくるのか、注目です。

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【第8回開催1日目】
 7月18日(土)のメイン第10レースは、うらかわ馬フェスタカップ(B2級-1組・20:10発走予定)
 前開催はB2級予選→鹿追特別(B2級-1・2組決勝)と2走使いされた馬、予選のみ出走した馬、3歳・4歳限定戦の馬、B3から昇級初戦の馬など様々な路線から出走馬が集結し混戦模様ですが、注目は鹿追特別3着のチェイスアドリーム。第2障害2番手クリアからファイトガールを追いましたが、決め手上位で35キロ軽いアサヒメイゲツにまとめて差されてしまいました。しかし、25キロ軽い2着ファイトガールにコンマ2秒差まで迫っており負けて強しの印象です。引き続きトップハンデですが、間違いなく特別戦の流れは合うはず。アサヒメイゲツがB1へ昇級した今回は勝機十分といえます。
 鹿追特別では1番人気で8着だったライデンティダですが、とにかく行きっぷりが悪く、逃げたファイトガールがゴールまで残り20メートルに差しかかるところで障害へ仕掛けるという不完全燃焼なレース。それまでのB2級特別では2戦とも好走しており、まともなレースができれば、巻き返して当然です。
 もちろん、ファイトガールの逃げ切りにも警戒が必要でしょう。
 ホクショウバトルは鹿追特別の予選(B2級-1組)では8着と敗れましたが、障害さえこなせれば末脚が脅威になりそう。
 積極的な競馬で2連勝し、ここが昇級初戦のキタノキセキも楽しみです。

【第8回開催2日目】
 7月19日(日)のメイン第10レースは、ユリウス特別(A1級混合・20:10発走予定)。A1級7頭とA2級2頭が争います。
 開幕から6連勝していたトレジャーハンターは、A1昇級後は8、4、3着ですが、いずれもオープンとの混合戦でした。前走わし座特別(オープン・A1級混合)は障害先頭クリアとこの馬らしいレースをしており、A2級との混合と相手が下がるここでは当然主役を務めそうです。
 ダイコクパワーは前走のわし座特別では、トレジャーハンターに競り勝ち2着。今回も前々で競馬ができれば、引き続き上位争い必至でしょう。
 障害を越えての踏ん張り次第ではアオノレクサスショウチシマシタにもチャンスが見込めそうです。

【第8回開催3日目】
 7月20日(祝・月)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。今季前走出走時の馬体重が重いB1級以上の馬による選抜戦です。
 注目は4連勝中の好調馬ニシキエーカン。前走がA1昇級初戦でしたが、好位で第2障害を越えるとあっさり抜け出して、昨季は古馬重賞戦線で活躍していた実力を見せつけました。オープンの牡馬・セン馬より10キロ軽い680キロも有利で、しかも強豪オレノココロが回避したとあれば、連勝を5に伸ばすでしょう。
 A2級のサクラリュウは今季11戦中9戦で掲示板をキープしている堅実派。過去3年のこのレースではA2級馬が4連対と好成績を残しているのも心強いところで、障害力を生かしての前残りに警戒が必要かもしれません。
 B1級のキタノオーロラは、昨年のこのレースの3着馬。8戦連続着外から参戦し変り身を見せました。今年も近2走とも8着と精彩を欠きますが、A級でも通用する決め手があり、ノーマークにはできません。
 末脚切れるキサラキクは少しでも重量が軽くなるのは歓迎。近走で精彩を欠く馬の多い組み合わせだけに、警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(7/11~7/13)

2015年7月10日(金)

 7月12日(日)のメインには、古馬重賞・北斗賞が組まれています。コウシュハウンカイが勝利した6月14日の旭川記念の再戦ですが、今回は当時から20~30キロ重い重量での争い。ここで上位に入れば、現在実施中のばんえいグランプリ・ファン投票への強力なアピールになるはずです。

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【第7回開催4日目】
 7月11日(土)のメイン第10レースは、鹿追特別(B2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B2級-1組(7月4日)、B2級-2組(6日)の両予選上位馬による一戦です。
 直近のB2級-1組特別・ムーンストーン特別(6月20日)で今回のメンバー中最先着の3着ライデンティダに注目します。前走のB2級-1組予選では残り30メートル手前で先頭に立ちましたが、アサヒメイゲツの強襲に遭い2秒4差の2着。B2昇級後7戦して2着3回、3、4着各2回と勝ちきれませんが、障害はすべてひと腰でまとめています。障害力が生かせる特別戦で、格下2組との混合なら惜敗続きを脱する可能性も十分でしょう。
 ムーンストーン特別4着のチェイスアドリームは、1組予選では3着。ライデンティダとの激しい追い比べの末、同馬からわずかに1秒遅れてのゴールでしたが、賞金別定5キロ増だったことを考えれば、負けて強しでした。今回も引き続き賞金別定5キロを課されますが、差のない競馬が可能でしょう。
 B2級-2組予選勢では2着コサカコブラに注目。レインボーライデン(今回は回避)には競り負けたものの、昨季はB1級特別で上位争いしていた実力馬です。

【第7回開催5日目】
 7月12日(日)のメイン第10レースは、重賞・第23回北斗賞(20:10発走予定)。今季の収得賞金80万円につき10キロ増となる別定重量戦で、オレノココロ、コウシュハウンカイが10キロ増の800キロとなります。
 メンバー的には、旭川記念(6月14日)の再戦ですが、勝ち馬コウシュハウンカイが当時から30キロ増ということを考えれば、20キロ増で臨める2着フジダイビクトリーの逆転がありそう。昨年は旭川記念を逃げ切って古馬重賞初勝利を挙げると、賞金別定10キロを課せられたこのレースでも2着に追い込んできました。前走のミントスポット杯(オープン・A1級混合)ではオイドンの決め手に屈したものの、第2障害先頭クリアから2着に踏ん張っており、引き続き好気配を保っています。ここを勝って、連覇がかかるばんえいグランプリ(8月15日)へ向け勢いをつけたいところでしょう。
 今年の旭川記念を早め先頭から押し切ったコウシュハウンカイは、前走の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)ではトップハンデを克服し快勝。今回、10キロ重いのは不利ですが、障害巧者で地力強化が著しく、引き続き好勝負できそうです。
 昨年のこのレースを圧勝したニュータカラコマは、その後の重賞でも810キロ以下では3着3回、4、5着各1回と崩れがありません。勝つには展開の助けが必要かもしれませんが、今回の790キロならまず複勝圏内は確保してくるでしょう。
 ばんえい十勝オッズパーク杯の勝ち馬オレノココロは、旭川記念では障害で苦戦して9着。ここもトップハンデの克服がカギですが、力量的には上位で通る存在です。
 ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念とも4着のインフィニティーは終いの粘り次第といえます。

【第7回開催6日目】
 7月13日(月)のメイン第10レースは、文月特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)。B1級-1組(7月5日)、B1級-2組(6日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-1組予選で1、2着の4歳両馬に注目。2着カイシンゲキは、逃げ切ったホクショウメジャーから離れた第2障害クリアでしたが、強烈な決め手を発揮しコンマ2秒差まで迫っています。A2級との混合だった6月6日のジュノー特別では圧巻の逃げ切り勝ちを収めている実績もあり、ここでも楽しみです。
 ホクショウメジャーは、2走前の4歳重賞・柏林賞では690キロながら障害での腰の入りも良く3番手でクリア。障害7番手から追ってきたカイシンゲキ(3着)に捕まり結果4着でしたが、悪くないレースでした。早めに障害を越えられれば、予選の再現もあるでしょう。
 ホンベツイチバンは1組予選がB1昇級初戦でしたが、追走もスムーズで4着と善戦。昨季はA2級で勝ち負けしていた実力馬だけに、軽視はできません。
 B1級-2組予選組では、1番人気で2着のチヨノタカラに期待。障害の切れもよく状態の良さを感じさせます。

今週の見どころ(7/4~7/6)

2015年7月 3日(金)

 7月6日(月)のメインには、3歳・4歳混合による特別戦・天の川賞が組まれています。3歳・4歳混合では8月30日に重賞・はまなす賞が予定されていますが、このレースはB1級~B4級による争い。昨年は、1番人気のハクタイホウが7着に敗れ、5、8、6番人気での決着と波乱になりました。今年はどうなるのか、注目の一戦です。

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【第7回開催1日目】
 7月4日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 A2昇級後も1、4、2着と好走続きのサカノテツワンに注目。3走前のオッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜)では逃げ切って、オープン馬フジダイビクトリーらを完封。昇級初戦を勝利で飾っています。続く鹿追町競馬会杯(A2級混合)、A2級混合の勝ち馬ニシキエーカンが今開催からA1へ昇級したここは、巻き返しへ期待が高まります。
 アアモンドマツカゼは、鹿追町競馬会杯2着、A2級混合3着と、力量的にサカノテツワンと差はありません。前走の拓成湖特別(A2・B1級決勝混合)では先行できないとモロい面を見せ9着でしたが、積極的な競馬に持ち込めれば勝機もありそうです。
 鹿追町競馬会杯3着のサクラリュウも好調を持続しており引き続き警戒が必要でしょう。
 今開催からA2へ昇級した2頭もいきなりから楽しみ。トモエエーカンは前走拓成湖特別で2着とアアモンドマツカゼに先着。ライデンロックは、前走のB1級-2組混合で圧巻の逃げ切り勝ちを収め、復調気配が漂います。

【第7回開催2日目】
 7月5日(日)のメイン第10レースは、わし座特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)。オープン4頭とA1級6頭が争います。
 アサヒリュウセイは、オープン昇級初戦の前走ミントスポット杯(オープン・A1級混合)では8着敗退。しかし、今回は次週に重賞・北斗賞が組まれている関係で相手関係が大幅に楽になっています。事実、今回のメンバー中7頭が出走していた2走前のシルバーカップ(オープン・A1級混合)では、2着ハクタイホウに11秒3もの差をつけ圧勝しており、ここは勝機十分です。
 シルバーカップ組の7頭は勝負づけが済んだとみて、相手筆頭には他路線組からニシキエーカンを抜擢。3走前のA2級混合特別で今季初勝利を挙げると、そこから3連勝と絶好調です。今回がA1昇級初戦ですが、昨季は旭川記念2着をはじめ古馬重賞戦線で活躍していた実力を考えれば、ここで頭打ちになる器ではありません。
 今季開幕から6連勝していたトレジャーハンターは、シルバーカップ8着で連勝が止まると、前走ミントスポット杯が4着。しかし障害で早めに仕掛けるこの馬のレースはしており、調子落ちは感じません。展開次第では、前述両馬に食い下がるシーンもありそうです。
 ショウチシマシタは今季7戦して未勝利ですが、シルバーカップ4着などすべて3~5着にまとめています。積極的に運べれば差のない競馬が可能でしょう。

【第7回開催3日目】
 7月6日(月)のメイン第10レースは、天の川賞(3歳・4歳選抜・20:10発走予定)。B1級~C1級の3、4歳馬による選抜戦ですが、全馬510~550キロと軽量での争いです。
 どれが勝っても驚けませんが、ひとまず注目はB1級の4歳牝馬アアモンドセブン。前走の4歳重賞・柏林賞では第2障害2番手クリアからそのまま2着に粘り込んでいます。前走も障害ではムラな面を見せましたが、立て直しが上手なので、ロスは少ないです。また、越えてからは決め手もあるので、大崩れの少ない戦績。障害の心配をしなくていい530キロであれば、逃げ切りも十分でしょう。
 B2級の3歳牝馬シリウスも同じようなタイプで、今季は2走前にとかちダービー(3歳オープン)を制しています。今回は4歳馬が相手ですが、スピード勝負なら負けません。
 B2級の4歳牝馬フェアリードールは、近2走のB3級戦を逃げ切りで連勝中。同世代限定戦では、ともに牝馬限定ですが、ばんえいオークス2着、ばんえいプリンセス賞3着などの実績もあります。
 B2級の4歳牡馬シンザンボーイオオゾラシンスケも先行力があるので、障害のタイミング次第では侮れません。

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