ばんえい十勝では、今週から5週間で4つの重賞が実施されます。その第1弾が26日(日)メインの北見記念です。基礎重量が850キロの高重量戦ということもあってか、過去10回中6回が8頭以下で争われています。今年は登録時点で9頭ですが、王者メムロボブサップは不在で、6頭が5・6歳という若馬主体のメンバー構成です。
なお次週はJBC開催に伴い、10月31日(金)から11月2日(日)の変則開催となりますのでご注意ください。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…82万4,530円
5重勝単勝式…なし
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【第15回開催1日目】
10月25日(土)のメイン第11レースには、端野峠特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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B2級単独での特別戦は、2開催前(10月6日)の寒露特別以来。同レースで4着だった◎ジェイファイターに注目します。1、2番人気の4歳馬(1、2着)に先んじて障害を越え終いに甘くなったものの内容は上々。今回の4歳馬は寒露特別9着のアヤノダイマオーのみで、勝機が十分といえます。
○ホクトヒーローは、寒露特別でメンバー最先着の3着。今季2勝とも平場戦ですが、今回と同様若馬が少なかった(3歳馬が1頭)8月の葉月特別でも3着があり、展開が向けばここも末脚の出番がありそうです。
▲アヤノダイマオーは、寒露特別9着をはじめ障害で苦戦するレースが続きましたが、前走平場の2組で2着に反撃。これだけで復調とはいえませんが、今回は唯一の4歳ということで怖さはあります。
△コウシュハハリアーは、今季平場戦のみ使われていますが、昨夏にはA2級の特別戦で勝ち負け。条件替わりで変身があるかもれません。
【第15回開催2日目】
10月26日(日)のメイン第11レースには、第46回北見記念(20:00発走予定)が行われます。
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昨年のこのレースを圧勝したメムロボブサップに、同3着馬で今季重賞2勝のコマサンエースも不在。今回の重量を経験しているのはインビクタ、クリスタルコルド、コウテイ、タカラキングダムの4頭です。
しかし注目は◎キングフェスタ。9月の岩見沢記念で古馬重賞初制覇を達成すると、前開催のオープン混合・狩勝賞ではトップハンデで差し切り勝ちと本格化がうかがえます。20キロの賞金ハンデを課されての初の870キロは楽ではありませんが、王者メムロボブサップが不在なら格好はつけたいところ。
○コウテイは、昨年の当レースの2着馬で今回のメンバーでは高重量での実績上位です。約3カ月の休養後は3、5着ですが、あくまで目標はここ。軸としてはこちらのほうが信頼できそうです。
▲インビクタは、過去の北見記念では、競走中止、4着、6着とひと息。ただ今年のメンバーなら障害次第で見せ場以上があっても不思議ありません。
△クリスタルコルドは、昨年の北見記念が5着。障害で苦戦したためメムロボブサップから48秒1も差をつけられましたが、重量経験があるのは強みといえます。
【第15回開催3日目】
10月27日(月)のメイン第11レースには、能取湖特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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近2開催の神無月特別、秋雲特別と同様、今回もB1とB2級の混合での一戦です。
◎ゼンは、B2級-4組、神無月特別と2連勝でB2級を突破し、B1昇級初戦の秋雲特別では5着に敗れましたが、残り10メートルを切っても優勝争いに加わっていました。むしろこれで人気が下がるようなら、昇級2走目のここは狙い目です。
○リュウセイウンカイは、1番人気で秋雲特別を勝利。しぶとい脚でゴール前で抜け出しを決めました。重賞を除けば10戦連続連対と充実しておりここも上位争いできます。
▲ユーフォリアは、神無月特別でゼンに食い下がっての2着。B1昇級初戦でこの走りができれば、ここは楽しみ。
神無月特別5着、秋雲特別4着の△スーパードリームも侮れません。



