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2/28チャンピオンズカップ回顧

2021年3月 1日(月)

5歳馬アオノブラックが古馬重賞2勝目

 28日(日)は重賞・チャンピオンカップ(4歳以上重賞競走優勝馬)が行われ、単勝1番人気のアオノブラックが優勝。圧巻のレースぶりで、4つ目のタイトルを奪取しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.メムロボブサップ (850) 5.8
 2.メジロゴーリキ(820) 7.1
 3.ミノルシャープ(830) 64.6
 4.アオノブラック(820) 2.3
 5.フェアリースズ(800) 45.5
 6.コウシュハウンカイ(830) 3.9
 7.オレノココロ(850) 4.9
 8.ジェイカトレア(760) 59.8

 今季の重賞勝ち馬から8頭が参戦し、1番人気に推されたのはドリームエイジカップを制した5歳馬アオノブラック。近走は安定して馬券圏内を確保しており、2.3倍と高い支持を集めました。ばんえい十勝オッズパーク杯と岩見沢記念を制し、7年連続の出走となるコウシュハウンカイが3.9倍の2番人気。以下、帯広記念を制したオレノココロ、4歳シーズン三冠を制したメムロボブサップが人気で続きました。

 第1障害を勢いよく越えた内の4頭からメジロゴーリキが抜け出します。中間点を過ぎたあたりからアオノブラック、ミノルシャープ、そしてコウシュハウンカイらも位置取りを上げてきます。第2障害下にはわずかにアオノブラックが先頭で到達。前半は65秒というペースでした。
 第2障害下に全馬揃う前に、最初に仕掛けたのはアオノブラックで、ミノルシャープ、メジロゴーリキも差なく続きます。アオノブラックがスンナリ先頭で越えると、やや離れた2番手で通過したのがコウシュハウンカイ。さらに差が開いて障害3番手での通過はレース前半で最後方だったフェアリースズでした。
 後続に大きなリードを取ったアオノブラックは、その後も脚色が衰えることなく歩き切って先頭でゴール。コウシュハウンカイはアオノブラックとの差を詰めることができず、それでも力強い歩みで後続を寄せ付けずこのレース3度目の2着。6番人気のフェアリースズが3着に入り、障害通過順での決着。オレノココロは5着、障害で転倒したメジロゴーリキは最下位での入線でした。

 勝ったアオノブラックはこれが4つ目の重賞タイトル。世代重賞ではライバル・メムロボブサップに阻まれ、多くを勝つことはできませんでしたが、古馬重賞を2連勝と能力の高さを証明。800キロを超える重量は昨年の北見記念(8着)以来2度目でしたが、圧勝と言える内容だっただけに、今後の活躍が楽しみになりました。
 なお、19年メジロゴーリキ、20年アアモンドグンシンに続き、3年連続で5歳馬の勝利となりました。
 
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藤野俊一騎手「前回(重量の)軽いレースを走っているのでハナの行きっぷりが良くて、2度目の800キロ台で障害の上がりだけ失敗しないように乗りました。第1障害を越えるまでは軽いレースの気で走りました。その後は重量が重量なので加減しながら。今日は馬がすごいやる気で、障害に着いた途端にすぐ行きたがりましたが、1回抑えて様子を見てから掛けました。今日の馬場は重たくないと感じていたので、それなりにレースは(前に)行こうと思っていました。今日はハンデをもらえましたが、今度はハンデを課される側になるのでまた頑張ります」

チャンピオンカップ 予想結果

目黒さんが大幅なプラス収支!

今年度の予想対決第24Rはチャンピオンカップ。勝利したのは単勝1番人気のアオノブラックで2番人気のコウシュハウンカイが2着。3着には6番人気のフェアリースズが入ったことで3連単は137.8倍になりましたが、これを目黒さんが的中。大幅なプラス収支により、3位まで浮上する結果となりました。

目黒:3連単500円的中! 収支+62,900円

【集計】投資額 6,000円×24R=144,000円

 荘司  +105,360円
 須田  +36,310円
 目黒  -34,030円
 斎藤  -44,200円
 矢野  -69,180円
 赤見  -83,890円
---------------------------------------
 紅組  -12,560円
 白組  -77,070円

2/28チャンピオンカップ予想 荘司典子

2021年2月28日(日)

メジロゴーリキ2度目の制覇を目指す

 予想の前に。オレノココロとコウシュハウンカイの2頭はこのレースに5歳時から毎年欠かさず出走していて本当に立派ですね。特にオレノココロはこれまで1着・1着・4着・1着・2着・2着で、3勝、2着2回とさすがの成績。11歳になった今年も馬券圏内に来る確率が高いのではないでしょうか。

 上記の11歳馬2頭と、勢いある5歳馬2頭(メムロボブサップとアオノブラック)の世代対決も楽しみですが、ここで忘れてはいけない一昨年の勝ち馬メジロゴーリキ。今回はこの馬を本命に推したいと思います。帯広記念では1着オレノココロは910kgで2着メジロゴーリキは900kg。斤量差は10kgでしたが、ここはオレノココロ850kgに対してメジロゴーリキは820kg。30kg差は好材料で、2度目の制覇に挑みます。

 相手筆頭はアオノブラック。前走、スピード勝負の戦いでもメムロボブサップと差の無い2着と、5歳馬2頭が力を見せつけてくれました。今後のばんえい競馬を背負っていって欲しい若駒たちですが、ここは820kgのアオノブラックの方を上に。

 以下印はメムロボブサップ、コウシュハウンカイまで。馬券は◎○▲の3頭に絞って購入してみることにします。

◎2 メジロゴーリキ
○4 アオノブラック
▲7 オレノココロ
△1 メムロボブサップ
△6 コウシュハウンカイ

馬単BOX
2,4,7 各500円
3連複
2-4-7 3000円 計6000円

2/28チャンピオンカップ予想 赤見千尋

2021年2月27日(土)

830キロならコウシュハウンカイ

 トップハンデはメムロボブサップとオレノココロの850キロなので、コウシュハウンカイの830キロというのは大きな魅力です。これまでチャンピオンカップには6回出場して、2着2回、3着1回、馬券圏外が3回。決して高い数字ではないですが、ここ3年の馬券圏外というのは840キロ~850キロを背負ってのもの。実力のある馬ですから、今年の重量ならば上位争い可能ではないでしょうか。

 対抗はトップハンデでもオレノココロ。帯広記念では改めてその強さを見せつけてくれました。ばんえい記念に向けて、この時期調子をどんどん上げて来るという印象がありますから、今回も期待しています。

 アオノブラックはここに来て安定感が増していますね。メムロボブサップと30キロ差あるというのは大きなアドバンテージ。2年連続で5歳馬が勝っているというのも追い風になりそうです。

 5歳世代最強馬といえるメムロボブサップは、この強豪相手にトップハンデという厳しい条件。なので印は控えめにしました。

 2019年の勝ち馬メジロゴーリキまで。

◎6 コウシュハウンカイ
○7 オレノココロ
▲4 アオノブラック
△1 メムロボブサップ
△2 メジロゴーリキ

3連単フォーメーション
4,6,7→4,6,7→1,2,4,6,7 各300円
馬単
6→7 600円 計6000円

2/28チャンピオンカップ予想 矢野吉彦

近3年より重量楽なコウシュハウンカイ

 ウーン、黒ユリ賞はねぇ。ああいう馬券を当てなきゃいけないんでしょうけど、さすがにあの3着馬は相手5頭の中には入れられませんでしたよ。

 さぁいよいよ残り少なくなってきました。今回は重量ハンデが大きいチャンピオンカップですから、波乱の余地あり。それを当てられれば黒字転換も夢じゃない!かもしれません。

 本命=軸馬はコウシュハウンカイにしました。もうけっこうな歳で、なんとなく勢いがなくなっちゃったような気もしますが、今回の重量はいいんじゃないですか?

 5歳の時から"皆勤賞"の同馬の成績は、15年が800㎏、16年が820㎏でともに2着、17年が820㎏で3着、18年は850㎏、19年は840㎏でともに5着、そして去年が850㎏で7着でした。

 今回の830㎏はここ3年に比べるとラクなはず。重量が軽くなったのが勢いのなさの象徴とも言えますが、軽くなった分で粘りが増せば、馬券には絡んでくれると考えました。

 相手はいくらかヒネりつつ、印を付けた5頭に絞りました。近走不振のミノルシャープが激走してくれれば、高配当も期待できるでしょう。では今回はこのへんで。

◎6 コウシュハウンカイ
○4 アオノブラック
▲2 メジロゴーリキ
△1 メムロボブサップ
△3 ミノルシャープ
△7 オレノココロ

3連単軸1頭マルチ
6→4,2,1,3,7 各100円 計6000円

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