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12/30ヤングチャンピオンシップ回顧

南北海道産駒ヤマカツエースが3連勝で重賞制覇

 12月30日(木)には重賞・ヤングチャンピオンシップ(2歳、産駒特別選抜)が行われ、ヤマカツエースが単勝1番人気に応える勝利。早め先頭から押し切る快勝で、2歳シーズン二冠目を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.グリフィス(600) 49.3
 2.キングフェスタ(620) 4.2
 3.クリスタルコルド(600) 5.3
 4.ミヤビウルフ(590) 106.8
 5.サウスグリン(580) 74.1
 6.ヘッチャラ(610) 5.1
 7.ニシキマリン(580) 15.4
 8.トワイチロ(590) 7.2
 9.カイセイマイヒメ(570) 50.1
 10.ヤマカツエース(600) 2.7

 ナナカマド賞僅差3着で、その後南北海道産駒特別を制して2連勝中のヤマカツエースが、600kgと重量面で恵まれたこともあり単勝1番人気。ナナカマド賞を制し、ここまで2歳馬では最多の8勝を挙げる南北海道産駒のキングフェスタが2番人気。ナナカマド賞2着で十勝産駒特別を制したヘッチャラ、釧路産駒特別2着を含め3戦連続で連対中のクリスタルコルド、前走2歳A級-1組を制した十勝産駒のトワイチロまでが単勝ひと桁台の人気になりました。

 クリスタルコルド、トワイチロが第1障害をほぼ同時に越え、キングフェスタが差なく追走。ミヤビウルフも位置取りを上げてきます。中間点を過ぎてからクリスタルコルドとミヤビウルフが抜け出し、隊列はややばらけながらも各馬ほぼ息を入れることなく、わずかにクリスタルコルドが先頭で第2障害下に到達。レース前半は31秒で進みました。
 第2障害に最初に仕掛けたのはミヤビウルフでしたが、差なく仕掛けたトワイチロがすんなりとひと腰で通過。クリスタルコルドもほぼ同時に障害をクリアし、ヤマカツエースとヘッチャラも続きます。
 トワイチロが抜け出そうとしたところ、残り30メートルを過ぎたあたりで勢いよくヤマカツエースが交わして先頭に立つと、そのまま後続を離して勝利。叩き合いになったトワイチロとヘッチャラに、障害6番手から猛然と追い上げたキングフェスタが加わって2着争いは接戦となりましたが、わずかにトワイチロが先着。ヘッチャラがコンマ2秒差で3着、キングフェスタはさらにコンマ3秒差の4着でした。

 勝ったヤマカツエースは3連勝で重賞初制覇。また南北海道産駒として初のヤングチャンピオンシップ制覇。ナナカマド賞で先着されていたキングフェスタ、ヘッチャラに対してリベンジを果たしました。三冠最終戦のイレネー記念は定量戦となりますが、引き続き好勝負が期待できそうです。なお、手綱を取った藤野俊一騎手は昨年のアルジャンノオーに続いての連覇で、重賞格上げ後では3勝目となりました。

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藤野俊一騎手「馬場が軽かったので(600kgの)荷物は苦にしなかったです。ゲートに難があってそれさえクリアできればまずまずのレースができると思っていました。第2障害を越えてから勝ったと確信がありました。(勝ち時計1分8秒7について)荷物を積んでいってもだんだんタイムが速くなる不思議な馬場ですね。春先は体重がなく、弱い面もありましたが、今は身体ができてきてだんだん力もつけて強くなってきました」

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