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5/2ばんえい十勝オッズパーク杯予想 須田鷹雄

ミノルシャープの復活なるか

 最高齢でも7歳というフレッシュ感あるメンバー構成になった今年のばんえい十勝オッズパーク杯。

 新年度リセットで重量に泣いていた馬たちの復活が期待できるが、そうなると◎ミノルシャープに昨年前半のような輝きを取り戻してほしいところ。

 明け5歳の○メムロボブサップ、▲アオノブラックが強いのでどちらかに負けることを想定して馬券は馬複。前走の着順に引きずられ過ぎない予想ということで、◎-○を◎-▲より少し多くする。△も2頭つけるが馬券はあくまで2点。

◎1 ミノルシャープ
○9 メムロボブサップ
▲4 アオノブラック
△5 メジロゴーリキ
△6 キタノユウジロウ

馬複
1-9 3300円
1-4 2700円 計6000円

5/2ばんえい十勝オッズパーク杯予想 目黒貴子

アオノブラックの充実ぶりを信頼

 みなさま今季もどうぞよろしくお願いいたします。昨年は低空飛行を続けてしまいましたが、今年はフワッとサラッとプラスになるよう頑張っていきたいと思います。

 さて最初の重賞はばんえい十勝オッズパーク杯です。今後のばんえい界を引っ張っていく馬たちが出走するレースで、とてもワクワクします。

 ◎はアオノブラック。これまでの世代重賞はことごとくメムロボブサップに勝たれていた印象ですが、昨年後半からメキメキ力をつけてきて実績もともなってきたのがアオノブラックです。もちろん最初からそのポテンシャルの高さに期待も高かったはずですが、ようやく結果もついてきたということでしょう。今季初戦の前走も、今回のレースで有力となる馬たちに完勝。幸先のいいスタートを決めて、今回もと期待します。いよいよ古馬を相手にする重賞の初戦を勝利で飾りたいですね。

 昨年は前半がとても好調だったミノルシャープも後半はいまひとつ。しかし前走では内容のあるレースで3着を確保しました。調子が良ければ重賞でも十分通用する馬で今回は○とします。

 ▲はメムロボブサップ。こちらは実績としてはNo.1と言えます。前走叩いて上昇すればもちろんチャンス大でしょう。上位3頭はスプリングカップ組になりましたね。

 △は同じくスプリングカップ2着のメジロゴーリキ。そして青葉特別組から△コマサンブラック。悩みましたが、アオノブラックの充実ぶりを信頼して馬単で。

◎4 アオノブラック
○1 ミノルシャープ
▲9 メムロボブサップ
△5 メジロゴーリキ
△8 コマサンブラック

馬単
4→1,5,8,9 各1500円 計6000円

5/2ばんえい十勝オッズパーク杯予想 赤見千尋

地力強化がうかがえるアオノブラック

 今シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯。過去の成績を振り返ってみると、2015年からオレノココロとコウシュハウンカイが3回ずつ勝利しています。この2頭が引退してしまったことを改めて淋しく感じると共に、いよいよ世代交代で新しいばんえいが始まった感がありますね。

 本命にしたのは5歳馬アオノブラック。同世代のメムロボブサップの陰になっていた印象がありましたが、今年に入ってパワーアップ。チャンピオンカップ、ポプラ賞と重賞連勝を果たしました。シーズン初戦だったスプリングカップも快勝。今年は古馬重賞に本格的に参戦していくと思いますので、どのくらい戦えるか試金石になる一戦になりそうです。

 対抗は同じく5歳馬メムロボブサップ。この世代を長らくけん引して来た馬で、シーズン初戦は力を発揮しきれませんでしたが、一度使って体調がアップしてくれば、十分戦える力はあると思います。

 ミノルシャープは昨年本格化した直後に競走除外となり、そこからしばらく低迷していました。しかし、ばんえい記念5着、シーズン初戦3着と徐々に上向いて来ました。実力馬ですから調子さえ戻れば再び主役になってくれるでしょう。

 勝ち切れないながらも馬券に絡んで来そうなメジロゴーリキ、今年に入って一気に覚醒したキタノユウジロウまで。

◎4 アオノブラック
○9 メムロボブサップ
▲1 ミノルシャープ
△5 メジロゴーリキ
△6 キタノユウジロウ

3連単フォーメーション
4,9→1,4,5,6,9→1,4,5,6,9 各200円
馬単
4→9 1200円  計6000円

5/2ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

2021年4月30日(金)

5歳2強が台頭する

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9メムロボブサップ
 ○4アオノブラック
 ▲5メジロゴーリキ
 △1ミノルシャープ
 △10マツカゼウンカイ

 馬連複
 4-9 3000円
 5-9 2000円
 1-9 1000円

今週の見どころ(5/1~5/3)

2021年4月29日(木)

 ゴールデンウイークは5月1日(土)から3日(祝・月)の開催。2日(日)のメインには、昨季の収得賞金額順の上位馬選抜によるばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。15年から6年連続でオレノココロかコウシュハウンカイが勝ち、2着がセンゴクエースの18年を除いては両馬のワンツーだった重賞。2頭とも現役をしりぞいた今季、どの馬が勝ってもばんえい十勝オッズパーク杯初制覇となります。
 なお帯広競馬場は混雑が予想されます。新型コロナウイルス感染拡大防止対策についてをご一読のうえ来場いただけますようお願いいたします。

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【第2回開催1日目】
 5月1日(土)のメイン第10レースには、春駒特別(オープン・A1級混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン、A1級、A2級の3クラス混合戦。唯一のオープン馬◎アアモンドグンシンに注目します。今季初戦の前走スプリングカップ(オープン)は3番人気で7着。同じく障害で腰が入らなかった20年(4番人気で9着)の同レースは行きっぷりが悪く見せ場なしでしたが、今年はテンから動いて、勝ちを意識したレース運びに見え、調子は悪くなさそう。昨年はその後5、4、1着と徐々に着順を上げており、使われつつというタイプなのかもしれません。今回はA1級、A2級が各4頭と相手に恵まれており、巻き返しに期待できます。
 開幕週の青葉特別(オープン・A1級混合)は、全馬昨季オープン格付で、A1に降級した○ウンカイタイショウが悠々と逃げ切って勝利。アアモンドグンシンには昨年12月のターコイズ特別(オープン-2組)で先着しています。しかしそれ以来の対戦となる今回、両馬の主戦を務める渡来心路騎手がアアモンドグンシンに騎乗していることから対抗評価です。
 ▲ノエルブランは、オープンから今季A2へ降級し、初戦の卯月特別(A2・B1級混合)で接戦の2着争いを制しています。3月8日のオープン-3組戦は勝ったアアモンドグンシンから33秒差で10着でしたが、障害はスムーズも直線伸びずという内容。ロードヒーティングやロータリーハローがかけられた重めの馬場は向かないのかもしれません。しかし馬場状態も変わり、相手は強いものの20キロ差をいかせば、食い込みが考えられます。
 青葉特別5着△コウシュハレガシーは、ウンカイタイショウより先に障害で仕掛ける展開なら、直線でもひと味違うはず。

【第2回開催2日目】
 5月2日(日)のメイン第10レースは、BG2・第15回ばんえい十勝オッズパーク杯(20:10発走予定)。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦で、A2級馬がダイリンファイター、A1級馬がコマサンブラックら2頭に、オープン馬7頭の10頭立て。今季から本格的に古馬路線編入となる5歳が5頭と多いものの、すでにオープンで実績を残している世代二強のアオノブラック、メムロボブサップが有力でしょう。

※出馬表はこちら

 ◎アオノブラックは、2歳世代二冠目のヤングチャンピオンシップ以外の三冠重賞では、すべてメムロボブサップの後塵を拝しています。しかし昨年11月のドリームエイジカップから、チャンピオンカップ、4歳混合のポプラ賞と、メムロボブサップを相手に別定重量の重賞3連勝と、形勢逆転しています。今季初戦のスプリングカップ(オープン)では障害を先頭で越えると、ここにも出走している2着メジロゴーリキに9秒6差で圧勝。障害での苦戦が響いた4着メムロボブサップには16秒2差つけています。ここもライバルをしりぞけ重賞6勝目のチャンスと言えます。
 ○メムロボブサップは、大舞台でこそ強さを発揮。スプリングカップを使われたことで良化が見込め、巻き返しも十分です。
 ▲ミノルシャープは、北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞3連勝。昨シーズン前半の主役を務めました。後半は精彩を欠きましたが、前走スプリングカップが6番人気で追い上げて3着なら悪くありません。昨季古馬重賞を3勝したのはこの馬のみと力をつけており、5歳馬が多い組合わせなら4着だった昨年のこのレース以上の結果も期待できます。
 △メジロゴーリキは一昨年のこのレースでは、オレノココロ、コウシュハウンカイに続く3着に健闘していた実績馬。スプリングカップ2着と好発進を決めており、侮れない存在と言えそうです。

【第2回開催3日目】
 5月3日(祝・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。3月のクリスタル特別以来となる4歳オープン特別戦は、重量区分による別定戦。3歳二冠を達成したこの世代唯一のオープン馬キョウエイリュウが670キロのトップハンデで、B2級で630キロのキタノボブサップら3頭まで最大40キロ差がつきます。

※出馬表はこちら

 ◎ヤマトタイコーは、ばんえいダービー2着の実績馬です。今季初戦のミズバショウ特別(A2級)では7番人気ながら2着。4月からセン馬10キロ減がなくなりましたが、障害2番手からしぶとい面を見せ、今回も出走しているカイセドクターから3秒6差に健闘しています。カイセドクターがA1に昇級したことで、今回はクラスハンデのぶんこちらが10キロ有利。逆転が期待できます。
 その○カイセドクターは、前走は障害4番手から追い込みを決め勝利しています。今回は同世代限定戦ですが、3歳三冠での2、2、3着と上位の力があり、前走から10キロ増でも不安はありません。決め手を生かせる展開なら連勝のシーンまでありそうです。
 ▲キョウエイリュウは、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーの二冠を制している世代ナンバーワン。今季初戦のスプリングカップ(オープン)は5着でしたが、村上章騎手が2度目の騎乗で慣れが見込めるはず。クリスタル特別では最大60キロ差で勝利していることを考えれば、今回の40キロ差は苦にしないでしょう。
 △トワトラナノココロは、ばんえい大賞典4着のあと、長期休養がありましたが、3月の復帰戦から目下4連勝。過去にはイレネー記念で2着の実績もあるだけに侮れない存在です。

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