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今週の見どころ(5/17)

2021年5月16日(日)

 ばんえい十勝では、5月16日(日)に北海道が発令する新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言に伴い、無観客競馬開催を含む今後の対応を下記の通り実施いたしますので、お知らせいたします。

詳しくは【ばんえい競馬の無観客開催及び各施設の営業時間変更等について】をご覧ください。

【第3回開催3日目】
 5月17日(月)のメイン第10レースは、とかち皐月賞(3歳オープン・20:05発走予定)

※出馬表はこちら

 昨季最終週に行われた重賞・イレネー記念から7頭が参戦しておりほぼ再戦です。しかし、定量からクラス(重量区分)別定重量に変わっています。イレネー記念で逃げ切り勝ちを収めたB1級のオーシャンウイナーが630キロのトップハンデで、最大40キロの重量差がつきます。
 ◎タカナミは、1月の牡馬限定重賞・翔雲賞を障害4番手から抜け出して、重賞初挑戦での制覇を飾りました。イレネー記念でも障害4番手から一旦は2番手まで追い上げましたが、残り10メートルで一杯に。最後は4着に敗れました。重賞勝ち馬の身ながら、今季B3格付けからのスタートと有利。トップハンデから20キロ軽い610キロなら十分押し切れるでしょう。
 ○カイセキングオーは、12月のヤングチャンピオンシップ3着。翔雲賞はタカナミの6秒7差3着で、イレネー記念では4着タカナミとはコンマ3秒差の5着でした。両レースとも同重量だったタカナミより今回10キロ軽いのは恵まれた感もあります。2着だった前走B4級の内容からも好勝負に期待です。
 ▲オーシャンウイナーは、3連勝でイレネー記念を制覇。現在5戦連続で連対とメキメキと力をつけています。これが今季初戦でトップハンデ630キロと条件は厳しいですが、菊池一樹騎手が前開催終了時のリーディングと好調なだけに侮れません。
 △シュトラールは、翔雲賞では2番人気で4着。イレネー記念では8着で勝ち馬から40秒以上離される大敗でしたが、今季初戦となったB4級-7組で2着と善戦。最大30キロの重量差を生かせば上位進出のシーンまでありそうです。

今週の見どころ(5/15~5/16)

2021年5月13日(木)

 昨年12月にデビューした金田利貴騎手が、前開催の最終日10日(月)の最終第11レースを制して、通算50勝を達成。15日(土)からは、10キロの減量特典がなくなっての騎乗となります。
 16日(日)のメインにはオープンのさつき特別が組まれており、ばんえい十勝オッズパーク杯からは上位4頭をはじめ、7頭が出走予定。勝ち馬アオノブラックが賞金ハンデ10キロを課されても今季3連勝なるでしょうか。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第3回開催1日目】
 5月15日(土)のメイン第10レースは、五月雨特別(B1級-1組・20:10発走予定)

※出馬表はこちら

 出走馬10頭のうち、5頭は菖蒲特別(A2・B1級決勝混合)で対戦。1、2着は格上A2級馬で、3着だったのが▲センリョウボス。障害で止まったものの4番手で降りると終いはしっかり伸びて、4着オレノタイショウには7秒4もの差をつけています。普通なら、主役を演じて不思議ないはず。しかしここには強豪が参戦しています。
 ◎マルミゴウカイは、前走のスーパージョッキー賞(3歳以上選抜)では、障害で手間取り、先頭で越えたツガルタイショウから離れた5番手での通過。それでも猛然と追い上げて1秒4差で2着と力は示しました。今回もペースがカギになりますが、昨季はオープンで3着がある実力馬で、通過点でしょう。
 相手筆頭は○トワトラナノココロ。前走のすずらん賞(4歳オープン)も逃げ切り、シーズンをまたいで5連勝と勢いは一番です。ここが実質B1昇級初戦ですが、古馬戦なら4歳10キロ減があるのは有利。据え置きの640キロだけに6連勝が期待できます。
 △フナノダイヤモンドは、2走前のA2級混合の平場戦で、B1級馬としてはマルミゴウカイに次ぐ4着で、5秒6差でした。菖蒲特別は6着でしたが末脚は光るものがあり、軽視できません。

【第3回開催2日目】
 5月16日(日)のメイン第10レースには、さつき特別(オープン・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 開幕週のスプリングカップ以来のオープン特別戦となります。同レース、前開催の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯と連勝したアオノブラックが唯一、賞金ハンデ10キロを課されています。
 ◎メムロボブサップは、同じ2走では4、2着でした。スプリングカップは、アオノブラックとほぼ同時の仕掛けでしたが、相手はひと腰先頭クリアから楽勝。こちらは手こずり3番手から伸びずでしたが、昨季の戦績は甲乙つけがたく、仕上がりの差という見方が妥当でしょう。目標の重賞も障害がひと息でしたが2秒6差まで迫っています。今回10キロ差つけば逆転は可能です。
 ○メジロゴーリキは、同じ2走とも障害をひと腰で越えて人気以上の2、4着。例年になく好調なシーズンインを果たしています。ばんえい十勝オッズパーク杯の2~4着馬の障害を降りたタイミングは大差なく、着差は5秒以内だったことから、決め手の差といえそう。引き続き軽めの馬場が予想されますが、こちらもアオノブラックと10キロ差つくのは有利といえます。
 今季2連勝▲アオノブラックは、賞金ハンデ10キロだけが心配。メムロボブサップと同重量で戦った直近4走は2勝、2敗の五分で、ここでもライバルを振り切るようなら、6月の北斗賞が楽しみになります。
 △キタノユウジロウはメムロボブサップと同様、初戦のスプリングカップ6着から、ばんえい十勝オッズパークでは3着と着順を上げてきました。1月の帯広記念3着、3月のばんえい記念2着のように重戦車タイプ。馬場が軽くなりすぎなければ連争いは可能なはず。

 5月17日(月)の見どころは枠順確定後に掲載します。

5/9カーネーションカップ回顧

2021年5月10日(月)

シンエイボブが悲願の重賞初制覇

 5月9日(日)は重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬)が行われ、単勝2番人気のシンエイボブが優勝。障害差のない5番手から抜け出しての快勝でした。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.ミスタカシマ(690) 4.3
 2.ナカゼンダッテ(660) 89.8
 3.ペーパンヨシヒメ(660) 45.8
 4.ジェイカトレア(670) 11.9
 5.ヤマノホシ(660) 38.6
 6.アフロディーテ(670) 2.5
 7.フォルテシモ(650) 10.0
 8.マオノクイーン(660) 11.1
 9.シンエイボブ(660) 3.4
 10.アバシリルビー(650) 169.6

 単勝1番人気に推されたのはアフロディーテ。昨季終盤はオープンに在籍していましたが、今季はA2級からスタート。初戦は3着と健闘しており、トップハンデのミスタカシマより20キロ軽い670キロで高い支持を集めました。シンエイボブは4着だった昨年のこのレースよりも10キロ軽い660キロと重量面で恵まれ2番人気。ここまで重賞を6勝し、昨年2着のミスタカシマが3番人気で続きました。

 第1障害を勢いよく先頭で越えたのはナカゼンダッテでしたが、ミスタカシマ、アフロディーテがこれを交わして先行。フォルテシモや、マオノクイーン、ジェイカトレアらも続きます。第1障害で遅れていたヤマノホシが徐々に位置取りを上げるとわずかに先頭で第2障害下に到達。降雨の影響で馬場が軽くなったこともあり、ここまで47秒と速いペースでした。
 ヤマノホシが障害手前から勢いをつけて登坂を開始すると、フォルテシモ、ミスタカシマ、アフロディーテ、シンエイボブらもこれに続いてほとんど差なくクリア。
 障害を通過後、先頭に立ったのはミスタカシマでしたが、残り30メートル手前でシンエイボブが一気に交わして先頭に立つと、後続との差を広げて勝利。4秒4差をつけられたミスタカシマは2年連続で2着。3着争いは接戦で、障害6番手からしぶとく脚を伸ばしたジェイカトレアが、アフロディーテをゴール前でわずかに交わし先着しました。

 勝ったナカゼンガキタは、13回目の重賞挑戦で悲願の初制覇。古馬牝馬戦線では今後も注目の存在となりそうです。また、藤本匠騎手は昨年のナカゼンガキタに続いてこのレース連覇となりました。

成績はこちら
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藤本匠騎手「(前走は)少し動きが鈍かったので、早めに調教師に頼んで調教をつけていました。馬体重が減っていたので気になってはいましたが、思った以上に動いてくれました。また、雨が降ってくれたのがこの馬にも良かったのかなと思います。思ったより流れが速くてついて行くのがやっとでしたが、障害さえきちっと折り合えば最後いい脚を使うのがわかっていたので、今日は前半上手く折り合ったのが勝因かと思います」

カーネーションカップ 予想結果

須田さんが首位浮上!

今年度の予想対決第2Rは、前週に続き4名の方が的中。中でも須田さんが3連単を的中し、大幅なプラス収支に。一気に首位に浮上する結果となりました。

須田:3連単500円的中! 収支+29,600円
斎藤:馬複3000円的中! 収支+18,600円
矢野:馬複1200円&3連複100円的中! 収支+6,180円
荘司:3連複400円的中! 収支+3,360円

【集計】投資額 6,000円×2R=12,000円

 須田  +23,600円
 斎藤  +18,000円
 荘司  +9,160円
 矢野  +180円
 赤見  -5,440円
 目黒  -6,750円
---------------------------------------
 白組  +41,780円
 紅組  -3,030円

5/9カーネーションカップ予想 目黒貴子

2021年5月 8日(土)

状態面の上積み見込めるアフロディーテ

 相変わらずの馬券下手。当たってるのにマイナスになってしまいました。そんな反省を踏まえて、今季重賞2戦目です。牝馬限定の競走。個人的に大好きなミスタカシマをどうするか?迷いますね。

 ◎はアフロディーテ。4歳以上の牝馬によるヒロインズカップでは一昨年が1着、昨年が2着と、牝馬限定の重賞では存在感を示しています。このカーネーションカップも昨年に続き2回目の挑戦。その昨年は5着に敗れていますが、その前走だった卯月特別もいまひとつ。それに比べて今年は前走ミズバショウ特別を3着と勝てはせずとも上々の内容。ここを目標とした仕上がりだったとすればさらに状態UPの今回はかなり期待できそう。

 ○はシンエイボブ。正直この斤量は恵まれたと言えます。トップハンデの馬とは30Kあり大きなプラスです。前走の3着も積極的にいった結果のものであり、内容も悲観するものではありません。昨年4着よりも上の着順は充分に狙えるはずです。

 ミスタカシマは▲とします。これまでの実績からどうしてもハンデが重くなってしまって、成績も...。しかしその中でも昨年度の後半は内容あるレースが続きました。前走こそ躓いて結果が伴いませんでしたが、これは気にしなくていいでしょう。トップハンデ、端枠を克服してこの馬らしい競馬をしてほしいと思います。

 そしてジェイカトレアとフォルテシモに△を。

◎6 アフロディーテ
○9 シンエイボブ
▲1 ミスタカシマ
△4 ジェイカトレア
△7 フォルテシモ

馬複
6-1,4,7,9 各1500円 計6000円

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