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7/7柏林賞予想 赤見千尋

アアモンドグンシンのさらなる成長に期待

 4歳世代の重賞開幕戦です!昨年3歳重賞を戦ったこの世代は、ばんえい大賞典とばんえいダービーをアアモンドグンシンが勝利、ばんえい菊花賞とばんえいオークスをミスタカシマが勝利しており、直近の4歳オープン戦だけ見ているとこの2頭は分が悪いのですが、力があるからこそ常に重い重量を曳いています。

 今回もアアモンドグンシンが最も重い720キロ、ミスタカシマは牝馬ながら700キロという重量。そうなると、2連勝で勢いに乗るジェイコマンダーの700キロというのは有利に感じますが、ライラック賞では30キロあったアアモンドグンシンとの重量差が、今回は20キロに。前走古馬の最強馬たちに揉まれたアアモンドグンシンの、さらなる成長に期待しています。

 対抗はジェイコマンダー。ライラック賞は完勝だったし、前走はA2で戦って僅差で勝利。最後の攻防はとても見ごたえがあったし、今の勢いならば重賞にも手が届くのではないでしょうか。

 実績馬ミスタカシマ、連勝中のオレノタイショウ、安定感あるオレワチャンピオンまで。

◎8 アアモンドグンシン
○6 ジェイコマンダー
▲10 ミスタカシマ
△3 オレノタイショウ
△1 オレワチャンピオン

馬連
8-6,10,3,1 各500円
馬単マルチ
8⇔6,10,3,1 各500円 計6000円

7/7柏林賞予想 斎藤修

連勝の勢いでジェイコマンダー

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6ジェイコマンダー
 ○3オレノタイショウ
 ▲10ミスタカシマ
 △2マツノタイガー
 △1オレワチャンピオン
 △5コウシュハレガシー

 3連単1頭軸マルチ
 6→1,2,3,5,10 100円 計6000円

7/7柏林賞予想 矢野吉彦

実績重視の3連単5頭ボックスで勝負

 おかげさまで旭川記念が的中。それも、期待していた穴馬のミノルシャープが好走してくれたので、ただ1人的中という"快挙"にもなりました。ありがたいことです。

 さて柏林賞。5頭ボックスの中に含める馬のうち、3頭はスンナリ決まりました。重賞、特別戦で堅実な成績を残しているキタノユウジロウ、同馬といい勝負をしているコウシュハレガシー、強豪牝馬ミスタカシマの3頭です。

 問題はあと2頭。競馬場や場外に掲出する予想の印は、オレワチャンピオン、ジェイコマンダー、アアモンドグンシンの3頭に△を付けました。でも、そのうちの1頭を削らなければなりません。これは悩みます。さぁどうしましょう?

 ここは思い切って、連勝中ではあるものの、重賞未勝利のジェイコマンダーを消しちゃいます。けっこう大胆な選択ですよね。今のデキを取るか、これまでの実績を取るか。同馬も成長しているとは思いますが、重量を積んだレースということで、実績を重視しました。

 ここも、旭川記念同様にちょっと荒れることを期待しています。ジェイコマンダーが来たらゴメンナサイ。では

今回はこのへんで。

◎9 キタノユウジロウ
○5 コウシュハレガシー
▲10 ミスタカシマ
△1 オレワチャンピオン
△8 アアモンドグンシン
△6 ジェイコマンダー

3連単ボックス
1,5,8,9,10 100円 計6000円

今週の見どころ(7/6~7/8)

2019年7月 4日(木)

 7月7日(日)のメインには、柏林賞が組まれています。9月の銀河賞、年明けの天馬賞へと続く4歳シーズン三冠の初戦。帯広単独開催になった2007年度に路線が確立し、ホクショウユウキ(2013年度)、センゴクエース(2016年度)、マルミゴウカイ(2017年度)の3頭が三冠を達成。今年の4歳は実力拮抗。世代限定戦最後の一冠目はどの馬が制するのか注目です。

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【第6回開催4日目】
 7月6日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A1級・A2級-2組混合・20:10発走予定)。タカラシップとカンシャノココロがA1級格付けで、目下24連勝のホクショウマサルら7頭はA2格付け。9頭立てで争われます。
 ◎カンシャノココロは、第1障害で置かれた前走シルバーカップ(A1混合)では、見せ場なしの7着。ペースが落ち着きやすい格下との混合戦に替わるのは歓迎でしょう。積極的に仕掛けていければ巻き返しは必至です。
 ○ホクショウマサルは、今季初戦となったA2級-2組平場戦を危なげなく押し切って、シーズンをまたいで24連勝を達成。今季ここまですべて回避していた特別戦ですが、連勝継続を期し勝算あっての参戦でしょう。
 ▲タカラシップは、前走シルバーカップ(A1混合)は、障害をふた腰でまとめて5着と健闘。条件緩和になるこのメンバー構成ならスピード上位だけに、早めに障害をクリアできれば粘り込みが期待できます。
 △ホクショウメジャーは、前走水無月特別(A1・A2級決勝混合)では6着も、障害をひと腰でまとめ勝ち馬とは5秒4差と上々の内容。引き続き格上相手ですが、障害次第ではチャンスがありそうです。

【第6回開催5日目】
 7月7日(日)のメイン第10レースは、BG3・第13回柏林賞(4歳オープン・20:10発走予定)。出走メンバー10頭中8頭が6月10日の前哨戦・ライラック賞に出走。その勝ち馬◎ジェイコマンダーに注目です。3歳三冠レースはすべて着外に沈みましたが、今季は初戦を勝利すると5戦連続連対中と絶好調。着実に力をつけており、今の状態なら700キロへ重量が加増されても心配なさそう。トップハンデのアアモンドグンシンとは20キロ差がつくだけに一冠目奪取に期待です。
 ○キタノユウジロウは、ライラック賞では人気に推されたものの5着。続く自己条件に戻った前走シルバーカップ(A1級混合)では、ペースが速く、展開が厳しかったものの障害をひと腰まとめて3着を確保しています。重賞では未勝利ですが、昨年12月のばんえいダービー2着など世代限定戦では上位争いを演じているだけに、スムーズに運べれば重賞初制覇のシーンまでありそうです。
 ▲アアモンドグンシンは、昨季ばんえい大賞典、ばんえいダービーを制し、3歳二冠を達成。以降は未勝利ですが、2走前のライラック賞では、トップハンデで重量差は最大60キロと厳しい条件でしたが、4着と健闘しています。今回もトップハンデですが、重量差は最大で30キロの720キロ。障害次第ではチャンスは十分にあるでしょう。
 △コウシュハレガシーは、ライラック賞を6着。着外に沈みましたが、3歳三冠レースではすべて3着に健闘し、5月に行われた4歳オープン・すずらん賞を勝利と実績ではヒケを取りません。競走除外明けの一戦になりますが、障害を早めにクリアできれば粘り込みが期待できます。

【第6回開催6日目】
 7月8日(月)のメイン第10レースは、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:05発走予定)。オープン660キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定重量戦。A1級のナカゼンガキタが650キロ、A2級のシンエイボブが640キロ、B1級のメヂカラら2頭が630キロ、B2級のイズミクィーンら4頭が620キロ、B3級のサカノメイケツら2頭が610キロと最大40キロのハンデ差がつきます。
 同世代の牝馬限定戦は昨年11月のクインカップ以来となります。クインカップの1着から8着馬までが集まりましたが、◎ナカゼンガキタに注目します。ばんえいオークスを勝っている3歳女王。昨年12月の準重賞・レディースカップ1着、年明け2月の重賞・ヒロインズカップ3着など、年長の牝馬たちを相手に互角以上の戦いを演じています。トップハンデを嫌ってかクインカップは回避したため、4歳女王の称号は手にしていませんが、実質、現5歳世代の牝馬ナンバーワンといえる実力・実績を誇ります。今季は水無月特別(A1・A2級決勝混合)を快勝すると、続く前走シルバーカップ(A1級混合)では2着に粘り込んでいます。今の障害のかかりなら650キロの重量にも対応可能なだけに勝機は十分にあります。
 ○メヂカラは、近2走のB1級-3組では、ともに障害はひと腰でまとめ4着と健闘。クインカップでは豪快に差し切って勝利していることから、ここでは地力上位で通るだけに好勝負が期待できます。
 ▲イズミクィーンは、前走B2級-1組平場戦では、障害で止まるもしっかり二の腰を入れて5番手で通過。結果は差し届かずの2着でしたが、毎回末脚は確実に使っているのが魅力です。特別戦替わりも前走から10キロ増の620キロなら十分対応可能。昨年のクインカップで8着に敗れましたが、前進は十分といったところです。
 △サクラニシキヒメは、前走B2級-4組での5着をはじめ、障害が安定しひと腰でまとめている近況です。終いの粘りがひと息な面がありますが、展開利があれば浮上の余地はあるでしょう。

今週の見どころ(6/29~7/1)

2019年6月27日(木)

 7月1日(月)のメインには、5歳牡馬オープンによる瑞鳳賞が組まれています。今年の5歳世代は、天馬賞など重賞3勝のメジロゴーリキを筆頭に、銀河賞の勝ち馬で前週の旭川記念2着ミノルシャープ、ナナカマド賞勝ち馬でばんえい十勝オッズパーク杯4着ゴールデンフウジンなど、早くも古馬オープンで勝ち負けしている馬が何頭も出ているハイレベルな世代。注目の一戦になるでしょう。

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【第6回開催1日目】
 6月29日(土)のメイン第10レースは、鹿追町競馬会杯(A2級-1組・20:05発走予定)
 ◎サクラダイチは、前走A2級-1・2組決勝混合戦では、2秒6差の2着。勝ち馬の決め手に屈しましたが、障害先頭通過から粘り込むこの馬の持ち味は出ています。3戦連続で2着と惜敗が続いていますが、この相手関係なら勝ち切るシーンまでありそうです。
 ○カクセンキングは、前走層雲峡特別(B1級-1組混合)では、人気に推されるも4着。重量増が堪えたせいか、第1障害で置かれてしまい流れに乗れませんでした。今回は昇級戦で前走からさらに10キロ増。条件強化ですが、近走障害が安定しているだけに、スムーズに運べれば巻き返し十分でしょう。
 ▲アアモンドヒューマは、前走A2級-1・2組決勝混合戦を7着。先行したサクラダイチが第2障害下に49秒で到達したのに対し、同馬は69秒を要しておりペースが速すぎました。重量が増える特別戦で、前走よりもペースが落ち着きそう。決め手勝負では分があるだけに、障害を早めにクリアできれば好勝負が期待できます。
 △カネゾウは、前走A2級-2組平場戦を含め、5戦連続で掲示板内を確保と安定感が魅力。ここでも能力は見劣らないだけにひと押しきけばチャンス。

【第6回開催2日目】
 6月30日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(オープン混合・20:05発走予定)。オープン格付けがシンザンボーイ、センゴクエース、マルミゴウカイ、コウシュハウンカイ、アサヒリュウセイ、ソウクンボーイの6頭。それ以外の4頭はA1格付けで、10頭立てで争われます。
 ◎コウシュハウンカイが不動の軸でしょう。今季初戦を快勝し、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着と続けて惜敗。勝ち馬はともにライバルのオレノココロでした。今回は近2戦の先着馬が不在。トップハンデでも、賞金別定重量の加増が5キロしかない695キロなら負けられません。
 相手筆頭は○センゴクエース。前走旭川記念では天板で膝を折りましたが、障害を降りてからは末脚を伸ばし5着を確保。また急遽の乗替わりも響いた様子だっただけに、主戦の鈴木恵介騎手とのコンビ復活は好材料。690キロなら障害をスムーズ越え、巻き返しに期待できます。
 ▲マルミゴウカイは、旭川記念では障害で苦戦し7着でしたが、今回はひと腰でまとめ快勝した2走前と同じ690キロ。再び相手が緩和する今回は上位争い十分です。
 △コウリキは、ハイペースだった前走A2級-1・2組決勝混合戦を障害を2番手から差し切って勝利。今回は相手強化の特別戦で、さらには賞金ハンデ5キロを課され、一気の条件強化になりますが、前走の勝ちっぷりからは通用しそうです。

【第6回開催3日目】
 7月1日(月)のメイン第10レースには、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:10発走予定)が行われます。
 5歳限定戦としては、3月24日のオッズパーク賞スターライト特別以来となります。その勝ち馬◎ゴールデンフウジンに注目。今年1月に実施された4歳シーズン三冠目、定量760キロの天馬賞でメジロゴーリキをコンマ1秒差まで追い詰めている実力馬ですが、本質的には軽めの重量でスピードとキレを生かすタイプといえます。今回の680キロは8着だった前走旭川記念より90キロも軽く、力関係が把握しやすい5歳同士の戦い。巻き返してきそうです。
 ○メジロゴーリキは、天馬賞を制した世代ナンバーワンホース。とはいえ、3歳12月以降の勝利は重賞だけ。2着だったスターライト特別をはじめ特別戦では勝ち切れていません。他馬が苦にしない600キロ台の負担重量では、障害巧者のアドバンテージが見込みにくく、逃げてどこまでやれるか。
 ▲ウンカイタイショウはA1格付で670キロ。天馬賞4着馬で、今回と同じくオープン馬より10キロ軽いスターライト特別では3着と前進しています。オープン混合の特別戦だった前走は、降雨で軽めの馬場とはいえ、680キロであっさり逃げ切って完勝。10キロ軽くなる今回は、好調さを味方に金星を狙います。
 △ミノルシャープは旭川記念で2着。馬場水分2.2%で軽めの馬場が向いた印象もあります。2月のスピードスター賞で僅差4着があるように、スピードで押すタイプ。減量は歓迎ですが、天馬賞6着、スターライト特別5着という成績は劣勢で、連争い候補まで。
 △ノエルブランは、メンバー中最多の今季3勝をマーク。昨秋以来の世代限定戦で、成長した姿を披露するか。

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