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今週の見どころ(7/6~7/8)

 7月7日(日)のメインには、柏林賞が組まれています。9月の銀河賞、年明けの天馬賞へと続く4歳シーズン三冠の初戦。帯広単独開催になった2007年度に路線が確立し、ホクショウユウキ(2013年度)、センゴクエース(2016年度)、マルミゴウカイ(2017年度)の3頭が三冠を達成。今年の4歳は実力拮抗。世代限定戦最後の一冠目はどの馬が制するのか注目です。

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【第6回開催4日目】
 7月6日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A1級・A2級-2組混合・20:10発走予定)。タカラシップとカンシャノココロがA1級格付けで、目下24連勝のホクショウマサルら7頭はA2格付け。9頭立てで争われます。
 ◎カンシャノココロは、第1障害で置かれた前走シルバーカップ(A1混合)では、見せ場なしの7着。ペースが落ち着きやすい格下との混合戦に替わるのは歓迎でしょう。積極的に仕掛けていければ巻き返しは必至です。
 ○ホクショウマサルは、今季初戦となったA2級-2組平場戦を危なげなく押し切って、シーズンをまたいで24連勝を達成。今季ここまですべて回避していた特別戦ですが、連勝継続を期し勝算あっての参戦でしょう。
 ▲タカラシップは、前走シルバーカップ(A1混合)は、障害をふた腰でまとめて5着と健闘。条件緩和になるこのメンバー構成ならスピード上位だけに、早めに障害をクリアできれば粘り込みが期待できます。
 △ホクショウメジャーは、前走水無月特別(A1・A2級決勝混合)では6着も、障害をひと腰でまとめ勝ち馬とは5秒4差と上々の内容。引き続き格上相手ですが、障害次第ではチャンスがありそうです。

【第6回開催5日目】
 7月7日(日)のメイン第10レースは、BG3・第13回柏林賞(4歳オープン・20:10発走予定)。出走メンバー10頭中8頭が6月10日の前哨戦・ライラック賞に出走。その勝ち馬◎ジェイコマンダーに注目です。3歳三冠レースはすべて着外に沈みましたが、今季は初戦を勝利すると5戦連続連対中と絶好調。着実に力をつけており、今の状態なら700キロへ重量が加増されても心配なさそう。トップハンデのアアモンドグンシンとは20キロ差がつくだけに一冠目奪取に期待です。
 ○キタノユウジロウは、ライラック賞では人気に推されたものの5着。続く自己条件に戻った前走シルバーカップ(A1級混合)では、ペースが速く、展開が厳しかったものの障害をひと腰まとめて3着を確保しています。重賞では未勝利ですが、昨年12月のばんえいダービー2着など世代限定戦では上位争いを演じているだけに、スムーズに運べれば重賞初制覇のシーンまでありそうです。
 ▲アアモンドグンシンは、昨季ばんえい大賞典、ばんえいダービーを制し、3歳二冠を達成。以降は未勝利ですが、2走前のライラック賞では、トップハンデで重量差は最大60キロと厳しい条件でしたが、4着と健闘しています。今回もトップハンデですが、重量差は最大で30キロの720キロ。障害次第ではチャンスは十分にあるでしょう。
 △コウシュハレガシーは、ライラック賞を6着。着外に沈みましたが、3歳三冠レースではすべて3着に健闘し、5月に行われた4歳オープン・すずらん賞を勝利と実績ではヒケを取りません。競走除外明けの一戦になりますが、障害を早めにクリアできれば粘り込みが期待できます。

【第6回開催6日目】
 7月8日(月)のメイン第10レースは、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:05発走予定)。オープン660キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定重量戦。A1級のナカゼンガキタが650キロ、A2級のシンエイボブが640キロ、B1級のメヂカラら2頭が630キロ、B2級のイズミクィーンら4頭が620キロ、B3級のサカノメイケツら2頭が610キロと最大40キロのハンデ差がつきます。
 同世代の牝馬限定戦は昨年11月のクインカップ以来となります。クインカップの1着から8着馬までが集まりましたが、◎ナカゼンガキタに注目します。ばんえいオークスを勝っている3歳女王。昨年12月の準重賞・レディースカップ1着、年明け2月の重賞・ヒロインズカップ3着など、年長の牝馬たちを相手に互角以上の戦いを演じています。トップハンデを嫌ってかクインカップは回避したため、4歳女王の称号は手にしていませんが、実質、現5歳世代の牝馬ナンバーワンといえる実力・実績を誇ります。今季は水無月特別(A1・A2級決勝混合)を快勝すると、続く前走シルバーカップ(A1級混合)では2着に粘り込んでいます。今の障害のかかりなら650キロの重量にも対応可能なだけに勝機は十分にあります。
 ○メヂカラは、近2走のB1級-3組では、ともに障害はひと腰でまとめ4着と健闘。クインカップでは豪快に差し切って勝利していることから、ここでは地力上位で通るだけに好勝負が期待できます。
 ▲イズミクィーンは、前走B2級-1組平場戦では、障害で止まるもしっかり二の腰を入れて5番手で通過。結果は差し届かずの2着でしたが、毎回末脚は確実に使っているのが魅力です。特別戦替わりも前走から10キロ増の620キロなら十分対応可能。昨年のクインカップで8着に敗れましたが、前進は十分といったところです。
 △サクラニシキヒメは、前走B2級-4組での5着をはじめ、障害が安定しひと腰でまとめている近況です。終いの粘りがひと息な面がありますが、展開利があれば浮上の余地はあるでしょう。

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