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7/21北斗賞回顧

2019年7月22日(月)

センゴクエースが復活の勝利!

 21日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のセンゴクエースが優勝。今季はここまで未勝利でしたが、初勝利が今年3月に行われたばんえい記念以来の重賞制覇と見事復活の狼煙をあげました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.オレノココロ 1.5
  2.ミノルシャープ 13.3
  3.マルミゴウカイ 40.5
  4.センゴクエース 8.5
  5.ゴールデンフウジン 29.7
  6.ソウクンボーイ 120.9
  7.アアモンドグンシン 96.7
  8.メジロゴーリキ 11.9
  9.コウシュハウンカイ 3.8

 今季ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念を含め目下3連勝のオレノココロが1.5倍の1番人気に推され、今季4戦すべて3着以内のコウシュハウンカイが3.8倍の2番人気。オッズ上では9歳二強の一騎打ちムードとなりました。昨季のばんえい記念馬センゴクエースが8.5倍の3番人気。以下は単勝10倍以上で4番人気にメジロゴーリキ、5番人気にミノルシャープ、6番人気にゴールデンフウジンと5歳馬が続きました。

 基礎重量790キロで争われる北斗賞は、今年は馬場水分1.7%でスタート。第1障害通過後に気合いをつけられたミノルシャープが先頭に立つと、メジロゴーリキ、ゴールデンフウジン、オレノココロらが差なく追走。後続も大きく遅れる馬はおらず、各馬慎重に刻んで歩を進めます。第2障害下にはミノルシャープ、メジロゴーリキ、オレノココロがほぼ同時に70秒で到達しました。
 ひと呼吸入れて最初に仕掛けたのはミノルシャープでしたが、ふた腰めを入れた際に膝を折ってしまいます。ほぼ同時に仕掛けたメジロゴーリキがこの間に障害を先頭でクリアし、コウシュハウンカイ、センゴクエースも差なく続き、オレノココロは障害で苦戦を強いられます。障害を降りる勢いが勝ったセンゴクエースがすぐに先頭に替わると、コウシュハウンカイ、メジロゴーリキも懸命に粘ります。しかし、この3頭の決め手比べではセンゴクエースが一枚上。粘る2頭を尻目に徐々にその差を広げての勝利となりました。

 コウシュハウンカイはセンゴクエースに交わされたものの、脚色が鈍ることなく歩き切って5秒2差の2着。今回も惜敗という結果になりましたが、重賞の舞台で勝ち負けを演じ続けているのは地力の証明と言えるでしょう。さらに5秒差の3着に入ったメジロゴーリキは、今季未勝利ですが、ここまで7戦すべてで掲示板内を確保と安定しています。今後も古馬重賞を盛り上げる存在になるでしょう。一方、単勝1番人気オレノココロは障害で手間取り5着に敗れました。

 勝ったセンゴクエースは、北斗賞は3年連続3回目の挑戦で初制覇。昨季のばんえい記念を制して以降は未勝利と案外な成績が続いていましたが、ここで見事に復活。夏の大一番・ばんえいグランプリなど、今後の重賞での走りも楽しみになりました。

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菊池一樹騎手「前回の旭川記念では自分自身がケガをしてしまい、関係者やファンの皆様にご迷惑をかけてしまいました。前走で鈴木(恵介)騎手に乗って頂いて、強めに追って頂いたので、ピリッとした動きでした。障害を降りたときには勝てるかなと思いました。(センゴクエースとのコンビについて)まだまだだと思っていますので、これからも少しずつ勉強して、さらにセンゴクエースと呼吸を合わせていきたいです。これからも応援よろしくお願いします」

北斗賞 予想結果

センゴクエースが北斗賞初制覇!

障害を先頭で越えたのはメジロゴーリキでしたが、3番手で通過したセンゴクエースが障害を降りてすぐに先頭に立つと、徐々に後続を引き離して快勝。今季初勝利は3月のばんえい記念以来となる重賞制覇になりました。
予想対決はセンゴクエースを軽視している方が多い中、荘司さんが3連複を的中。2位以下との差をさらに広げる結果になりました。

荘司:3馬複200円的中! 収支+440円

【集計】投資額 6,000円×4R=24,000円

 荘司  +42,740円
 須田  -6,480円
 矢野  -7,300円
 目黒  -11,550円
 斎藤  -24,000円
 赤見  -24,000円
---------------------------------------
 紅組  +7,190円
 白組  -37,780円

7/21北斗賞予想 矢野吉彦

2019年7月20日(土)

お馴染みBOX買いも、メジロゴーリキに期待

 なんとまぁ柏林賞は本命馬が除外になっちゃいました。もし出ていれば違う結果になっていたと思いますが、これは致し方ありません。3連単5頭ボックス作戦は今後も続けさせていただきます。

 それにしても今年は荘司さんがゼッコウチョーですね。実は今回、私の本命が荘司さんと重なったんですよ。◎はメジロゴーリキ。これはもう、当たったも同然でしょう。

 2月のチャンピオンカップで800㎏を背負い、オレノココロ、コウシュハウンカイ、マルミゴウカイらを破っています。そのときは、オレノココロと50㎏、コウシュハウンカイと40㎏の重量差がありました。しかしここでは、オレノココロより10㎏軽いものの、コウシュハウンカイ、マルミゴウカイとは同重量。ふつうに考えたら狙えるわけがありません。でも、こういう馬が絡まないと高配当にはならないでしょう?旭川記念のミノルシャープみたいな激走を、今度はこの馬に期待するわけです。

 と言っても、買うのは当然3連単5頭ボックス。下記の印を付けた5頭に絞って買ってみます。

 今回のポイントは、センゴクエースを切ったのが吉と出るか凶と出るか、でしょうね。では、今回はこのへんで。

◎8 メジロゴーリキ
○1 オレノココロ
▲9 コウシュハウンカイ
△2 ミノルシャープ
△3 マルミゴウカイ

3連単ボックス
1,2,3,8,9 各100円 計6000円

7/21北斗賞予想 須田鷹雄

馬場を味方にコウシュハウンカイ

 おなじみのメンバーで、重量差も旭川記念から大きな変化はない状況。となると○オレノココロで決まりとも思えるが、この馬は油断させておいてたまにやらかすこともある。人気になる流れで追いかけ続けるよりは、どこかのタイミングで疑ってみたいし、それでなくても2着止まりはどんな馬にもありうることだ。

 ここは◎コウシュハウンカイを敢えてアタマ固定で狙う。惜敗続きになっているが、着差はそれぞれごくわずか。軽くなりそうな馬場が味方し、かつ○が障害でもたつくことがあれば浮上するのは当然この馬ということになる。

◎9 コウシュハウンカイ
○1 オレノココロ
▲4 センゴクエース
△8 メジロゴーリキ

3連単
9→1,4,8→1,4,8 各1000円 計6000円

7/21北斗賞予想 目黒貴子

3連勝中オレノココロが力を示す

 んんん。なかなか流れがいい方に向きませんね。ちょっと当たりから遠ざかっております。この北斗賞をいいきっかけにしたいものです。

 さて今回は思いきった馬券にしたいと思っています。◎は当然のオレノココロ。今季は初戦のスプリングカップこそ3着に終わりましたが、以降重賞も含めて3連勝。やはりここぞの強さは健在です。今回は端枠、そして斤量も1頭だけ800K台ともちろん簡単には勝てないでしょうが、それをも克服する姿もこれまで何度も見てきました。今回も流石の強さを見せつけてほしいものです。

 前走の内容がいいメジロゴーリキを○に。昨季後半には天馬賞、チャンピオンカップ、ポプラ賞と重賞を連勝。古馬との戦いとなった今季は勝利こそないものの掲示板をはずさない堅実さ。前走は5歳限定戦とはいえ勝ち馬との差はわずかで、今回いいイメージで臨めるのでは?と思います。

 昨季前半は絶好調、しかし後半は少々失速した感のコウシュハウンカイも今季はやはりその存在感を示しています。実力の高さは説明するまでもなく、今回は端枠を考慮して▲とします。

 ばんえい記念馬のセンゴクエースは今回△に。この馬としては不本意なレースが続いていると言えるのかもしれませんが、ばんえい記念の爆発力をみると、常に抑えておかないとと考えます。

 馬券は3連単で勝負します。

◎1 オレノココロ
○8 メジロゴーリキ
▲9 コウシュハウンカイ
△4 センゴクエース

3連単
1→4,8,9→4,8,9 各1000円 計6000円

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