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8/4ばんえい大賞典予想 須田鷹雄

重量面で恵まれたギンノダイマオー

 ◎ギンノダイマオーはここまでの重賞を2、2、2着と手堅くまとめている一方、勝っていない有利さでここは重量680キロ。重量差を生かせば○メムロボブサップ、▲アオノブラックに先着することは十分可能だろう。

 今週末は天気予報のとおりであれば馬場は重くなりそうだが、ここまでの成績を見れば◎にとってマイナスにはならない。展開的にも○▲より積極的に仕掛けられるタイプで、この2頭がもたつくようならば☆インビクタと行った行ったの結果も望める。

 ただ、常に詰めが甘いのも事実。ひっくり返されるとしたら○▲にだろうから、その前提の買い目も少々押さえる。

◎6 ギンノダイマオー
○7 メムロボブサップ
▲5 アオノブラック
☆4 インビクタ
△1 アオノゴッド
△8 サクラドリーマー

3連単
6→4,5,7→4,5,7 各500円
5,7→6→4,5,7  各500円
6→4,5,7→1,8  各100円
5,7→6→1,8   各100円 計6000円

8/4ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

とかちダービー上位5頭のBOXで

 いやぁ、北斗賞は見事に「大凶」を引き当てちゃいましたね。5頭ボックスの中に入れなかったセンゴクエースが優勝しちゃったんですから、ぐうの音も出ません!スッパリ忘れて次に臨みます。

 というわけで、今度の重賞はばんえい大賞典。今回の3連単5頭ボックスは極めてシンプルに、とかちダービーの上位5頭をチョイスして買ってみます。「それで予想と言えるのか?」と言われても、そういうふうに決めちゃったので。

 トリガミになってしまう組み合わせもかなりあるとは思いますが。今年の作戦はそれも覚悟の上。逆に、ちょっとヒネくれた着順になってくれればいい配当をゲットできるかもしれません。そうなることをひたすら祈るのみです。

 依然として荘司さんの快進撃が続いていますが、あのジャイアンツだって尻に火がつき始めましたからね。まだまだ追撃のチャンスはタップリあるはずですよ。では、今回はこのへんで。

◎6 ギンノダイマオー
○5 アオノブラック
▲7 メムロボブサップ
△2 ジェイエース
△4 インビクタ

3連単ボックス
2,4,5,6,7 各100円 計6000円

8/4ばんえい大賞典予想 斎藤修

重量的にもギンノダイマオーの出番

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6ギンノダイマオー
 ○5アオノブラック
 ▲4インビクタ
 △7メムロボブサップ
 △2ジェイエース
 △1アオノゴッド

 3連単1頭軸マルチ
 6→1,2,4,5,7 100円 計6000円

今週の見どころ(8/3~8/5)

2019年8月 2日(金)

 8月4日(日)のメインには、ばんえい大賞典が組まれています。11月のばんえい菊花賞、12月のばんえいダービーへと続く3歳三冠の初戦。今年の3歳世代は、ナナカマド賞、イレネー記念の2歳シーズン二冠を制したメムロボブサップが頭ひとつリード。一冠目を制するのはどの馬なのでしょうか。楽しみな一戦です。

 ※ばんえいグランプリの投票結果についてはこちら
 ※今週のイベントはこちら

【第8回開催4日目】
 8月3日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:05発走予定)。出走メンバー8頭中、5頭が前走北斗賞に出走。センゴクエースが障害を3番手で通過しすぐ先頭に立つと、徐々に後続を引き離して快勝。しかし今回は不在のため、2着コウシュハウンカイ、逃げて3着メジロゴーリキが人気を集めそうです。
 ◎メジロゴーリキは、北斗賞では障害先頭で通過も粘りひと息で3着。勝ち味に遅い面がありますが、今季7戦すべて4着以内を確保している安定感が魅力です。今回は、コウシュハウンカイに賞金ハンデ5キロが課されるぶん終いの踏ん張りが利きそう。逆転に期待です。
 〇コウシュハウンカイは、北斗賞ではテンに置かれましたが、障害をひと腰でまとめ2番手で通過。勝ち馬センゴクエースの決め手には屈したものの、最後まで脚色が鈍ることなく、歩き切ったのは好内容といえます。この相手関係なら実績上位で通るだけに好勝負必至です。
 ▲ミスタカシマは、前走4歳シーズン一冠目・柏林賞を制覇。障害を先頭で通過後、一旦は先頭を譲りましたが、持ち前の勝負根性を発揮し、脚色衰えることなく先頭で歩き切る好内容のレースでした。年上馬相手と条件は強化されますが、前走を勝ちっぷりから上位争いに期待です。
 △ミノルシャープは、前走北斗賞では障害で手間取り、差のある6着。今回はトップハンデになりますが、715キロの負担重量なら障害の修正が可能。今季特別戦では4戦すべて3着以内と好成績を残しているだけに巻き返しが十分です。

【第8回開催5日目】
 8月4日(日)のメイン第10レースは、3歳一冠目の第44回ばんえい大賞典(3歳・20:10発走予定)。出走メンバー9頭中7頭が6月17日のとかちダービーに出走。とかちダービーは、障害を先頭で通過したギンノダイマオーが粘り込みを図るところ、3番手で通過したアオノブラックが差し切って勝利。2番手で通過したジェイエースが3着に入りました。
 ◎ギンノダイマオーは、とかちダービー2着後の自己条件の2戦では、B1級-1組平場戦は4着でも勝ち馬と2秒5差で、2組平場戦が2着。詰めひと息な面がある分勝ち切れていませんが、近走では好勝負を演じ続けています。2歳シーズンでは三冠とも惜敗の2着だっただけに3歳一冠目の奪取に期待です。
 ○ジェイエースは、B3へ昇級初戦のとかちダービーで3着。前走のB3級-1組では障害で苦戦し8着に敗れましたが、基礎重量が増える重賞の舞台なら息を入れて追走できそう。重賞初挑戦だった3月のイレネー記念では690キロで5着で、20キロ軽い今回は巻き返しに期待します。
 ▲メムロボブサップは、イレネー記念1着以来の休み明けで、最大50キロ差のトッブハンデを課されていたとかちダービーでは4着同着。しかし、続くA1級・A2級-3組混合で勝利を挙げると、前走A1級-2組混合では1秒7差の3着と善戦しています。2歳シーズン二冠の実力馬で、同世代限定戦なら上位の存在。最大50キロ差のトップハンデで、初となる700キロさえ克服できれば好勝負必至です。
 とかちダービーの勝ち馬△アオノブラックは、2歳シーズン二冠目のヤングチャンピオンシップも制しており力量上位。前走A2級-1組平場戦では6着に敗れましたが、侮れない存在です。

【第8回開催6日目】
 8月5日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(A1級-1組・20:10発走予定)。出走メンバー10頭中、7頭の前走天の川特別(A1級-1組混合)は、障害を先頭で通過したノエルブランが後続の追撃を凌ぎ切って勝利。じわじわと脚を伸ばしたコウリキが2着で、障害を2番手で通過したコウシュハレガシーが3着に入りました。
 ◎コウリキは障害をひと腰でまとめると、ノエルブランに迫りましたが、コンマ1秒届かず。ひと押しが足りませんでしたが、降雨による軽めの馬場の影響か、逃げた馬が止まらない展開を考えれば、力は発揮したでしょう。オープン経験馬で、2走前にはコウシュハウンカイを下している実績は上位。勝ち負け必至です。
 ○コウシュハレガシーの3着は、昇級初戦だったことを考慮すれば上々の内容。今回は前走から10キロ増の695キロになりますが、2走前の4歳重賞・柏林賞では700キロの重量で2着を確保したことから対応可能とみます。好内容だった近2走から、ここでも上位争いは十分です。
 ▲ノエルブランは、脚抜きの良い馬場が味方した印象も、脚色鈍ることなく歩き切る好内容の勝利。このメンバー構成なら先行力、障害力ともに上位の存在だけに、障害通過後の踏ん張りが利けば粘り込みも十分可能です。
 △キンメダルは、近走では流れに乗れず、掲示板確保が精一杯。しかし、天の川特別では息を入れて追走し、障害の下へ到達したのは6番手でしたが、ふた腰でまとめると、じわじわを脚を伸ばし3秒1差の4着と健闘。基礎重量が増え、ペースも前走よりは落ち着くことが見込めるだけに前進に期待です。

今週の見どころ(7/27~7/29)

2019年7月26日(金)

 7月29日(月)のメインには、今季前走出走時の馬体重が重い3歳以上の馬による選抜戦であるビッグウエイトカップが組まれています。出走予定馬の中には前週の北斗賞を制したセンゴクエースの名前もあり、出走してくれば4年連続の挑戦に。昨年は4着に敗れましたが、当レース3勝目となるのでしょうか。注目の一戦です。
 また、8月11日(日)に実施されるBG1・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、オレノココロが3年連続となる1位に輝きました。以下、カンシャノココロ、シンザンボーイ、センゴクエース、ホクショウマサル、ブチオ、コウシュハウンカイまでの上位7頭に、ファン選出馬を除く番組賞金順上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられます。

 ※ばんえいグランプリの投票結果についてはこちら
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【第8回開催1日目】
 7月27日(土)のメイン第10レースは、共和かかし祭記念(B1級-1組・20:05発走予定)。出走メンバー9頭中7頭が、前走文月特別(B1級-1組)に出走と再戦ムード。他路線の2頭はともに昇級初戦で臨みます。文月特別はオールラウンダー、リュウノカミが差なく先頭で障害を越えましたが、3番手で並ぶようにクリアした4頭から抜群の手応えで抜け出したフナノダイヤモンドが勝利し、最後まで食い下がっての2着はミノルシンザン。3着リュウノカミ、4着オールラウンダー。4頭のなかにいたオレノタイショウもしっかり歩き切って5着で、勝ち馬とは4秒2の僅差でした。
 ◎オールラウンダーは、開催替わりの昇級でしかも特別戦のため40キロ増と一気に条件が厳しくなった文月特別では4着。しかし、障害をひと腰先頭で通過すると勝ち馬とは3秒3差と見せ場十分の内容でした。障害巧者で、基礎重量10キロ増となる今回の675キロでは勝利経験があります。クラス2戦目となる今回は首位争い十分です。
 ○オレノタイショウは、勝ち馬から4秒2差の5着と惜敗しましたが、障害はひと腰でクリア。昇級後初の自己条件が特別戦だったことを考慮すれば上々の内容でした。引き続きの鈴木恵介騎手とのコンビも魅力だけに、巻き返しに期待です。
 ▲ミノルシンザンは、障害でふた腰かかりましたが、決め脚を見せてコンマ8秒差の2着に健闘。前走は同重量だったフナノダイヤモンドが今回、賞金ハンデ5キロを課され675キロなのに対し、670キロなのは有利。引き続き好勝負が期待できます。
 △ジェイファーストは、前走さざなみ特別(B2級-1組)では、障害を3番手で通過から差し切って快勝。これで今季6勝目と力をつけているだけに、昇級初戦でも侮れない存在です。

【第8回開催2日目】
 7月28日(日)のメイン第10レースは、ルビー特別(A2級-1組・20:15発走予定)。出走メンバー9頭中6頭が、前走ユリウス特別(A2級-1・2組決勝)に出走。ホクショウメジャーが逃げ残りをはかるところ、障害4番手から追ってきたアアモンドヒューマが差し切って勝利。2番手で降りたサクラダイチが、2頭からやや離れた3着。なおアアモンドヒューマは今開催からA1へ昇級しています。
 ◎サクラダイチは、ユリウス特別では、詰めを欠いて3着に敗れましたが、障害をひと腰でクリアと上々の内容でした。賞金ハンデに加え、今開催から特別戦の基礎重量が10キロ増となり前走から15キロ増の695キロになりますが、障害巧者だけに前走の勝ち馬が不在のメンバー構成なら勝ち負けが期待できます。
 ○ホクショウメジャーは、勝ち馬から2秒1差の2着と惜敗。近3走が2、3、2着と条件を問わず安定した成績を残しているのは魅力です。今回は690キロへの重量増となりますが、この相手関係なら力量上位で通るだけに、チャンスは十分にあります。
 ▲カクセンキングは、積極策で行った前走では障害で苦戦。それでも7番手で通過後は決め脚を見せて5着まで追い上げています。5走前(6月2日)のA2級-1組混合平場戦では、ユリウス特別の1~3着馬を下して勝利していることから地力は互角以上。障害を早めにクリアできれば上位争いに加わるでしょう。
 △オレワチャンピオンは、前開催では柏林賞6着も、続く自己条件に戻ったA2級-2組平場戦では、2着と巻き返しています。特別戦替わりで680キロに重量が増加されますが、障害への不安は少ないだけにマイペースで先行できれば浮上の余地はありそうです。

【第8回開催3日目】
 7月29日(月)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(B1級以上選抜・20:05発走予定)。オープン690キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定重量戦。オープンのセンゴクエースがトップハンデの690キロ、A2級のバウンティハンター、カイシンゲキが670キロ、B1級のイノリノチカラが660キロ、A2級の牝馬ヤマノホシが650キロ、B1級の牝馬タナボタチャンが640キロと最大50キロのハンデ差がつきます。
 ◎センゴクエースは、前走の重賞・北斗賞では障害を3番手で通過するとすぐに先頭へ抜け出し、今季初勝利を挙げました。今回はトップハンデの690キロですが、6頭立てと手頃な頭数に加え、A2級・B1級が相手なら実力、実績ともに抜けているだけに連勝必至です。
 中心は不動で、焦点は相手探しですが○ヤマノホシを筆頭とします。2走前の鹿追町競馬会杯(A2級-1組)、前走A2級-1組平場戦ともに7着に敗れましたが、先行策が叶いそうなメンバー構成だけに上位争いも十分でしょう。
 ▲バウンティハンターは、2走前から重量が10キロ減になった前走A2級-2組では障害をひと腰でまとめ6着と健闘。再び特別戦へと条件が替わりますが、センゴクエースを除けば実績上位で通るだけに好勝負が期待できます。

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