NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
賞金を稼いでいるトップハンデ馬が苦戦し、人気薄が好走することもめずらしくない3歳三冠の初戦。過去5年で、トップハンデ670キロが横並びで8頭もいた2016年は例外として、それ以外の4年は一度もトップハンデの勝利がない。そして過去5年の3着内馬15頭中、5番人気以下が6頭も馬券にからんでいるだけに、人気がなさそうな馬も積極的に狙ってみたい。
今回のトップハンデは、ナナカマド賞、イレネー記念と2歳シーズンの二冠を制したメムロボブサップで700キロ。今シーズン初戦となったとかちダービーでもトップハンデながら1番人気に支持されるも4着(同着)に敗れていた。そこで1、2着だったアオノブラック、ギンノダイマオーとは負担重量の差は今回も同じで、今回もメムロボブサップが勝つまでは厳しいと見る。
とかちダービーはギンノダイマオーが障害先頭で粘るところ、アオノブラックが差し切った。今回もギンノダイマオーのほうが10キロ軽く、その後の自己条件でも好調なことから、ギンノダイマオーを中心に狙ってみる。2歳シーズン三冠すべて2着という実力だけに、どこかでタイトルのチャンスはあるはず。
格下だが、とかちダービー4着後も好調なインビクタ。ここ2戦は惨敗だが障害次第のジェイエースも侮れない。
◎6ギンノダイマオー
○5アオノブラック
▲4インビクタ
△7メムロボブサップ
△2ジェイエース
△1アオノゴッド
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