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2020年始開催の見どころ(1/2~1/6 1/2・帯広記念)

 2020年始のばんえい十勝は、1月2日(木)から6日(月)までの連続5日間開催。前半2日間は昼間開催、4日(土)以降は薄暮開催となります。  2日(木)には、四市冠競走の最終戦・帯広記念、3日(金)には、明け5歳による天馬賞の2重賞を実施。両レースとも、帯広競馬場ほか直営場外発売所にて前日発売が行われます。

【第20回開催1日目】
 1月2日(木)は12レース編成ですが、メインは第10レースで第42回帯広記念(16:10発走予定)
 ばんえい記念に次ぐ負担重量を課される高重量戦。ソウクンボーイが賞金ハンデの加増なし890キロで、シンザンボーイ、ミノルシャープなど4頭が900キロ、オレノココロが910キロ、コウシュハウンカイが920キロでトップハンデです。
 ◎オレノココロは、春に重賞を2勝。夏以降は精彩を欠いていましたが、2走前のドリームエイジカップでは780キロをふた腰でこなせるくらいまで調子を戻してきました。帯広記念は16、17、19年と過去3勝しており、今年の910キロは、コウシュハウンカイより10キロ軽く、その他の有力馬より10キロ重いだけの絶妙なハンデ。馬場も極端には軽くはならないはずで、復活の勝利を目指します。
 ○コウシュハウンカイは、例年好成績の春シーズンに特別戦を1勝のみでしたが、夏から秋にかけ重賞を2勝。12月のドリームエイジカップは1番人気で7着とはいえ、若い4、5歳馬が4頭もおり忙しすぎました。今季重賞2勝でも賞金が高いばんえいグランプリを勝っているためトップハンデなのは不運ですが、18年にはオレノココロの3連覇を阻んでおり、今年も勝機はあります。
 ▲シンザンボーイは持久力に長け、秋冬の重賞は向く印象。晩成タイプなのか、ベテランになってからメキメキ実力をつけており、北見記念は、17年6着、18年5着ときて19年は勝利(8歳で重賞初制覇)。この帯広記念も18年7着、19年4着と着順を上げており、今年は勝利に手が届くかもしれません。
 △ミノルシャープは、北見記念で860キロを克服し2着。900キロは未知数ですが、前走のオープン-1組特別戦で、◎○▲をすべて破ったのは自信になったはずです。

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