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7/21北斗賞予想 荘司典子

北斗賞初登場のメジロゴーリキに期待

 柏林賞はミスタカシマが史上初の牝馬による制覇達成!その力強い姿に感動。そしてレース後の表彰式の映像も見ましたが、本当に美人で可愛くてますます大好きになりました。さらに大きな配当までプレゼントしてくれて、感激もひとしおです。私自身もこのまま失速することなく駆け抜けたいと思います。

 さて北斗賞。今年も旭川記念の再戦となる面々が揃いましたが、例年メンバーはあまり変わらなくても旭川記念と同じ着順にはなかなかならないもので、同じ年に両方のレースを制した馬を探すと2008年のナリタボブサップまでさかのぼらないといけません。ということで、オレノココロは旭川記念を3連覇しましたが、北斗賞は4回出走して2着・3着・5着・5着。まあそろそろ勝機到来...とも言えますが、あえて印を下げてみました。

 狙いたいのは北斗賞初出走となるメジロゴーリキ。5月のばんえい十勝オッズパーク杯でオレノココロの3着になったあとも今回と同等の面々と戦って上位を確保し、旭川記念でも逃げて4着に健闘。今回も前に行ってどこまで粘れるかの勝負になりますが、5歳馬の若き力に期待したいと思います。

 相手はオレノココロ、コウシュハウンカイ、センゴクエースはもちろんですが、旭川記念2着のミノルシャープ、昨年の北斗賞で2着だったマルミゴウカイまで。少し強弱をつけて馬複と3連複で勝負です。

◎8 メジロゴーリキ
〇1 オレノココロ
▲9 コウシュハウンカイ
△4 センゴクエース
△2 ミノルシャープ
△3 マルミゴウカイ

馬複
8-1,4,9 各1000円
8-2,3  各500円
3連複
8-1,2,3,4,9 各200円 計6000円

7/21北斗賞予想 赤見千尋

3連勝中の勢い魅力、オレノココロ

 3連勝中のオレノココロを本命にします!意外にも北斗賞は4戦して勝ったことがなく、2015年の2着が最高。ここ2年は5着に負けているのですが、3連勝の内容がとても強いし、今年こそは初制覇いけるんじゃないでしょうか。

 メンバー的には旭川記念の再戦で、斤量も全体的に20キロずつ増加。他の馬たちよりも10キロ重いというのも旭川記念と同じで、800キロならば特に問題はなさそうです。

 対抗は昨年の覇者コウシュハウンカイ。昨年はシーズン最初のばんえい十勝オッズパーク杯を勝っていたため800キロでの出走となりましたが、それでも勝ち切りました。今年は790キロだし、旭川記念で3着に負けたとはいえ僅差の惜しいレースでした。巻き返しも十分考えられます。

 旭川記念では早め先頭で逃げ込みを計ったミノルシャープも引き続き注目。先行馬メジロゴーリキ、安定感のあるセンゴクエースまで。

◎1 オレノココロ
○9 コウシュハウンカイ
▲2 ミノルシャープ
△8 メジロゴーリキ
△4 センゴクエース

3連単
1,9→1,2,9→1,2,4,8,9 各500円 計6000円

7/21北斗賞予想 斎藤修

軽い馬場ならコウシュハウンカイの出番

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎9コウシュハウンカイ
 ○1オレノココロ
 ▲3マルミゴウカイ
 △8メジロゴーリキ
 △2ミノルシャープ
 △4センゴクエース

 馬単
 9→1 2800円
 3連単
 9→2,3,4,8→1、2、3、4、8 200円 計3200円

今週の見どころ(7/20~7/22)

2019年7月18日(木)

 7月21日(日)のメインには、古馬重賞第3弾・北斗賞が組まれています。前回の旭川記念からは、勝ち馬オレノココロ、2着ミノルシャープ、3着コウシュハウンカイを含め、8頭が参戦予定。基礎重量が770キロから790キロに増えたことで割って入る馬が出てくるのか、注目の一戦です。

 ※今週のイベントはこちら

【第7回開催4日目】
 7月20日(土)のメイン第10レースは、文月特別(B1級-1組・20:05発走予定)
 ◎オレノタイショウは、2連勝で臨んだ前走の4歳重賞・柏林賞では、初重賞挑戦ながら3着。障害は離れた5番手通過でしたが、ひと腰でまとめるとじわじわと良い脚を使っています。今回は昇級初戦になりますが、近走の内容から充実ぶりがうかがえるだけに首位争いに期待です。
 ○オールラウンダーは、前走B2級-1・2組決勝では、決め手の差が出て3着に敗れましたが、障害を先頭で通過し、この馬の持ち味は生かせていました。昇級初戦で、前走から40キロ増と一気に条件が厳しくなりますが、障害力はここでも互角以上。終いの粘りが利けば押し切りも十分可能です。
 ▲アースパワーは、今回の出走メンバー中6頭が出走した6月29日のB1級-1組で7着。第1障害で置かれてしまい、流れに乗れていない印象でした。今回は特別戦に替わりますが、近走障害は安定しているだけに重量増への不安は少なく、スムーズに運べれば巻き返しが濃厚でしょう。
 △ミノルシンザンは、前走B1級-1・2組決勝戦では、障害で止まりましたが腰の入りが良かっただけに、30キロの重量増にも対応できるとみます。決め手はあるだけに、展開利があれば上位進出のシーンまでありそうです。

【第7回開催5日目】
 7月21日(日)のメイン第10レースは、BG3・第27回北斗賞(20:10発走予定)。ミスタカシマ、マツカゼウンカイが出走を回避。ソウクンボーイが繰り上がっての9頭立ては、6月23日に実施された重賞・旭川記念の6着馬を除く再戦です。負担重量は、当時から全馬20キロ増で、1着オレノココロが引き続きトップハンデで800キロ。その他は790キロ(4歳アアモンドグンシンのみ若馬の10キロ減量があり780キロ)で争われます。
 ◎オレノココロは、今季は初戦こそ3着に敗れましたが、ばんえい十勝オッズパーク杯、3連覇達成となった旭川記念の重賞2勝を含む3連勝中と充実一途。唯一、賞金ハンデ10キロ増でも最大20キロ差なら重賞連勝が濃厚です。
 ○コウシュハウンカイは、旭川記念では障害ふた腰通過から追い上げるも3着でした。昨年は800キロでこのレースを制しており、詰めの甘さが出なければ押し切りも十分です。
 ▲メジロゴーリキは、旭川記念で4着。決め手比べでは分が悪かったものの、オレノココロと5秒4差は健闘と言えるでしょう。ほぼ再戦のここも逃げてどこまで粘れるか。
 △マルミゴウカイは、旭川記念では障害で苦戦して7着。続く前走ミントスポット杯(オープン混合)でもひと腰とはいかなかったものの、積極策から3番手で越えると、2着コウシュハウンカイから3秒7差に好走しています。昨年のこのレースの2着馬だけに軽視できません。

【第7回開催6日目】
 7月22日(月)のメイン第10レースは、ユリウス特別(A2級-1・2組決勝・20:10発走予定)。7月13日(土)のA2級-1組、7月15日(月)のA2級-2組の両予選上位馬による決勝戦ですが、A2級-2組の勝ち馬フクトク、同2着オレワチャンピオンが出走を回避。8頭立てで行われます。
 ◎ジェイコマンダーは、前走A2級-1組では障害ひと腰先頭通過から2着アアモンドヒューマに6秒8差をつけて完勝。今回は特別戦で重量は675キロになりますが、2走前の4歳重賞・柏林賞では700キロの重量でもひと腰でまとめていただけに、障害への不安が少なく、連勝が有望でしょう。
 ○アアモンドヒューマは、前走では得意ではない速い流れの中、障害4番手通過から追い上げて2着を確保。今回は685キロになりますが、近走障害は安定しているだけに、決め手勝負に持ち込むことができればチャンスは十分にあります。
 同じ前走を5着▲カクセンキングは、テンのスピードが遅いだけに幾らかペースも落ち着くことが見込める特別戦替わりは歓迎。スムーズに運べれば上位争いが期待できます。
 △シンエイボブは、A2級-2組では4着に敗れましたが、2走前に苦戦した障害に重点を置いていた印象。今回は20キロ増の660キロになりますが、決め手はあるだけに障害を早めにクリアできれば上位進出のシーンまでありそうです。

今週の見どころ(7/13~7/15)

2019年7月11日(木)

 7日(日)に行われた4歳シーズン一冠目・柏林賞は、牝馬ミスタカシマが勝利。3歳12月のばんえいオークス以来となる重賞5勝目は、ナナカマド賞ばんえい菊花賞に続く牡馬相手で3つめのタイトルとなりました。残る二冠の銀河賞天馬賞も楽しみです。
 8月11日に実施される真夏の大一番・ばんえいグランプリのファン投票。締め切りは、インターネット、帯広競馬場および直営場外発売所は、15日(祝・月)の18時、郵送では同日必着となっています。
 なお中間発表(7月1日終了時点)では、今季重賞2勝のオレノココロが384票で1位、昨季のばんえい記念馬センゴクエースが273票で2位、ばんえい競馬連勝記録を更新中のホクショウマサルが235票の3位で続いています。

 ※今週のイベントはこちら
 ※ばんえいグランプリ特設ページこちら

【第7回開催1日目】
 7月13日(土)のメイン第10レースは、わし座特別(B2級-2組・20:10発走予定)
 前走で入着したのはムサシブラザー1頭。難解な一戦ですが、7月6日のB2級-1組・2組決勝戦勢を上位視します。◎ユウトウセイは7着でしたが、さすがに1組相手の決勝戦では力が及びませんでした。しかし今回のメンバー中8頭が出走していた2走前、7月1日の2組平場戦では、ハイペースでもしっかり追走し、叩き合いの末、コンマ1秒差2着に好走。勝ち馬フナノダイヤモンドは今開催からB1へ昇級しておりここには不在となっています。開催替わりと特別戦替わりで2走前から30キロ増となりますが、障害が安定している近況を考えれば、崩れる心配は少なそう。決め手を生かし巻き返しが期待できます。
 ○ムサシブラザーは、同じ前走では、障害を先頭で仕掛けると一瞬は止まりかけるもひと腰で通過。先着馬とは決め手の差が出ましたが、粘って4着を確保と健闘といえる内容です。このメンバー構成なら地力は互角以上だけに、押し切りも十分でしょう。
 同8着▲ゴールデンフジは、決め手に欠ける面があるだけに、前走のように後方からの追走では差のある敗戦も仕方ありません。2走前のB2級-2組平場戦では障害先頭通過から1秒2差の3着と見せ場十分の内容。相手緩和により先行できそうな今回は持ち味の粘り強さを発揮できるでしょう。巻き返しに期待です。
 △スーパータイホウは、前走B2級-2組平場戦6着を含め、近走では障害をひと腰でまとめています。特別戦替わりで他のメンバーが障害で苦戦するようなら浮上の余地はあるでしょう。

【第7回開催2日目】
 7月14日(日)のメイン第10レースは、天の川特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)。ウンカイタイショウとアサヒリュウセイがオープン格付けで、コウリキら7頭はA1格付け。9頭立てで争われます。
 ◎コウリキは、前走ミントスポット杯(オープン混合)では、ほぼ同時に先頭で障害を越えたコウシュハウンカイとゴールまで併走し、コンマ3秒差で勝利。障害もひと腰でまとめており好調ぶりがうかがえます。相手関係が楽になった勝機が十分でしょう。
 ○ナカゼンガキタは、前走白鳳賞(5歳牝馬オープン)では、トップハンデの影響か、終い伸びず5着。ただ、障害はひと腰でまとめ大きく崩れなかったのは評価できます。今回はトップハンデ705キロのウンカイタイショウと35キロ差のある670キロと重量面で恵まれているだけに巻き返しが十分です。
 ▲コウシュハレガシーは、前走の4歳重賞・柏林賞ではミスタカシマと差のない2番手で障害を通過し、一旦は先頭に立ちました。結果、オープン馬ミスタカシマの決め手に屈したかたちで2着も、持ち前の粘り強さを発揮しました。今回は、A1昇級初戦になりますが、得意としている脚抜きの良い軽馬場が予想されるだけにチャンスは十分にありそうです。
 以下、トップハンデ705キロも前走瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)の勝ちっぷりがよかった△ウンカイタイショウ、同4着を含め、先行力を武器に堅実駆けが魅力の△ノエルブランが続きます。

【第7回開催3日目】
 7月15日(祝・月)のメイン第10レースは、さざなみ特別(B2級-1組・20:05発走予定)。出走馬10頭中7頭が6月30日のB2級-1組に出走。ハイペースに流れたそのレースでは、オールラウンダーが勝利し、2着にジェイファースト、3着にフウジンライデンという結果でした。
 ◎ジェイファーストは、2走前、6月30日のB2級-1組平場戦は障害ふた腰3番手クリアから、しっかり伸びて2着。続く前走も障害を越えたのは3番手ですがひと腰でまとめ、早め先頭から押し切っています。今回は古馬同士では初の特別挑戦とはいえ、脚抜きの良い馬場が予想されるだけに障害面での不安は少なく、今季5勝を含め、8戦連続連対中の充実ぶりから首位争いが期待できます。
 ○サトクィーンは、近2走がB3級-1組3着、ジェイファーストが2着だったB2級-1組平場戦で6着。優勝争いには加われていませんが、障害はともにひと腰先頭通過と見せ場は作っています。脚抜きの良い馬場は先行力のあるこの馬にとってプラスに作用するだけに粘り込みに期待です。
 ▲フウジンライデンは、4連勝を目指した前走B2級-1組平場戦は、流れに乗れていない印象でしたが、ジェイファーストに次ぐ3着でした。特別戦に替わり、幾らかペースも落ち着くことが見込めることからチャンスは十分にあるでしょう。
 △キタノリュウキは、B3級-2組、B3級-1組と連勝し勢いに乗っています。昇級初戦でも、侮れない存在です。

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