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5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 赤見千尋

コウシュハウンカイの3連覇期待

今期から予想陣に加わることになりました赤見千尋です。
よろしくお願いします。

さてシーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯。
1トンを曳いたばんえい記念から、一気に斤量が軽くなって710~720キロの戦いになります。

こうなると、軽量戦に強いスピード馬が有利なのかな、と想像して過去のレースを見てみたのですが、12回の歴史のうち、先日残念ながら死亡してしまったカネサブラックが4勝、キタノタイショウが2連覇、オレノココロが2連覇、そしてコウシュハウンカイが2連覇中と、高重量戦に強い実績馬が好成績を残しています。

シーズンが開けて間もないことで、各馬調子を上げて行く段階、と考えると、実際の実力がレースに直結するのかもしれません。

本命はオレノココロとコウシュハウンカイで迷ったのですが、前走の勝ちっぷりが秀逸だったコウシュハウンカイにしました。今シーズン最初のレースだった前走のスプリングカップは、序盤から先行して第2障害を最初に上がり始めると、一発で成功。直線も一度も止まることなく強い内容で勝利。このレースは2勝、2着2回と相性がいいし、昨年もスプリングカップからの連勝を果たしているので、同じローテーションなところも好感が持てます。ここは3連覇も期待出来るのではないでしょうか。

対抗はオレノココロ。
ばんえい記念3連覇ならず2着でしたが、この馬らしい末脚を見せてくれて、内容自体はとてもいいレースでした。このレース2勝を挙げた時はいずれも直前のばんえい記念に出走していない時で、一昨年は2着、昨年は5着という成績。さすがにばんえい記念であそこまでの力走をしたら、多少の疲れがあるのではないか、ということで2番手評価です。

昨シーズン重賞3勝を挙げたメジロゴーリキ、連勝中のゴールデンフウジン、前走からの巻き返しを期待してマルミゴウカイまで。

なんだか内の馬たちばかりになってしまいましたが・・・初戦当たりますように!

◎4 コウシュハウンカイ
○1 オレノココロ
▲3 メジロゴーリキ
△2 ゴールデンフウジン
△5 マルミゴウカイ

3連単1頭軸ながし
4→1,2,3,5 各500円 計6000円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 荘司典子

オレノココロ、3回目の勝利に期待

平成から令和に時代が変わったゴールデンウイークも残りわずか。みなさん、どんな過ごし方をしていらっしゃいますか?私は例年通り競馬に明け暮れる日々。「当たり前に競馬が実施されている平穏な日々が末永く続きますように」。そんな願いを込め、新時代・新年度もどうぞよろしくお願いいたします。

さあ2019年度のばんえい競馬、1発目の重賞は第13回ばんえい十勝オッズパーク杯。このレース「今週のみどころ」にも書いてありますが、過去13回のうち勝ち馬はわずか6頭。というのもカネサブラックが3連覇を含む4回、キタノタイショウ、オレノココロ、コウシュハウンカイがそれぞれ2回と同じ馬が複数回勝利しているから。今年も中心となるのは連覇経験のあるオレノココロとコウシュハウンカイのベテラン2頭。当然人気も集めるので、この2頭を買うのであればどちらを上に選ぶかがカギになりますね。

開幕戦・スプリングカップを勝ち3連覇へ向け視界良好なコウシュハウンカイですが、私はオレノココロを本命に推します。

昨年のオレノココロは初戦・スプリングカップは除外。ぶっつけ本番となったこのレースでは5着でしたが、今年は前走3着とはいえ一度使って良い状態で臨めそうなのは好材料。チャンピオンホースの面目躍如といきたいところ。

昨年同様のローテーションで臨むコウシュハウンカイを相手1番手、ゴールデンフウジン、メジロゴーリキ、ミノルシャープの3頭の5歳勢を3着候補に。上位人気馬で決まりそうと予想し、3連単で点数を絞って勝負します。令和最初のばんえい重賞、幸先の良いスタートを切りたいものです。

◎1 オレノココロ
○4 コウシュハウンカイ
▲2 ゴールデンフウジン
△3 メジロゴーリキ
△7 ミノルシャープ

3連単
1→4→2,3,7 各2000円 計6000円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 斎藤修

好調5歳のメジロゴーリキに期待

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎3メジロゴーリキ
 ○4コウシュハウンカイ
 ▲1オレノココロ
 △2ゴールデンフウジン
 △5マルミゴウカイ

 3連単
 3,4→1,3,4→1,2,3,4,5 500円 計6000円

今週の見どころ(5/4~5/6)

2019年5月 2日(木)

 ゴールデンウイーク開催の後半戦2日目、5月5日(祝・日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。今年で13回目ですが、過去の勝ち馬はのべ6頭。4月28日に死亡した重賞21勝馬カネサブラックが、07年の第1回から3連覇を含め4勝、近6回では、13、14年キタノタイショウ、15、16年オレノココロ、17、18年コウシュハウンカイと、同一馬が複数回勝利することが多いレースです。

【第2回開催1日目】
 5月4日(祝・土)のメイン第10レースは、春駒特別(A2級-1組・20:10発走予定)。開幕週に、A1級混合のミズバショウ特別、またはA2級-2組の卯月特別を使われた馬が計8頭います。
 なかでも注目は◎サカノテツワンでしょう。息詰まる追い比べを制し卯月特別を勝利。A1から降級し相手有利で、スピードを生かせる春先の軽量も向き、昨年12月以来となる特別戦での勝利を挙げました。その前回勝利した特別戦はA1・A2級混合で、ミズバショウ特別1着コウリキ(A1へ昇級)、同5着キンメダルらを破っていました。菊池一樹騎手とのコンビでは、前走が3年ぶりの勝利となり、絆も深まったはず。連勝が期待できます。
 ○キンメダルは、ミズバショウ特別では1番人気で5着。珍しく障害で苦戦し、末脚不発に終わりました。しかし、昨季はオープンで勝ち負けしていた実力馬。これだけで見限れません。
 ▲ホクショウメジャーは、ミズバショウ特別では流れ込んで3着。とはいえ、メンバー中7頭の昨季最終戦だった桜月特別(A1級)では2着と最先着を果たしており、力上位です。
 △サクラダイチはB1から昇級初戦ですが、桜月特別の4着馬で軽視は禁物。
 負担重量が軽くなり復活気配△スーパータイトルにも警戒したいです。

【第2回開催2日目】
 5月5日(祝・日)のメイン第10レースは、重賞・第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(20:10発走予定)。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦です。オープン720キロから、1重量格ごとに10キロ加減される別定戦。
 ◎コウシュハウンカイがこのレース3連覇を目指します。仕上がりが早く、春先から動けるのが強み。17年はシーズン初戦2着、昨年は同1着からの臨戦でともに逃げ切っています。今年も開幕週のスプリングカップ(オープン)で1着と状態はよく、まず勝ち負けでしょう。
 ○オレノココロは、15、16年とこのレースを連覇し、17年2着。昨年は5着でしたが、開幕週のレースで競走除外となり、ぶっつけでの挑戦も響いたか障害でミスしてしまいました。順調に使えている今年はひと味違うはず。
 今年のメンバーの特徴は5歳が3頭もいること。若馬の減量がなくなる5歳シーズンは成績を落とす馬も多いですが、▲ゴールデンフウジンは、初戦の青葉特別(A1級混合)で楽勝。決め手あるこの馬に障害を先頭で越えられては、他馬は手も足も出ませんでした。古馬重賞初挑戦でも見せ場以上が期待できます。
 天馬賞を制した5歳ナンバーワンホース△メジロゴーリキや、青葉特別の4着馬でA1格付のため10キロ軽い△フナノクンも侮れません。

【第2回開催3日目】
 5月6日(振・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン670キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定戦で、アアモンドグンシンが670キロでトップハンデ、B2級の牝馬サンシルクラポピーの610キロまで最大60キロ差がつきます。
 オープン牝馬◎ミスタカシマに注目。古馬オープン初挑戦だった今季初戦・スプリングカップで障害ひと腰4番手からの5着は善戦といっていいはず。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスなど世代限定重賞4勝の実績上位。主戦の鈴木恵介騎手に乗替わり勝機をモノにするか。
 ○キタノユウジロウは、12月のばんえいダービー2着のあと、年明けの世代限定戦で1、2、1着。そしてA1級スタートの今季初戦・青葉特別ではオープン馬を相手に2着争いを演じ、地力強化著しいです。世代限定戦に戻って、ほとんどが格下となる今回、巻き返しが期待できます。
 ▲アアモンドグンシンは、ばんえいダービーなど昨季12勝を挙げた活躍馬。基礎重量と賞金ハンデが増えた終盤戦では苦戦続きで、今季初戦のスプリングカップも見せ場に乏しい内容でしたが、もともと障害のデキに大きく左右されるタイプ。世代限定戦なら見直せます。
 3歳三冠ですべて3着の堅実派△コウシュハレガシーや、格下でも勢いある牝馬△サンシルクラポピーにも警戒したいところです。

今週の見どころ(4/27~4/30)

2019年4月26日(金)

 待ちに待った2019年度のばんえい十勝が開幕。来年3月24日(火)までの26開催151日間に渡り熱戦が繰り広げられます。
 開幕週は27日(土)~30日(祝・火)でナイター競馬よる変則4日間開催。開幕日である4月27日(土)のメイン・スプリングカップには、現在のばんえい競馬を牽引する馬たちが登場。5月5日(祝・日)に行われる今季重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯へ向けても見逃せない一戦です。

 ※開催日程/時刻についてはこちら
 ※今週のイベントはこちら

【第1回開催1日目】
 4月27日(土)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:05発走予定)
 昨年度末の総決算、BG1・ばんえい記念の1、2、4、5着馬を含めたオープン馬9頭による一戦。ばんえい記念では障害を2番手で通過したセンゴクエースが、オレノココロの追撃をしのいで勝利しており、ばんえい記念初挑戦で世代交代を果たしました。
 ◎コウシュハウンカイは、年明け後はひと息の成績が続き、ばんえい記念では4着。今回は負担重賞が軽くなったことで障害を苦にせず、持ち前の先行力で押し切ることも可能でしょう。昨シーズンでは重賞3勝を挙げた実績馬の復活に期待です。
 ○センゴクエースは、ばんえい記念を制し見事、現役最強馬の座に就きました。また、昨シーズン26戦して着外は1度のみと抜群の安定感を誇っています。菊池一樹騎手とは初のコンビになりますが、障害さえスムーズなら勝機は十分にあるでしょう。
 ▲アアモンドグンシンは、昨シーズンはC1級スタートでしたが、ばんえい大賞典、ばんえいダービーの3歳二冠を制覇と、シーズンを通して力をつけた一頭といえます。オープン格付け後は着外も多くあり、セン馬の10キロ減もなくなりますが、先行力が生きる軽量戦は歓迎としそうなだけに一変に期待です。
 △メジロゴーリキは、年明け後に重賞を3勝すると、前走スターライト特別(5歳オープン)では、2秒9差の2着に敗れるも、障害をひと腰先頭通過と好内容の競馬。今回は世代限定戦ではなく、年長馬が相手ということに加えて特別戦での10キロ減がなくなりますが、自分の競馬に持ち込めれば好勝負になるでしょう。

【第1回開催2日目】
 4月28日(日)のメイン第10レースは、卯月特別(A2級-2組・20:10発走予定)
 年度が替わり、クラス改編が行われたのでシーズン序盤は降級馬を狙ってみるのが良いでしょう。
 ◎サカノテツワンは、近3走ではオープン混合戦で着外も、今回はA2降級と条件有利。先行力が生かせるシーズン序盤の軽量戦を得意とするだけに巻き返しが必至です。
 ○コウシュハレガシーは、2走前ポプラ賞(4歳・5歳混合)、前走クリスタル特別(4歳オープン)ではともに障害ふた腰通過で7着。しかし、650キロならスムーズに障害を通過できる可能性が高いだけにチャンスは十分にあります。
 A1級からの降級馬▲スーパータイトルは、障害は得意ではないだけに、負担重量が軽くなるのは好材料。末脚を確実に使うタイプだけに障害次第では出番がありそうです。
 △センリョウボスは、前走大平原特別(A2級-1・2組決勝混合)2着を含め、3戦連続3着以内と現級の安定勢力。今回は降級馬を交えての一戦ですが、侮れない存在です。

【第1回開催3日目】
 4月29日(祝・月)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)
 明け4歳の◎キタノユウジロウは、昨シーズン、重賞の舞台では2着2回が最高。ひと押しが足りませんでしたが、前走クリスタル特別(4歳オープン)を勝利と徐々に力をつけた印象。今回は年長のオープン馬との対戦ですが、660キロの負担重量なら勝機は十分にあります。
 ○フナノクンは、オープン昇級後の2戦はともに4着。特に前走陽炎特別(オープン混合)では障害ひと腰通過から勝ち馬とは4秒9差と上々の内容。今シーズンは降級しA1からスタートになりますが、オープン馬が相手でもヒケを取りません。好勝負に期待です。
 ▲カンシャノココロは、前走初挑戦だったばんえい記念では7着でした。フナノクンと同じくオープンからの降級馬でA1格付。地力では見劣らず、好位追走が叶えば上位争いに加わるでしょう。
 △ゴールデンフウジンは、前走スターライト特別(5歳オープン)では、障害を4番手で通過すると、残り20メートルで先頭に立ち押し切っています。決め手は抜群だけに障害次第ではチャンスは大いにあります。

【第1回開催4日目】
 4月30日(休・火)は全10レースで実施され、最終第10レースがメインとなります。そのメイン、ミズバショウ特別(A2級-1組混合・20:45発走予定)は、前走陽炎特別(オープン混合)からは3頭、桜月特別(A1級)からは4頭、スターライト特別(5歳オープン)からは1頭の計8頭で行われます。
 前走陽炎特別(オープン混合)組を上位視をします。なかでもオープンからA2に降級した◎コウリキは、障害に手間取り見せ場なしの8着も、当時から負担重量が120キロ軽い680キロなら、腰の入りも変わってくるはず。決め手勝負に持ち込めれば勝機十分です。
 ○キンメダルは、同じ前走3着を含め、7戦連続3着以内と好勝負を演じ続けています。詰めひと息な面もありますが、オープンからA2に降級と条件有利になるだけにここでも好勝負必至でしょう。
 同9着▲トレジャーハンターはA1に降級。A2級との混合となるここでは地力上位です。12歳と上積みは少ないですが、持ち前のスピードは健在。障害を早めにクリアできれば粘り込みは十分です。
 △ホクショウメジャーは、桜月特別(A1級)では障害ひと腰2番手通過から先頭に立つと、カイシンゲキに差されたとはいえタイム差なしで勝ちに等しい2着。今回はオープンからの降級馬もおり相手強化ですが、侮れない存在です。

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