ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 2018年 | メイン | 2020年 »

2019年 アーカイブ

<<前へ 2930313233343536373839

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯回顧

2019年5月 6日(月)

オレノココロが重賞最多勝記録更新!

 5月5日(祝・日)、シーズン最初の重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上別定)が行われ、単勝では2番人気だったオレノココロが優勝。重賞通算22勝目となり、ばんえい競馬の重賞最多勝記録を更新しました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.オレノココロ 2.6
  2.ゴールデンフウジン 6.4
  3.メジロゴーリキ 6.6
  4.コウシュハウンカイ 2.3
  5.マルミゴウカイ 25.2
  6.カンシャノココロ 99.0
  7.ミノルシャープ 15.2
  8.シンザンボーイ 74.3
  9.フナノクン 84.7

 古馬重賞戦線の中心的存在、コウシュハウンカイ、オレノココロの馬連複が2.6倍と、9歳2強に人気が集中。これに、チャンピオンカップを制してすでに古馬一線級相手のタイトルがあるメジロゴーリキ、そのライバル・ゴールデンフウジンの2頭が単勝一桁台で、新進気鋭の5歳勢が挑むという構図となりました。

 この日の馬場水分は1.3%で始まったものの徐々に乾いて第8レースから1.1%。レースではソリの後方に砂煙が上がるほど乾いた馬場での争いとなりました。
 歴戦の古馬にとっては710~720キロという比較的軽い重量だけに、第1障害はあっという間に通過。メジロゴーリキ、ゴールデンフウジンの5歳馬2頭がレースを引っ張り、やや離れてオレノココロ、コウシュハウンカイという有力2頭が続き、序盤から人気上位馬による争いの様相となります。
 各馬刻んで息を入れながらも、第2障害下にはメジロゴーリキ、ゴールデンフウジンがほぼ並んだまま先頭、63秒で到達。コウシュハウンカイ、オレノココロも続きました。
 最初に仕掛けたのはメジロゴーリキ。同じ720キロという重量で9歳2強を負かすには、先に障害を越えてどこまで行けるかという作戦でしょう。ひと腰で天板まで上げましたが、ソリが上がりかけたところで一瞬、止まります。その間に、オレノココロ、コウシュハウンカイも一気に障害を上がります。
 障害を先頭で降りたのはメジロゴーリキでしたが、ほとんど差なくオレノココロ、コウシュハウンカイが続きます。このタイミングで同重量では、平地の脚では2強にかないません。手前のコウシュハウンカイ、1番枠のオレノココロ、2頭がほとんど並んで、間のメジロゴーリキを並ぶ間もなく交わし去っていきます。
 さすがにこの重量ではゴール前の砂障害で詰まることもなく、あとは平地の脚比べ。じわじわと前に出たオレノココロが、コウシュハウンカイを振り切っての勝利となりました。
 3着争いは、やや脚色が鈍ったメジロゴーリキに、溜めて仕掛けたゴールデンフウジンがぐいぐいと差を詰めてきます。しかしメジロゴーリキも並びかけられてからは譲りません。2頭まったく並んでのゴールは、写真判定の結果、メジロゴーリキがわずかに先着していました。
 4着のゴールデンフウジンから20秒以上遅れて5着はカンシャノココロ。人気を集めた9歳2強に、5歳の実績馬2頭が、期待にこたえて見せ場をつくった一戦でした。なお6歳世代ナンバー1のマルミゴウカイは見せ場をつくれず8着でした。

 勝ったオレノココロは、ばんえい十勝オッズパーク杯は2015、16年に続いて3勝目。そして冒頭にも記したとおり重賞は通算22勝目。昨シーズンの帯広記念を勝って、カネサブラックによる21勝というばんえい重賞最多勝記録に並んでいましたが、これで単独トップに立ちました。今シーズンは、この記録をどこまで伸ばせるかが注目となりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「令和最初の重賞を獲れてほんとに嬉しいです。けっこう流れは速くなったと思うんですけど、道中の手応えはよかったので、先手の位置に行けたと思います。馬場は重いんですけど、第1回開催と比べたらだいぶ落ち着いてきたと思います。障害はちょっと不安なところもあるので、それでも今日はけっこう楽に上がっていきました。降りてからの脚があるので、降りたときはだいたい行けたかなと思いました。まだ(今シーズン)始まったばかりなので記録は伸ばせると思います」

ばんえい十勝オッズパーク杯 予想結果

2019年度予想対決の開幕

第13回ばんえい十勝オッズパーク杯から始まった今年度の著名人予想対決。
レースは、昨年度のばんえい記念で2着惜敗だったオレノココロが障害を降りて先頭に立つとそのまま押し切って勝利。ばんえい十勝オッズパーク杯3勝目を挙げました。
固い決着ともあって4名が3連単を的中。なかでも荘司さんが3連単を3点で仕留め高額の払い戻しになりました。

荘司:3連単2000円的中! 収支+31,800円
須田:3連単800円的中! 収支+9,120円
目黒:3連単500円的中! 収支+3,450円
矢野:3連単100円的中! 収支-4,110円

 荘司  +31,800円
 須田  +9,120円
 目黒  +3,450円
 矢野  -4,110円
 斎藤  -6,000円
 赤見  -6,000円
---------------------------------------
 紅組  +29,250円
 白組  -990円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 矢野吉彦

2019年5月 4日(土)

新時代初重賞は気分を変えて3連単ボックスで

 どうも。また今季もお世話になります。時代が令和に変わっても、私の馬券運が激変することはないと思うので、過度な期待をしないよう、よろしくお願いします。

 とはいえ、せっかく新しい時代になったわけですから、今までと違うことにチャレンジしてみましょうか?どうするかというと、全レースで3連単5頭ボックスを買ってみるのです。下手に軸馬を決めたり、買い方を変えたりするからよくないのかもしれません。終始一貫、同じ買い方を続けたらどうなるのか?順位争いは別として、実験してみるのもおもしろいと思うんですけど・・・。

 「勝手にしろ」って?じゃぁ、そうさせていただきます。ばんえい十勝オッズパーク杯は、コウシュハウンカイ、マルミゴウカイ、オレノココロ、メジロゴーリキ、ゴールデンフウジンの5頭にしました。ばんえい公式サイトの予想ではシンザンボーイまで印をつけましたが、これは買い目から外します。また、前走で2着に健闘したミノルシャープも切っちゃいました。これが吉と出るか凶と出るか・・・。

 もちろん、◎○▲の3頭で決まったら"トリガミ"になることは覚悟の上。今後もそういうことがあると思いますが、どこかでデカイのが当たれば、と目論んでいるところです。

 まずは新たなチャレンジのスタート、"トリガミ"でもいいから当たってくれませんかね。では、今回はこのへんで。

◎4 コウシュハウンカイ
○5 マルミゴウカイ
▲1 オレノココロ
△3 メジロゴーリキ
△2 ゴールデンフウジン
△8 シンザンボーイ

3連単ボックス
1,2,3,4,5 100円 計6000円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 須田鷹雄

ウンカイ、オレノココロと5歳馬2頭で勝負

 中央競馬ではまさかの東京開催打ち切りがあったが、帯広は土曜16時で1.3%→そのまま雨も降らなさそう。

 第2回能検以来、水分量の数字よりは重いように感じるが、それでも極端な馬場状態ではないと判断してここは素直にいく。シーズンはじめでハンデ差がつかないこともあり、下手にひねるのは危険だろう。

 このレースと相性の良い◎コウシュハウンカイ、◎を負かして勝ち切る可能性を見るなら○オレノココロ。この2頭で1,2着、1,3着の買い目を組もうとすると、相手はそう多くは取れない。スプリングカップを見ると5歳勢には「ばんえい記念を使っていないゆえのアドバンテージ」があるなとも思ったので、残り2枠は5歳で。ただ人気薄激走して人気が上がる局面のミノルシャープではなく、この重量になるとミノルを逆転できると見る▲メジロゴーリキと、勢いに乗ってきた△ゴールデンフウジンでいく。

◎4 コウシュハウンカイ
○1 オレノココロ
▲3 メジロゴーリキ
△2 ゴールデンフウジン

3連単
1,4→1,4→2,3 各800円
1,4→2,3→1,4 各700円 計6000円

5/5ばんえい十勝オッズパーク杯予想 目黒貴子

オレノココロのプライドか、ウンカイの勢いか

 オレノココロのばんえい記念3連覇を阻んだセンゴクエースの姿はないものの、今季最初の重賞からばんえいトップクラスの馬たちが参戦して楽しみなレースとなりました。昨年度はそこそこだった予想も今回はさらにそこそこの上を狙えるよう頑張りたいですね。
 さて、第一弾です。ここを当てて幸先のいいスタートとしたいものです。◎はオレノココロ。端の1番枠もこの馬なら気になりません。昨年はこのレース5着も、久々だったことを考えれば、今年は一戦叩いてのレースとなり、よりいい状態で臨めそう。今季初戦の前走も3着とはいえ内容はよく、ここはぜひオレノココロらしい競馬を期待します。

 ○はコウシュハウンカイ。このレース3連覇なるか!興味深いところです。シーズン最初から力を発揮できる素晴らしい馬で、前走も完勝。昨年の実績からも勢いづいたら手がつけられないような強さがあります。シーズン終盤から比べれば軽くなる斤量もこの馬にはプラスなのかもしれません。今回はその勢いで押し切るか、オレノココロのプライドが勝つか、大注目です。

 ▲には前走いい形で幕明けした5歳馬ゴールデンフウジン。世代重賞でも好成績をおさめていたこの馬が、ベテラン勢と対戦してどこまでできるか。もちろん前走からは相手がぐっと強くなりますが、胸を借りてのレースぶりも要チェックです。

 同じ5歳のメジロゴーリキは△に。こちらも昨年から力をつけてきた印象で、前走4着も一線級相手に差のない競馬ができていることから、ここでも無視はできません。もう一頭は△ミノルシャープの同じ5歳馬に。

◎1 オレノココロ
○4 コウシュハウンカイ
▲2 ゴールデンフウジン
△3 メジロゴーリキ
△7 ミノルシャープ

3連単
1,4→1,2,4→1,2,3,4,7 各500円 計6000円

<<前へ 2930313233343536373839
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.