1日(土)に行われたのはオリオン特別(3歳以上オープン)。ここは10歳馬シンエイキンカイが制し、古豪健在をアピールしました。
第2障害はニシキダイジンが先頭でクリアし、2番手でホクショウファイトが続く展開。その後シンエイキンカイ、ホクトキング、タケタカラニシキも追撃態勢に入り、残り20メートル付近で5頭が一団に。その中からホクショウファイトがいったんは抜け出しましたが、残り5メートルからシンエイキンカイが猛追し、わずかに抜け出したところがゴールでした。ゴール寸前でニシキダイジンがもう一度伸び2着を確保。見せ場たっぷりだったホクショウファイトは、惜しくも3着に敗れています。
2日(日)はイルミネーションカップ(4歳オープン)が行われ、ニシキユウが勝利。ばんえい大賞典馬の底力を見せつけました。
ニシキユウとエメラルドの牝馬2頭が先頭で第2障害をクリア。そこからエメラルドが先頭に立ち、差のない5番手からコーネルが2番手に浮上するなど入り乱れた競馬。さらにエメラルドが残り10メートルでストップし、ここで先頭に躍り出たのが、虎視眈々と3番手を追走していたニシキユウ。しぶとく追い込むコーネルを振り切り、先頭でゴールを果たしました。立て直したエメラルドが3着を確保しています。
この日の第10レースに行われた釧路産駒特別(2歳産地限定)は、オープン戦線でも活躍しているホクショウジャパンが勝利。第2障害を先頭で越えるとゴール寸前でやや脚いろが鈍ったものの、他馬を相手にしないレースぶりで10勝目を挙げました。2着キタノドリーマー、3着にマルモスペシャルが入線しています。
3日(月)のメインレースはアンタレス特別(3歳以上混合700万円未満)。ここはバンゼンが制し、7月以来久々の勝利を挙げました。
第2障害でやや遅れて仕掛けたバンゼンは、ひと腰で楽にクリア。ギャロップで脚を伸ばすと後続はまったくついて行けず、楽な手ごたえのまま先頭でゴールしました。残り30メートル付近で2番手に浮上したハヤテショウリキが2着。並んで伸びたコマタイショウが3着で入線。