3日(祝・土)は霜月特別(3歳以上オープン)が行われ、8番人気のタケタカラニシキが優勝。前2走は惨敗しましたが、岩見沢記念4着の実力をいかんなく発揮しました。
第2障害ではタケタカラニシキを先頭に、スーパークリントン、ミサイルテンリュウ、ニシキダイジン、カネサブラックが一団となって越える展開。しかし、そこからタケタカラニシキが力強く後続を突き放すと、あとはひとり旅。そのまま先頭でゴールを駆け抜けました。終いまで確実に脚を伸ばしたカネサブラックが2着で、最後に猛追したシンエイキンカイが3着。
4日(日)はメインレースに重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、シベチャタイガーが重賞初制覇を果たしました。このレースについては別掲のばんえい菊花賞回顧をご覧ください。
この日の第7レースに行われた2歳A-1戦は、ホクショウジャパンが勝利。オレワスゴイが2着で、人気サイドでの決着となりました。ホクショウジャパンはこれで通算成績を14戦8勝、2着4回としています。
5日(月)に行われたのは深秋特別(3歳以上500万円未満)。ここは4番人気のテンカが勝ち、今季4勝目を挙げました。
第2障害ではライジングサンが天板へ真っ先に脚を掛けましたが、ややもたつく間にキョクシンオーが登り切り、立て直したライジングサンと、2頭が並んでクリア。続けてタケトップクイン、ツジノコウフクが越えていき、差なく4頭が続く大混戦。しかし馬場水分3.4%の重馬場が厳しかったか、各馬が次々と脱落していき、残り20メートル付近でテンカ、ツジノコウフク、ライジングサンの3頭に勝負が絞られました。結局この3頭の叩き合いはゴール前まで続き、わずかにテンカが前に出たところがゴール。ツジノコウフクが2着で、ゴール前でやや失速したライジングサンが3着。