ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

« 11/4ばんえい菊花賞予想 矢野吉彦 | メイン | レース回顧(11/3~11/5) »

11/4ばんえい菊花賞回顧

シベチャタイガー力強く差し切る!

 4日(日)に行われた重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)は、シベチャタイガーが優勝。デビュー時から世代のトップクラスとして活躍してきた同馬が、ようやく重賞制覇を成し遂げました。

 やや軽めの馬場でしたが、道中はゆったりとしたペース。アローファイターを先頭に、2度3度止まりながら、第2障害を迎えました。
 真っ先に挑んだのはアローファイター。呼応するようにシベチャタイガーも登坂を開始し、両馬ともふた腰ほどで並んで越えていきました。後続は苦戦を強いられ、遅れてミサキスペシャル、エリザベスライデン、プリンセスモモといった順でクリア。
 前を行く2頭の脚いろは軽快で、完全に一騎打ちの様相。しかし先行していたアローファイターは、残り20メートルを切ってから脚いろが鈍りはじめました。そこへシベチャタイガーが並びかけ、前に出たのが残り10メートル付近。そのまま脚を伸ばしたシベチャタイガーがアローファイターを突き放し、先頭でゴールを果たしました。2秒差の2着はアローファイター。さらに12秒ほどの差で、ミサキスペシャルが3着で入線しました。

 シベチャタイガーはこれが重賞初制覇。これまで世代限定戦ではハンデを課せられてきましたが、定量戦となれば話は別。持ち前の障害力に加え、終いの粘り強さが出てきたことも今回の勝利に直結した印象です。そもそもこの世代の能力検査で1番時計を出した逸材。この勝利で勢いに乗れば、ばんえいダービー(12月24日)での二冠達成も期待できそうです。
 対してアローファイターは、ホクレン賞(2着)、イレネー記念(3着)、ばんえい大賞典(3着)に続き、またしても重賞で惜敗。ただ、世代トップの力を持っていることは明白で、あとは障害を越えてからの粘りが課題。それさえクリアできれば、ばんえいダービーでも主役を演じられるでしょう。

成績はこちら
映像はこちら

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.