ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
ばんえい競馬オッズパーク(ばんえい競馬の馬券をインターネットや携帯電話で購入)オッズパークロト

馬券おやじは今日も行く(第58回) 古林英一

2010年2月 6日(土)

極寒の北海道より

 全国津々浦々のばんえいファンのみなさん、お元気ですか?
 全国的に冷え込んでいます。北海道はここ数日、年に1度あるかないかという寒さになってます。小生の住む札幌は最高(最低じゃないですよ!)気温がマイナス8度とか9度になってます。こんな日は外に出ず、自宅で競輪競馬三昧というのが理想なのですが、なかなかそうもいきませんわなあ。

 極寒の帯広では熱戦が続いています。これから、チャンピオンカップ、イレネー記念、そして頂上決戦・ばんえい記念とビッグレースが続きます。降りしきる雪のなか、馬の息が真っ白になる光景も、冬のばんえいならではの光景です。ぜひ、帯広で生の熱戦を見ていただきたいと思います。競馬場のスタンドの中は案外暖かいですよ。

 さて、催し物のご案内です。
 2月26日とかちプラザ(帯広駅近く)で、日本馬事協会&NPOとかち馬文化を支える会による「馬事知識普及セミナー」を開催いたします。
 講師は、帯広畜産大学の河合先生、旋丸さん、それに小生です。これは、基本的には、昨年1月にわが北海学園大学を会場におこなったものと同じです。

 小生の演題は「北海道の馬と競馬の歴史」です。昨年、札幌でやったときは、特にばんえいを中心にした話ではありませんでしたが、今回は会場が帯広ですので、札幌でやったときよりは、ばんえいに力点を入れて話させてもらおうと思ってます。

 ばんえい競馬に力点をいれるという話の関連ですが、小生、昨年あたりから、競馬以外の公営競技(競輪、競艇、オートレース)の歴史をぼちぼち勉強しています。そこで改めてわかったことは、競馬はもちろんですが、他の公営競技も必ずしも当初から自治体の銭もうけが第一義にあったわけではないということです。結果的に、その部分だけが残ってしまったというのが正しいようです。

 例えば競輪です。今の日本経済における自転車産業は、はっきりいってしまえば、規模的にみれば取るに足りない産業です。ところが、第二次大戦前においては重要な輸出産業だったわけです。それが第二次大戦ですっかり衰退してしまう。第二次大戦後の戦後復興のなかで、自転車産業の復興というのは、決して競輪をやりたいがための方便でも何でもなかったのです。実際、各地につくられた自転車振興会は、自転車メーカーや流通業者が大きな役割を果たしています。競艇やオートレースも、当初は当該産業の振興は決して空念仏ではありません。

 こうして改めて公営競技の歴史を見てみると、競馬の目的というのも、もっと柔軟に考えるべきではないのかと思うのです。実は、競馬法には、「競馬の目的」を明示した条文がありません。「自治体財政への寄与こそが競馬の目的だと法的に定められている」などという人が少なからずおりますが、これは厳密にいえば間違いです。競馬法に定められているのは収益の使途に対する制約条件です。なぜ、こんなことになっているのか。小生は法学者ではありませんので、法律論はともかくとして、競馬とはそもそも何なのか、どういうものなのかを、原点に立ち返って考えるきっかけになればと思っております。

 サテライト石狩(Aiba石狩)や帯広競馬場でいい加減な場立ち予想やっているおっさんではありますが、小生、本業は学者でありますからして、たまには学者らしいこともしないとねえ...。それにしても、小生の場立ち予想って、本当に当たりませんねえ。自分でも呆れます。みなさん、言いたくはないけど、小生の良心にかけて敢えて言います。小生の推奨する買い目をはずせば、的中率は絶対アップしますよ...うう、情けない(T_T)

今週の見どころ(2/6~2/8)

2010年2月 5日(金)

 2月4日、都内目黒雅叙園にてNARグランプリ2009の表彰式が行われ、カネサブラックばんえい最優秀馬長澤幸太騎手が優秀新人騎手賞の表彰を受けました。
 今週末、帯広競馬場では、カネサブラックNARグランプリ受賞記念イベントとして、同馬との記念撮影会や、写真展&レース映像放映などが行われます。

 2月6日(土)のメイン第11レースは白雪賞(4歳オープン・16:50発走予定)。15日(月)に行われるポプラ賞(4・5歳オープン)の4歳馬予選です。
 3歳三冠のラスト・ばんえいダービー(12月27日)は定量戦で、キタノタイショウが勝利し、ホクションバンク(今回は出走回避)が2着、アオノレクサスが3着でした。
 今回はそれ以来となる同世代限定のオープン戦ですが、別定重量での争いだけにばんえいダービー5着のキンノカミ(690キロ)にチャンス。スピードが武器で、軽馬場での活躍が目立っていましたが、馬場水分が3%台まで下がった近2走でもしぶとく食い下がっています。パワーアップは明らかで、障害さえ無難なら勝利の可能性が高そうです。
 アオノレクサス(725キロ)もばんえいダービーより負担重量的に有利になっており、上位争いに加わること必至でしょう。
 ばんえいダービー4着のワタシハスゴイ(720キロ)は一線級の古馬牝馬相手の前走ヒロインズカップではニシキユウと叩き合いの末2着。こちらも力をつけています。
 ワタシハキレイズキ(695キロ)、アアモンドヤマト(715キロ)はこのところ自己条件の270万円未満では障害で苦戦続きですが、同世代限定戦での巻き返しに期待したいところ。750キロを課せられたキタノタイショウはこれまで経験したことのない80キロ差のトップハンデを克服できるかがカギです。

 2月7日(日)のメイン第11レースには立春特別(オープン・17:05発走予定)が行われます。
 前走の牝馬重賞・ヒロインズカップで断然人気を裏切り4着フクイズミの巻き返しが濃厚です。前走はトップハンデ800キロを課せられ、しかも逃げたエンジュオウカンのペースにハマり第2障害でヒザを折ってしまいました。しかし今回は、負担重量がトップハンデのナリタボブサップから15キロ軽い750キロで、有利な条件。持ち前のスピードで牡馬を一蹴するシーンも十分です。
 相手筆頭はナカゼンスピード。6連勝の勢いを駆り参戦した1月24日のオールカマーではカネサブラックを相手に逃げ切って圧勝しています。
 今回と同じ765キロで前開催のオープン特別勝利のナリタボブサップ、同2着ホクショウダイヤも大崩れは考えにくいところです。

  2月8日(月)のメイン第11レースはダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・16:50発走予定)。15日(月)に行われるポプラ賞(4・5歳オープン)の5歳馬予選です。
 ここはトップハンデ745キロでもライデンロックの中心は動きません。今回と同じく別定重量戦だったイルミネーションカップ(11月23日・4歳オープン)をトップハンデで快勝し、正月の定量重賞・天馬賞でもきわどい3着。今回は馬場が乾いて障害力とパワー勝負となりそうなのもこの馬に有利でしょう。
 天馬賞で僅差4着のニシキエース(710キロ)が相手筆頭。前走ヒロインズカップは大敗しましたが、同世代相手のここなら3歳牝馬三冠の底力を発揮するでしょう。
 ユーファンタジーは最軽量の705キロ。10月のクインカップを鮮やかに逃げ切って4歳女王に輝いた実績からすれば有利な条件。その後、未勝利ですが、近走の走りからは上昇気配が感じ取れます。
 イルミネーションカップ、天馬賞とも2着のキンセイモン(725キロ)も負担重量的に有利な印象。前走450万円未満決勝混合を制して意気上がるフレイムスワロー(725キロ)、同じ前走2着で同世代相手では崩れが少ないウメノタイショウ(735キロ)も有力でしょう。

1/31ヒロインズカップ回顧

2010年1月31日(日)

エンジュオウカンが牝馬戦線の主役へ

 30日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、エンジュオウカンが勝利。昨年5月のカーネーションカップ以来、重賞6勝目を挙げました。

 道中は重馬場(馬場水分2.7%)もあって、ゆったりとしたペースでしたが、エンジュオウカン、トカチプリティーあたりが先行してややバラついた展開。ただ障害中間点を過ぎるころには各馬一団となって、第2障害を迎えました。
 積極的に第2障害に挑んだのは、トカチプリティー、ギャンブラークイン、エメラルド。さらにニシキユウとペガサスプリティーも仕掛けますが、各馬決定力に欠けるなか、抜群の掛かりを見せたのがエンジュオウカン。ひと腰であっさりクリアし、一気にリードを広げます。だいぶ遅れてニシキユウとワタシハスゴイが突破。エメラルド、トカチプリティー、ギャンブラークインと続いていきました。
 しかし、先頭のエンジュオウカンはゆうゆうひとり旅。確かな脚いろのまま残り10メートルを過ぎると、2着に14秒3もの差をつける完璧なレースを演じ、圧倒的な力を見せつけつけました。ニシキユウとワタシハスゴイによる激しい2着争いは、ゴール前でグイッと伸びたワタシハスゴイに軍配。圧倒的1番人気に推されたフクイズミはゴール前で豪快に脚を伸ばしたものの、障害でのヒザ折りが響き、4着まで押し上げるのが精一杯でした。

 今回は重量にも恵まれた感があるエンジュオウカンですが、かつて快速として鳴らしたスピードは健在。ただスピードのみならず、タメにタメてのひと腰クリアに、レースぶりにも成熟度を増した印象です。カーネーションカップ制覇と併せれば牝馬同士での力上位は明らかで、再度重賞戦線を沸かせてくれることでしょう。
 オークス馬ワタシハスゴイが、この相手で2着。決して軽くはない重量760キロでの好走だけに、非常に価値の高いものと言えます。それを考えると現4歳勢はハイレベル。今後、ワタシハスゴイを含めた4歳勢の活躍が期待できそうです。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「第2障害下ではだいぶ行きたがったけど、他馬を見ていると障害で苦しんでいたぶん、ひと呼吸、ふた呼吸入れられたので障害をうまく上がることができました。今後も障害力を生かせば、いいレースができると思います」

1/31ヒロインズカップ予想 山崎エリカ

トップハンデでもフクイズミ

 8~12レースまでの5レースの勝ち馬を当てるオッズパークLOTOのばんえい競馬では、24日から開催3日連続でキャリーオーバーとなり、現在(31日午前0時ごろ)の払戻可能総額は674万9314円となっています。31日の締切時には、1000万円ぐらいまで払戻総額が膨らんでいるものと思われます。オッズパークLOTOに興味を持たれている方は、今が購入のチャンスです! ぜひお買い求め下さいませ<(_ _)>。

 さて日曜日は古馬牝馬限定のヒロインズカップ。昨年は当レースでフクイズミが1番人気に支持されながらも4着に敗れたわけですが、私自身はトップハンデ云々よりも、立て直して帯広記念を激走した後の一戦だったことが最大の敗因のように思えます。

 しかし今年は北見記念からレースを順調に使われて帯広記念を勝利し、前走の白馬賞を叩いてここへ挑みます。今シーズンは牡馬相手の重賞、旭川記念、ばんえいグランプリ、帯広記念を勝利しているように、作シーズンよりも障害が安定して地力が強化されていることからも、牝馬相手の今回は負けられないでしょう。確かに日曜日も晴天濃厚で、馬場が重いベクトルへ向かうというのはトップハンデ800㎏を背負う同馬にとってはマイナス材料ですが、それでも連対は確保してくれる予感がするのでフクイズミを◎とします。

 ○には04年12月と、一昨年、昨年の当レースの勝ち馬トカチプリティー。前走オープン特別を勝ってここへ挑んだ昨年と比べると勢いを欠いているのは明らかですが、休み休み使われているのも結果が残せない理由の一つでしょう。逃げてまずまずの粘りを見せた前走が復調気配を感じさせる内容でしたし、障害力を生かすタイプの馬だけに、高重量戦で馬場が重いというのも向いていると思います。

 ▲には08年度の牝馬3冠馬で、前々走の天馬賞でも勝ち馬から1.4秒しか差がなく、安定したレースぶりが光るニシキエース。メンバー中最軽量の760㎏というのは明らかに有利です。

 あとは△に近走は牡馬一線級が相手で力を出し切れていませんが、今シーズン8勝の充実ぶりは牝馬限定のここなら侮れないギャンブラークイン。あとは昨年のばんえいグランプリの4着馬で、前走の白馬賞ではフクイズミよりも早めに仕掛けて見せ場を作り、復調気配をアピールしたニシキユウ。

 ◎ フクイズミ
 ○ トカチプリティー
 ▲ ニシキエース
 △ ギャンブラークイン
 △ ニシキユウ

1/31ヒロインズカップ予想 矢野吉彦

2010年1月30日(土)

負担重量有利なエンジュオウカン

 ついこの前、正月を迎えたと思ったら、もう1カ月過ぎようとしています。いよいよばんえい競馬のシーズンは終盤戦へ。今週は、ばん馬の女王決定戦、ヒロインズカップです。

 4歳から10歳まで、8歳世代を除く各世代の"トップレディー"たちが集結しました。今週末は好天が予想されていて、力のいる馬場状態になりそう。重い重量を曳く馬には厳しい流れになるような気がします。
 今回のメンバーの中で、ニシキエースとワタシワスゴイ以外の馬は、去年のこのレースにも出走しています。そこで、去年の着順と去年と今年の重量を比べてみました。すると、去年2着だったエンジュオウカンだけが770㎏で"据え置き"。あとはすべて去年より増量されました。去年1着だったトカチプリティーや4着だったフクイズミはプラス10㎏増。3着だったペガサスプリティーは30㎏増。5着だったギャンブラークインは20㎏増です。
 それならここは、素直に"据え置き"のエンジュオウカンを買ってみたくなります。明けて9歳になったとはいえ、このところの成績は安定していますし、鈴木恵介騎手との相性も不安なし。去年のこのレースでは、フクイズミより20㎏軽い荷物で先着。今年は30㎏軽い荷物になるわけですから、これを物差しにしてもチャンス到来と言っていいでしょう。
 相手の筆頭にしたいのはニシキエース。前々走の天馬賞で740kgを曳いて勝ち馬から差のない4着に来ています。このデキなら、そこから20㎏の増量も何とかなるはずです。とにかく最軽量の760㎏は魅力的。このレースには初めて挑戦しますが、先輩勢との重量差を味方に激走してもらいたいですね。
 あとは、トカチプリティー、ギャンブラークイン、フクイズミ、ニシキユウへ。エンジュオウカンを頭にした馬単を流します。オッズ次第ではそれ以外の馬にも手広く流したいのですが......。

 ところで、今月9日の開催から発売が開始された5重勝単勝式馬券、"オッズパークLOTO"。私もほぼ毎回、ちょっとずつ購入していますが、なかなか当たりませんねぇ(そう簡単に当たらないのが当たり前?)。でも、あきらめませんよ。いつか当たることを祈りながら、これからもちょっとずつ買ってみたいと思います。みなさんもぜひご参加ください! では、今回はこのへんで。

1/31ヒロインズカップ予想 斎藤修

復調気配ニシキユウで穴を狙う

 ◎ニシキユウ
 ○フクイズミ
 ▲ニシキエース
 △エンジュオウカン
 △トカチプリティー
 △ギャンブラークイン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

1/31ヒロインズカッププレビュー

2010年1月29日(金)

 1月31日(日)のメインには4歳以上牝馬による第20回ヒロインズカップが行われます。オープン780キロから1クラス下がるごとに10キロ減、オープン馬は本年度の収得賞金150万円ごとに10キロ増という別定重量戦。フクイズミが20キロ増の800キロ、ギャンブラークインが10キロ増の790キロでの出走となります。
 フクイズミワタシハスゴイ以外の8頭は11月8日のレディースカップの出走馬。ここはそのレースを制したギャンブラークインに期待します。その後の勝ち星はオープン決勝混合で挙げた1つですが、牝馬に先着を許したのは2回で、それもフクイズミ1頭だけ。差もわずかでした。当時、0~5キロだったフクイズミとの差が10キロにひらく今回は逆転の可能性十分。4歳9月のクインカップ以来となる久々の重賞制覇に期待できそうです。
 相手筆頭はやはりフクイズミ。今回は最大40キロ差のトップハンデですが、牡馬相手に今季重賞3勝を挙げている力量からすれば、問題にしないでしょう。
 ニシキユウにとって780キロは心持ち重いですが、牝馬オープンきってのパワータイプだけに、重めの馬場が予想される今回は一発への警戒が必要です。
 勝ち切れないレース続きも牝馬同士なら実力上位のトカチプリティー、5月に行われた古馬牝馬重賞カーネーションカップを制したエンジュオウカンらが続きます。

出走表はこちら

【参考レース】
5/10 カーネーションカップ(勝ち馬:エンジュオウカン)
11/ 8 レディースカップ(勝ち馬:ギャンブラークイン)

※映像はこちら。またこれらを含めた2カ月前までの映像はすべてオッズパークにてご覧いただけます。

Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.