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重賞(特別)回顧 アーカイブ

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8/13ばんえいグランプリ回顧

2017年8月14日(月)

ニュータカラコマ渾身の逃げ切り勝ち!

 13日(日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上、ファン選抜)が行われ、単勝2番人気のニュータカラコマが優勝。北斗賞を含む4連勝を飾るとともに、重賞8勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.ニュータカラコマ 3.4
  2.センゴクエース 7.1
  3.コウシュハウンカイ 3.0
  4.オレノココロ 3.9
  5.サクラリュウ 18.9
  6.キサラキク 28.9
  7.カイシンゲキ 56.3
  8.セイコークイン 65.0
  9.フジダイビクトリー 10.6
 10.シンザンボーイ 34.7

 コウシュハウンカイ、ニュータカラコマ、オレノココロの3頭が単勝3倍台で並び、三つどもえの戦前予想。これにセンゴクエースが7.1倍、フジダイビクトリーが10.6倍で続き、実績馬が上位人気を形成しました。前日の雨により、馬場水分は1.8%。基礎重量810キロと、この馬場水分のバランスをどう見るかがカギとなりました。

 高重量戦とはいえ、さすがに選ばれた歴戦の猛者。各馬とも軽々と第1障害を越えていきます。わずかに先行したのはコウシュハウンカイで、ニュータカラコマ、キサラキク、サクラリュウもこの一角。シンザンボーイが多少遅れたものの、他の9頭はほぼ一団で進み、そのまま第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはコウシュハウンカイ。それを見てニュータカラコマ、フジダイビクトリー、オレノココロ、サクラリュウと、有力どころが仕掛けます。抜群の登坂を見せたのはコウシュハウンカイとニュータカラコマ。並んで障害を突破し、マッチレースに持ち込みます。フジダイビクトリーとオレノココロは若干手間取り、やや離れた3番手で並んでクリアしました。
 障害を下りてから、ニュータカラコマが若干のリードを奪いますが、コウシュハウンカイもしぶとく食い下がります。残り10メートルを切ったところで、ニュータカラコマの脚いろが鈍りましたが、追うコウシュハウンカイも伸びは今ひとつ。結局、半馬身ほどのリードを保って、ニュータカラコマが先頭でゴールを果たしました。コウシュハウンカイから2秒離れた3着にはオレノココロが入り、上位人気3頭の決着となりました。

 今季初戦こそ5着に敗れたニュータカラコマでしたが、その後は8連続3着以内。しかも目下4連勝で、多少馬場が重くなっても踏ん張り切れている近況からも、今の充実ぶりは明らかです。これなら重量を積まれても大きく崩れることはなさそうで、引き続き重賞戦線での活躍が期待できそうです。
 一方、コウシュハウンカイは今季6連続連対で、4戦続けての2着。勝ちきれないもどかしさはありますが、堅実に走れているのも確かです。今後も持ち前のセンスの高さに期待したいと思います。
 オレノココロは障害で手間取ったというのもありますが、今回は馬場も味方しなかった印象。しまいの伸びは悪くなく、力の要る馬場になれば、いくらでもチャンスはあるでしょう。

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藤野俊一騎手「暑さにも負けず調子を上げてきて、勝つことができました。昨日からの雨もニュータカラコマにとっては良かったと思います。第2障害を降りたあたりで勝利を確信できる手ごたえでしたが、ゴール前では辛抱してくれと願いながら騎乗しました。これからもハンデが辛いかと思いますが頑張ります」

7/30ばんえい大賞典回顧

2017年7月31日(月)

カネサスペシャル三冠初戦を制す!

 30日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝最低人気のカネサスペシャルが優勝。半兄にカネサブラックをもつ良血馬が3度目の重賞挑戦でタイトルを獲得し、3歳三冠の初戦を制しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.センショウニシキ 9.9
 2.カネサスペシャル 56.5
 3.ウンカイタイショウ 6.3
 4.メジロゴーリキ 6.1
 5.マツカゼウンカイ 29.6
 6.コウシュハサマー 2.8
 7.ホクショウムゲン 13.9
 8.ミノルシャープ 2.8

 ともに5連勝中と勢いに乗るコウシュハサマーとミノルシャープが1番人気。堅実なレースぶりを見せるメジロゴーリキとウンカイタイショウが続き、5番人気のセンショウニシキまでが単勝ひと桁台。例年、一筋縄ではいかないレースだけに、割れ加減の人気となりました。

 馬場水分0.9%のなか、砂煙を巻き上げて8頭が第1障害を突破。メジロゴーリキが先頭を奪い、コウシュハサマー、ミノルシャープの人気2頭がこれを追走。ウンカイタイショウもこの一角で進み、中間点を通過。やや縦長の展開で進みます。ホクショウムゲン、カネサスペシャル、センショウニシキあたりは様子を見るように中団位置を追走するかたちで、勝負どころの第2障害を迎えました。
 ひと呼吸置いて、最初に仕掛けたのはメジロゴーリキ。コウシュハサマー、ミノルシャープなど、先行勢が早めに仕掛けます。なかでもメジロゴーリキが抜群の登坂を見せ、先頭で突破。コウシュハサマーはいったんヒザをつきかけたものの、立て直して2番手でクリアしました。ミノルシャープは2度のヒザ折りを喫して手間取り、その間にカネサスペシャルが3番手で障害を下りていきました。
 いったんはコウシュハサマーに追いつかれたメジロゴーリキでしたが、残り30メートル付近から二枚腰を発揮し、再度1馬身ほどリード。しかし、代わって伸びてきたカネサスペシャルに次第に追い詰められる格好となります。そして、積極的なレース運びが響いたか、残り10メートルで痛恨のストップ。その間にカネサスペシャルが先頭に躍り出て、そのままゴールまで荷物を運び切りました。立て直したメジロゴーリキが2着で、3着にコウシュハサマー。障害で苦戦を強いられたミノルシャープは4着に敗れました。

 近況が今ひとつだったこともあり、今回は8頭立ての8番人気だったカネサスペシャルでしたが、ヤングチャンピオンシップで2着に食い込んだ実績からも、世代上位の力の持ち主。確かにハンデ差や、力の要る馬場で人気馬が積極的に運ぶレース展開が有利に働いたのもありますが、この大舞台で勝ち切ったあたり、底力と血統の奥深さを感じさせます。今後の成長次第で、さらにタイトルを積み重ねる可能性もありそうです。

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大河原和雄騎手「近走は展開が早いレースが多く、好成績を残せない時もありましたが、馬の反応はいつもよかったので、時計がかかる状況ならどうにかなると思っていました。第2障害を越えた時には勝てそうだと手応えを感じました。重量も馬場も重かったのでスムーズにいけましたね。馬の今後の成長を願いつつ、また頑張ります」

7/16北斗賞回顧

2017年7月17日(月)

ニュータカラコマが粘り切る!

 16日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のニュータカラコマが優勝。近況の充実ぶりを見せつけ、このレース3勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.アスリート 125.7
  2.キサラキク 19.6
  3.センゴクエース 8.1
  4.フジダイビクトリー 12.0
  5.ニュータカラコマ 3.8
  6.サクラリュウ 31.0
  7.コウシュハウンカイ 3.5
  8.オレノココロ 2.5
  9.セイコークイン 44.9
 10.カイシンゲキ 119.5

 オレノココロが2.5倍の1番人気に推されましたが、以下センゴクエースまでの4頭が単勝ひと桁台。これらにキサラキクやフジダイビクトリーがどこまで食い込めるかという戦前予想になりました。

 小雨模様で、馬場水分2.1%のなかスタート。湿った状態とはいえ、この時期としては重めの荷物だけに、各馬ゆったりと進みます。ニュータカラコマ、キサラキク、セイコークインあたりが先行し、オレノココロは後方から機をうかがう展開となりました。
 ただ、第2障害は各馬とも早めの仕掛け。ニュータカラコマ、サクラリュウ、フジダイビクトリー、コウシュハウンカイが一斉に障害を駆け上がります。なかでも抜群のかかりを見せたのはニュータカラコマで、障害巧者の面目躍如。先頭で障害を下り、逃げ切りを図ります。1馬身ほどの差でフジダイビクトリーが続き、コウシュハウンカイも並んで突破。サクラリュウ、センゴクエースも勝負圏内でクリアしました。オレノココロから離された6番手と、苦しい展開。
 しまいに多少の不安を残すニュータカラコマにとっては、ここからが正念場。それでも軽めの馬場を味方に末脚を伸ばし、後続との差を保ったまま残り10メートルを迎えます。若干脚いろが鈍り、外からコウシュハウンカイが迫ってきたものの、なんとか先頭で荷物を運び切り、昨年に続く連覇、そして同レース3勝目を果たしました。2着はコウシュハウンカイで、3着には積極的な競馬を見せたフジダイビクトリーが入線しました。

 ニュータカラコマはこれが重賞7勝目。手綱をとった藤野俊一騎手も話したとおり湿った馬場が味方したのは確かですが、障害力を発揮して逃げ切った内容はこの馬の真骨頂で、今の状態の良さがうかがえました。今後もスピード優先の馬場となれば、強さを発揮してくれるに違いありません。

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藤野俊一騎手「今日降った雨はこの馬にとって良かったです。道中の位置取りは前の方をとれていましたし、障害を越えてからも後続は気になりませんでした。馬場が味方してくれたと思います。来月はばんえいグランプリがありますので、たくさんの人に競馬場に来てもらいたいです」

7/2柏林賞回顧

2017年7月 3日(月)

マルミゴウカイが世代王者の力を示す!

 2日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝1番人気のマルミゴウカイが優勝。昨年の3歳二冠馬が世代上位の力を示し、重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.ツルイテンリュウ 75.3
 2.ホクショウディープ 2.5
 3.タフガイ 10.4
 4.ホクトノホシ 46
 5.アラワシキング 47.1
 6.マルミゴウカイ 1.5
 7.プレザントウェー 18.1
 8.アアモンドヒューマ 48.9
 9.フウジンライデン 競走除外

 フウジンライデンが競走除外となり8頭の争い。昨年二冠を制し、ばんえい菊花賞でも2着、直前のライラック賞も制して波に乗ってきたマルミゴウカイが、最重量の720キロでも1番人気となりました。前走のA1戦で3着に健闘したホクショウディープが2.5倍で続き、ほぼ一騎打ちムード。すずらん賞を勝っているタフガイが10.4倍と、離れた3番人気となりました。

 馬場水分は0.6%と力のいる状態。道中はホクショウディープ、アラワシキング、マルミゴウカイ、プレザントウェーあたりが先行しますが、ゆったりとした流れで進みます。タフガイもこの一角で進み、5頭が並んだ状態で第2障害を迎えました。
 最初に動いたのはアラワシキングで、天板に脚をかけるところまで一気に登りましたが、ここで痛恨のヒザ折り。その隙をつくように、ひと呼吸入れてから仕掛けたホクショウディープとマルミゴウカイが一気に障害を登り切り、並んで最後の平坦路に向かいます。立て直したアラワシキングが3番手、タフガイもその直後に続きますが、先頭の2頭にはだいぶ水をあけられる展開となりました。
 先頭の2頭は手に汗を握るたたき合いを演じますが、残り20メートル付近でホクショウディープの脚いろが鈍り、さらに10メートル標識手前でストップ。これで決着がつき、最後までしっかり歩き切ったマルミゴウカイが、貫禄の重賞3勝目を挙げました。ホクショウディープはゴール前でも脚を止め、14秒差の2着。激しくなった3着争いは、障害5番手から追い上げたプレザントウェーに軍配が上がりました。

 トップハンデのマルミゴウカイが、世代トップの力を見せつけて勝利。障害を越えてからもしっかりした脚どりで、重量や馬場をものともしない、圧巻のレース運びでした。今季は4歳限定戦ばかりを使われていますが、今のデキの良さなら、年長馬相手のオープンでも通用しそうな印象。さらなる活躍が期待できそうです。

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藤本匠騎手「トップハンデでしたが、後手に回らないように他の馬と鼻を合わせていけるよう頑張りました。第2障害ではためをきかせながらうまく越えてくれて、ホクショウディープとの競り合いなりましたが、馬の調子もかなり良く、自分の馬が一番強いと信じながら騎乗しました。これだけのハンデで勝つということはかなり期待されるので、厩舎サイドと連携を密にとりながら次の重賞を目指して頑張ります」

6/18旭川記念回顧

2017年6月19日(月)

オレノココロが末脚を発揮!

 18日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。ばんえい十勝オッズパーク杯で2着に敗れた雪辱を、ここで果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.フジダイビクトリー 6.6
 2.キサラキク 48.9
 3.コウシュハウンカイ 4.7
 4.オレノココロ 1.8
 5.ニュータカラコマ 9.5
 6.セイコークイン 47.3
 7.カイシンゲキ 136.6
 8.アスリート 121.2
 9.センゴクエース 5.5

 前走快勝の順調ぶりも買われたか、昨年のばんえい記念を制したオレノココロが断然の1番人気。10キロ余計に積まれているものの、ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイがこれに続き、素質馬センゴクエースが3番人気。以下フジダイビクトリー、ニュータカラコマと実績馬が続く戦前予想で、戦いの火ぶたが切られました。

 馬場水分は1.3%と乾いた状態で、砂煙を上げながら第1障害を突破。フジダイビクトリー、セイコークインあたりが先行しますが、9頭とも差なく中間点を通過していきます。そこから若干ばらつきはじめ、セイコークインが第2障害下に先頭で到着。コウシュハウンカイ、ニュータカラコマといった順で勝負どころを迎えました。
 最初に仕掛けたのはセイコークイン。コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、ニュータカラコマ、オレノココロも追うようにして登坂を開始します。なかでも掛かりが良かったのはコウシュハウンカイで、先頭で障害を突破します。2番手でニュータカラコマが続き、オレノココロが3番手でクリア。以下キサラキク、セイコークインの順で障害を下りていきました。
 先頭のコウシュハウンカイも懸命に脚を伸ばしますが、じわじわとニュータカラコマが接近。さらにオレノココロも差を詰めにかかります。そして残り10メートル付近で先行2頭の脚いろが鈍り、間を割るようにしてオレノココロの末脚が一閃。重い馬場に苦しむ2頭をゴール寸前でかわし、初の旭川記念制覇を果たしました。わずか0秒7差の2着にコウシュハウンカイ、さらに2秒2差の3着にニュータカラコマが入りました。

 オレノココロはこれが重賞14勝目で、旭川記念のタイトルは初めて。今回も障害でヒザを折る面を見せましたが、持ち前の末脚をフルに発揮して勝利をつかみとりました。700キロ台のスピードレースにも対応できるオールラウンダー。今シーズンも活躍がおおいに期待できそうです。

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鈴木恵介騎手「第2障害ではひと腰目があまり入らず、天板でも少しヒザをついてしまいました。障害を下った時には先頭との距離があり、追いつけるかわかりませんでしたが、徐々に先頭に勢いがなくなって、うまくいけば届くかもしれないと思いました。最後に差し切れたのは自分の力だけでなく、オレノココロのおかげです」

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