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1/3天馬賞予想 斎藤修

トップハンデでもマルミシュンキ

 新設の天馬賞には、満を持してマルミシュンキが出てきた。通算17戦16勝で、狙った重賞を確実に獲りにきているような感じだ。レースを選んで使われているため、これまでは別定重量が重くなることはなかったが、今シーズンは柏林賞を制していることもあり、現在の格付けはメンバー中最上位の700万未満。クラス別定のここは、ナカゼンスピード、ホクショウダイヤとともにトップハンデとなった。最軽量馬とは30キロ(牝馬とは40キロ)のハンデ差がつき、マルミシュンキにとっては初めての試練となるかもしれない。ただ、前走ここを目指しての復帰戦となった混合700万特別は、先頭で障害を越えると、後続を寄せつけずの圧勝だった。そのレースでは2着のホクショウダイヤより15キロ軽かったのに対し、今回は同じ770キロを曳くことになるが、それ以上の力差はあると思わせるレースぶりだった。今回もマルミシュンキが本命。
 相手は近走好調の馬から、まずはニシキセンプー。前々走、4歳オープンの10着を別とすれば、近5走の600万や700万の条件戦で3勝、2着2回とほぼ完璧な成績。これでトップハンデより10キロ軽い重量は有利だろう。
 前走の白馬賞で見せ場たっぷりの2着だったニシキユウもトップハンデと40キロ差なら期待できそうだ。ちなみに3歳時のばんえい大賞典も最軽量ハンデでの勝利だった。
 もう1頭の牝馬エメラルドも、9月の銀河賞から10戦していずれも4着以内と堅実に走っている。
 マルミシュンキから馬単と馬連複で流す。
 ◎マルミシュンキ
 ○ニシキセンプー
 ▲ニシキユウ
 △エメラルド

1/2帯広記念予想 矢野吉彦

2007年12月31日(月)

アンローズの2着づけで

 ばんえい競馬ファンのみなさん、明けましておめでとうございます。おかげさまで平成20年度の継続が決まったばんえい競馬。永続への道はまだまだ険しく、安閑とはしていられません。今年もみなさんのさらなる応援をよろしくお願いします。
 さて、1月2日はお正月の名物レースとなった帯広記念。今年は史上初めて全国の地方競馬場で場外発売されます。新年早々ズバッと当てて、いいスタートを切りたいですね。

 今回は、去年11月の北見記念出走組9頭にスターエンジェルを加えたメンバー構成。その北見記念では、5歳馬(明け6歳馬)が1~3着を独占し、世代交代を感じさせる結果となりました。でも、トモエパワー、ミサイルテンリュウといった古豪も、900キロを引く高重量戦となれば地力で巻き返せるはず。とても楽しみな一戦です。
 私の狙いは、ちょっとヒネってアンローズから。ご存知のように未勝利の帯広コース、しかも870キロの高重量ということで、どう考えても勝ち負けに持ち込むのは難しそうです。とはいえ、前々走で5.6秒差、前走で1.3秒差と勝ち馬からの着差を詰めてきており、ようやく苦手コースを克服にメドが立ち始めた感じもチラホラ。西弘美騎手への手替わりが吉と出ているのでしょうか。今回好走すれば次は人気になってしまいそうなので、一歩早く狙っておきます。女傑復活への応援馬券と行きましょう。
 ただし、いきなり勝つまでは望みません。馬券はアンローズを2着にしての馬単です。頭に買うのはトモエパワー、ミサイルテンリュウに6歳馬トリオ=ナリタボブサップ、カネサブラック、スーパークリントンの5頭。アンローズの複勝がつくようだったら、3着になったときの押さえとして買っておきます。

 そうそう、12月24日のAiba札幌駅前、28~30日の大井競馬場ふるさとコーナーでの場立ち予想会には大勢の方々にお集まりいただき、ありがとうございました。2日は川崎競馬場で荘司典子さんとトークショーをやりますので、こちらもどうぞよろしく。では、また明日、第1回天馬賞の予想で。

1/2帯広記念予想 斎藤修

高重量戦ならやはりトモエパワー

 さて、帯広記念だ。
 ばんえい記念を占う上で最も重要な一戦。昨年もここで重賞初制覇を果たしたトモエパワーが一気にばんえい記念制覇まで上り詰めた。
 帯広記念での連対馬はばんえい記念でも有力となるが、連がらみできなくてもトップハンデでいいレースをすればばんえい記念でも期待がもてる。ただ、今年はトップハンデといっても10キロ(牝馬とは30キロ)しか変わらないのでそこをどう判断するか。
 しかし、29日の雪の馬場はすごかった。第2障害の手前でも止まらず、40秒台から50秒台の決着。一昨年ミサイルテンリュウがこのレースを勝ったときも大雪だった。この時期だけに馬場状態が重要になるが、ピンポイントの週間予報を見ると、ずっと晴れのようなのでそこそこ馬場は回復して重くなると判断して予想する。
 このくらいの高重量戦になると、近走の結果がどうとかより、重量をこなせるかどうかがポイントになる。となると、やはりトモエパワーが中心になる。今、ほんとうに高重量をこなせるのはこの馬だけだろう。
 相手にはシンエイキンカイ。この馬も高重量ならという馬。06年5月以来しばらく勝ち星から遠ざかっていたが、昨年10月と12月にオープン戦を勝ってここのところ好調なだけに期待できそうだ。
 早めに障害を越えてゴール前どこまでもつかというミサイルテンリュウも展開次第では逃げ切りもある。
 帯広で勝ち星ながいといっても、2着3着はあるアンローズも押さえる。
 北見記念で台頭した5歳勢3頭だが、ここまで一気に突き抜けるほどとは思えない。連下があるとすれば890キロのスーパークリントンだろう。
 ◎トモエパワー
 ○シンエイキンカイ
 ▲ミサイルテンリュウ
 △アンローズ
 △スーパークリントン
 ただ、馬場が軽いままでスルスルと逃げ切りが決まるようならミサイルテンリュウを本命に格上げし、シンエイキンカイは無印。ナリタボブサップ、カネサブラックにもチャンスがでてきそうだ。

12/24ばんえいダービー予想 矢野吉彦

2007年12月23日(日)

今度こそアローファイター

 アッと言う間に今年も年末。24日は、今年最後の重賞、ばんえいダービーが行われます。前回も書きましたが、今年の重賞レースは一筋縄では収まらず、当コラムの予想も悪戦苦闘続きでしたね。それだけに、ばんえいダービーも一波乱ありそうな雰囲気。さぁ、どうやって馬券を買いましょうか?

 ばんえいダービーがこの時期に行われるようになって3年目。過去2年の優勝馬2頭は、ばんえい大賞典とばんえい菊花賞でともに3着以内に好走していた馬。2着馬2頭も、そのどちらかのレースで3着以内に入っていました。
 今回はこのデータを頼りにします。そうすると、実にカンタンに買い目が決まっちゃうんです。まず、今年の優勝候補は大賞典3着、菊花賞2着と、両レースともに3着以内に好走しているアローファイター1頭だけ。ほかに両レースとも3着以内という馬はいません。で、2着候補はプリンセスモモ、コーネルフジ、ミサキスペシャル、シベチャタイガーの4頭。馬券はアローファイターを軸にあとの4頭へ馬単でいいわけです。これで物足りなければ、直前のばんえいオークスで上位に入ったニシキガールとエリザベスライデンを2着の押さえに加えておけば万全でしょう。
 ばんえい菊花賞でアローファイターをマークしてこれを負かしたシベチャタイガーが、このところの古馬混合戦でもたついていますので、今度こそ頭はアローファイターでいいと思うんですけど。

 さて、24日、私は古林センセイと一緒に、Aiba札幌駅前で場立ち予想会を開催します。午後2時半頃から最終レースまで、頑張って予想しますので、札幌周辺の方はお誘い合わせの上Aiba札幌駅前にお集まりください。
 さらに、年末28~30日大井競馬場のふるさとコーナーでも同様のイベントを開催。これには、テレビやマスコミでおなじみのゲストも日替わりで多数参加してくれる予定です。
 そして、新年1月2日の帯広記念は全国の地方競馬場で場外発売が行われます。私は川崎競馬場で予想トークショーをやります。年末年始はばんえいにドップリ浸かることになりそうです。こりゃぁ気合いを入れて馬券を当てないと!
 では、今年はこのへんで。あとはAiba札幌駅前と大井競馬場ふるさとコーナーでお会いしましょう!

12/24ばんえいダービー予想 斎藤修

2強に割って入るニシキガール

 さて、3歳三冠目のばんえいダービー。
 二冠目の菊花賞は、真っ先に仕掛けたのはアローファイターだったが、続いたシベチャタイガーとほぼ同時に障害をクリア。アローファイターがややリードしたまま2頭が後続を離してのマッチレースとなり、最後にシベチャタイガーが差し切った。
 菊花賞よりも負担重量が30キロ重くなるが、定量戦であることは変わらない。ほぼ同じメンバーでの再戦となるだけに、再びシベチャタイガーとアローファイターの一騎打ちとなるのか。それとも2頭に割って入る馬がいるか。このあたりが焦点となりそうだ。
 おそらくこの2頭の組合せに人気が集中するだろうから、やはりそこに割って入る馬がいないと面白くない。というところから考えてみることにする。
 ここで一角崩しは、ばんえいオークスで復活なったニシキガールと見る。菊花賞は、2頭の決着から30秒近くも離された7着と惨敗。しかしその後250万未満を勝って臨んだばんえいオークスでは、菊花賞で先着されていたプリンセスモモやエリザベスライデンらに大きく差をつけての圧勝。確実に調子を上げていると見ていいだろう。
 穴なら、メンバー中唯一ばんえい菊花賞に出走していなかったエビスオニワカ。前走は7着に敗れているが、そこまでは150万未満から200万未満まで4連勝。12戦連続で連対していて、まだ底を見せていないと見るべきだろう。
 ミサキスペシャル、プリンセスモモまでが連下候補。
 シベチャタイガーからの流しではあまりつきそうもないので、ニシキガールからも流す。
 ◎シベチャタイガー
 ○ニシキガール
 ▲アローファイター
 △エビスオニワカ
 △ミサキスペシャル
 △プリンセスモモ

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