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7/23北斗賞予想 古林英一

両巨匠に挑戦!(北斗賞の巻)

 さあ、よいこのみなさん、お歌の時間ですよ~♪「おなかのへる歌」の節で元気よく歌いましょうね~。みなさん、いいですかあ、さん、はいっ!
     どうしておかねがへるのかな?
     いわみざわにいくからへるのかな?
     Aibaにいくからへるのかな?
     やのさん、さいとうさん、ほくとしょうのかちうま、おしえてね

 最近、小生はカラオケにいくたびにこの歌を歌っているのである。道営バージョン、中央競馬バージョン、競輪バージョン、etc...歌詞はいろいろあるのである。
 さて、あほな歌を歌っている場合ではない。今回は北斗賞である。先週「BANBA王」で矢野師匠がおっしゃっておられように、サダエリコとミサイルテンリュウの一騎打ちムードが濃厚である。確かに、打倒・スーパーペガサスの一番手の座を争っているのはこの両馬だといっていいだろう。
 2002年から2004年にかけて北斗賞はスーパーペガサスが3連覇(ただし2002年は5月に旭川で施行)。昨年は1番人気のスーパーペガサスが6着に沈んで、サダエリコ(3番人気)→ミサイルテンリュウ(6番人気)となって、馬複7,410円、馬単18,220円の大波乱。その大波乱のサダエリコとミサイルテンリュウが今年の主役2頭であるというのだから、まさに「諸行無常の響きあり」ですな。
 小生、アンローズで勝負と思っていたのに、期待のアンローズは回避。出走馬確定の段階で既に予想をはずしてしまっている小生なのである。改めて出走表を眺めると……うーん、どう考えてもこの2頭で決まりそうである。だが、しかし、大穴が出るのはこういうときなのである。人の行く道の裏に道あり、花の道。敢えて世間に逆らってこそ大輪の花が咲くというもの。
 そこで、小生は、トモエパワー、ミサキスーパー、ヨコハマボーイ、ホクトキングの4頭馬単ボックスで高配当を狙う!……と、ここでは宣言するが、勝負度胸の無さでは人後に落ちない小生のことだから、多分、サダエリコから上記4頭へ馬単裏表流しなんぞも買ってしまうことだろう。
 斎藤・矢野両巨匠、ほんとにサダエリコ・ミサイルテンリュウしかないのでしょうか?

7/23北斗賞予想 斎藤修

どちらが勝つかというレース

 登録の段階ではサダエリコとミサイルテンリュウとアンローズの3頭で馬券的にどうやって狙おうかと連日連夜寝る間も惜しんで考えていたのだが(ウソです)、残念ながら岩見沢得意のアンローズが回避してしまった。
 となれば、ここは旭王冠賞1、2着のサダエリコとミサイルテンリュウのどちらが勝つかというレースでしかたのない感じ。昨年の北斗賞もこの2頭の決着でサダエリコが勝った。
 7月2日のマロニエ賞では、重量差が15キロとなり、ミサイルテンリュウが勝って、間にアンローズを挟んでサダエリコは3着だった。
 ならば20キロ差に戻るここはサダエリコの勝ちだろうというのが普通の考え方かもしれないが、ミサイルテンリュウにしてみれば重賞でいつもいつも負けてるわけにいかないだろうというあまり根拠のない理由でこちらを本命にする。もう何度も書いたり言ったりしてるような気もするが、帯広記念を勝ったときから今年はこの馬の年になるだろうと思ったという心情的理由もある。
 2頭以外では、前走ビッグウエイトカップを勝ったヨコハマボーイ、旭王冠賞3着のミサキスーパーということになる。

 ◎ミサイルテンリュウ
 ○サダエリコ
 △ヨコハマボーイ
 △ミサキスーパー

 印は一応ここまでつけたが、ミサイルテンリュウとサダエリコが本命対抗では手は伸ばせないだろう。馬券は、◎→○の馬単を厚く買い、押さえはオッズを見て○→◎の馬単か◎-○の馬連複を元返しになる程度に。△までは買えないと思う。

 以下は余談。
 今シーズン旭川で2、6着の王者スーパーペガサスは今回は登録すらなかった。
 出走することのできる古馬の重賞はすべて制し、賞金1億円も達成したスーパーペガサスにとって、もはや目標はばんえい記念5連覇だけなのだろう。強いて言えば帯広記念をもう一度勝てば、古馬の重賞すべてを2勝以上というとんでもない記録となる。
 引退レースとなるであろうばんえい記念までにあと何回出走するかわからないが、一走一走が見逃せないレースとなることは間違いない。

6/11旭王冠賞予想 矢野吉彦

2006年6月10日(土)

サダエリコから馬単流しで

 先週の旭川記念は取りあえず予想的中。オッズがわからない段階での予想ですから、12点買いで10.5倍の配当でも勘弁してください。でも、斎藤編集長のカネサブラック◎はお見事でした。
 実は私も、インターネットテレビGyaOのばんえい競馬中継「BANBA王」では、カネサブラックを注目に挙げたんですよ。一方、番組で解説と予想をやっているホースニュース馬のチーフトラックマン・小寺雄司サンの注目馬はスーパークリントン。つまり、2人の注目馬同士で決まったわけです。さらに翌日の嵐山特別では、小寺サンの注目馬キョウエイボーイが1着で、私の注目馬シャトルクイーンが2着。2日続けて、絵に描いたような見事な結果になりました。2人の予想、もう絶好調です。そうそう、前半のレースで解説を担当している競馬ブックの定政紀宏サンの予想も安定感抜群。東スポにも書いちゃいましたが、今や「BANBA王」は、“日本で一番予想が当たる競馬番組”となりつつあります。まだ見てない方、ぜひご覧下さい!

 前置きはこのくらいにして、旭王冠賞の予想を。古林センセイも“参戦”してきましたので、気合いを入れて予想します。センセイもおっしゃるとおり、スーパーペガサスの回避は残念ですが、好メンバーが揃ったと思います。ここは、牡馬780キロ、牝馬760キロの定量戦。今回のメンバー中、トモエパワーとタケタカラニシキ以外の7頭は、この目方以上のソリを引いて連対したことがあります。ただし、スターエンジェルとトカチプリティーは牝馬限定戦での実績があるだけ。となると、やはりここでは、高重量戦で実績のあるヨコハマボーイ、サダエリコ、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウ、ミサキスーパーの中での勝負だと思うんですけど。
 ならば、前走のポテト特別を快勝、2連勝中の成長株・ミサイルテンリュウを軸にするのが無難なところ。古林センセイもその作戦ですね。私もそうしようかな、と思っていたんですが、ちょっと気持ちが変わってきました。ここへ来てようやく走る気を取り戻してきたサダエリコに惹かれているからです。高重量との戦いとなるばんえい競馬のオープン馬が、一度調子を崩したら立て直すのは並大抵のことじゃないでしょう。スーパーペガサスだってそうなんですから。ましてサダエリコは牝馬。フツウの競馬でも、牝馬は格より調子と言われています。ところが、ここ2戦のサダエリコはいい感じ。軽い重量とはいえ前々走のオープン戦に勝って“勝ち味”を思い出し、ポテト特別ではあの追い込み。その気になってきた、ってことですよ。今回は荷物が重くなりますが、その分、前走よりユッタリ流れるので、第2障害もジックリ攻められるはず。年上の牡馬相手に高重量戦で上位争いをしてきたこの馬にとっては、こなせない荷物じゃありませんからね。
 ヨシッ、ここはサダエリコから馬単を流します。相手はヨコハマボーイ、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウ、ミサキスーパー。センセイと同様、サダエリコとミサイルテンリュウは表裏の馬券を。たぶん、ミサイルテンリュウが1番人気になるでしょうから、この馬を外した馬券はオッズ次第では馬複でもいいと思います。そうそう、センセイとは逆に、タケタカラニシキには「もう少し経験を積んでから来てね」と言っておきましょう。

 残念ながら11日は、甲子園で阪神対西武戦の実況(NACK5)があるので旭川には行けません。センセイや斎藤編集長との“直接対決”はできませんので、あしからず。おっと、ちょっと気合いを入れて書いたら、ずいぶん長くなっちゃいました。もうこのへんにしておきます。では、みなさん、頑張って下さい!

6/11旭王冠賞予想 斎藤修

勝ってもらわなくては困るミサイルテンリュウ

 先週の旭川記念だが、てっきりカネサブラックが1番人気になるものと思って馬連複で弱気に勝負したらトリガミになってしまった。スーパークリントンがあんなに人気になっていたのならカネサブラック頭の馬単にしたのに……。この日は佐賀競馬場に行くため前日から博多に泊っていて、朝のうちに馬券を仕込んだので、オッズは見られず……って、負け惜しみなんですが。
 とはいうものの、「矢野さんとぼくの予想が重なるところを買うとけっこう当たる」という、昨シーズンからのいい流れが今シーズンも続いていて一安心。

 さて、旭王冠賞。スーパーペガサスが出てきてくれず、ペガサスを切って勝負をしようと思っていたので、馬券的には妙味が薄れてちょっと残念。
 ここは、おそらく1番人気は間違いないであろうミサイルテンリュウを素直に狙う。
 帯広記念勝ちは雪の軽馬場に助けられた感があったが、その後のチャンピオンカップでも2着と好走したのにはちょっと驚いた。これを見て、次世代のチャンピオンに成長するのはこの馬だろうと決めた。なのでペガサス不在のここは勝ってもらわなくては困るのだ。
 相手は絞らなければならない。
 出走馬9頭中7頭が、前走ミサイルテンリュウが勝ったポテト特別の再戦となる。
 まずはタケタカラニシキ。ポテト特別では、2着のトカチプリティーとほぼ同時に障害をクリアし、最後まで粘って3着。昨年旭川記念を制し、今年5歳のこの馬も次代への期待がかかる。
 もう1頭は、シンエイキンカイ。一昨年このレースを4番人気で制していて、この馬は人気を落としたときに狙って妙味がある。
 馬券はここまで。馬券から外す馬たちもそれなりの理由づけはある。
 前走ポテト特別でミサイルテンリュウの2着と好走したトカチプリティーだが、牡馬相手の760kgでは厳しい。
 サダエリコの勝負はここではなく、岩見沢以降だろう。
 ばんえい記念3年連続2着のミサキスーパーだが、勝負はこの時季ではない。
 ヨコハマボーイは、旭川コースにあまり実績がなく、調子もあまり上がっていない。
 今シーズン開幕の帯広開催から好調のトモエパワーだが、さすがにこのメンバーでは荷が重い。
 ◎ミサイルテンリュウ
 ○タケタカラニシキ
 ▲シンエイキンカイ
 ミサイルテンリュウが頭の馬単なら馬連複とそれほどオッズは変わらないだろうから、ミサイルテンリュウから馬連複で2頭に流す。

 冒頭で「今シーズンもいい流れ」と書いておきながら、いきなり矢野さんと買い目が重なるところがない。さて、結果はいかに?

6/11旭王冠賞予想 古林英一

2006年6月 9日(金)

BG1の旭王冠賞は予想しますっ!

 身の程知らずにも、斎藤・矢野両大巨匠に挑戦状です!

 スーパーペガサスで堅いと思いつつも敢えてスーパーペガサスをはずして勝負っ!と思っていたのが、スーパーペガサスは回避。さらにちょいと期待していたエンジュオウカンまで回避。スーパーペガサスをはずして小生が◎に抜擢したのが、ここのところ躍進著しい(と小生は思っているのですが)ミサイルテンリュウ。ペガサスが回避なら、迷うことなく、ミサイルテンリュウで鉄板っ! アタマは硬い! 銀行馬券!

 相手には、牝馬に分の悪いこのレースではありますが、復調なったと信じて想いを寄せたものの、前回ポテト特別では小生の熱い想いを受け止めてくれなかったサダエリコに再度期待。ヨコハマボーイ、ミサキスーパーの両馬は、ストップ・ザ・スーパーペガサスの期待をかけ続けたのに、ことごとく小生の裏切ってくれたので、もう見放しちゃるわい。

 他に注目したいのは、一番若いタケタカラニシキ。スーパーペガサスが初めてこの旭王冠賞を勝ったのが2001年で、このときペガサスは5歳。アキバオーショウ、サカノタイソン、グレイトジャイナー、シマヅショウリキ、クシロキンショウといった居並ぶ古豪を破って初制覇。2着になったのがさらに若いシンエイキンカイ。そのシンエイキンカイ君には、この際、ご遠慮願います。「今回のところは若いもんに花を持たせて」とパドックで懸命の説得につとめることにします。ということで、タケタカラニシキに▲です。馬は一番若いが騎手は一番ベテランの坂本騎手というのも、なかなか素敵な組み合わせじゃないですか。他にはずっと追いかけているトカチプリティーと、山仕事体験でお世話になった久末さんの生産馬スターエンジェルを応援します。

 まとめますと、

 ◎ミサイルテンリュウ
 ○サダエリコ
 ▲タケタカラニシキ
 △トカチプリティー
 ×スターエンジェル

 ということですが、馬券的には、オッズと相談しながら、ミサイルテンリュウ=サダエリコの馬単裏表を大本線に、ミサイルテンリュウからタケタカラニシキに裏表(裏は少々)、ミサイルテンリュウから裏を返さず、トカチプリティーに少々。スターエンジェルは応援馬券で複勝を……うう、我ながらせこい(>_<)

 斎藤・矢野両巨匠、旭川の現地にていざ勝負!

【おまけ】
 ついでにはずしたときのいいわけも記しておきます(ここらが小生の謙虚なところですな)。「確かに鉄板やったんやけど、錆びて穴があいてたんや~」。「確かにアタマは硬かったんやけど、レースのアタマじゃなくて、ワシのアタマが硬かったんですわ~」。「確かに銀行馬券やったんやけど、北海道拓殖銀行馬券やったんですわ~」。どうです、このいいわけは?

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