サダエリコから馬単流しで
先週の旭川記念は取りあえず予想的中。オッズがわからない段階での予想ですから、12点買いで10.5倍の配当でも勘弁してください。でも、斎藤編集長のカネサブラック◎はお見事でした。
実は私も、インターネットテレビGyaOのばんえい競馬中継「BANBA王」では、カネサブラックを注目に挙げたんですよ。一方、番組で解説と予想をやっているホースニュース馬のチーフトラックマン・小寺雄司サンの注目馬はスーパークリントン。つまり、2人の注目馬同士で決まったわけです。さらに翌日の嵐山特別では、小寺サンの注目馬キョウエイボーイが1着で、私の注目馬シャトルクイーンが2着。2日続けて、絵に描いたような見事な結果になりました。2人の予想、もう絶好調です。そうそう、前半のレースで解説を担当している競馬ブックの定政紀宏サンの予想も安定感抜群。東スポにも書いちゃいましたが、今や「BANBA王」は、“日本で一番予想が当たる競馬番組”となりつつあります。まだ見てない方、ぜひご覧下さい!
前置きはこのくらいにして、旭王冠賞の予想を。古林センセイも“参戦”してきましたので、気合いを入れて予想します。センセイもおっしゃるとおり、スーパーペガサスの回避は残念ですが、好メンバーが揃ったと思います。ここは、牡馬780キロ、牝馬760キロの定量戦。今回のメンバー中、トモエパワーとタケタカラニシキ以外の7頭は、この目方以上のソリを引いて連対したことがあります。ただし、スターエンジェルとトカチプリティーは牝馬限定戦での実績があるだけ。となると、やはりここでは、高重量戦で実績のあるヨコハマボーイ、サダエリコ、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウ、ミサキスーパーの中での勝負だと思うんですけど。
ならば、前走のポテト特別を快勝、2連勝中の成長株・ミサイルテンリュウを軸にするのが無難なところ。古林センセイもその作戦ですね。私もそうしようかな、と思っていたんですが、ちょっと気持ちが変わってきました。ここへ来てようやく走る気を取り戻してきたサダエリコに惹かれているからです。高重量との戦いとなるばんえい競馬のオープン馬が、一度調子を崩したら立て直すのは並大抵のことじゃないでしょう。スーパーペガサスだってそうなんですから。ましてサダエリコは牝馬。フツウの競馬でも、牝馬は格より調子と言われています。ところが、ここ2戦のサダエリコはいい感じ。軽い重量とはいえ前々走のオープン戦に勝って“勝ち味”を思い出し、ポテト特別ではあの追い込み。その気になってきた、ってことですよ。今回は荷物が重くなりますが、その分、前走よりユッタリ流れるので、第2障害もジックリ攻められるはず。年上の牡馬相手に高重量戦で上位争いをしてきたこの馬にとっては、こなせない荷物じゃありませんからね。
ヨシッ、ここはサダエリコから馬単を流します。相手はヨコハマボーイ、シンエイキンカイ、ミサイルテンリュウ、ミサキスーパー。センセイと同様、サダエリコとミサイルテンリュウは表裏の馬券を。たぶん、ミサイルテンリュウが1番人気になるでしょうから、この馬を外した馬券はオッズ次第では馬複でもいいと思います。そうそう、センセイとは逆に、タケタカラニシキには「もう少し経験を積んでから来てね」と言っておきましょう。
残念ながら11日は、甲子園で阪神対西武戦の実況(NACK5)があるので旭川には行けません。センセイや斎藤編集長との“直接対決”はできませんので、あしからず。おっと、ちょっと気合いを入れて書いたら、ずいぶん長くなっちゃいました。もうこのへんにしておきます。では、みなさん、頑張って下さい!