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10/1岩見沢記念予想 古林英一

ばん馬の女神・アンローズに死角なし……かなあ?

 小生、このブログを参考にされている全世界のばんえいファンのみなさんに断固として宣言する。小生の予想する買い目をはずして買えば勝率アップは間違いなし!

 女神アンローズが目下3連勝。順風満帆で大一番の岩見沢記念に歩を進めてきた。
 王者スーパーペガサスのいないここなら大いばり。岩見沢は好相性で、昨年・一昨年とこのレースを連覇。今季これまでの岩見沢は6戦4勝2着1回というすばらしい戦績である。ちなみに、昨年も岩見沢記念までに6戦したのだが、石狩川特別の1勝のみで2着が2回だった。こうなればどう見てもアンローズの相手探しといわざるを得ない。
 アンローズ命の小生とすれば、大喜びでフランス・ロンシャンを蹴って、岩見沢に突撃のはずなのだが、なぜかよからぬ胸騒ぎがするのである。悪い胸騒ぎの原因はいくつか思い当たる。

【胸騒ぎの原因その1】アンローズは1番人気になるとこけやすい。1番人気で26戦9勝(勝率34.6%)。2番人気のとき18戦5勝(同27.7%)。3番人気で15戦6勝(同40.0%)。今回は1番人気が予想されるのだが、1番人気のときの勝率は34.6%しかない。一見するとそんなに低くはないように見えるが、9勝のうち、6勝は2~4歳のときである。どうも期待を裏切るタイプのおねえさんである。

【胸騒ぎの原因その2】岩見沢記念で連覇を達成した馬は、1971年以降、トクヨオーザ(1974・1975年)、キンタロー(1985・1986年)、マルゼンバージ(1997・1998年)、スーパーペガサス(2002・2003年)、そしてアンローズ(2004・2005年)と5頭いるが、3連覇は1頭もいない。もっともアンローズ以前には牝馬の制覇はなかったのだから、歴史を塗り替える可能性がないわけじゃない。

【胸騒ぎの原因その3】これが実は一番大きな理由であるが、小生、半世紀近いこれまでの人生で熱を上げたおねえちゃんにいい目を見せてもらったことが一度もない。

 以上を総合し、「信じる者は救われる」という格言(もっとも競馬・競輪では往々にして「信じる者はアホを見る」のであるが)を信じて、アンローズを◎、相手には男の子の底力を期待して、○ミサイルテンリュウ、▲ミサキスーパー、△トモエパワー、さらに馬場が軽くなるようならプリンセスサクラコに、重いようならサダエリコに×ということにする。
 馬券的には、迷わずアンローズから上記5頭へ!と言い切りたいけど、ミサイルテンリュウから馬複でミサキスーパー、トモエパワー、サダエリコ、プリンセスサクラコへというのも多分買うと思う。
 いかがでしょ、両巨匠?

9/17ばんえい大賞典予想 矢野吉彦

2006年9月16日(土)

勢いで勝負!ニシキユウ

 前回のクイーンC予想は大惨敗。ひょっとして私の予想通りに買っちゃった方がいたらスミマセン。でも、GyaOの「BANBA王」では穴予想に徹している私。このコラムでも本命予想はできなくなっちゃいました。今回はばんえい大賞典。メンバーを見渡すと大穴は狙いにくそうですが、ここも穴予想で行きます。みなさん、覚悟してくださいね。

 大きく分けて勝負になりそうなのは、ホクショウダイヤ、ニシキセンプー、カネサテンリュウ、ナカゼンスピード、ニシキユウの5頭。コーネルはちょっと格下、アアモンドゴールドははまなす賞の健闘はあるものの、前々走で負けたニシキユウ、前走で負けたナカゼンスピードとの斤量差がそのままならここでは不利、そのほかの馬は調子が今イチですからね。
 じゃぁ、5頭のうちのどの馬から買うか。ニシキセンプーはニシキユウと同じ大友栄人きゅう舎で、今回は藤野騎手がニシキユウのほうに乗ります。これは、ニシキセンプーには初騎乗となる安部騎手には申し訳ないですが、ニシキユウのほうが勝負ってことでしょう。ホクショウダイヤと同じトップハンデは格上の証とはいえ、ここは分が悪そうです。
 ということは、残る4頭の順位付け。はまなす賞からプラス20kgのカネサテンリュウが、プラス30kgとなるニシキユウ、ナカゼンスピードより有利。ならばカネサテンリュウで、としちゃうと、斎藤編集長と一緒になっちゃいます。別に同じ予想ではダメってことはないんですが、みなさんも違う予想を期待されているハズですし……。

 ヨシッ、ここはニシキユウを買ってみましょう。はまなす賞を見る限り、障害のキレではカネサテンリュウより上。増量されて初めて620kgの荷物を引くここでも、カネサテンリュウと40kg、ホクショウダイヤと50kgの差があれば、まだこの馬の勢いで勝負できると思います。
 ホクショウダイヤがトップハンデを嫌われて人気を落とすようなら、この馬からの馬単という手もありますが、軸はニシキユウとします。馬単ならいい配当でしょうが、何かに負ける気もするので、ここは馬複。カネサテンリュウ、ホクショウダイヤ、ナカゼンスピードへ流します。あとは、ここも乗り替わることなく出てきてくれた佐藤希世子騎手への応援の意味を込めて、アアモンドゴールドへも少々。これでいかがですか?

 岩見沢開催もあと3週。競馬場には秋の気配が漂っています。食欲の秋にウマイものを食べるためにも、馬券を当てましょう!

9/17ばんえい大賞典予想 斎藤修

トップハンデは苦戦か

 前回、クインカップの予想はお見事!(自画自賛)。◎→○でばっちり決まった。
 とはいうものの、高配当を期待して手広く買ってしまい、結局トリガミ。そんなに堅くおさまるとは思わなかったんだけどなあ。

 さて、ばんえい大賞典。
 クラスによる別定で、オープンの720kgを基準として、クラスが1つ下がるごとに10kg減。メンバー中もっとも格上が390万クラスのホクショウダイヤとニシキセンプーで、これが670kg。下は220万のクラスで、これが6頭いて上下の差は30kgということになる。やはりこの差をどうとらえるかがカギになりそう。
 390万のクラスで連勝しているホクショウダイヤが当然このメンバーでは断然。今シーズン旭川では負けなしの6連勝で、岩見沢に来てからも8戦4勝2着3回と、ほぼ完璧な成績。
 しかし断然と思われるホクショウダイヤにはイヤなデータがひとつ。このレースはトップハンデが人気になっても苦戦をするレースで、01年にヨコハマボーイが勝って以降は4年連続トップハンデの馬が負けている。
 というわけで本命にはカネサテンリュウ。前走はまなす賞では4着に敗れているが、そのときの相手関係を比較すると負担重量的には楽になっている。
 そして対抗にホクショウダイヤ。トップハンデではあるものの、やはりメンバーを考えれば圧勝まであっておかしくない。
 連下には、はまなす賞を勝ったニシキユウと、2連勝中のナカゼンスピード。
 ◎カネサテンリュウ
 ○ホクショウダイヤ
 ▲ニシキユウ
 △ナカゼンスピード
 馬券としては、◎→○の馬単勝負で、○→◎は押さえ程度。あとはオッズを見て◎-▲△を馬単か馬連でどうでしょう。

9/17ばんえい大賞典予想 古林英一

格と実績からホクショウダイヤ

 小生、9月10日にまたもや「BANBA王」にちょいと出してもらい、見事予想を的中させたのである。「自信度は95%!残り5%は天変地異」なんぞと大ボラ吹いたら、何と当たってしまった。たまたま久田調教師がこれを見ていたらしく、月曜日、関係者のお話をうかがうべく岩見沢の厩舎エリアをうろちょろしていたら、「見てたよ、おもしろかった」と声をかけていただいた。恐縮である。
 それにしても、どうして、マイク向けられるとその場しのぎの大ボラを吹いてしまうのであろう。我ながら困った性格である。ことあるごとに「馬」の小寺さんや「ブック」定政さんに対して、「嘘つきや~」なんぞと失礼な暴言を吐いている小生であるが、実のところ、小寺さんや定政さんのいうことにまず間違いはないと思ってはいるのだ。まず小寺さんや定政さんの見解を虚心坦懐に受け入れ、あとはギャンブルなのである。

 さて、このレース、格と実績からいえばホクショウダイヤが1枚抜けているといわざるを得ないように思う。ここは素直にホクショウダイヤを信頼しよう。人間素直が一番。さて、相手だが、これは目移りしますなあ。実力的にはニシキセンプーかカネサテンリュウのようにも思うが、カネサテンリュウははまなす賞で1番人気を裏切った4着というのが気にくわない。ニシキセンプーはホクショウダイヤと同斤量では分が悪そう。そこで、はまなす賞勝ちのニシキユウと目下連勝中のナカゼンスピードを抜擢。ついでにはまなす賞であっといわされたアアモンドゴールドもちょいと押さえてと。印は、
 ホクショウダイヤ◎
 ニシキユウ○
 ナカゼンスピード▲
 アアモンドゴールド△
 馬券的にはホクショウから馬単裏表で、ニシキユウ、ナカゼンスピード、アアモンドゴールドへ、表7・裏3くらいの比率で流すことにする。自信度は95%!残り5%は天変地異……嘘です。本当はまるっきり自信ありません。矢野・斎藤両巨匠、いかがでしょうか?

9/3クインカップ予想 矢野吉彦

2006年9月 2日(土)

ばんえいオークス3着アロアローズから

 アッと言う間に8月が終わって、岩見沢ロングラン開催もあと1カ月。今週から1週おきに締めの重賞が行われます。ばんえいグランプリの万馬券を当てた勢いで、3連勝といきたいですね。

 今回はクインカップ。誰がどう考えても、他馬より60kgも重いソリを引くウィナーサマーをどうするかが最大のポイントでしょう。3歳時に行われた賞金別定のばんえいプリンセス賞では、他馬より20kg以上重かった同馬(620kg)は7着に敗れています。その時、600kgのソリで勝ったエンジュダイヤは不在ですが、590kgで2、3着となったラヴクイーン、シンエイヴィーナスが出てきました。それから1年の成長を加味しても、60kgの差はウィナーサマーにとっては厳しい条件だと思います。
 ただし、その他の馬にとっても、620kgのソリは微妙な重さ。どの馬も、このところ平場のレースばかり使っていますから、ちょっと重たくなってきた今の岩見沢の馬場で、前走から20~30kgの増量はけっこう応えるかもしれません。
 ということで、ここは、過去に重いソリを引いて走った時の実績をもとに予想してみます。参考レースは去年のばんえいオークス。660kgの定量戦で、ウィナーサマーが1着、2着がエンジュダイヤでした。で、その3着がアロアローズだったんです。今季は今ひとつの成績が続いていますが、山本正彦騎手が乗ったここ3戦のうち2回は、勝ち馬から5~6秒差に入りました。上昇の兆しと見たいですね。取りあえずこの馬を中心に、ウィナーサマー、ニシキシャープ、ラヴクイーンへ馬単の折り返し。あとはこの馬を頭に、トヨトミタカラヒメ、タカノハヤテへ馬単。10番枠を引いたハヤフジクインは見送りとします。
 今回は、ウィナーサマー、ニシキシャープ、ラヴクイーン、アロアローズ、トヨトミタカラヒメの5頭の勝負だと思うんですけど、ボックス馬券じゃおもしろくないですからね。では、今回はこのへんで。

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