ばん馬の女神・アンローズに死角なし……かなあ?
小生、このブログを参考にされている全世界のばんえいファンのみなさんに断固として宣言する。小生の予想する買い目をはずして買えば勝率アップは間違いなし!
女神アンローズが目下3連勝。順風満帆で大一番の岩見沢記念に歩を進めてきた。
王者スーパーペガサスのいないここなら大いばり。岩見沢は好相性で、昨年・一昨年とこのレースを連覇。今季これまでの岩見沢は6戦4勝2着1回というすばらしい戦績である。ちなみに、昨年も岩見沢記念までに6戦したのだが、石狩川特別の1勝のみで2着が2回だった。こうなればどう見てもアンローズの相手探しといわざるを得ない。
アンローズ命の小生とすれば、大喜びでフランス・ロンシャンを蹴って、岩見沢に突撃のはずなのだが、なぜかよからぬ胸騒ぎがするのである。悪い胸騒ぎの原因はいくつか思い当たる。
【胸騒ぎの原因その1】アンローズは1番人気になるとこけやすい。1番人気で26戦9勝(勝率34.6%)。2番人気のとき18戦5勝(同27.7%)。3番人気で15戦6勝(同40.0%)。今回は1番人気が予想されるのだが、1番人気のときの勝率は34.6%しかない。一見するとそんなに低くはないように見えるが、9勝のうち、6勝は2~4歳のときである。どうも期待を裏切るタイプのおねえさんである。
【胸騒ぎの原因その2】岩見沢記念で連覇を達成した馬は、1971年以降、トクヨオーザ(1974・1975年)、キンタロー(1985・1986年)、マルゼンバージ(1997・1998年)、スーパーペガサス(2002・2003年)、そしてアンローズ(2004・2005年)と5頭いるが、3連覇は1頭もいない。もっともアンローズ以前には牝馬の制覇はなかったのだから、歴史を塗り替える可能性がないわけじゃない。
【胸騒ぎの原因その3】これが実は一番大きな理由であるが、小生、半世紀近いこれまでの人生で熱を上げたおねえちゃんにいい目を見せてもらったことが一度もない。
以上を総合し、「信じる者は救われる」という格言(もっとも競馬・競輪では往々にして「信じる者はアホを見る」のであるが)を信じて、アンローズを◎、相手には男の子の底力を期待して、○ミサイルテンリュウ、▲ミサキスーパー、△トモエパワー、さらに馬場が軽くなるようならプリンセスサクラコに、重いようならサダエリコに×ということにする。
馬券的には、迷わずアンローズから上記5頭へ!と言い切りたいけど、ミサイルテンリュウから馬複でミサキスーパー、トモエパワー、サダエリコ、プリンセスサクラコへというのも多分買うと思う。
いかがでしょ、両巨匠?