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9/3クインカップ予想 斎藤修

60kg差のウィナーサマーは切る!

 前回のばんえいグランプリは、自信をもってアンローズを本命にしたところまではよかったが、ミサキスーパーは前走サマーカップでヒモとして狙ってダメだったのでまるっきり無視してしまった。実績馬とはいえ夏場はあまりよくないだけに、あの高配当となったのだろう。それにしても矢野さんお見事でした。

 さて、クインカップだが、黒ユリ賞、ばんえいオークスの2重賞を制しているウィナーサマー以外は270万以下のクラスで、ウィナーサマーのみ680kg、それ以外はすべて620kgという、なんとも難解な一戦となった。そもそもクインカップは近年の結果を見ても、人気どおり決着するほうがめずらしいので、難解なのは例年どおりといったところか。
 まずウィナーサマーのプラス60kgをどうとるか。たとえば昨年12月のばんえいオークスでは今回も出走しているアロアローズが3着で、660kgの同重量ながら7秒の差しかついていない。ウィナーサマーは今シーズン岩見沢で800万のクラスでも勝っていて、ばんえいオークスの当時より格段に力をつけていることも確かだが、同世代との争いで60kgの差はは厳しいと見る。よって今回ウィナーサマーは見送る。
 ここはニシキシャープが中心。今シーズンは開幕の帯広から17戦すべて4着以内で、この岩見沢では270万のクラスでも好走している。ウィナーサマーを除けばこのメンバーでは近走の実績上位。
 続いてはラヴクイーン。昨年9月以来勝ち星から遠ざかっているが、この岩見沢は好走続きでいつ勝ってもおかしくない状態。今回藤本匠騎手への乗替りも魅力的。
 ばんえいオークス3着で、このメンバーではただ1頭、ウィナーサマーと差のない競馬をしているアロアローズも争覇圏。
 そのほかでは、この岩見沢で220万のクラスを連勝、ラヴクイーンにも先着しているトヨトミタカラヒメ。この開催馬場の重い10番枠に入ったのが気になるが、前走勝入別定でラヴクイーンと差のない競馬をしているハヤフジクインまで。
 ◎ニシキシャープ
 ○ラヴクイーン
 ▲アロアローズ
 △トヨトミタカラヒメ
 △ハヤフジクイン
 ニシキシャープからの馬連複流しが本線だが、ウィナーサマーを切ればどんな決着になってもおかしくないので、印をつけた5頭の馬単ボックス20点を小額で買って高配当にも期待。

8/13ばんえいグランプリ予想 矢野吉彦

2006年8月12日(土)

アンローズ・・・じゃなくてミサキスーパーから

 お暑うございます。今週はばんえい競馬のお盆興行。名物のファン投票レース、ばんえいグランプリがメーンです。スーパーペガサス不在というのは寂しい限りですが、オープンのトップホースが顔を揃えて、楽しみな一戦になりました。
 まともに考えれば、ここもミサイルテンリュウ中心、相手もサダエリコが筆頭、このところ躍進著しいトモエパワーが最大の惑星ということになるんでしょうが、果たしてスンナリ決まるんでしょうか?

 まずはミサイルテンリュウ。確かに先行力と登坂力は抜群で、今の岩見沢の馬場を考えると前残りの可能性が高いとは思います。でも、当然ながら他の馬から目標にされるわけで、勝ちに行くための積極的なレースを仕掛けようとするあまり、第2障害までにわずかでも無理をすれば、登坂力や末脚に影響が出るかもしれません。前に行く人気馬だからこその取りこぼし、っていうのもあるはずです。北斗賞出走組の中で、この馬だけが10kg増量されるのも減点材料でしょう。
 次にサダエリコ。ここ2戦を見ると、また少しずつ障害で手間取るようになってきました。サマーカップはやや太めの作りだったとはいえ、7着に敗れて、それからわずかの間に気持ちを立て直すことはできたでしょうか? 牝馬だけにちょっと心配です。
 そしてトモエパワー。ここのところメキメキ力をつけてはきましたが、このまま壁に突き当たらず、BG2の重賞まで勝ちきってしまうのか、まだ信用できないところもあります。前走で夏負け気味だったにもかかわらず激走してしまった反動もありそうですし。
 そう考えると、ここはチョイ荒れの結果もあると思うんですけど(ちょっと考えすぎ?)。で、おもしろそうなのがアンローズ。サマーカップの内容は復調気配を感じさせ
てくれました。夏に強い牝馬。サダエリコが今イチなら、こちらを狙う手もありそうです。
 ミサキスーパーも気になります。北斗賞では第2障害を真っ先に仕掛ける作戦で、ミサイルテンリュウをアシストする(追いかけるサダエリコには厳しい流れを作る)結果となりましたが、サマーカップの障害の掛かりはなかなかよかったですね。ペースが落ち着く高重量戦なら、サマーカップの時より前で競馬ができるはず。ここ数戦、馬体重が減りっぱなしなのが?ですが、戻してきていたら怖いと思います。
 オッと、今回はずいぶん長くなっちゃいました。そろそろ結論を。アンローズを頭に馬単を流そうと思ったら、ナント、斎藤編集長も古林センセイもアンローズじゃないですか! これは困りました。3人の結論が一緒なんて、なんだか不気味でしょ? よし、ここは、思い切ってミサキスーパーで行きましょう! ハズレてもともと。みんな同じ馬からの予想じゃ、おもしろくないでしょうから。
 相手はアンローズ、トモエパワー、ミサイルテンリュウ。サダエリコは押さえまで。もう1頭加えるならタケタカラニシキかな。シンエイキンカイ、ヒカルセンプーの復活は無理と見ました。
  当日、ミサキスーパーの馬体が戻っていなかったら、私もアンローズから買っちゃうかもしれません。そのへんは、GyaOの「BANBA王」でお話ししますので、そちらもぜひご覧ください。では、真夏の決戦、頑張りましょう!

8/13ばんえいグランプリ予想 斎藤修

岩見沢ならアンローズ

 8月6日のサマーカップ。トップハンデのトモエパワーが先頭で障害をクリアし、ゴール前の接戦を制したのには驚いた。2着にもプリンセスサクラコで、この馬券をとったという「BANBA王」の野田社長にはさらに驚かされた。
 「人気馬はまず疑ってかかる」というのが野田社長の予想スタイルのようなのだが、実力断然の馬でも一旦障害で詰まってしまえばどこにもないというようなことがめずらしくないばんえい競馬、特に今シーズンの岩見沢では、穴狙いとしてかなり理にかなっているのではないかという気がする。
 過去の成績だけを見て予想していたのでは、こういう買い方はなかなかできない。
 メンバーを見渡すと、力関係でいえば3連勝中のミサイルテンリュウが頭ひとつ抜けている。しかしプラス10kgというのがかなり微妙で馬券的にはおもしろくなった。
 ここは、サマーカップでトモエパワーの4着に敗れ、今回は人気を落としそうなアンローズから狙ってみたい。なんといっても岩見沢コースへの適性は魅力的だ。
 相手にはミサイルテンリュウとトモエパワーなのだが、あえて順番をつけるならトモエパワーを上にとりたい。定量の北斗賞では4着だったが、10kgのハンデがあれば逆転できそうな気がする。
 旭王冠賞で完全復活を果たしたサダエリコだが、岩見沢に来てから勝利がなくここは押さえまで。
 忘れた頃に穴を出すシンエイキンカイも気になるところ。

 ◎アンローズ
 ○トモエパワー
 ▲ミサイルテンリュウ
 △サダエリコ
 △シンエイキンカイ

 馬券は、上位3頭の馬連ボックスを厚く。アンローズがあまり人気にならないようであれば、◎→○▲の馬単を加える。△2頭はオッズ次第だが、そこまで馬券がまわるかどうかは微妙。

8/13ばんえいグランプリ予想 古林英一

性懲りもなく両巨匠に挑戦
~誕生日の女神頼み

 2006年8月13日はばんえいグランプリである。8月13日、奇しくも小生の生誕48周年記念日でもある。この年になれば誕生日といってもさしてめでたくもないが、誕生日の馬券くらいはバッチリ的中させたいものである。
 ふつうに考えれば北斗賞の再戦で、順当にいけば、ミサイルテンリュウ・サダエリコの2強対決であろう。だが、それでは馬券的にはつまらない。先日のBANBA王で、BANBA王総合プロデューサーの野田さんが超万馬券を的中したことにふれ、小寺さんが「私たちが推奨する馬なら超万馬券は獲れませんよ」とおっしゃっておられた。確かに、有力馬が想定された実力通りに走れば超万馬券にはならないのである。
 そこで狙いは夏の女神・アンローズである。アンローズは今度で117戦目(中止も含む)となる。これまで116戦25勝であるが、岩見沢では38戦14勝で、岩見沢は大の得意。それだけなら新聞をみればわかる話だ。だが、この14勝の内訳をみると、1番人気で勝ったのはわずか4回しかないのである。つまり、他の馬が人気しているときに好走するのである。4歳時、ライラック賞でグレートサンデー、キングシャープらを降して優勝したときは4番人気。スーパーペガサス、ミサキスーパー、ヒカルセンプー、キングシャープらを降した紅バラ賞が6番人気。スーパーペガサス、ミサキスーパー、ヨコハマボーイに勝った一昨年の岩見沢記念が3番人気。そして昨年の岩見沢記念ではスーパーペガサス、サダエリコ、ミサイルテンリュウらを相手に優勝したのだが、このときも3番人気であった。
 そして、今回のグランプリ。人気はミサイルテンリュウ、サダエリコであろう。もしかすると、前走サマーカップの勝ち馬トモエパワーあたりのほうが上位人気になるやもしれぬ。こうなると、いよいよ、女神アンローズ降臨の公算大なのである。
 結論としては、

  ◎アンローズ
  ○サダエリコ
  ▲ミサイルテンリュウ
  △トモエパワー

ということにし、馬券的には、アンローズを頭に馬単で、サダエリコ、ミサイルテンリュウを厚めに、それ以外の馬にも総流しで薄めに。裏も少々押さえておきたい。これで備えは万全。

7/23北斗賞予想 矢野吉彦

2006年7月22日(土)

中心はミサイルテンリュウ

 夏の岩見沢開催が始まって1カ月。今週はいよいよ重賞・北斗賞が行われます。最強馬スーパーペガサスの欠場は残念ですが、ここもビシッと馬券を当てましょう!

 と言ってはみたものの、今回はサダエリコとミサイルテンリュウの一騎打ちムードですね。馬券の妙味はあまりないのかなぁ。そのほかの馬が今ひとつピリッとしないので、無理に穴馬を探すのもどうかと思うんですけど。ねっ、古林センセイ?
 あえて2頭に割って入れそうな馬を挙げれば、ミサキスーパー、シンエイキンカイ、ヨコハマボーイ、でしょうか。先週の「BANBA王」では、注目馬としてシンエイキンカイとヨコハマボーイを挙げておいたんですが、両馬ともに旭王冠賞の内容が悪すぎます。やっぱり高重量戦ならミサキスーパー、ってことになっちゃいますね。
 あとはオッズ次第。取りあえずミサイルテンリュウとサダエリコの馬単折り返し。たぶん、ミサイルテンリュウ1着、サダエリコ2着のほうが1番人気になるでしょう。そこでサダエリコ1着に期待して、折り返しを同額買うことにします。押さえはミサイルテンリュウ1着、ミサキスーパー2着の馬単を少々。今の調子なら、ミサイルテンリュウが連を外すというのは考えにくいですから。もし波乱があるとすれば、サダエリコが障害で引っかかっちゃった時だと思います。

 さてさて、もし万が一、気が変わったら、「BANBA王」の中でお話しします。では、みなさん、頑張ってください!

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