アンローズ・・・じゃなくてミサキスーパーから
お暑うございます。今週はばんえい競馬のお盆興行。名物のファン投票レース、ばんえいグランプリがメーンです。スーパーペガサス不在というのは寂しい限りですが、オープンのトップホースが顔を揃えて、楽しみな一戦になりました。
まともに考えれば、ここもミサイルテンリュウ中心、相手もサダエリコが筆頭、このところ躍進著しいトモエパワーが最大の惑星ということになるんでしょうが、果たしてスンナリ決まるんでしょうか?
まずはミサイルテンリュウ。確かに先行力と登坂力は抜群で、今の岩見沢の馬場を考えると前残りの可能性が高いとは思います。でも、当然ながら他の馬から目標にされるわけで、勝ちに行くための積極的なレースを仕掛けようとするあまり、第2障害までにわずかでも無理をすれば、登坂力や末脚に影響が出るかもしれません。前に行く人気馬だからこその取りこぼし、っていうのもあるはずです。北斗賞出走組の中で、この馬だけが10kg増量されるのも減点材料でしょう。
次にサダエリコ。ここ2戦を見ると、また少しずつ障害で手間取るようになってきました。サマーカップはやや太めの作りだったとはいえ、7着に敗れて、それからわずかの間に気持ちを立て直すことはできたでしょうか? 牝馬だけにちょっと心配です。
そしてトモエパワー。ここのところメキメキ力をつけてはきましたが、このまま壁に突き当たらず、BG2の重賞まで勝ちきってしまうのか、まだ信用できないところもあります。前走で夏負け気味だったにもかかわらず激走してしまった反動もありそうですし。
そう考えると、ここはチョイ荒れの結果もあると思うんですけど(ちょっと考えすぎ?)。で、おもしろそうなのがアンローズ。サマーカップの内容は復調気配を感じさせ
てくれました。夏に強い牝馬。サダエリコが今イチなら、こちらを狙う手もありそうです。
ミサキスーパーも気になります。北斗賞では第2障害を真っ先に仕掛ける作戦で、ミサイルテンリュウをアシストする(追いかけるサダエリコには厳しい流れを作る)結果となりましたが、サマーカップの障害の掛かりはなかなかよかったですね。ペースが落ち着く高重量戦なら、サマーカップの時より前で競馬ができるはず。ここ数戦、馬体重が減りっぱなしなのが?ですが、戻してきていたら怖いと思います。
オッと、今回はずいぶん長くなっちゃいました。そろそろ結論を。アンローズを頭に馬単を流そうと思ったら、ナント、斎藤編集長も古林センセイもアンローズじゃないですか! これは困りました。3人の結論が一緒なんて、なんだか不気味でしょ? よし、ここは、思い切ってミサキスーパーで行きましょう! ハズレてもともと。みんな同じ馬からの予想じゃ、おもしろくないでしょうから。
相手はアンローズ、トモエパワー、ミサイルテンリュウ。サダエリコは押さえまで。もう1頭加えるならタケタカラニシキかな。シンエイキンカイ、ヒカルセンプーの復活は無理と見ました。
当日、ミサキスーパーの馬体が戻っていなかったら、私もアンローズから買っちゃうかもしれません。そのへんは、GyaOの「BANBA王」でお話ししますので、そちらもぜひご覧ください。では、真夏の決戦、頑張りましょう!