牝馬2頭の一騎打ち
いやいや、先週のばんえい菊花賞も、またまた当たっちゃいましたね。「1頭に絞れば」というのは余計でしたが、取りあえずの結論として挙げた馬単4頭ボックス作戦が的中。12点買いでもプラスになる配当がつきました。どうしちゃったんでしょう。中央の予想はちっとも当たらないのに……。
さて、連勝目指して、張り切って北見記念の予想を、と思っていたのですが、最大の目玉、スーパーペガサスが脚部不安で回避しちゃいました。なんと言っても現役最強馬だけに、早く立ち直って、またあの雄姿を見せてほしいと思います。
この馬が出ないとなると、岩見沢記念でワンツーフィニッシュした牝馬2頭、アンローズとサダエリコが中心でしょう。このところの2頭の直接対決では、いずれもサダエリコのほうが重い荷物でアンローズが先着というパターンになりましたが、今回は同重量。ただし、今回の重量は、昨年の北見記念で840kgを引いたアンローズにとっては経験済みとも言えますが、サダエリコは810kgまでの経験しかないので初挑戦。これを考え合わせると、ほぼ互角、若干、アンローズ有利か、といったところです。ただ、どちらかを頭に、という選択は難しいですね。2頭の馬単ウラオモテ。または馬複1点でいいと思うんですが。
これに割って入るとすれば、シンエイキンカイですか。岩見沢記念ではアンローズより20kg、二世ロッシーニ記念では15kg重い荷物を引きましたが、今回は10kg差。その2戦で先着を許しているサダエリコとの重量差は今回も10kgのままですから、ここもそう強気には狙えませんが、ひょっとしたらの期待はかけられそうです。前走を勝って勢いをつけたグレートサンデーは、石北特別を750kg、知床賞を760kgで連勝した後に2着に健闘した去年ほどのインパクトはないので、ここは見送り。むしろサンデーブライアンのほうがいいかもしれませんが、どちらにしても、ちょっと足りないような気がします。
ということで、やっぱりここはアンローズ、サダエリコの一騎打ち。オッズ次第で、この2頭を頭にシンエイキンカイへの馬単流しを少々、という結論にしておきます。斎藤編集長も同じかもしれませんが。
とにかく、伝統の一戦にスーパーペガサスが出ないのはさびしいかぎり。でも、ばんえいの看板馬だけに、ガタガタになってほしくはありません。ここの回避は仕方ないとして、帯広記念には復活してきてもらいたいですね。では、今回はこのへんで。