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今週の見どころ(2/15~2/17)

2014年2月14日(金)

 2月16日(日)のメインには、2歳シーズン(明け3歳)の女王決定戦・黒ユリ賞が組まれています。昨年は、ナナノチカラが1番人気に応え勝利を収めていますが、今年は傑出馬が不在で、一転して混戦模様となっています。3月9日に牡馬混合で争われる重賞・イレネー記念へ向けても見逃せない一戦といえます。

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 2月15日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン・18:05発走予定)
 出走8頭中に、前開催で柏林馬事公苑特別(オープン)を使われていた馬が7頭おり、ほぼ再戦といえます。ですが、注目したいのは、前走ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)で6着だったニシキエーカンです。4歳シーズン(明け5歳)三冠を達成したホクショウユウキの陰に隠れてしまった感がありますが、2歳時から現5歳世代を牽引してきたのはこの馬。古馬オープンへの格付けも同世代で最初でした。今季は善戦止まりが続きましたが、2走前のオープン・A1級決勝混合特別で初勝利をマーク。しかもこの馬らしい、長くいい脚を使っての抜け出しでした。世代限定の前走はトップハンデだったので6着でも仕方なし。自己条件戦では、ハンデも手ごろになってきたので、好勝負が望めそうです。
 ニュータカラコマは柏林馬事公苑特別では2番手から余力十分の抜け出しを決めています。障害に安定感が出てきたので、重量据え置きの今回も大崩れはなさそう。
 アオノレクサスは逃げ切りこそならなかったものの2着にまとめています。近走は障害のカカリもよく、引き続きハンデも有利。先行して有利なペースに持ち込みたいところでしょう。
 キタノタイショウは1番人気で7着と大敗を喫しました。馬体重は今季最大の1106キロで、余裕のある仕上げだったのかもしれません。ですが、今回は次開催(3月2日)にチャンピオンカップを控えてのレースだけに、続けての大敗は許されません。同じく、見せ場なく8着に敗れたホッカイヒカルも巻き返しを期します。

 2月16日(日)のメイン第10レースは、重賞・第39回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:05発走予定)。全馬640キロの定量で2歳シーズン(明け3歳)女王の座を争います。
 アサヒメイゲツは2歳牝馬オープン戦では、白菊賞(8月11日)を勝ち、いちい賞(9月15日)でも3着。白菊賞以来の勝利は12月30日の2歳A級-1組で、持ち味である決め手を存分に発揮して、ここにも出走しているキサラキクの3連勝を阻止。十勝産駒特別(11月24日)では第2障害で転倒し10着と敗れていましたが、本来の姿に戻っていました。近走は冴えませんが、牝馬限定であれば力上位は明らかでしょう。
 キサラキクは白菊賞で9着でしたが、釧路産駒特別(11月3日)では3着。2歳(3歳)A級に定着した近6走で4連対と軌道に乗ってきた感があります。特に、1月5日の3歳A級-1組では、重賞・ヤングチャンピオンシップ(12月30日)4着ハクタイホウ、2着ホクショウマサルと互角に渡り合い2着に健闘しており、力をつけてきた印象です。
 ヤングチャンピオンシップは、十勝産駒特別組の牡馬がワンツーを決め、同地区産駒のレベルの高さを示しました。その十勝産駒特別で3着と善戦しているキタノカツヒメも侮れません。
 メモリアルサマーは白菊賞4着、いちい賞、北見産駒特別(12月1日)で2着に加え、ヤングチャンピオンシップでは紅一点ながら6着。通算2勝は出走馬中で最少の勝ち星ですが、強豪相手に善戦してきた経験が強みです。

  2月17日(月)のメイン第10レースは、深雪特別(A1級-1・2組決勝混合・18:05発走予定)。A1級-1組混合(2月9日)、A1級-2組混合(10日)の両予選上位馬による一戦です。
 1組混合予選で4着のコマクインに注目。第2障害を先頭で越え、グランドペガサスウメノタイショウスギノハリアーの3頭に捕まったものの、1~4着は最大1秒3差という大接戦。走路を雪が薄らと覆っているような馬場状態が向いたとはいえ、詰めの甘さもみせない好走でした。今回は、予選1~3着馬がいずれも別定10キロ増(予選では別定5キロ増)になるのに対し、コマクインは別定5キロ増のまま据え置き。引き続き軽めの馬場が見込めそうなので、勝利まで期待できるでしょう。
 1組混合予選上位3頭の中から1頭選ぶなら、3着スギノハリアー。早めに障害をまとめられれば、まず大崩れはないでしょう。
 2組混合予選組では、逃げ切り勝ちを収めたキンノカミが楽しみ。障害巧者らしいレースぶりで、1番人気に応えています。コマクインと同じく逃げ・先行型ですが、こちらのほうが末脚は切れる感じ。叩き合いに持ち込めれば、連勝もありそうです。

今週の見どころ(2/8~2/10)

2014年2月 7日(金)

 2月10日(月)のメインには、スピードスター賞が組まれています。定量500キロの超軽量で実施される、ばんえいのスピード王決定戦です。十勝地方には、前日、当日と雪の予報が出ており、軽めの馬場となりそう。どれだけ速いタイムが出るのかにも注目が集まります。

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 2月8日(土)のメイン第10レースは、如月特別(B2級-1組・18:05発走予定)
 B2級-1組は、普段、特別戦があまり組まれていない条件。最近行われた2戦、11月9日の羊蹄山特別で2着、12月7日の射手座特別で4着とともに上位に入っているのがセタナセンプーです。障害巧者ですが、2走前のB2級-1組では障害2番手クリアから8着に沈んでいるように、とにかく終いに辛抱できるかどうかが課題といえます。射手座特別は4着とはいえ、第2障害先頭クリアから、勝ったキュートエンジェルとはコンマ9秒差と、特別戦のペースは合う様子。平場戦の近走の成績は度外視して狙ってみたいところです。
 メンコイワタシは射手座特別では牝馬ゆえ実質トップハンデを課せられながら2着に追い込みました。その後8戦して、2着2回、3着4回、4着2回と大崩れなし。障害が安定してきたことが好調の要因のようです。単勝最低人気だった射手座特別とは違い、ここでは人気を背負う立場となりそうです。
 オレモスゴイは昨年11月に8カ月半の休養から復帰すると、破竹の5連勝。年が明けてからは3、1、9、6着とイマイチですが、決め手は一級品。追走に戸惑わなければチャンスがありそう。
 決め手といえばヒマワリカツヒメも上位の存在。射手座特別では10着でしたが、障害と前半の位置取り次第では一発が見込めるかもしれません。

 2月9日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)。ばんえいオークス馬ナナノチカラが回避して9頭立てとなりました。
 ばんえいダービー馬オレノココロが力を示しそうです。3歳三冠には皆勤で、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞が2着、ばんえいダービーで念願の初タイトルを獲得しています。続く前走のオープン-2組混合こそ6着でしたが、賞金別定25キロ増でトップハンデと明け4歳にとっては酷な条件でした。同世代限定に戻る今回は、障害巧者ぶりを発揮してくれるでしょう。
 クインフェスタは菊花賞とオークスがともに4着で、ダービーは6着という成績。1月13日のばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)では、圧巻の逃げ切りを収めています。オレノココロとの40キロ差を生かし、ここも好勝負できそうです。
 ソウクンボーイは障害次第の面はあるものの、ダービー2着を含め6戦連続連対中と好調です。ばんえいプリンセス賞2着で障害巧者のセイコークインや、ムラ駆けの傾向はあるものの破壊力のある末脚を秘めているダイコクパワーも上位をうかがいます。

 2月10日(月)のメイン第10レースは、定量500キロ(牝馬20キロ減、4歳10キロ減)で争われるスピードスター賞(4歳以上選抜・18:05発走予定)。サマーダッシュ、稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各予選上位馬による決勝戦です。
 地吹雪賞の勝ち馬で、一昨年以来となるこのレース2勝目を目指すオイドンに注目が集まります。その12年のスピードスター賞での47秒6(馬場水分1.7%)というタイムは圧巻でしたが、地吹雪賞では、さらにコンマ1秒上回る47秒5(同2.6%)をマークしています。
 フクドリは昨年のスピードスター賞3着馬で、地吹雪賞でも3着でした。なかなかオイドンには先着できませんが、この条件では毎回、高いレベルの走りを披露しています。一昨年12月の地吹雪賞以来となる勝利を目指します。
 昨年のこのレースの勝ち馬がホクショウバトル。今年は疾風賞2着からの参戦です。軽めの馬場が向くだけに、連覇の可能性もありそうです。

今週の見どころ(2/1~2/3)

2014年1月31日(金)

 今週末に帯広市内で行われる「第51回おびひろ氷まつり」と連動し、2月1日(土)、2日(日)の2日間、帯広競馬場でもイベントを実施します。両日は競馬場への入場料が無料になるほか、畜産フェア、先着プレゼントなどが行われます。

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 2月1日(土)のメイン第10レースは、帯広氷まつり特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 ミタコトナイは昨年11月から年末の4走前まで破竹の7連勝。3走前のB1昇級初戦が特別・ニューイヤーカップ(1月1日)で7着でしたが、B1級特別2走目となった前走大寒特別(1月20日・B1級-1・2組決勝)では障害での腰の入りもよくなり、好内容の5着にまとめてきました。昨年の夏以降、このクラスの特別戦での中心馬だったエビスダイチが大寒特別を勝ちA2へ昇級した今回はチャンスでしょう。
 ニューイヤーカップ3着のスギノファントムは大寒特別でも3着。もうひと押しが足りませんが、毎回着実に末脚は使ってきます。B1級での安定感ではこの馬かもしれません。
 コウシュハクィーンはニューイヤーカップの4着馬。前走ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン)では5着も、自己条件戦ではハンデが有利な立場です。同2着セイコークインとともに上位をうかがいます。
 ムテキダイチは最低人気でニューイヤーカップを制覇。普段はテンに置かれるこの馬が逃げ切って、ファンを驚かせました。平場戦の前走は8着でしたが、特別に戻るここで、もう一発という期待も高まります。

 2月2日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン・18:05発走予定)。前開催のオープン・睦月特別の再戦です。
 キタノタイショウに睦月特別から連勝の期待がかかります。前走は第2障害をひと腰で抜けて、昨年6月の旭川記念以来となる勝ち星をマーク。この馬らしい末脚も発揮できており、完全復活を印象づけました。
 2着ホッカイヒカルは、キタノタイショウより先に障害を越え、逆転されたのは不満ですが、それだけキタノタイショウの状態が上がっているということなのでしょう。それでも1秒8と僅差での2着確保は実力のある証といえます。
 離れた障害クリアから3着に追い込んだニュータカラコマや、逃げて見せ場十分の4着だったトレジャーハンターにも注目でしょう。

  2月3日(月)のメイン第10レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:05発走予定)。1月3日に行われた重賞・天馬賞のほぼ再戦となりましたが、勝ち馬ホクショウユウキは回避。同レースは定量戦で、今回は別定重量戦です。
 注目は天馬賞5着のエビスダイチ。障害巧者で同レースを挟んで、B1級に限れば3連勝しています。同世代限定戦では、掲示板が精一杯という重賞に対し、特別では善戦傾向があります。ハンデ差を生かせれば勝利のシーンが望めそうです。
 テンカムソウは天馬賞では7番人気で3着に健闘。なかなか勝ち切れない面はありますが、障害には不安がないタイプだけに、ここも先手必勝の積極策で臨むでしょう。
 ワールドピサは天馬賞で7着でしたが、昨年12月16日のイルミネーションカップ(4歳オープン)ではヤマノウンカイとの叩き合いの末2着があります。特別戦の負担重量であれば大きな変わり身が見込めそうです。
 そのヤマノウンカイはイルミネーションカップが同世代限定のオープン特別での初勝利で、地力強化を感じさせます。天馬賞は6着でしたが、こちらも重量が軽くなっての巻き返しがあるかもしれません。

今週の見どころ(1/25~1/27)

2014年1月24日(金)

  1月26日(日)のメインには、ばんえいで唯一の古馬牝馬による重賞・ヒロインズカップが組まれています。出走に年齢の上限がなくなった09年以降、一昨年までの4回で、勝ったのは9、9、10、11歳で、2着も10年に4歳が食い込んだ以外すべて8歳以上とベテランが圧倒していましたが、昨年は5歳が勝利。今年も若い世代が勝つのか、それとも古豪が意地を見せるのか。ばんえいの女王決定戦にご注目ください。

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 1月25日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 ソウクンボーイがA2級-1組特別連勝を狙います。前走のガーネット特別(1月12日)は第2障害3番手からしっかり伸びての快勝。4歳馬は年明けから特別戦での減量が20キロから10キロに減らされていますが、その影響も感じさせない強いレースでした。前走の2、3着馬が、来週の5歳オープン戦へ出走予定で不在のここは、相手関係で断然有利でしょう。
 12月30日に行われたオッズパーク賞ファイナルカップ(A2級-1・2組決勝)で追い比べの末、1着テルシゲ、2着アローファイターの両馬はガーネット特別では5、4着。障害力を生かしてここでも上位進出なるでしょうか。
 3走前にはA1級混合特別で勝利があるトモエエーカン、5走前にはA2級-2組混合特別を制しているレットフジ、近2走のA2級平場戦で3、2着と善戦しているアアモンドヤマトらは決め手上位。障害次第の面があるので、当てにならないところはありますが、実力発揮ならここで勝ち負けになっても不思議ありません。

 1月26日(日)のメイン第10レースは、重賞・第24回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:05発走予定)。4歳のナナノチカラが回避し9頭立てとなりました。
 今季ここまでに4歳(3歳)以上牝馬限定の特別戦は、5月のカーネーションカップ、12月のレディースカップと2戦実施され、ともにアアモンドマツカゼが勝利しています。同馬の今季の勝利はこの2勝を含め3勝と、なかなか勝ち切れませんが、近走も障害ではほとんど崩れていません。実績がある牝馬限定戦であれば、巻き返してくる可能性が高そうです。
 ダイリンビューティはカーネーションカップ3着で、レディースカップが2着。こちらも障害巧者で、今季力をつけた1頭といえます。過去2回のこのレースでは5、6着でしたが、今年は上位をうかがう勢いです。
 コマクインはレディースカップ3着馬。障害を越えてのひと踏ん張りが課題ですが、勝ったアアモンドマツカゼから2秒5差であれば善戦といえます。恐らく、今回も先頭で障害を越えるのはこの馬。早めの仕掛けで他馬にプレッシャーをかけ、逃げ切りを狙いたいところです。
 ユーファンタジーは昨年のこのレースの2着馬で、重量実績(前年と同じ760キロ)があるのが強み。障害さえすんなり越えてしまえば、あっさり差し切ってしまうシーンもあるかもしれません。

  1月27日(月)のメイン第10レースは、六花特別(A1級混合・18:05発走予定)。オープン4頭とA1級5頭が争います。
 前開催に行われた山羊座特別(オープン・A1級決勝混合)のほぼ再戦。フジダイビクトリーは、そこで2着に好走。第2障害先頭クリアから、決め手あるニシキエーカンに早々と交わされたものの、連は死守しています。今回、強敵となりそうなA1級のアアモンドヤワラ(山羊座特別3着)、スギノハリアー(同4着)には前走で先着していますが、3頭の差はコンマ3秒+コンマ3秒とわずか。ハンデ差も変わらないだけに、ここも激戦が予想されます。

今週の見どころ(1/18~1/20)

2014年1月17日(金)

 1月19日(日)のメインには、オープンによる睦月特別が組まれています。8頭のメンバー中7頭が正月の帯広記念にも出走しており、再戦ムードが漂いますが、当時とは100キロ以上も負担重量が違うだけに、大敗した馬の巻き返しもあるかもしれません。

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 1月18日(土)のメイン第11レースは、山羊座特別(オープン・A1級決勝混合・18:40発走予定)。オープン-2組混合(1月12日)とA1級(1月13日)の両予選上位馬による一戦です。
 出てくれば人気が予想されたオープン-2組混合予選の勝ち馬オイドンが回避したため混戦模様。同予選で3着だったニシキエーカンに注目します。明け5歳の減量特典は、前開催から平場戦では適用されませんが、特別戦では今季いっぱい10キロ減となります。そのため、予選では2着グランドペガサスより10キロ重かったのが、今回は逆にこちらが5キロ軽くなることで逆転も十分。強豪オイドンも不在なので、勝機がありそうです。
 オープン-2組混合予選5着フジダイビクトリーは前々走でも7着に敗れていますが、ともに展開に泣いた感も。追走で手間取らなければ、巻き返しが可能でしょう。
 A1級予選組では、同レース3着を含め5戦連続3着以内で、末脚切れるスギノハリアーや、障害のキレが戻ってきた同1着アアモンドヤワラらに注目が集まりそうです。

 1月19日(日)のメイン第11レースは、睦月特別(オープン・18:40発走予定)
 1月2日に行われた重賞・帯広記念のほぼ再戦。同レースでは2番人気で8着だったホッカイヒカルが巻き返してきそうです。第2障害で苦戦し、見せ場なく敗れましたが、単に900キロが重かったのでしょう。今季、特別戦では13戦3勝、2、3着各4回など掲示板を外しておらず、ここでは勝ち負け必至といえます。
 キタノタイショウは帯広記念2着でスランプを脱した感があります。ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念と昨春に重賞を2勝した実力馬が復活し、ホッカイヒカル以外の有力馬とは、相対的にハンデが有利となれば、久々の勝利も望めそうです。
 アオノレクサスは今開催からオープンに再昇級ですが、前走のばんえい十勝金杯(オープン混合)では逃げ切って、オープンの強豪で断然人気オイドンの追撃を凌いでいます。現在の軽めの馬場も合っており、ここに入っても格負けしません。
 帯広記念3、4着のニュータカラコマホクショウダイヤも特別戦の負担重量のほうが動けるタイプといえます。

  1月20日(月)のメイン第11レースは、大寒特別(B1級-1・2組決勝・18:40発走予定)。B1級-1組(1月11日)、B1級-2組(1月12日)の両予選上位馬による一戦です。
 B1級-2組予選は上位3頭がコンマ8秒差以内に収まる大接戦でしたが、勝ち馬スギノファントムに引き続き注目でしょう。カネサローズ(今回は回避)が逃げ粘るところ、離れた第2障害5番手クリアから鋭い末脚で捕えました。障害4番手から3着に伸びたホンベツイチバンが久々の特別戦となるのに対し、スギノファントムはB1級特別での上位実績が豊富。今回は賞金別定5キロを課せられますが、経験値の高さで連勝を決めそうです。
 B1級-1組予選も1~4着が2秒差以内と、ゴール前は混戦になりました。障害3番手クリアから接戦をモノにしたエビスダイチは、特別戦での明け5歳の10キロ減が生きそう。同4着ヤマノウンカイは明け5歳の減量に加え、予選では同重量だったエビスダイチと今回5キロ差つくのも有利でしょう。

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