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天馬賞 予想結果

2019年1月 4日(金)

メジロゴーリキが天馬賞を制す

レースは、障害を先頭で通過したメジロゴーリキが、やや離れた3番手で通過したゴールデンフウジンに一気の脚で詰め寄られましたが、コンマ1秒差凌ぎ切って勝利。一昨年ばんえいダービー以来となる重賞2勝目となりました。
予想対決は矢野さんがトリガミはしたものの、単独的中という結果になりました。

矢野:3連複300円的中! 収支-90円

【集計】投資額 6,000円×19R=114,000円

 山崎  -10,780円
 目黒  -21,800円
 荘司  -33,260円
 矢野  -54,390円
 斎藤  -98,200円
 須田  -102,000円
---------------------------------------
 紅組  -65,840円
 白組  -254,590円

1/3天馬賞回顧

5歳チャンプはメジロゴーリキ!

 3日(木)は重賞・天馬賞(5歳オープン)が行われ、単勝4番人気のメジロゴーリキが優勝。ばんえいダービー以来となる重賞2勝目を挙げ、完全復活を果たしました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.メジロゴーリキ 7.6
  2.ジェイワン 8.7
  3.ゴールデンフウジン 5.0
  4.ナカゼンガキタ 44.9
  5.ウンカイタイショウ 41.1
  6.カネサスペシャル 出走取消
  7.ミノルシャープ 2.4
  8.マツカゼウンカイ 2.9
  9.ホクショウムゲン 128.3
 10.シンエイボブ 144.9

 カネサスペシャルが出走を取り消し、9頭立て。上位は拮抗したオッズになりましたが、最終的に1番人気に推されたのは、銀河賞制覇、ドリームエイジカップでも3着に食い込んだミノルシャープ。はまなす賞勝ちのマツカゼウンカイが2番人気で、以下ゴールデンフウジン、メジロゴーリキ、ジェイワンが単勝ひと桁台で続きました。

 前日の帯広記念と同様、馬場水分は1.2%でスタート。道中はメジロゴーリキ、ジェイワン、ゴールデンフウジン、ミノルシャープが先行し、これにウンカイタイショウが加わる展開。多少ばらけた隊列で進み、第2障害を迎えました。
 全馬がそろいきらないうちに、ゴールデンフウジンが登坂を開始。ミノルシャープ、メジロゴーリキがこれに続き、ウンカイタイショウも動きます。なかでも力強い登坂を見せたのはメジロゴーリキで、ひと腰で障害を突破。やや遅れてミノルシャープがクリアし、並ぶような形でゴールデンフウジン、マツカゼウンカイ、ウンカイタイショウも最後の平坦路に向かいました。
 ここから抜群の末脚を発揮したのがゴールデンフウジン。先頭との差を一気に詰めにかかり、残り20メートル付近で先頭に立つ勢いを見せます。ところが、やや形勢不利だったメジロゴーリキがしぶとさを見せ、残り10メートルでも先頭をキープ。手に汗を握るようなマッチレースが展開され、残り5メートルではわずかにゴールデンフウジンが先頭。ゴール線上でも、明らかにゴールデンフウジンの鼻面が前に出ています。しかし、ここでメジロゴーリキが勝負根性を発揮して盛り返し、2頭が並んだままゴール。結果0秒1差の大接戦は、メジロゴーリキがわずかに先着して幕を閉じました。2着から3秒8差の3着にはマツカゼウンカイ。1番人気のミノルシャープは残り15メートル付近で脚を止めるなど精彩を欠き、6着に敗れました。

 ばんえいダービーと同様に、先行策からしぶとい粘りを見せたメジロゴーリキ。いったんは完全にかわされたものの、抜群の根性とBG1勝ちの底力を発揮して、ビッグタイトルを手にしました。そのレースぶりからもパワー勝負が向いている印象で、年長馬が相手の重賞でも期待は高まるばかりです。
 惜しかったのはゴールデンフウジン。障害を下りてからの脚は目をみはるものがあり、仮にメジロゴーリキとの枠が離れていたなら、違った結果になっていたかもしれません。結果敗れたとはいえ、これで4連続連対。ナナカマド賞勝ちの素質馬が軌道に乗ってきた印象で、さらなる飛躍が期待できそうです。
 マツカゼウンカイは障害後もしっかり歩き続けて3着。先着した2頭が馬体を併せる展開になったのが、この馬にとっては不運でした。それでも大きく崩れなかったのは実力の証明。今後も展開次第でチャンスが巡ってくることでしょう。

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西謙一騎手「久々の騎乗でしたが、馬体も絞れていたし、厩舎スタッフがいい状態に仕上げてくれたので、自分は馬を信じて騎乗しました。後ろから来る馬たちは、脚のある馬ばかりなので、最後まで気が抜けませんでした。最後は少し負けたと思いましたが、もう一回最後に頑張って伸びてくれたのが良かったです。メジロゴーリキは障害も上手で、馬体もある馬なので、これから先も期待しています」

1/3天馬賞予想 山崎エリカ

2019年1月 3日(木)

ばんえいダービー馬のメジロゴーリキに期待

 天馬賞は2008年に創設された、4歳世代(明け5歳)の三冠最終戦。定量戦で行われることもあり、昨年の優勝馬マルミゴウカイや一昨年の優勝馬センゴクエースのように、BG1・ばんえいダービー上位馬が活躍することがほとんど。また、明け5歳になると力関係がはっきりとしてくることもあり、1番人気馬が【8・1・2・0】と大活躍しています。

 この傾向から、◎には、一昨年のばんえいダービーを優勝し、世代の頂点に立ったメジロゴーリキを推します。この馬はばんえいダービー以降、勝ち星ゼロですが、大崩れもなく、昨年ははまなす賞3着、銀河賞2着と善戦。先行力と障害力で勝負するタイプだけに、時計の速い決着になると切れ負けするところがあります。しかし、高重量戦で前半刻んで行けるレースでは、世代トップクラスの強さが見せられています。今年は例年よりもパサパサ馬場で時計も要しているだけに、軸馬にはこの馬が最適でしょう。

 ○は、3歳時のはまなす賞と昨年の銀河賞の優勝馬ミノルシャープ。この馬はドリームエイジカップでもオレノココロなど古馬一線級を相手に、障害を先頭で下り、あとちょっと、ほんのちょっとのところまで粘りました。おそらくこの馬が1番人気に支持されると見ていますが、それならば実力に相応しい1番人気でしょう。

 ▲は、ばんえいダービーの2着馬で、昨年ははまなす賞を制したマツカゼウンカイ。この馬は銀河賞はトップハンデもあって6着に敗れましたが、3走前の北海道記者クラブ特別では同重量でミノルシャープに先着の2着。近2走はやや物足りない内容ですが、立て直されての変わり身を期待します。

 △にばんえいダービーの3着馬で、昨年は柏林賞を制したジェイワン。この馬は障害が苦手で、障害に重点を置くレースをしているため、なかなか勝ち切れませんが、崩れてもいないだけにここは警戒。

 あとは牝馬で重量の優位性があるシンエイボブ。この馬は重賞勝ちの実績はありませんが、一昨年のばんえいオークス2着、昨年は柏林賞3着と善戦。近走は障害で手間取ってはいるものの、重賞で好走するタイプの馬だけに、穴馬の買い目枠はこの馬に託してみます。

◎1 メジロゴーリキ
○7 ミノルシャープ
▲8 マツカゼウンカイ
△2 ジェイワン
△10 シンエイボブ

馬複
1-7 3000円
1-8 1500円
1-2 1300円
1-10 200円 計6000円

1/2帯広記念回顧

2019年1月 2日(水)

オレノココロが持ち前のパワーを発揮!

 2日(水)は重賞・帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。現役最強の力を見せつけ、カネサブラックがマークした重賞最多勝記録(21勝)に並びました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
 1.フジダイビクトリー 7.5
 2.ソウクンボーイ 79.7
 3.センゴクエース 13.0
 4.シンザンボーイ 10.3
 5.ホクショウディープ 74.2
 6.コウシュハウンカイ 2.3
 7.オレノココロ 2.0

 人気は外枠の2頭、コウシュハウンカイとオレノココロに集中し、わずかにオレノココロが1番人気。離れた3番人気がフジダイビクトリーとなり、以下はふた桁台のオッズ。人気サイドでの決着か、それとも一波乱があるのか、馬場水分1.2%のなかスタートが切られました。

 第1障害を越えた直後から各馬の脚取りは重く、細かく刻みながら徐々に歩を進めます。道中はフジダイビクトリー、オレノココロあたりが先行。コウシュハウンカイもこの一角につけ、ソウクンボーイ、センゴクエースがその後ろから追走する展開。ゆったりした流れで第2障害を迎えました。
 終始ペースを握っていたフジダイビクトリーが、ここでも最初に登坂を開始。ひと呼吸置いてオレノココロとコウシュハウンカイが動き、ソウクンボーイも積極的に仕掛けます。高重量戦だけに苦戦を強いられますが、ようやく各馬の馬体が天板まで上がりきり、シンザンボーイ、センゴクエース、コウシュハウンカイ、フジダイビクトリー、オレノココロの5頭が差のない状態で障害を突破しました。
 最後の平坦路で敢然と抜け出したのはセンゴクエース。しっかりとした脚取りでゴールを目指しますが、シンザンボーイも懸命に食い下がり、さらに外からオレノココロも強襲。残り20メートルで3頭が横並びとなります。しかし、シンザンボーイが脱落し、残り10メートル付近からセンゴクエースとオレノココロの一騎打ち。わずかにセンゴクエースがリードを保っていましたが、脚いろは完全にオレノココロが上回っており、並んだ状態でゴール線を通過。0秒1差の大接戦の結果、軍配はオレノココロに上がりました。最後までしっかり歩いたフジダイビクトリーが3着。オレノココロと人気を分け合ったコウシュハウンカイは、しまいに伸びきれず5着に敗れました。

 乾いた馬場での高重量戦となればオレノココロの出番。第2障害で一瞬ヒザを折るような場面もありましたが、慎重な登坂でうまくまとめ、持ち前の末脚を最大限に発揮しました。ゆったり運べる高重量戦なら、信頼度も倍増。ばんえい記念3連覇へ向け、視界は良好です。
 今シーズンは重賞未勝利のセンゴクエースですが、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリに続く重賞2着。あわやの0秒1差だけに、力を十分に示すことができたと言えます。高重量戦に慣れてきたことからも、もう一段階の飛躍が期待できそうです。
 フジダイビクトリーは積極的に運んでの3着。ばんえい記念を制しているだけにパワー勝負は望むところで、今後も乾燥した馬場では要注目です。

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鈴木恵介騎手「センゴクエースにも騎乗したことがあり、下りて歩く馬なので最後までわからないレースでした。馬場も乾いていたので時間のかかるレースでしたが、オレノココロにとっては恵まれていた条件だと思います。荷物が重たいので、1回では障害を越えないと思い、2、3回で上がれば良いという気持ちで仕掛けました。接戦でしたが10メートルを過ぎたぐらいで何とか捉えられると思いました。ばんえい記念も3連覇できるよう良い状態で迎え、カネサブラックの記録も更新したいと思います」

1/3天馬賞予想 矢野吉彦

マツカゼウンカイの逆転期待

 おかげさまで、新年早々、めでたく帯広記念を的中させることができました。とはいえ、ヤングチャンピオンシップの荘司さんに続く目黒さんの大的中に比べたら、足元にも及びません。まぁボチボチという私には、この程度の的中がふさわしいのかもしれませんけどね。

 さて、間髪を入れず、今度は天馬賞です。ウーン、なんとも悩ましいレースですねぇ。素直に買うならミノルシャープから、ってことになるんでしょうが、ほかにもおもしろそうな馬がいて悩んでいる次第です。

 ここは思い切ってマツカゼウンカイを本命にしました。ミノルシャープには、同重量のドリームエイジカップと5㎏軽かった師走特別でともに先着を許していますが、その前には同重量で先着したこともあります。銀河賞では730㎏のミノルシャープが勝って、750㎏のマツカゼウンカイは6着。でもこれは、それまでマツカゼウンカイのほうが稼いでいたということの証ですよね。隣の人気馬を徹底マークで行けば、今度はこっちが勝ってもおかしくないと思います。

 馬券は、マツカゼウンカイから印を付けた馬への馬複を600円ずつと3連複1頭軸を300円ずつという配分にしました。穴馬がうまく絡んでくれるといいんですが・・・。

 なお、3日も川崎競馬場でばんえいの場立ち予想会を開催します。多数の御来場をお待ちしていますよ。では、こんかいはこのへんで。

◎8 マツカゼウンカイ
○7 ミノルシャープ
▲2 ジェイワン
△1 メジロゴーリキ
△3 ゴールデンフウジン
△4 ナカゼンガキタ

馬連
8-1,2,3,4,7 600円
3連複
8-1,2,3,4,7 300円 計6000円

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