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2/10黒ユリ賞予想 斎藤修

牝馬同士なら能力上位サクラユウシュン

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎10サクラユウシュン
 ○5キタノヒバリ
 ▲9ヒメトラクイーン
 △6ジェイカトレア
 △1ヤマサンブラック
 △4ハイトップフーガ

 3連単
 10→5,6,9→1,4,5,6,9 300円 計3600円
 5,9→10→1,4,5,6,9 300円 計2400円

今週の見どころ(2/9~2/11)

2019年2月 7日(木)

 2月10日(日)のメインには、2歳シーズンで唯一の牝馬重賞である黒ユリ賞が組まれています。昨年の優勝馬ミスタカシマは3歳シーズンではここまでばんえい菊花賞、ばんえいオークスと変則二冠と達成し、名牝への道を歩んでいます。3月3日(日)に行われる2歳シーズン三冠の最終戦・イレネー記念へ向けても見逃せない一戦となっています。

【第23回開催4日目】
 2月9日(土)のメイン第10レースは、然別賞(オープン-1組・18:05発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、アアモンドグンシンが回避し、7頭で行われる一戦。5歳馬が4頭と多く、いずれも3走前は5歳重賞・天馬賞、前走は5歳オープン・ダイヤモンダスト賞に出走しています。
 ◎センゴクエースは、2走前の睦月特別(オープン-1組)でトップハンデを克服して勝利すると、前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では、障害を難なく2番手で通過から押し切って連勝。ジェイワンを除いたメンバーとは近2走で先着しており、据え置きの790キロなら障害への不安材料も少ないだけに3連勝が濃厚でしょう。
 その○ジェイワンが相手筆頭です。天馬賞では5着に敗れましたが、次走で勝利を挙げると、前走のダイヤモンドダスト賞では、障害ひと腰3番手から差し切っています。古馬オープン馬だけのレースは初めてですが、5歳馬とは重量面で有利となるだけに好勝負を期待です。
 ▲メジロゴーリキは、天馬賞を勝利すると、2走前の睦月特別(オープン-1組)を3着、前走のダイヤモンドダスト賞を2着と好走を続けています。近2走の勝ち馬との着差はともに3秒以内と僅差だけに、展開次第ではチャンスとなるでしょう。
 △マルミゴウカイは、休み明けの前走柏林馬事公苑特別(オープン-1組)では7着に敗れましたが、ひと叩きした分の上積みがあるだけに巻き返しを期待です。

【第23回開催5日目】
 2月10日(日)のメイン第10レースは、BG2・第44回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで2歳シーズン女王の座を争います。ここまで2歳シーズンの牝馬限定戦では白菊賞、いちい賞ともにサクラユウシュン、ヒメトラクイーンが1、2着を分け合っています。
 ◎サクラユウシュンは、近2走とも着外ですが、4走前には2歳A級-1組で2着と地力上位の存在。昨秋以降1組から下がっておらず、今回は牝馬限定で格下が多いメンバー構成と相手関係が大幅に緩和するだけに、初重賞制覇に大きな期待がかかります。
 ○ヒメトラクイーンは、サクラユウシュンが相手では6戦連続で先着を許していますが、昨年10月のナナカマド賞では4着と同馬に先着しています。今回サクラユウシュンが大外枠に入っただけに、重賞の舞台で逆転のシーンもありそうです。
 ▲ハイトップフーガは、降級戦となった前走B級1組で順当勝ち。実績では前述両馬に劣りますが、障害巧者で一気の重量増にも対応できそうなだけに、上位争いも十分ありそうです。
 △キタノヒバリは、3歳A級-3組で3戦続けて3着以内と安定。1000キロ近い雄大な馬体で重量増も苦にしなさそうなだけに流れ込みには警戒が必要です。

【第23回開催6日目】
 2月11日(祝・月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:15発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。稲妻賞、疾風賞、地吹雪賞の各トライアル上位馬による一戦です。
 ◎アアモンドロシアは、12月の地吹雪賞では初の500キロ定量戦でしたが、障害ひと腰先頭通過から逃げ切って勝利。持ち前の先行力が生きる軽量戦は合っているだけに勝機十分です。
 同じく先行力が魅力の○ミノルシャープが相手筆頭です。初の500キロ定量戦となった地吹雪賞では2着と適性を見出す大きな収穫。2度目の500キロ定量戦と慣れも見込めるだけに好勝負が期待できます。
 ▲シンエイボブは、10月の疾風賞で2着。今回は決勝戦と相手が揃っていますが、スピード対決なら十分通用するだけにチャンスはあるでしょう。
 △セイコークインは、近走不振が続いていますが、500キロ定量戦は9戦6勝、2着1回と好相性だけに反撃には警戒が必要です。

ヒロインズカップ 予想結果

2019年2月 4日(月)

タイキンが重賞初制覇

ゴール前で三つ巴となった接戦は、障害を2番手で越えたタイキンが凌ぎ切って重賞初制覇。
予想対決は斎藤さんが3連単を的中、矢野さんが3連複を的中という結果になりました。

矢野:3連複1500円的中! 収支+11,400円
斎藤:3連単100円的中! 収支+4,700円

【集計】投資額 6,000円×20R=120,000円

 山崎  -16,780円
 目黒  -27,800円
 荘司  -39,260円
 矢野  -42,990円
 斎藤  -93,500円
 須田  -108,000円
---------------------------------------
 紅組  -83,840円
 白組  -244,490円

2/3ヒロインズカップ回顧

2019年2月 3日(日)

タイキンが初タイトルをゲット!

 3日(日)は重賞・ヒロインズカップ(4歳以上牝馬オープン)が行われ、単勝5番人気のタイキンが優勝。3度目の重賞挑戦でBG1を制し、牝馬の頂点に君臨しました。

【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.セイコークイン 8.8
  2.ナカゼンガキタ 4.6
  3.アアモンドセブン 57.3
  4.ヒメマルクィーン 47.1
  5.キサラキク 1.9
  6.タイキン 8.8
  7.タナボタチャン 45.1
  8.ヤマノホシ 6.6
  9.コウシュハローヤル 89.3
 10.フェアリースズ 15.0

 昨年のヒロインズカップを制し、オープンの牡馬とも互角の立ち回りを見せるキサラキクが1番人気。昨年末のレディースカップを勝ったナカゼンガキタ、堅実なレースを見せるヤマノホシが続き、地力あるセイコークインと前走で上向き気配を示したタイキンが並んで4番人気。キサラキク1強のイメージはあるにしても、波乱要素も含んだような戦前オッズとなりました。

 700キロ後半の重量設定でもあり、道中はゆったりとしたペース。わずかにセイコークイン、ナカゼンガキタあたりが先行するものの、キサラキク、ヤマノホシといったあたりも虎視眈々。これにフェアリースズ、タイキンが続き、ややばらついた隊列で第2障害を迎えました。
 各馬がそろいきらないうちに、ヤマノホシが登坂を開始。セイコークインもこれに続き、積極的なレースを展開します。他馬は静観の構えでしたが、ヤマノホシが天板付近でヒザを折ったあたりでナカゼンガキタが仕掛け、キサラキク、タイキンも登坂態勢に入ります。それでも先頭クリアはヤマノホシ。ヒザ折りから立て直し、他馬に先んじて最後の平坦路に向かいます。2番手で突破したのはタイキンで、以下ナカゼンガキタ、キサラキクと続き、4頭による争いとなりました。
 しかし、残り30メートル標識を迎える前にヤマノホシが失速。タイキンが敢然と先頭に立ち、ナカゼンガキタとキサラキクがこれを懸命に追います。残り10メートルを切ったところで、タイキンの背後にキサラキクが迫りましたが、タイキンは力を振り絞って抜かせず、そのままの態勢で2頭の馬体がゴール線を通過。勝負あったかと思われた瞬間、2頭が同時に脚を止め、その隙にナカゼンガキタが肉薄。期せずして3つどもえとなったゴール前の激戦は、即座に立て直しに成功したタイキンがトップでゴール。キサラキクが2秒4差の2着となり、さらに0秒6差の3着にナカゼンガキタという結果となりました。

 タイキンはこれが重賞初制覇。抜群の登坂と勝負強さを発揮した内容からは、もっと早く重賞を勝利していても不思議ない印象を受けました。重量差があったとはいえ、キサラキクを相手に勝ち切ったあたりは地力の高さの証明。6歳と充実期を迎えているだけに、これからの活躍も十分に期待できそうです。
 キサラキクは最後に重量差が響いた格好でしたが、結果的には2着を確保。昨年の覇者として、牝馬ナンバーワンとして、意地を見せてくれました。障害を越えてからの脚にも十分に見どころがあり、今後も重賞戦線を沸かせてくれることでしょう。
 3着のナカゼンガキタは、巡ってきたチャンスをものにできませんでした。ただ、ひと頃の不振は脱している印象で、昨年以上の結果を残すことができそうです。

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菊池一樹騎手「本当に苦しかったですが、馬が頑張ってくれました。ペースはゆっくりで、馬場も重たかったので障害に重点をおいて騎乗しました。障害で止まってしまうと終わりだと思っていたので、ひと腰で絶対に上げてやるという気持ちでした。ゴール前で止まってしまいましたが、止まることは想定していたので体勢を立て直すのは大丈夫でした。新しい表彰台での初めての重賞勝利で、眺めは最高です。寒いなか応援していただきありがとうございます。重賞を勝利できてよかったです」

2/3ヒロインズカップ予想 山崎エリカ

実績馬キサラキクに期待!

 今年からBG1に昇格した牝馬チャンピオン決定戦、ヒロインズカップ。古馬牝馬の重賞は、このレースが唯一。これまでどおり、トップクラスの牝馬が集うというのは、これまでと変わらないはず。これまでのようにフクイズミのような牡馬相手の重賞で活躍してきた名牝か、昨年の優勝馬キサラキクのような牝馬限定の準重賞レディースカップの上位馬が有力でしょう。

 よって、◎には、昨年のこのレースの覇者で、昨年はレディースカップ・2着のキサラキクを推します。この馬はもともと障害が得意ではなく、近走も障害で苦戦している面がありますが、牝馬限定戦のここなら実績上位。一昨年の覇者で、昨年のこのレースの2着馬アアモンドセブンは近走が不振なだけに、ここは本命視。

 ○は、昨年のレディースカップで3着と好走したヤマノホシ。今回は4歳時のクインカップ以来の重賞挑戦で、今回の770kgは初めて背負う重量。しかし、障害は得意なタイプだけに、高重量戦のほうが向く可能性も十分。前に行ってのしぶとい粘りに期待します。

 ▲は、メンバー中で最軽量のヒメマルクィ―ン。この馬は、8歳馬ながら重賞初出走。回避馬が出て、チャンスを手にしました。確かに現在B-1クラスと格下ですが、障害は上手。近走、順調さを欠き、障害がひと息の馬が多いメンバー構成だけに、一発あっても不思議ないでしょう。

 あとは△に一昨年のばんえいオークスの覇者で昨年のレディースカップも制したナカゼンガキタ。ばんえいオークス後は、牡馬相手の重賞や特別戦ではハンデもあって苦戦しているものの、昨春のカーネーションカップでも2着と好走するなど、牝馬が相手のレースでは上位常連。軽視禁物でしょう。

 他では一昨年のこのレースで2着、昨年は3着のセイコークイン。この馬は昨春のカーネーションカップでナカゼンガキタを撃破。もともと障害が得意ではないにせよ、近走の障害での崩れぶりは不安ですが、この馬の実績を考えると侮れないものがあります。

◎5 キサラキク
○8 ヤマノホシ
▲4 ヒメマルクィーン
△2 ナカゼンガキタ
△1 セイコークイン

3連複
5-8,4,2,1 300円
馬複
5-8 1500円
4-5 500円
5-2,1 1100円 計6000円

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