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8/30はまなす賞予想 山崎エリカ

2015年8月30日(日)

高重量戦が得意のキサラキクに期待

 3歳vs4歳対決のはまなす賞。3歳世代はセンゴクエース、シリウス、ホクショウキズナなどの重賞で連対実績がある馬が次々と回避し、Bクラスの馬ばかりが参戦。確かに3歳馬は重量面で有利ですが、それでもAクラス以上の4歳世代のほうが上でしょう。

 よって、◎にはばんえいオークスの勝ち馬で、牡馬相手のばんえい菊花賞やばんえいダービーでも2着のキサラキクを推します。この馬は古馬相手の前々走・ビッグウエイトカップを勝利しているように、ここでは実績最上位。また、重馬体重馬選抜のビッグウエイトカップに出走できるほど馬格があり、今回のメンバーでも馬体重ナンバー1。牡馬に優る体格でありながら、牝馬の重量で出走できることは明らかに有利でしょう。

 また、いかにも大型馬らしく高重量戦を得意としているので、今回の本命にはもっとも相応しいと見ました。この馬の唯一の不安は、柏林賞のときのように、ペースが速くなって障害で慌てて仕掛けてミスするパターンですが、柏林賞で逃げたアアモンドセブンが10番枠に入ったとなれば、そこまでペースが上がらない可能性が高いです。

 ○は柏林賞以降、目下7連対中のカイシンゲキ。この馬は柏林賞では障害で手間取って3着に敗れたように、対4歳馬ならそれほど障害が上手いとは言えません。しかし、障害が苦手というわけでもないので、今回もある程度の着順、着差でまとめてくる可能性が高そうです。

 ▲は柏林賞を楽勝したカゲホウトウ。その後は大敗が続きましたが、前走・山鳩賞では復調の兆しを見せ、障害もひと腰で上がっていたので、この馬の巻き返しに期待します。

 あとは△にばんえい大賞典3着後は、3連勝で勢いにのった3歳馬コウリキ。他では10番枠というのがどうかなぁ~と思うのですが、逃げればしぶとく、柏林賞2着なのにまたもや人気がないアアモンドセブン。

 今回はトップハンデでもホクショウマサルがやっぱり強くて3着とか、タキニシサンデーが軽ハンデに恵まれて3着というパターンが怖いので馬複のみで勝負!

 ◎ (2)キサラキク
 ○ (9)カイシンゲキ
 ▲ (4)カゲホウトウ
 △ (6)コウリキ
 △ (10)アアモンドセブン

 馬複
 2-9 2000円
 2-4 1500円
 2-6 1500円
 2-10 1000円

8/30はまなす賞予想 須田鷹雄

2015年8月29日(土)

波に乗ったカイシンゲキ

 ここは◎カイシンゲキが大きく崩れることはないと見る。成績が示す通り、いまは完全に波に乗った感。ある程度の位置取りで競馬ができるので、展開に左右されることもない。柏林賞では○カゲホウトウにしてやられたが、それが伏線となって今回は常に射程に捉えながらの競馬をするはずだ。
 A2で普通に勝ち負けできる能力レベルというと他に△キサラキクや△ホクショウマサルがいるが、前者は今年度に入ってからいまひとつピリっとしない感があり、後者は引き続き重量差が悩ましい。
 ならば3歳馬の割り込みも1頭はあると期待して、▲にコウリキ、☆タキニシサンデー。さすがに後者は苦しいかとも思うが、そこは重量差でなんとか。
 馬券は点数を考えつつ、◎が1着で○▲が2着か3着、○▲が1着で◎が2着という3連単を買う。

 ◎9カイシンゲキ
 ○4カゲホウトウ
 ▲6コウリキ
 ☆8タキニシサンデー
 △2キサラキク
 △3ホクショウマサル

 3連単
 9→4,6→2,3,4,6,8 300円 計2400円
 9→2,3,8→4,6 200円 計1200円
 4,6→9→2,3,4,6,8 300円 計2400円

8/30はまなす賞予想 矢野吉彦

4歳馬上位独占か

 ばんえいグランプリは当たったのにマイナス。最下位独走状態に変わりはありませんでした。まぁ、そんなものでしょう。これからもボチボチがんばります。

 さて、はまなす賞。最後に3歳馬が勝ったのは07年のミサキスペシャル。でもこのときは3歳馬限定戦でした。08年に3・4歳馬混合戦になってからは4歳馬が7連勝中。頭は4歳馬でいいでしょう。さらに、今年の3歳勢はセンゴクエースが抜けた存在で、ここに出てきた馬たちは失礼ながら格下と言わざるをえません。毎年勝てないまでも上位には食い込んでいるとはいえ、今回はちょっと苦戦しそうです。裏を返せば、4歳勢が1~3着を独占する可能性もあると思います。
 4歳馬の比較では、絶好調のカイシンゲキを筆頭にするのが無難なところでしょうが、最近2戦に良化気配を感じるキサラキクにも期待したいですね。あとは、柏林賞と同様、重賞で勝負をかけるカゲホウトウ。この3頭の三つどもえ馬券は買っておきたいですね。
 思い切って3頭の3連単ボックスに絞り込むという手もありますが、そこまでの度胸がないので、上記3頭が1、2着でホクショウマサルとコウリキが3着、上記3頭が1、3着で2着がホクショウマサルという3連単を押さえます。
 とにかくここは、4歳馬に貫禄を示してもらいましょう。では、今回はこのへんで。
 
 ◎キサラキク
 ○カイシンゲキ
 ▲カゲホウトウ
 △ホクショウマサル
 △コウリキ
 
 3連単ボックス
 2,4,9 600円 計3600円
 3連単
 2,4,9→2,4,9→3 200円 計1200円
 2,4,9→2,4,9→6 100円 計600円
 2,4,9→3→2,4,9 100円 計600円

8/30はまなす賞予想 斎藤修

上昇目立つコウリキ連軸

 詳細はオッズパークのブログをご覧ください。

 ◎6コウリキ
 ○9カイシンゲキ
 ▲8タキニシサンデー
 △4カゲホウトウ
 △2キサラキク
 △1テンカトウイツ
 △7キンメダル

 3連単
 6,9→4,6,8,9→1,2,4,6,7,8,9 200円 計6000円

今週の見どころ(8/29~8/31)

2015年8月28日(金)

 8月30日(日)のメインには3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。例年より1カ月ほど遅い実施となる今年は、3歳のばんえい大賞典(7月26日)、4歳の柏林賞(6月28日)と両世代の三冠初戦の1着馬に優先出走権が与えられることに。6年連続で勝ち馬は4歳ですが、3歳も一昨年は2、3着、昨年は2着と躍進が目立ちます。

コース使用方法についてのお知らせはこちら

【第11回開催1日目】
 8月29日(土)のメイン第10レースは、不知火特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 8月8日のデネブ特別(B2級-1・2組決勝)で、第2障害2番手クリアから抜け出し快勝したゴールデンフジ、障害4番手から2秒4差まで迫って2着チェイスアドリームの両馬が人気になりそう。2頭は続く2走でも対戦し、B2級-1組、B2級-1・2組決勝(8月22日)ともチェイスアドリームが先着。今回は、ゴールデンフジも賞金別定5キロを課せられることを考えると、チェイスアドリームのほうに分がありそうですが、特別戦に替わってどうでしょうか。
 フェアリードールは、デネブ特別では4着。障害は先頭で越えたものの、隣枠のゴールデンフジに競り負け失速しました。とはいえ差は小さく、巻き返しは可能。7月18日のうらかわ馬フェスタカップ(B2級-1組)で逃げて圧勝している実績もあり、侮れません。
 ツルマキイチバンは、前走のB2級-1・2組決勝(8月22日)で逃げ切って勝利。2着チェイスアドリームを寄せ付けなかった走りは見事でした。特別戦でどこまでやれるか。
 今季、B2級特別で2度の2着があるファイトガールも障害巧者だけに楽しみです。

【第11回開催2日目】
 8月30日(日)のメイン第10レースは、重賞・第27回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:10発走予定)。オープンの4歳牡馬ホクショウマサル・720キロからB3級の3歳牝馬タキニシサンデー・650キロまで最大70キロのハンデ差がつきました。
 A2級の4歳馬カイシンゲキ(700キロ)は、4歳シーズン三冠の初戦・柏林賞3着後、7戦3勝、2着4回の充実ぶり。昨年のこのレースでは1番人気で2着でしたが、今年は首位を狙います。
 B2級の3歳牡馬キンメダル(680キロ)は、ばんえい大賞典では1番人気で4着。その後の自己条件戦でも前半の位置取りが悪かったり、障害で手こずったりで、なかなか自分の競馬ができませんが、世代限定戦なら見直せます。
 B3級の3歳牡馬コウリキ(670キロ)は、ばんえい大賞典では決め手を生かして3着と好走。続く自己条件戦でも、末脚を武器に3連勝中と絶好調です。ゴール前が混戦になれば一気に浮上してくるかもしれません。
 ばんえい大賞典の2着馬で、同じくB3級の3歳牡馬テンカトウイツ(670キロ)も軽ハンデを生かして上位争いできそうです。

【第11回開催3日目】
 8月31日(月)のメイン第10レースは、マロニエ賞(オープン・A1級混合・20:10発走予定)
 5歳の強豪コウシュハウンカイ、オレノココロや、ばんえいグランプリ連覇のフジダイビクトリーらが不在の組み合わせならオイドンに注目。5走前のミントスポット杯(オープン・A1級混合)で今季初勝利を挙げてから、オープン特別では6、2着。810キロを課せられた前走のばんえいグランプリでも4着に追い込んでくるあたり、調子の良さを感じさせます。障害で大きく崩れなければ、勝利が期待できます。
 ニシキエーカンは、前走の十勝川モール温泉杯(8月16日・オープン・A1級混合)を差し切ってオープン入り。目下、7戦連続連対中と絶好調です。今回は賞金別定10キロを課せられ、いきなりトップハンデですが、このメンバーであれば、互角以上の戦いが可能。障害にも不安を見せていない近況だけに、連対を伸ばすでしょう。
 A1級のトレジャーハンターは、2走前の共和町合併60周年記念(8月2日・A1級混合)で、2着ニシキエーカンとコンマ1秒差の3着があります。当時はこちらが5キロ重かったものの、今回、逆に10キロ軽くなるのは断然有利。オイドン、ニシキエーカンが障害で苦戦するようなら、障害巧者のこの馬があっさり逃げ切ってしまう可能性もあります。
 特別戦でも重賞でも善戦つづけるインフィニティーが押さえです。

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